2026年11月1日時点で、広島東洋カープの2026年度レギュラーシーズンはすでに終了している。NPBの公式記録では、最終成績は143試合、61勝78敗4分、勝率.439。セ・リーグ6球団のうち4位だった。
2026年の最終成績- 順位: セ・リーグ4位
- 試合数: 143試合
- 勝利: 61勝
- 敗戦: 78敗
- 引き分け: 4試合
- 勝率: .439
- 3位DeNAとのゲーム差: 9.5
- 優勝阪神とのゲーム差: 17.0
3位の横浜DeNAベイスターズは71勝69敗3分。広島とは10勝の差があり、クライマックスシリーズ進出圏内には届かなかった。
一方、5位の東京ヤクルトスワローズは61勝80敗2分。広島と勝利数は同じだったが、敗戦数と引き分け数の違いによって広島が4位を確保した。
10月7日の阪神戦がシーズン最終戦2026年10月7日、広島は甲子園球場で阪神と対戦。試合は延長11回までもつれ、最終スコアは阪神2対1広島だった。
試合の流れは次のとおり。
- 4回表: 佐々木泰の適時打で広島が先制。
- 7回裏: 阪神の髙寺望夢が適時打を放ち、1対1の同点。
- 延長11回裏: 梅野隆太郎の適時内野安打で阪神がサヨナラ勝利。
広島は6安打、阪神は8安打。広島の先発は玉村昇悟で、遠藤淳志、大瀬良大地、髙太一、ターノックと継投した。敗戦投手はターノックだった。
試合開始は18時、終了は21時43分。観客数は42,647人を記録した。阪神側では先発の西勇輝が引退試合を迎えており、試合は阪神にとっても節目の一戦となった。
この試合をもって広島の2026年公式戦は全日程終了となった。
【セ・リーグ順位表】広島カープはなぜ4位に終わったのか

2026年のセ・リーグは阪神タイガースが優勝。巨人、DeNAが続き、広島は4位となった。
シーズン終了時点の順位は次のとおり。
2026年 セ・リーグ最終順位
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出典:NPB 2026年度セ・パ公式戦最終勝敗表。勝率は小数第3位まで。
注目したいのは、3位DeNAとの勝利数の違いだ。
DeNAは71勝を挙げたのに対し、広島は61勝。単純な勝利数でも10勝の開きが生まれた。
また、チーム成績を比較すると、広島は得点431、失点520。得失点差はマイナス89だった。チーム打率は.223、本塁打は91本。投手陣の防御率は3.39だった。
この数字から見えてくるのは、投手力だけでは上位進出を実現できないという現実だ。
床田寛樹のように安定した成績を残した先発投手がいても、打線が十分な得点を奪えなければ勝利には結びつかない。2026年の広島は、攻撃面での得点力向上が大きな課題として残った。
【10月の試合速報】広島カープ最終5試合の結果一覧
2026年10月の広島は、10月1日から7日までに5試合を戦った。
最終5試合の成績は3勝2敗。月初には3連勝を記録したが、その後の阪神との2連戦では連敗となった。
2026年10月・広島カープ試合結果
10月1日 対中日5-1
マツダスタジアム/先発:床田寛樹
10月3日 対阪神
6-4
マツダスタジアム/先発:森下暢仁
10月4日 対ヤクルト
7-4
神宮球場/先発:栗林良吏
10月6日 対阪神
1-2
甲子園球場/先発:工藤
10月7日 対阪神
1-2
甲子園球場/先発:玉村昇悟/延長11回
最終5試合の成績
3勝2敗
出典:NPB 2026年度広島東洋カープ10月試合結果。
最終盤の3連勝が示した可能性
10月1日の中日戦では床田が先発し、5対1で勝利。10月3日の阪神戦では6対4、翌4日のヤクルト戦でも7対4と勝ち、打線が複数得点を挙げる試合が続いた。
この3試合は、攻撃面で一定の成果が表れた期間だった。
しかし、10月6日と7日の阪神戦はいずれも1対2で敗戦。特に最終戦は延長11回まで1点差の接戦となった。
3連勝でシーズンを終える可能性もあっただけに、最後の2試合の連敗は悔しさの残る結果となった。
【2026年個人成績】坂倉・床田・森下・ファビアンを徹底比較
2026年の広島を振り返るうえで欠かせないのが、主力選手の個人成績だ。
NPB公式の個人打撃成績・投手成績を見ると、坂倉将吾は打線の中心として15本塁打、74打点を記録。床田寛樹は防御率2.76、森下暢仁は112奪三振をマークした。
外国人野手のファビアンも16本塁打を記録している。
主要選手の2026年成績とチーム内での役割出典:日本野球機構「2026年度広島東洋カープ個人打撃成績・個人投手成績」。
.251
2026年シーズン打率
140試合、127安打、15本塁打、74打点を記録。
坂倉の2026年成績で目立つのは、74打点という数字だ。
505打数127安打で打率は.251。さらに23二塁打、15本塁打を記録しており、単打だけに依存しない打撃内容だった。
出塁率は.335、長打率は.390。打席数も576に達しており、チームの攻撃を支える存在だったことが数字から分かる。
2026年10月7日の阪神戦でも4番・一塁で先発出場している。シーズンを通して打線の中核を担った選手の一人だ。
床田寛樹:防御率2.76、8勝6敗2.76
2026年シーズン防御率
23試合登板、8勝6敗、143回1/3を投球。
床田は2026年、23試合に登板して8勝6敗。143回1/3を投げ、84奪三振を記録した。
特に注目したいのは、防御率2.76という安定感だ。
チーム全体の防御率が3.39だったことを考えると、床田は投手陣の中でも安定した結果を残した存在だった。
10月1日の中日戦にも先発し、5対1の勝利に貢献している。シーズン最終盤でも先発投手として役割を果たした。
森下暢仁:112奪三振、7勝11敗112
2026年シーズン奪三振
23試合登板、7勝11敗、防御率3.60。
森下は2026年、137回2/3を投げて112奪三振を記録した。
一方で、勝敗は7勝11敗。奪三振数という個人指標に対し、勝ち星は負け越しとなっている。
この違いは、先発投手の評価を勝敗だけで判断できないことを示している。投手自身の投球内容に加え、試合全体の得点援護や継投なども勝敗に関係するためだ。
10月3日の阪神戦では先発を務め、チームは6対4で勝利。終盤の連勝を支えた試合の一つとなった。
ファビアン:16本塁打でチーム最多16本
2026年シーズン本塁打
102試合、73安打、37打点。
ファビアンは102試合に出場し、16本塁打、37打点を記録した。
本塁打数は坂倉の15本を上回り、チーム内で最多。長打率は.407だった。
ただし、打率は.223。打率と長打率の両面から見ると、確実性よりも長打による得点機会の創出に特徴があった選手といえる。
広島のチーム本塁打は91本。ファビアンの16本は、そのうち約17.6%に相当する。得点力の改善を目指すうえで、長打を生み出す打者の存在が重要になることを示している。
【プロの分析】2026年の広島カープが抱えた3つの課題
2026年の広島を評価する際、順位だけを見るのでは十分ではない。投手陣、打線、接戦での勝負強さという3つの視点から整理すると、来季への課題が明確になる。
1.得点力の底上げチーム得点431、チーム打率.223という数字は、攻撃面の改善余地を示している。
坂倉が74打点、ファビアンが16本塁打を記録した一方、チーム全体としては91本塁打にとどまった。
主力の個人成績だけではなく、上位打線から下位打線まで継続的に得点機会を生み出せるかが課題だ。
2.先発投手の安定感を勝利につなげる床田は防御率2.76、森下は112奪三振を記録した。
この2人の数字は、広島に先発投手としての戦力が存在することを示している。
ただし、森下は7勝11敗と負け越した。先発投手が試合をつくるだけでなく、打線の援護や救援陣との連携によって勝利を積み重ねることが求められる。
3.接戦を取り切る試合運び10月6日と7日の阪神戦は、どちらも1対2だった。
2試合とも得点差はわずか1点。特に最終戦は延長11回まで勝負が続いた。
接戦では、走者を得点圏に進める攻撃、終盤の継投、守備でのミスを減らすことが勝敗に直結する。
広島に必要なのは、単純に打撃成績や投手成績を改善するだけでなく、1点を争う試合で勝ち切る総合力だ。
【よくある質問】広島カープ速報に関するFAQ
Q1:広島カープの2026年最終順位は何位ですか?
A1:セ・リーグ4位です。143試合を61勝78敗4分、勝率.439で終えました。
Q2:広島カープの2026年最終戦はいつでしたか?
A2:2026年10月7日の阪神タイガース戦です。甲子園球場で延長11回まで戦い、1対2で敗れました。
Q3:坂倉将吾の2026年の打率と打点は?
A3:打率.251、74打点です。本塁打は15本、安打は127本でした。
Q4:床田寛樹の2026年の防御率と勝利数は?
A4:23試合に登板し、8勝6敗、防御率2.76でした。投球回は143回1/3、奪三振は84です。
Q5:森下暢仁の2026年の奪三振数は?
A5:112奪三振です。成績は7勝11敗、防御率3.60でした。
Q6:ファビアンの2026年のホームラン数は?
A6:16本塁打です。102試合に出場し、37打点、打率.223を記録しました。
Q7:広島カープの2026年公式戦はまだ残っていますか?
A7:NPBの公式記録では、10月7日の阪神戦をもって2026年度公式戦全日程終了となっています。レギュラーシーズンの試合は残っていません。
2026年の広島東洋カープは、61勝78敗4分、セ・リーグ4位という結果でシーズンを終えた。
坂倉将吾の74打点、ファビアンの16本塁打、床田寛樹の防御率2.76、森下暢仁の112奪三振など、個人単位では評価できる数字も残っている。
一方、チーム得点431、失点520、得失点差マイナス89という結果は、攻守両面での改善が必要であることを示している。
【プロの結論】
2027年に向けて広島が優先すべき要点は、次の3つだ。
1. 打線の得点力向上: 坂倉やファビアンに続く得点源を確保すること。
2. 先発陣の勝利数増加: 床田、森下らの投球内容をチームの勝利に結びつけること。
3. 接戦での勝負強さ: 終盤の攻撃と継投の精度を高め、1点差の試合を取り切ること。
広島カープ速報を確認する際は、単日の勝敗だけでなく、NPB公式の最終順位、選手別の打率・打点・本塁打、防御率・勝利数・奪三振数を組み合わせて見ることが大切だ。
2026年の公式戦はすべて終了した。次のシーズンで広島が上位争いに戻るためには、個人の活躍をチーム全体の得点力と勝利数へつなげられるかが大きな焦点となる。
主な参照資料:日本野球機構(NPB)2026年度公式戦勝敗表、広島東洋カープ月別試合結果、個人打撃成績、個人投手成績、2026年10月7日阪神戦試合速報。スポーツナビの試合記録・順位表。