2026年11月2日現在、広島東洋カープは2026年シーズンをセ・リーグ4位で終え、2027年に向けたチーム再建を本格化させている。今季の最終成績は61勝78敗4分、勝率.439。新井貴浩監督が就任5年目を迎える来季に向けて、指導体制の変更、編成部門の強化、ドラフト補強など、球団の新たな動きが相次いでいる。
特に注目されるのは、秋山翔吾の海外FA権行使見送りと残留、田中広輔氏の内野守備走塁コーチ就任、そして森下暢仁・床田寛樹・坂倉将吾の国内FA権をめぐる動向だ。加えて、元ヤクルト監督・GMの小川淳司氏が編成担当に就任し、2026年ドラフトでは亜細亜大学の山里宝を1位指名。秋季キャンプにも若手を中心とする28人が参加する。
2026年の成績から球団人事、選手の去就、戦力外通告、2027年のチーム構想まで、現在の広島カープに起きている変化を整理する。
【2026年シーズン総括】広島カープはなぜ4位に終わったのか?

2026年の広島東洋カープは、143試合を戦い、61勝78敗4分でセ・リーグ4位となった。
優勝した阪神タイガースとの差は17ゲーム。3位の横浜DeNAベイスターズにも9.5ゲーム離され、クライマックスシリーズ進出には届かなかった。
NPBが公表した最終順位と、スポーツナビのチーム成績を整理すると、今季の課題が見えてくる。
2026年セ・リーグ最終順位| 順位 | 球団 | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 阪神 | 79勝62敗2分 | .560 |
| 2位 | 巨人 | 76勝64敗3分 | .543 |
| 3位 | DeNA | 71勝69敗3分 | .507 |
| 4位 | 広島 | 61勝78敗4分 | .439 |
| 5位 | ヤクルト | 61勝80敗2分 | .433 |
| 6位 | 中日 | 60勝81敗2分 | .426 |
広島の2026年チーム成績で注目したいのは、攻撃面の数字だ。
- チーム打率:.223
- チーム本塁打:91本
- 総得点:431点
- 総失点:520点
- チーム防御率:3.39
- 失策:61
特にチーム打率.223はセ・リーグ6球団で最も低い。総得点431点に対して失点は520点で、得点力不足がシーズンを通じた大きな課題となった。
投手陣が一定の成績を残しても、打線が継続的に得点できなければ勝ち星は積み上がらない。先発投手の負担を軽減するためにも、打線の底上げは2027年に向けた優先課題となる。
新井貴浩監督が掲げる若手育成とフィジカル強化新井監督は10月9日、シーズン終了後の報告で松田元オーナーと面談した。
4位という結果を受け、来季に向けて準備を進める姿勢を示すとともに、若手選手の成長にも言及した。
特に秋季練習・秋季キャンプでは、フィジカル強化をテーマに掲げている。
今年はピッチャーも野手も若い選手が少しずつ力をつけてくれているなと実感しています。
中国放送の報道によると、新井監督は若手の成長をさらに促し、外国人選手の補強やドラフトについてもオーナーと話し合った。
来季は監督就任5年目。若手の成長を一軍の勝利につなげられるかが、新井体制の大きな評価ポイントになる。
【2027年新体制】田中広輔コーチ就任と小川淳司氏の編成担当起用
2026年10月末から11月初めにかけて、広島では球団の再建を見据えた人事が相次いで発表された。
なかでも重要なのが、田中広輔氏の内野守備走塁コーチ就任と、小川淳司氏の編成担当就任だ。
田中広輔氏が内野守備走塁コーチに就任
担当:内野守備走塁コーチ
発表・会見:2026年11月1日
広島東洋カープは11月1日、田中広輔氏の内野守備走塁コーチ就任を発表した。
田中氏は現役時代に広島のリーグ3連覇を経験した内野手。守備や走塁だけでなく、長年チームを支えてきた経験を若い選手に伝える役割も期待される。
就任会見では、選手とのコミュニケーションを重視する考えを示した。
まずはその自分の能力をしっかりと生かしてあげられるような、そういった指導を心がけて、選手一人一人とコミュニケーションを取りながら、やっていけたらなと思っています。
また、失敗を経験した後の練習や、選手自身がプレーに責任を持つことの重要性にも触れている。
田中氏の指導で注目したいのは、単純な技術指導にとどまらない点だ。
選手ごとの能力を把握し、長所を生かす指導ができれば、守備力の底上げや若手内野手の育成につながる可能性がある。
小川淳司氏が球団の編成担当に就任
役職:球団副本部長・編成担当
本格始動:2027年1月予定
10月28日には、元東京ヤクルトスワローズ監督・GMの小川淳司氏が広島の編成担当に就任した。
小川氏はヤクルトで監督やGMを歴任し、2021年、2022年のリーグ連覇や日本一を支えた球団運営の経験を持つ。
今回の就任について、広島球団の公式会見では、編成を中心にチーム強化へ取り組む意向を示している。
小川氏は2027年1月から本格的に始動する予定で、関東を拠点としながら編成部門を担当する見通しだ。
期待されるのは、他球団やアマチュア球界との幅広いネットワークを生かした情報収集、選手獲得交渉、チーム編成の強化だ。
これまで球団OBを中心としてきた編成部門に、他球団で監督・GMを経験した人材が加わることは、組織面でも大きな変化となる。
2027年に向けた主要人物と動向一覧| 人物・選手 | 発表・動向 | 来季への意味 |
|---|---|---|
| 新井貴浩監督 | 監督就任5年目に向け準備 | 若手育成とチーム再建 |
| 田中広輔氏 | 11月1日コーチ就任発表 | 内野守備・走塁の強化 |
| 小川淳司氏 | 10月28日編成担当就任 | 球団の編成機能強化 |
| 秋山翔吾 | 10月31日FA権行使見送り | 外野・打線の戦力維持 |
| 森下暢仁 | 国内FA権行使を熟考 | 先発ローテーションの焦点 |
| 床田寛樹 | 国内FA権行使を熟考 | 左の先発柱の去就 |
| 山里宝 | 2026年ドラフト1位指名 | 二遊間の将来を担う候補 |
この人事の共通点は、現場の指導だけでなく、球団の編成や選手獲得まで含めて再建を進めようとしていることだ。
【FA最新情報】秋山翔吾は残留!森下暢仁・床田寛樹の去就はどうなる?
2026年オフの広島で、ファンの関心を集めているのがFA権を取得した主力選手の動向だ。
秋山翔吾は残留を表明した一方、森下暢仁、床田寛樹、坂倉将吾の3人は国内FA権の行使について判断を続けている。
秋山翔吾は海外FA権を行使せず残留を表明
発表:2026年10月31日
権利:海外FA権
秋山翔吾外野手は10月31日、再取得していた海外FA権を行使せず、広島に残留する意向を明らかにした。
本人は次のように話している。
FA権を行使せず、また1年、カープで頑張りたいと思います。
加えて、新井監督体制の来季についても、チームの戦力として結果を出すための準備を続ける姿勢を示した。
秋山は2022年途中に広島へ加入。2026年シーズンは76試合に出場し、打率.276、3本塁打、16打点を記録した。
シーズン終盤は下半身の張りもあり、代打中心の起用となっていたが、来季も経験豊富な打者が残ることはチームにとってプラス材料だ。
また、2027年からセ・リーグでDH制が導入されることも、打線の起用方法を考えるうえで注目される。
森下暢仁は国内FA権行使を熟考中
権利:国内FA権
2026年成績:7勝11敗、防御率3.60
森下暢仁投手は2026年に国内FA権を取得した。
今季は23試合に先発し、7勝11敗、防御率3.60。シーズン途中には二軍での再調整も経験したが、終盤には本来の安定感を取り戻した。
11月2日の報道では、森下は自主練習を行いながらFA権行使について熟考を続けている。
簡単に決められるものではない。
複数球団が獲得に向けて調査していると報じられており、今オフのFA市場でも注目度の高い投手となっている。
広島にとって森下は、将来の先発陣を考えるうえでも重要な存在だ。残留するか、他球団への移籍を検討するかによって、2027年の先発ローテーション構想は大きく変わる。
床田寛樹は球団への恩義と他球団の評価を比較
権利:国内FA権
2026年成績:8勝6敗、防御率2.76
床田寛樹投手も今季、国内FA権を取得した。
2026年は23試合に先発して8勝6敗、防御率2.76。143回1/3を投げ、4年連続で規定投球回をクリアした。
床田は10月27日に代理人を交えて球団と交渉。広島側からは来季も一緒に戦いたいという残留要請を受けている。
一方、10月31日の取材では、他球団からの評価を聞いてみたい気持ちも明かした。
どこが一番求めてくれているのかは気になる。評価を聞いてみたい気持ちはある。
球団に対する恩義も感じている一方で、FA権を行使する機会について慎重に考えている様子がうかがえる。
床田が残留すれば、左の先発投手として来季のローテーションを支える存在になる。仮に移籍を選択した場合、広島は先発投手の補強をより強く求められる。
坂倉将吾も国内FA権を取得坂倉将吾捕手も2026年に国内FA権を取得した選手の一人だ。
2026年は140試合に出場し、打率.251、15本塁打、74打点を記録。捕手だけでなく一塁や三塁でも起用され、打線を支えた。
捕手は投手陣との連携が欠かせないポジションであり、坂倉の去就は投手陣の構成にも影響する。
2026年FA申請の重要日程2026年のFA申請手続きは10月29日に始まった。
| 日付 | 手続き |
|---|---|
| 10月29日 | FA権行使の申請開始 |
| 11月9日 | FA権行使の意思表示期限 |
| 11月10日 | FA宣言選手の公示 |
| 11月11日 | 他球団との契約交渉解禁 |
なお、広島球団は床田、森下、坂倉について、FA宣言後の残留も認める方針を明らかにしている。
つまり、FA宣言をしたからといって、必ず他球団へ移籍するわけではない。
選手が他球団の評価を確認したうえで、広島に残る選択肢もある。今後の報道では「FA権取得」「FA宣言」「移籍決定」「残留決定」を区別して確認する必要がある。
【秋季キャンプ2026】参加メンバー28人と日程を全公開
広島は10月30日、2026年度の秋季キャンプ参加メンバーを発表した。
開催地は宮崎県日南市の天福球場。期間は11月5日から11月21日までで、参加人数は合計28人となっている。
秋季キャンプの日程| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2026年11月5日 |
| 最終日 | 2026年11月21日 |
| 場所 | 宮崎県日南市・天福球場 |
| 参加人数 | 28人 |
| 休養日 | 11月9日・13日・17日 |
| 練習試合 | 11月8日・侍ジャパン戦 |
11月8日には、ひなたサンマリンスタジアム宮崎で侍ジャパンとの練習試合も予定されている。
投手12人- 齊藤汰直
- 黒原拓未
- 佐藤柳之介
- 赤木晴哉
- 斉藤優汰
- 杉田健
- 岡本駿
- 玉村昇悟
- 菊地ハルン
- 河野佳
- 杉原望来
- ソーサ
- 持丸泰輝
- 小林結太
- 勝田成
- 林晃汰
- 渡邉悠斗
- 西川篤夢
- 仲田侑仁
- 佐藤啓介
- 岸本大希
- カブレラ
- アルカンタラ
- ゲレロ
- ガルシア
- 久保修
- 名原典彦
- 中村奨成
以上、投手12人、捕手2人、内野手11人、外野手3人の合計28人だ。
秋季キャンプで注目したい選手特に注目したいのは、若手内野手と投手陣の成長だ。
内野手では勝田成、林晃汰、渡邉悠斗、西川篤夢らが参加する。田中広輔氏のコーチ就任も決まり、2027年に向けた内野守備の強化という点で、キャンプでの取り組みが重要になる。
投手陣では黒原拓未、佐藤柳之介、岡本駿、玉村昇悟らに注目したい。
今季の広島は得点力不足が課題だった一方、来季の先発ローテーションを支える若手投手の育成も欠かせない。
秋季キャンプは、単に練習量を増やすだけでなく、個々の選手が一軍で必要とされる能力を磨く機会になる。
【2026年ドラフト・戦力外通告】山里宝の指名とチーム再編の全貌
2026年のドラフト会議では、広島は支配下6人、育成3人の合計9人を指名した。
一方、シーズン終了後には複数選手への来季契約に関する通告も行われており、チームの選手構成は大きく変わろうとしている。
ドラフト1位は亜細亜大学の山里宝
所属:亜細亜大学
ポジション:内野手
投打:右投右打
2026年10月22日のドラフト会議で、広島は亜細亜大学の山里宝内野手を単独1位指名した。
山里は走攻守のバランスに優れた内野手で、特に守備力や野球センスが評価されている。大学では主将を務め、東都大学野球でも存在感を示した。
テレビ新広島の報道では、174センチの体格ながら強肩と俊足を武器にする選手として紹介されている。
広島にとって、山里の指名は内野の将来を考えるうえで重要な補強となる。
広島の2026年ドラフト指名選手一覧| 順位 | 選手 | ポジション | 所属 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 山里宝 | 内野手 | 亜細亜大学 |
| 2位 | 西野啓也 | 捕手 | 立命館大学 |
| 3位 | 野原元気 | 投手 | 京都産業大学 |
| 4位 | 𠮷川凌平 | 投手 | 千葉商科大学 |
| 5位 | 光弘帆高 | 内野手 | 明治大学 |
| 6位 | 森煌誠 | 投手 | NTT東日本 |
| 育成1位 | 車谷仁 | 内野手 | 茨城アストロプラネッツ |
| 育成2位 | 田代旭 | 捕手 | 筑波大学 |
| 育成3位 | 皆吉海翔 | 内野手 | 長崎国際大学 |
指名選手の一覧はNPBの2026年ドラフト公式記録に掲載されている。
投手だけでなく捕手、内野手にも指名が及んでおり、複数のポジションを長期的に補強する方針がうかがえる。
2026年の戦力外通告・契約終了選手2026年オフには、来季の契約を結ばない選手への通告も行われた。
10月1日の第1次発表では、以下の4選手が対象となった。
- 矢野雅哉(内野手)
- 小園海斗(内野手)
- 前川誠太(内野手)
- 田村俊介(外野手)
続く10月24日には、次の6選手について契約終了が明らかになった。
- ケムナ誠(投手)
- 長谷部銀次(投手)
- 松本竜也(投手)
- 日髙暖己(投手)
- 辻大雅(投手)
- 中村貴浩(外野手)
さらに10月26日には、育成選手3人が自由契約となった。
- 杉原望来(投手)
- M・ラミレス(内野手)
- N・ロベルト(外野手)
10月1日の通告は球団公式発表、10月24日の6選手については球団公式オンラインストアの契約終了選手関連告知、10月26日の3選手については球団公式発表で確認できる。
今回の選手整理では、内野手の構成変更が特に目立つ。
ドラフト1位の山里宝を獲得したことや、田中広輔氏が内野守備走塁コーチに就任したことを踏まえると、2027年は内野の競争と再編が大きなテーマになる。
ただし、契約終了と他球団への移籍、現役引退はそれぞれ異なる。選手の今後については、本人や球団の正式発表を確認する必要がある。
【プロの結論】広島カープが2027年に巻き返すための3つの再建ポイント
2026年の広島は4位という結果に終わった。しかし、オフの動きを見ると、球団は現場とフロントの両面からチームを立て直そうとしている。
2027年に向けて注目したい要点は3つある。
1. 森下・床田を中心とした先発投手陣の維持広島の再建において、まず重要なのは先発投手陣の安定だ。
森下暢仁と床田寛樹は、いずれも国内FA権を取得した主力投手である。
2人が残留すれば、2027年の先発ローテーションを組み立てるうえで大きな支えになる。
仮にどちらかが移籍する場合は、既存の若手投手の成長だけでなく、新外国人投手やトレードを含めた補強も検討する必要が出てくる。
2. 低迷した打線の再構築とDH制への対応2026年のチーム打率は.223、総得点は431点だった。
この数字を改善するためには、特定の主力選手に依存しない打線づくりが求められる。
2027年からはセ・リーグでもDH制が正式導入される。
これは広島にとって、攻撃力を強化する機会になる。守備位置に制約されず、打撃に特化した選手を起用できるからだ。
秋山翔吾の残留も、この新しい制度を踏まえた打線構想のなかで注目される。
ただし、DH制を導入しただけで得点力が改善するわけではない。出塁率、長打力、得点圏での打撃など、打線全体の能力を引き上げる必要がある。
3. 田中広輔・小川淳司の新体制を生かす田中広輔氏は現場で内野守備と走塁を指導し、小川淳司氏は球団の編成面を担当する。
この2人の役割は異なるが、目指す方向はチームの強化という点で共通している。
現場が必要とする選手を編成部門が把握し、獲得や育成につなげることができれば、補強と指導の一貫性も高まる。
特に小川氏が持つ他球団での監督・GM経験は、広島の従来の編成手法に新しい視点を加える可能性がある。
2027年は、単に選手を入れ替えるだけでなく、球団全体のチームづくりが問われるシーズンになる。
【広島カープニュース2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:広島カープの2026年シーズンの最終順位は何位ですか?
2026年のセ・リーグ4位です。最終成績は61勝78敗4分、勝率.439でした。
Q2:秋山翔吾は2026年オフにFA移籍しますか?
秋山翔吾は10月31日に海外FA権を行使しないことを表明し、広島への残留を決めました。
Q3:森下暢仁と床田寛樹はFA権を行使しましたか?
2026年11月2日時点では、2人とも国内FA権の行使について熟考中です。移籍や残留は確定していません。
Q4:田中広輔氏は2027年に何のコーチになりますか?
2027年から広島東洋カープの内野守備走塁コーチに就任します。11月1日に就任会見が行われました。
Q5:広島カープの秋季キャンプはどこで開催されますか?
宮崎県日南市の天福球場です。2026年11月5日から21日まで実施予定で、参加選手は28人です。
Q6:2026年の広島カープのドラフト1位は誰ですか?
亜細亜大学の内野手・山里宝です。広島は10月22日のドラフト会議で単独1位指名しました。
Q7:小川淳司氏は広島でどのような役割を担いますか?
球団副本部長・編成担当として、チーム編成を中心に活動します。2027年1月から本格的に始動する予定です。
2026年の広島東洋カープは、61勝78敗4分の4位でシーズンを終えた。
その一方で、オフにはチームの将来を左右する重要な動きが続いている。
- 秋山翔吾がFA権を行使せず残留。
- 田中広輔氏が内野守備走塁コーチに就任。
- 小川淳司氏が球団の編成担当に就任。
- 森下暢仁、床田寛樹、坂倉将吾のFA動向が焦点。
- 秋季キャンプでは28人が来季に向けて準備。
- ドラフト1位の山里宝をはじめ9人を指名。
- 戦力外通告や育成選手の自由契約によって選手構成も変化。
特に注目したいのは、現場の指導体制と球団の編成体制が同時に変わることだ。
新井貴浩監督が掲げる若手育成、田中広輔氏による内野守備走塁の強化、小川淳司氏による編成部門の改革が、どのように一つのチームづくりにつながるのか。
そして、森下と床田の去就が決まれば、2027年の投手陣の構想も具体化していく。
広島カープの2027年は、単なる順位回復ではなく、チームの土台を再構築する重要なシーズンとなる。
今後はFAの正式発表、秋季キャンプでの若手の成長、契約更改、新外国人選手の獲得、春季キャンプの陣容に注目したい。
記事の情報基準日:2026年11月2日。主な参照資料:日本野球機構(NPB)、広島東洋カープ公式発表、中国放送、日刊スポーツ、デイリースポーツ、スポーツ報知。