両国は2026年W杯以前から、UEFA欧州選手権やUEFAネーションズリーグ、国際親善試合で対戦してきた。
1996年の初対戦から2026年7月のW杯まで、通算成績は次のとおりだ。
- 対戦数:11試合
- ポルトガルの勝利:8試合
- 引き分け:2試合
- クロアチアの勝利:1試合
- 通算得点:ポルトガル21得点、クロアチア9得点
過去の対戦でもポルトガルが優位を保っている。
2024年から2026年までの対戦の流れ特に注目したいのが、2024年以降の両国の対戦だ。
2024年6月の国際親善試合ではクロアチアがポルトガルに2-1で勝利。同年9月のUEFAネーションズリーグではポルトガルが2-1で勝ち、11月の対戦は1-1の引き分けだった。
そして2026年W杯では、ポルトガルが再び2-1で勝利した。
過去の対戦で一方的な結果が続いていたわけではなく、近年は互いに勝ちを取り合う競争関係にある。2026年の試合も、クロアチアが先制するなど、両国の実力が拮抗した一戦だった。
【試合ハイライト】FIFA公式映像で確認したい3つの名場面

ポルトガル対クロアチアのハイライトを見るなら、次の3つの場面が特に重要だ。
① ペリシッチの先制ゴール
53分・0-1
クロアチアが後半の攻勢を得点に結びつけた場面。スタニシッチのクロスからペリシッチが決めた。
② ロナウドのPK同点ゴール
68分・1-1
VAR確認を経て与えられたPKをロナウドが成功。ポルトガルが反撃のきっかけをつかんだ。
③ ラモスの決勝ヘディング
90+4分・2-1
レオンのクロスから途中出場のラモスが決勝点。ポルトガルの逆転劇を完成させた。
FIFA公式サイトでも、この試合のハイライト映像と試合概要が公開されている。特に得点シーンだけでなく、終盤のVAR判定まで確認すると、試合の緊張感がより伝わる。
【よくある質問】サッカーポルトガル代表対クロアチア代表の試合経過
Q1:ポルトガル対クロアチアの2026年W杯の試合結果は?
A1:ポルトガル代表がクロアチア代表に2-1で勝利した。ペリシッチが53分に先制し、ロナウドが68分にPKで同点。90+4分にラモスが決勝ゴールを決めた。
Q2:クロアチアの同点ゴールがVARで取り消された理由は?
A2:終盤にグヴァルディオルが決めたゴールは、攻撃の組み立ての段階でマタノヴィッチのボールタッチがあり、その後のパシャリッチがオフサイドポジションにいたと判定されたため。VARによる確認後、得点は認められなかった。
Q3:ロナウドとモドリッチはスタメンで出場した?
A3:両選手とも先発出場した。ロナウドは68分にPKを決め、81分にルベン・ネヴェスと交代。モドリッチはクロアチアの主将として中盤を担い、59分にイエローカードを受けた。
2026年W杯のポルトガル代表対クロアチア代表は、2-1というスコア以上に多くの見どころが詰まった試合だった。
勝敗を分けた要素は大きく3つある。
1. ロナウドのPKによる同点弾: 先制を許したポルトガルが、経験豊富な主将の得点で試合を立て直した。
2. マルティネス監督の選手交代: 62~63分の4枚替えが攻撃の活性化につながり、途中出場のラモスが決勝点を挙げた。
3. VARによる終盤の判定: クロアチアの同点ゴールが取り消され、ポルトガルの勝利が確定した。
この試合で評価すべきなのは、ポルトガルが単純にボールを支配したことではない。
注目すべきは、試合の状況に応じて攻撃の形を変え、交代選手を得点に結びつけた点だ。
支配率ではポルトガルが上回ったものの、枠内シュートではクロアチアが上回っていた。クロアチアにも十分な勝機があり、ポルトガルが終始圧倒した試合ではなかった。
その状況で、ロナウドがPKを決め、ラモスが途中出場から決勝弾を挙げた。ベテランの経験と若い攻撃陣の力を結果につなげたことが、ポルトガルの強さを示している。
一方、クロアチアはペリシッチの先制点やモドリッチを中心とした中盤の組み立てで存在感を示した。終盤のVAR判定という厳しい結末を迎えたものの、最後まで勝利を諦めない姿勢も印象に残った。
ポルトガル2-1クロアチア。 ペリシッチの先制、ロナウドのPK、ラモスの決勝弾、そしてVARによる同点ゴールの取り消し。2026年W杯のこの一戦は、選手層、采配、決定力、ビデオ判定の影響を一度に振り返ることができる試合となった。