2026年の「キングオブコント」は、エントリー総数3,445組が頂点を争った第19回大会。9月10日に決勝進出10組が発表され、10月17日には大会史上初の敗者復活戦を経て、合計11組による決勝が開催された。注目の19代目キングに輝いたのは、アタック西本とかみちぃの2人組となったジェラードンだ。
決勝初出場の相性はいいよね、8人組ユニットのダウ90000、芸歴3年目のヤッホイなど、新しい顔ぶれが注目を集めた一方、蛙亭、ザ・マミィ、ななまがり、ニッポンの社長といった実力派も復帰。加えて、敗者復活戦からスパイシーガーリックが勝ち上がり、決勝の顔ぶれは一段と多彩になった。大会公式発表と決勝結果をもとに、全出場者の経歴、得点、歴代大会とのつながりを整理する。
【2026年最新】キングオブコントファイナリストは誰?決勝進出10組を紹介

2026年9月10日、TBSと大会公式から決勝進出者10組が発表された。
準決勝を戦った35組の中から選ばれた顔ぶれは、実績のある常連組と、勢いに乗る初出場組がバランスよく並ぶ構成となった。
発表された10組は以下の通り。順番は公式発表に準じた50音順で、実際のネタ披露順や順位とは異なる。
キングオブコント2026・決勝進出10組
1. 相性はいいよね
2. 蛙亭
3. 元祖いちごちゃん
4. ザ・マミィ
5. ジェラードン
6. ダウ90000
7. ななまがり
8. ニッポンの社長
9. や団
10. ヤッホイ
この10組に、敗者復活戦を勝ち上がったスパイシーガーリックを加えた計11組が、10月17日の決勝に出場した。
初出場は相性はいいよね・ダウ90000・ヤッホイ今回の初出場組は3組。
相性はいいよねは、2026年8月開催の「ツギクル芸人グランプリ2026」で優勝した勢いをそのままに、キングオブコントでも初の決勝進出を果たした。
ダウ90000は、蓮見翔が率いる8人組コントユニット。コンビやトリオとは異なる大人数ならではの表現が持ち味で、グループ全員で決勝の舞台に立つことが大きな注目点となった。
ヤッホイは、大学のサークルで出会った永井と泉によるコンビ。2024年5月結成で、芸歴3年目にして決勝進出を実現した。
結成から間もない若手が決勝まで駆け上がったことは、今大会の大きな見どころだった。
返り咲き組は5組、連続出場組は2組過去の決勝経験を持つ芸人たちも、再び大舞台に戻ってきた。
蛙亭は2021年、2023年に続く3回目。ザ・マミィは2021年以来5年ぶり、ジェラードンは2021年以来5年ぶりの決勝となった。
ななまがりは2016年以来、実に10年ぶりの返り咲き。ニッポンの社長は2年ぶり6回目となり、大会史上最多タイの決勝進出回数を記録した。
一方、元祖いちごちゃんは2年連続、や団は5年連続で決勝進出。前年から続く勢いを2026年にも持ち込んだ。
TBSの9月10日付公式発表でも、初出場3組、返り咲き5組、前年からの連続出場2組という内訳が紹介されている。
【経歴・関係性一覧】キングオブコント2026全11組の出場歴と決勝結果
2026年のファイナリストを理解するうえで重要なのは、初出場かどうかだけではない。
過去の決勝経験、コンビ・トリオの体制変更、連続出場の実績などを比較すると、それぞれが異なる経歴を持っていることがわかる。
以下は公式発表と10月17日の決勝結果をまとめた一覧だ。
| 芸人名 | 出場歴・経歴 | 1stステージ | 最終結果 |
|---|---|---|---|
| ジェラードン | 5年ぶり2回目・新体制初 | 671点 | 優勝・1342点 |
| 蛙亭 | 3年ぶり3回目 | 661点 | 2位・1309点 |
| ヤッホイ | 初出場 | 653点 | 3位・1282点 |
| 相性はいいよね | 初出場 | 643点 | 4位 |
| スパイシーガーリック | 敗者復活・初出場 | 636点 | 5位 |
| ダウ90000 | 初出場 | 635点 | 6位 |
| や団 | 5年連続5回目 | 632点 | 7位 |
| 元祖いちごちゃん | 2年連続2回目 | 629点 | 8位タイ |
| ザ・マミィ | 5年ぶり2回目 | 629点 | 8位タイ |
| ニッポンの社長 | 2年ぶり6回目 | 627点 | 10位 |
| ななまがり | 10年ぶり2回目 | 625点 | 11位 |
※1stステージの得点順。ジェラードン、蛙亭、ヤッホイはファイナルステージにも進出。最終結果の得点は2ステージ合計。その他の組は1stステージの順位を記載。
各ファイナリストの注目ポイント相性はいいよね
エビランドとヤダヤムクンによるコンビ。サンミュージックプロダクション所属で、2023年10月に結成された。
2026年のツギクル芸人グランプリ優勝を経て、キングオブコントでも初の決勝進出を達成。新世代のコント師として注目された。
蛙亭
中野周平とイワクラによる吉本興業所属のコンビ。2012年4月結成。
2021年と2023年に決勝進出を果たし、今回は3年ぶり3回目。1stステージでは661点を獲得し、ファイナルステージでも存在感を示して総合2位となった。
元祖いちごちゃん
植村侑史とハイパーペロちゃんによる浅井企画所属のコンビ。2014年10月結成。
2025年に初めて決勝へ進出し、2026年も連続でファイナリストに選ばれた。2年連続の舞台で、前年の経験を生かした戦いに挑んだ。
ザ・マミィ
林田洋平と酒井貴士によるプロダクション人力舎所属のコンビ。2018年9月結成。
2021年大会では準優勝を経験。そこから5年ぶりの決勝復帰となり、再び優勝を目指した。
ジェラードン
アタック西本とかみちぃによる吉本興業所属のコンビ。
2008年10月に海野裕二を含むトリオとして結成され、2025年2月から2人体制に移行した。
2021年大会ではトリオで決勝に進出しており、2026年はコンビとして初めて決勝の舞台に立った。結果は見事な優勝だった。
ダウ90000
蓮見翔が率いる8人組コントユニット。所属はオフィスカニバブル。
園田祥太、忽那文香、吉原怜那、中島百依子、上原佑太、道上珠妃、飯原僚也と蓮見翔の8人で構成される。
2020年9月結成。グループとして初の決勝進出を果たし、8人全員で大舞台に挑んだ。
ななまがり
森下直人と初瀬悠太による吉本興業所属のコンビ。2008年11月結成。
2016年以来10年ぶりの決勝進出。準決勝まで進みながら決勝に届かなかった期間を経て、再びファイナリストに返り咲いた。
ニッポンの社長
辻クラシックとケツによる吉本興業所属のコンビ。2013年11月結成。
2年ぶり6回目の決勝進出で、今大会の最多タイ記録を持つ常連組。決勝の経験値という点では、出場者の中でも際立った存在だった。
や団
ロングサイズ伊藤、本間キッド、中嶋享によるSMA所属のトリオ。2007年4月結成。
5年連続5回目の決勝進出。2025年大会では準優勝を記録しており、2026年は悲願の優勝を目指した。
ヤッホイ
永井と泉によるグレープカンパニー所属のコンビ。2024年5月結成。
大学のサークルで出会った2人が、芸歴3年目で初の決勝進出を実現。最終的にはファイナルステージにも進出し、総合3位に入った。
これらの経歴は、TBSの公式発表と日刊スポーツの出場者紹介でも確認できる。
【大会史上初】キングオブコント2026敗者復活戦でスパイシーガーリックが決勝進出
2026年大会の大きな変更点が、史上初めて導入された敗者復活戦だ。
従来は準決勝を勝ち抜いた10組が決勝に進出する仕組みだったが、今回は準決勝で敗れた芸人にも、もう一度決勝へ進む機会が設けられた。
敗者復活戦の対象となったのは、準決勝敗退組の中から選ばれた次の10組。
- 江戸川ジャンクジャンク
- オフローズ
- cacao
- 喫茶ムーン
- しずる
- 生姜猫
- スパイシーガーリック
- そいつどいつ
- ネルソンズ
- 破壊ありがとう
今回の敗者復活戦は、芸人による審査と視聴者投票を組み合わせた方式だった。
最初に、出場した10組がそれぞれ1ネタを披露。準決勝・準々決勝まで進出した芸人60人が採点し、上位3組を選出する。
その後、上位3組を対象に視聴者による国民投票を実施。最も多くの票を獲得した1組が決勝進出権を手にする仕組みだ。
投票にはTBS IDの登録が必要だった。
この方式は、芸人同士の評価だけでなく、テレビの前の視聴者が決勝進出者を決める過程に参加できる点が特徴的だった。
スパイシーガーリックが国民投票を制す10月17日の敗者復活戦を勝ち上がったのは、スパイシーガーリック。
プロダクション人力舎所属で、片山智勝とジョンによるコンビだ。2020年10月に結成され、今回が初の決勝進出となった。
芸人審査では279点を獲得して1位。上位3組による国民投票でも最多票を集め、決勝への切符をつかんだ。
国民投票の結果は次の通り。
- スパイシーガーリック:12,721票
- そいつどいつ:10,783票
- 喫茶ムーン:9,478票
敗者復活戦の上位3組に入った芸人の中から、スパイシーガーリックが視聴者の支持を集めた形だ。
この結果、当初発表されていた10組にスパイシーガーリックが加わり、決勝は11組で争われることになった。
TBSの公式発表では審査方法が説明され、決勝当日の結果は日刊スポーツやQJWebなどでも報じられた。
【10月17日決勝結果】ジェラードンが1342点で19代目キングに!
2026年10月17日、TBS系列で生放送されたキングオブコント2026。
ファーストステージでは11組がネタを披露し、7人の審査員による採点で上位3組がファイナルステージに進出した。
その結果、ジェラードン、蛙亭、ヤッホイが最終決戦へ。
ファイナルステージ進出3組の得点1位:ジェラードン
- 1stステージ:671点
- ファイナルステージ:671点
- 合計:1,342点
2位:蛙亭
- 1stステージ:661点
- ファイナルステージ:648点
- 合計:1,309点
3位:ヤッホイ
- 1stステージ:653点
- ファイナルステージ:629点
- 合計:1,282点
ジェラードンはファーストステージ、ファイナルステージの両方で671点を獲得。合計1,342点という高得点で優勝を決めた。
2位の蛙亭とは33点差。最終ステージでも高い評価を獲得し、1本目のリードを守るだけでなく、さらに得点を積み上げる結果となった。
7人の審査員による採点も注目ポイント2026年大会では、決勝の審査員が従来の5人から7人に増員された。
審査員は以下の7人。
- 東京03・飯塚悟志
- バイきんぐ・小峠英二
- ロバート・秋山竜次
- かまいたち・山内健司
- シソンヌ・じろう
- ロングコートダディ・堂前透
- ハナコ・秋山寛貴
過去のキングオブコント優勝経験者を中心とした顔ぶれで、コントの構成力や演技、発想などを評価した。
1stステージの上位3組だけがファイナルに進み、両ステージの合計得点で優勝者を決定する方式は、最後まで緊張感を生む仕組みとなった。
ジェラードンはトリオからコンビへ、新体制で初優勝今回の優勝を語るうえで欠かせないのが、ジェラードンの体制変更だ。
ジェラードンは2008年に海野裕二を含む3人で結成され、2021年大会ではトリオとして決勝に進出している。
その後、2025年2月からアタック西本とかみちぃの2人体制に移行。2026年はコンビとして初めて決勝に進み、そのまま優勝をつかんだ。
TBSのファイナリスト発表時、かみちぃはコンビとしての形が見つかるまで時間がかかると考えていたものの、ネタがうまくかみ合ったことを喜んでいた。
「コンビでも面白いんだぞというのをぜひ見てもらえたら」
――かみちぃ(TBS公式ファイナリスト紹介より)
この言葉は、2026年の優勝によって結果として証明された形だ。
単に過去の実績を持つトリオが再び勝ったのではない。新しい体制で積み上げたコントが、3,445組の頂点に立ったのである。
MANTANWEBも、コンビとして初めて決勝に進出したジェラードンが19代目キングに輝いたことを報じている。
【歴代ファイナリストと比較】キングオブコント2026が持つ意味とは?
キングオブコントは2008年にスタートした、TBS系列で決勝が生放送されるコント日本一決定戦だ。
2026年大会は第19回。エントリー数は3,445組で、前年の3,449組に次ぐ規模となった。
歴代の大会では、バッファロー吾郎、東京03、ロバート、バイきんぐ、かもめんたる、シソンヌ、かまいたち、ハナコ、ジャルジャル、空気階段、サルゴリラ、ラブレターズ、ロングコートダディなど、さまざまなコント師が王者に輝いてきた。
2026年には、そこにジェラードンの名前が加わった。
歴代ファイナリストの中でも目立つ常連組今大会で特に注目すべきは、ニッポンの社長とや団の決勝進出記録だ。
ニッポンの社長は今回で6回目の決勝進出。これは大会史上最多タイの記録となる。
一方のや団は5年連続5回目。前年の2025年大会では準優勝を記録しており、連続して上位争いに加わってきた実績を持つ。
両者に共通するのは、一度の好成績だけでなく、毎年の厳しい予選を突破し続けている点だ。
また、ななまがりの10年ぶりの決勝復帰も印象深い。
2016年大会以来、長い期間を経て再び決勝に進出したことは、賞レースにおける継続的な挑戦の意味を考えさせる。
初出場組が示したコントの新しい広がり2026年大会では、相性はいいよね、ダウ90000、ヤッホイが初出場を果たした。
特にダウ90000は、一般的なコンビやトリオとは異なる8人組のユニット。人数を生かした構成や演劇的なアプローチを持つグループが決勝に進んだことは、コントという表現の幅を感じさせた。
相性はいいよねは別の賞レースでの優勝実績を引っ提げて参戦。ヤッホイは若い結成歴ながらファイナルステージまで進出した。
こうした顔ぶれを見ると、キングオブコントは過去の実績だけで勝ち上がれる大会ではないことがわかる。
常連組には経験値という強みがある一方、初出場組には既存の評価に縛られない新鮮さがある。両者が同じ舞台で競い合うことこそ、ファイナリストを追う醍醐味だ。
【プロの結論】ファイナリストを見るなら出場回数だけで判断しないキングオブコントのファイナリストを比較するとき、決勝進出回数はわかりやすい指標になる。
しかし、回数だけでは芸人の現在の実力や将来性までは判断できない。
例えば、ジェラードンは過去にトリオで決勝に進んでいたものの、2026年は新体制で初優勝。過去の実績をそのまま引き継いだだけではなく、現在の2人の形で結果を出した。
蛙亭も過去の決勝経験を持ちながら、今回は総合2位まで順位を上げた。
反対に、ヤッホイは初出場ながらファイナルステージに進出。経験年数や過去の実績だけでは測れない強さを見せた。
ファイナリストを比較する際は、次の3点に注目したい。
1. 決勝進出歴: 過去の経験や連続出場の実績を確認する。
2. 現在の活動体制: トリオからコンビへの変更や、ユニットとしての活動形態を見る。
3. 当年の得点と順位: 過去の知名度ではなく、その大会での評価を確認する。
また、「決勝進出10組」という発表と「決勝出場11組」という結果は矛盾しない。前者は9月10日に発表された通常の決勝進出者、後者は敗者復活戦の勝者を加えた実際の決勝出場者を指す。
この違いを理解しておけば、キングオブコント2026の結果をより正確に把握できる。
キングオブコントファイナリスト2026に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングオブコント2026のファイナリスト10組は誰ですか?
A1:相性はいいよね、蛙亭、元祖いちごちゃん、ザ・マミィ、ジェラードン、ダウ90000、ななまがり、ニッポンの社長、や団、ヤッホイの10組です。これに敗者復活戦を勝ち抜いたスパイシーガーリックが加わり、実際の決勝は11組で行われました。
Q2:キングオブコント2026の優勝者は誰ですか?
A2:ジェラードンです。2026年10月17日の決勝で、ファーストステージ671点、ファイナルステージ671点、合計1,342点を獲得し、第19代キングに輝きました。
Q3:スパイシーガーリックはなぜ決勝に進出できたのですか?
A3:2026年に初導入された敗者復活戦で勝ち上がったためです。芸人60人による審査で上位3組に入り、その後の国民投票で最多の12,721票を獲得。初の決勝進出を果たしました。
Q4:キングオブコント2026で初出場だった芸人は誰ですか?
A4:当初発表された10組のうち、相性はいいよね、ダウ90000、ヤッホイの3組です。また、敗者復活枠のスパイシーガーリックも決勝初出場でした。
Q5:ジェラードンはキングオブコントに初出場で優勝したのですか?
A5:いいえ。2021年大会にトリオとして決勝進出した経験があります。2026年はアタック西本とかみちぃによるコンビとして初めて決勝に進み、優勝しました。
キングオブコント2026は、3,445組がエントリーした第19回大会。9月10日に発表された10組に、史上初の敗者復活戦を勝ち抜いたスパイシーガーリックが加わり、11組で決勝が争われた。
初出場の相性はいいよね、ダウ90000、ヤッホイ、10年ぶりに戻ったななまがり、6回目の決勝進出を果たしたニッポンの社長など、それぞれ異なる経歴を持つ芸人が舞台を盛り上げた。
そして、最後に頂点へ立ったのはジェラードン。トリオ時代の決勝経験を経て、コンビとして初めて決勝に進み、合計1,342点で19代目キングの称号を獲得した。
2026年大会の大きな特徴は、常連組の実績と初出場組の勢いがぶつかり合ったこと、そして敗者復活戦という新しい仕組みが加わったことだ。
歴代ファイナリストの記録を振り返る際にも、単なる出場回数だけでなく、メンバー構成や挑戦の継続、当年の審査結果まで見ることで、大会の本当の面白さが見えてくる。
ジェラードンの優勝は、コント師が変化を重ねながら新たな頂点を目指せることを示した、2026年大会を象徴する結果となった。
主な情報源: TBSテレビ「キングオブコント2026」公式発表・大会公式ニュース、MANTANWEB(2026年10月17日)、日刊スポーツ(2026年10月17日)、QJWeb(敗者復活戦の採点・投票結果)。