2026年11月現在、KARA(カラ)の所属事務所を調べると、DSPメディア、RBW、SM C&Cなど複数の会社名が登場します。実は、KARAというグループの活動を支える事務所と、メンバー5人が個人活動で所属する芸能事務所は、必ずしも同じではありません。かつて全員がDSPメディアを中心に活動していた時代とは、所属体制が大きく変わっています。
現在のKARAは、グループとしての活動を継続しながら、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジがそれぞれ異なる事務所を拠点に個人活動を展開しています。2022年の再結成、2024年の新曲「I Do I Do」、2025年の日本アリーナツアー、そして2026年10月の日本ファンコンサートまで、グループとしての歩みも続いています。
【2026年最新】KARAの所属事務所はDSPメディア?RBWとの関係を解説

最初に押さえておきたいのは、KARAの所属事務所を一社だけで説明するのは難しいという点です。
グループとしての活動と、メンバーそれぞれの個人活動を分けて考える必要があります。
KARAのグループ活動を支えるのはDSPメディア・RBW系列KARAは2007年にDSPメディアからデビューした韓国のガールズグループです。
DSPメディアは、KARAだけでなく、SECHSKIES(ジェクスキス)、Fin.K.L(ピンクル)、Click-Bなどを輩出した韓国の老舗芸能事務所として知られています。
その後、2022年にRBWがDSPメディアの経営権を取得し、子会社化しました。
このため、現在のKARAとDSPメディアの関係を理解するには、RBWを親会社とする企業グループの構造を知る必要があります。
RBW JAPANの公式アーティスト情報にもKARAが掲載されており、グループとしての活動とDSP・RBW系列とのつながりは現在も確認できます。
メンバー全員がDSPメディア所属というわけではない一方、メンバーの個人活動に目を向けると状況は異なります。
ギュリはビッグボスエンターテインメント、スンヨンはアエールエンターテインメント、ニコルはiNKODE、ジヨンは日本でスウィートパワーインターナショナルに所属しています。
加えて、ヨンジも2024年に10年間在籍したDSPメディアとの専属契約を終了し、SM C&Cに移籍しました。
つまり、KARAというグループの活動が続いていることと、5人全員が同じ事務所に所属していることは別問題です。
【歴代変遷】DSPメディアからRBW系列へ!KARAの事務所と活動の歴史
KARAの所属体制は、デビューから現在までにいくつもの転換点を迎えています。
2007年:DSPメディアから4人組でデビューKARAは2007年3月29日、4人組としてデビューしました。
当時の所属事務所はDSPメディアです。
初期のメンバーはギュリ、スンヨン、キム・ソンヒ、ニコルでした。
2008年にはキム・ソンヒが脱退し、ク・ハラとカン・ジヨンが加入。グループは5人体制へと変わりました。
その後、「Pretty Girl」「Honey」「Mister」「Lupin」などの楽曲で人気を獲得。特に日本では「ミスター」のヒップダンスが大きな話題となり、K-POPガールズグループの日本進出を象徴する存在になりました。
2013年には韓国のガールズグループとして初めて東京ドーム公演を実施しています。
2014年:ニコルとジヨンがグループを離れる2014年には、ニコルとカン・ジヨンがDSPメディアとの契約を更新せず、グループから離れました。
ニコルはソロ歌手としての活動を目指し、ジヨンは日本で女優活動を本格化させます。
同年にはヨンジが新メンバーとして加入し、KARAは再び4人体制で活動しました。
2016年:ギュリ、スンヨン、ハラの契約終了2016年1月15日、DSPメディアはギュリ、スンヨン、ク・ハラの3人との専属契約が終了したと発表しました。
事務所の説明では、3人は契約終了と同時に、ほかの分野にも活動の幅を広げることを決めたとされています。
一方、ヨンジはDSPメディアに残りました。
この結果、従来のKARAとしてのグループ活動は終了し、事実上の解散状態に入りました。
ここで重要なのは、2016年の活動終了がメンバー同士の不仲や一方的な事務所の判断だけで説明できるものではないことです。公表された経緯の中心は、契約満了とメンバーそれぞれの今後の活動方針でした。
2022年:15周年を機に5人で再結成2022年はKARAにとって大きな節目となりました。
デビュー15周年を記念し、ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジの5人が再集結。
11月29日にはスペシャルアルバム「MOVE AGAIN」を発売しました。
2015年5月のミニアルバム「In Love」以来、約7年半ぶりのグループ作品です。
この再始動を支援したのが、DSPメディアの親会社となったRBWでした。
再結成は、メンバー全員がDSPメディアに再移籍したことを意味するものではありません。それぞれ異なる事務所に所属しながら、KARAとしての活動を実現した点に特徴があります。
【関係性一覧】KARAメンバー5人の現在の所属事務所を比較
2026年11月時点で公表されている所属情報を整理すると、次のようになります。
| 対象 | 現在の所属事務所・関係 | 主な活動・補足 |
|---|---|---|
| KARA(グループ) | DSPメディア・RBW系列 | グループ活動、音楽作品、ライブ |
| パク・ギュリ | ビッグボスエンターテインメント | 歌手・女優 |
| ハン・スンヨン | アエールエンターテインメント | 歌手・女優・タレント |
| ニコル | iNKODEエンターテインメント | ソロ歌手・パフォーマー |
| カン・ジヨン | スウィートパワーインターナショナル | 日本での芸能活動 |
| ホ・ヨンジ | SM C&C | 歌手・女優・タレント |
KARAのリーダーとして知られるパク・ギュリは、2024年1月26日にビッグボスエンターテインメントとの専属契約を発表しました。
同社は俳優のマネジメントを中心とする芸能事務所です。
ギュリはKARAの活動だけでなく、女優やタレントとしても活動しており、個人の仕事とグループ活動を両立させています。
2026年5月にはバースデーファンミーティング「Happy G-Day」も開催されました。
スンヨン:アエールエンターテインメントハン・スンヨンは、2025年4月にアエールエンターテインメントとの専属契約を発表しました。
アエールはストーリージェイカンパニーが設立した俳優マネジメントのレーベルです。
スンヨンは以前YGエンターテインメントに所属していましたが、同社の俳優マネジメント事業終了に伴い、新たな所属先を決めました。
2025年にはドラマ「春画恋愛談」に出演するなど、女優としての活動も続けています。
ニコル:iNKODEエンターテインメントニコルは2025年2月18日、iNKODEエンターテインメントとの専属契約を発表しました。
同社はキム・ジェジュンが関わる芸能事務所で、歌手や俳優などをマネジメントしています。
ニコルは2014年にDSPメディアを離れて以降、韓国と日本を中心にソロ活動を継続してきました。
2024年には中国のガールズグループオーディション番組「乗風2024」に出演し、最終選考まで進出しています。
ジヨン:スウィートパワーインターナショナルカン・ジヨンは、2024年11月1日に日本の芸能事務所スウィートパワーインターナショナルへの所属を発表しました。
同社は、ジヨンが日本で芸能活動を行うための所属先として公表されています。
ジヨンは2014年から日本で女優活動を展開してきた経歴があり、2019年には韓国のキーイーストと契約して活動拠点を韓国にも広げました。
その後、2022年にはイエルライズとの契約も発表しています。
2026年10月時点でもスウィートパワーの公式プロフィールに掲載されており、映画「過怠」に関する出演情報も公開されています。
ヨンジ:SM C&Cホ・ヨンジは、2014年にKARAへ加入してから約10年間、DSPメディアで活動してきました。
しかし、2024年9月5日にDSPメディアとの専属契約終了が発表されます。
その4日後の9月9日、SM C&Cとの専属契約が発表されました。
SM C&Cは、カン・ホドン、チョン・ヒョンムなどの著名なタレントや俳優をマネジメントする総合エンターテインメント企業です。
ヨンジは歌手活動に加え、バラエティー番組やドラマなどにも出演しており、活動領域を広げています。
【なぜ事務所が変わった?】KARAの所属体制が複雑になった3つの理由
KARAの所属事務所が一つではなくなった背景には、芸能活動を取り巻く環境とメンバーのキャリアの変化があります。
理由1:2016年の契約終了によって個人活動へ移行した最初の大きな転換点は2016年です。
ギュリ、スンヨン、ハラの3人がDSPメディアとの契約を更新せず、それぞれ別の道へ進みました。
グループとしての活動が止まったことで、メンバーは個人の芸能活動を支える新しい環境を選ぶことになります。
女優として活動するメンバーにとっては、音楽活動を中心とする事務所とは異なるサポート体制が必要になる場合もあります。
理由2:韓国と日本で活動するためのマネジメントが異なるKARAは韓国だけでなく、日本でも大きな成功を収めたグループです。
特にジヨンは日本での映画・ドラマ出演経験が豊富で、日本の芸能事務所との関係を再構築してきました。
海外活動では、現地のテレビ局、制作会社、広告会社、イベント主催者との調整が必要です。
そのため、韓国の所属先と日本でのマネジメント窓口を分けることには合理性があります。
ジヨンのスウィートパワーインターナショナルへの所属は、その具体例です。
理由3:メンバーそれぞれのキャリアが多様化したKARAのメンバーは、現在、歌手だけでなく女優、タレント、ソロアーティストなど幅広い分野で活動しています。
それぞれの得意分野や仕事の方向性に合わせて所属事務所を選ぶことは、長期的なキャリア形成にもつながります。
また、グループ活動と個人活動を並行する場合、仕事の契約やスケジュール調整を複数の会社で行う必要もあります。
これは必ずしもグループの結束が弱くなったことを意味しません。
むしろ、個人としての活動基盤を維持しながら、KARAとして集まれる体制を作っている点が現在の特徴です。
【2026年最新活動】KARAは解散していない?日本での公演と今後の展望
2026年現在、KARAは5人でのグループ活動を継続しています。
2016年の活動終了から2022年の再結成までを知っているファンにとって、現在の活動は大きな意味を持っています。
2024年:「I Do I Do」で本格的に再始動2024年7月24日には、新曲「I Do I Do」をリリースしました。
これは2022年の「MOVE AGAIN」に続くグループ作品で、KARAの活動再開をさらに印象づけるものとなりました。
同年8月には日本で約9年ぶりとなるコンサートツアー「KARASIA」も開催されています。
2025年:「KARASIA : MAGICAL WORLD」日本アリーナツアー2025年には「KARA THE 6th JAPAN TOUR 2025 KARASIA : MAGICAL WORLD」を開催。
公演日程は以下のとおりです。
- 2025年7月5日・6日:横浜・ぴあアリーナMM
- 2025年8月2日・3日:神戸・GLION ARENA KOBE
5人で日本のアリーナに立つ機会が続き、グループの活動が単発の周年企画だけではないことを示しました。
2026年7月公演の延期と10月ファンコンサート2026年には「Hello, KAMILIA!」と題した日本ファンミーティングが予定されていました。
当初は7月4日・5日に東京のTOYOTA ARENA TOKYOで開催される計画でしたが、5月31日に主催側から諸般の事情による延期が発表されました。
その後、8月7日に新たなファンコンサートの開催が発表されています。
2026 KARA JAPAN FAN-CON : Hello, KAMILIA! -GRAND FINALE in JAPAN-
- 開催日:2026年10月23日・24日
- 会場:神奈川県・横浜BUNTAI
- 出演:ギュリ、スンヨン、ジヨン、ニコル、ヨンジ
- 公演数:2日間で計4公演
延期されたファンミーティングをそのまま振り替えるのではなく、新たにファンコンサートとして実施された点も注目されます。
2027年の20周年に向けたメンバーの希望2026年10月の日本ファンコンサート後、メンバーは2027年に迎えるデビュー20周年についても今後の希望を語っています。
海外メディアComplexが10月27日に報じた内容によると、メンバーからは次のような希望が出ていました。
- ヨンジ:再び「KARASIA」コンサートを開催したい。
- ギュリ:ドーム公演を実現したい。
- スンヨン:新しい音楽作品をリリースしたい。
- ジヨン:新しい振り付けに挑戦したい。
- ニコル:ワールドツアーを実現したい。
これらはメンバーが語った将来への希望であり、2027年の開催日程や新作発売が正式決定したという意味ではありません。
ただし、5人それぞれがKARAの次の活動について前向きな考えを持っていることは、グループの今後を考えるうえで興味深い材料です。
【事務所の評判と実態】KARAの所属体制で知っておきたいこと
KARAの事務所について調べると、DSPメディアとRBWのどちらが本当の所属先なのか、メンバーが別々の事務所にいるのに活動できるのか、といった疑問が生まれます。
ここでは、実際の関係を整理します。
DSPメディアは韓国芸能界の歴史を持つ事務所DSPメディアは1991年に設立された大成企画を前身とする芸能事務所です。
SECHSKIES、Fin.K.L、Click-B、KARAなど、韓国のアイドル史を代表するグループを輩出してきました。
その歴史的な実績は、現在のK-POPファンにとっても認知度の高いものです。
2022年のRBWによる買収は、DSPメディアの経営基盤と音楽IP事業を強化するための企業戦略という側面を持っています。
RBWはDSPメディアの親会社RBWはMAMAMOOなどを手掛ける韓国のエンターテインメント企業です。
2022年1月にDSPメディアの株式取得を発表し、51%以上の株式を取得して子会社化する方針を示しました。
この買収は、KARAが個人としてRBWへ全員移籍したという話ではありません。
あくまでもDSPメディアの企業としての経営体制が変わったということです。
5人の所属先が違ってもグループ活動は可能KARAの現在の体制を理解するうえで、最も大切なのがこの点です。
グループ活動と個人活動は、必ずしも同じ契約先で管理される必要はありません。
メンバーの個人事務所が異なっていても、グループとしての活動について関係各社が調整すれば、音楽作品の制作やコンサートへの出演は実現できます。
KARAが2022年に5人で再結成し、2024年、2025年、2026年と日本での活動を続けていることは、その仕組みが機能している実例です。
なお、個々の専属契約の期間、報酬配分、グループ活動の権利関係などは一般公開されていません。
そのため、事務所が複数あることだけを理由に、メンバー間や所属会社との関係に問題があると判断することはできません。
【KARAの所属事務所】よくある質問(FAQ)
Q1:KARAの現在の所属事務所はどこですか?
A1:グループとしてはDSPメディア・RBW系列との関係があり、個人活動については5人それぞれ異なる事務所に所属しています。
Q2:KARAとRBWはどのような関係ですか?
A2:RBWは2022年にDSPメディアの経営権を取得し、子会社化しました。KARAがデビューしたDSPメディアの親会社に当たります。
Q3:KARAは2016年に解散したのですか?
A3:2016年1月15日にギュリ、スンヨン、ク・ハラの3人がDSPメディアとの契約を終了し、従来のグループ活動は終了しました。その後、2022年に5人で再結成しています。
Q4:ヨンジは現在もDSPメディア所属ですか?
A4:いいえ。2024年9月にDSPメディアとの専属契約を終了し、同月9日にSM C&Cとの専属契約を発表しています。
Q5:メンバー5人は同じ事務所に所属していますか?
A5:いいえ。ギュリ、スンヨン、ニコル、ジヨン、ヨンジはそれぞれ異なる芸能事務所で個人活動を展開しています。
Q6:KARAは2026年現在も活動していますか?
A6:はい。2026年10月23日・24日には横浜BUNTAIで5人による日本ファンコンサートを開催しました。
Q7:KARAは2027年に20周年記念コンサートを開催しますか?
A7:メンバーはドーム公演やワールドツアー、新曲などへの希望を語っています。ただし、2026年11月2日時点で、2027年の具体的な開催日程や新作発売が確定したという発表とは区別する必要があります。
KARAの所属事務所の歴史を振り返ると、DSPメディアからのデビュー、2016年の活動終了、2022年のRBW傘下での再始動という大きな変化がありました。
現在は、グループ活動を支えるDSPメディア・RBW系列と、メンバー5人の個人活動を担当する事務所が分かれています。
改めて整理すると、ギュリはビッグボスエンターテインメント、スンヨンはアエールエンターテインメント、ニコルはiNKODE、ジヨンはスウィートパワーインターナショナル、ヨンジはSM C&Cです。
そして2026年10月には、5人そろって日本でファンコンサートを開催しました。
KARAの現在を理解するために大切なのは、事務所が一つかどうかではなく、グループとしての活動と個人のキャリアがどのように両立しているかを見ることです。
2027年にはデビュー20周年を迎えます。新曲やドーム公演、ワールドツアーなど、メンバーが語った希望がどのような形で実現するのか。KARAの次の展開にも期待が集まります。
主な根拠資料(公式発表・報道)
- DSPメディアの2016年契約終了発表:聯合ニュース。
- RBWによるDSPメディア買収:聯合ニュース、2022年1月26日。
- 2022年の15周年再結成と「MOVE AGAIN」:聯合ニュース。
- 2024年「I Do I Do」:ユニバーサル ミュージック ジャパン。
- 2026年10月の日本ファンコンサート:KARA公式特設サイト。
- ジヨンの2026年現在の所属:スウィートパワー公式プロフィール。
- メンバーの個人契約:各社の発表および韓国主要芸能メディアの報道。