テレビや映画、SNSで芸能人の笑顔を見ると、歯並びが整っていて、驚くほど白く均一な歯に目を奪われることがあります。「全部差し歯なのでは?」「セラミック矯正をしているのでは?」と気になる人も少なくありません。実際、2025年6月には、タレントのはるな愛さんがテレビ番組で歯が全部差し歯であることを明かし、大きな話題になりました。また、元プロ野球選手の新庄剛志さんも、若い頃に歯をすべてセラミックに変えた経験をテレビで公表しています。
2026年11月現在、芸能人の歯科治療について確認できる本人発言や報道を整理すると、全部差し歯と公表した人、複数本のセラミック治療を明かした人、インプラント治療を受けた人には明確な違いがあります。歯が白いという理由だけで差し歯と決めつけることはできません。女性・男性の公表事例から、ネット上の噂、オールセラミッククラウンとラミネートベニアの違い、治療費や注意点まで詳しく解説します。
【2026年最新】全部差し歯の芸能人は実在する?本人が公表した事例を検証
結論からいえば、全部差し歯であることを本人が公表した芸能人は実在します。代表的なのが、はるな愛さんです。また、男性では新庄剛志さんが歯をすべてセラミックに変更した過去を自ら語っています。
ただし、「全部差し歯」「総セラミック」「インプラント」は同じ意味ではありません。芸能ニュースではこれらの言葉が混同されることもあり、治療内容を正確に理解するには、本人が何を説明したのかを分けて考える必要があります。
はるな愛:2025年に全部差し歯であることを告白2025年6月17日、タレントのはるな愛さんはTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」にゲスト出演しました。その際、大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオンで体験した健康測定について話し、自身の歯についても言及しました。
日刊スポーツの2025年6月17日付報道によると、測定機器に歯を合わせる場面で、はるなさんは次のように説明しています。
「全部差し歯なんですよ、ダイヤモンドでできてる。豪華でしょ」
この発言は、本人が全部差し歯であることを明かした具体的な事例として注目されました。
なお、「ダイヤモンドでできている」という部分は番組内でのユーモアを交えた発言です。実際に歯がダイヤモンド製という意味ではありません。歯科治療で使用されるセラミックなどの素材と、宝石のダイヤモンドを混同しないようにしたいところです。
全部差し歯という言葉が単なるネット上の推測ではなく、本人のテレビでの発言に基づいている点で、はるなさんは女性芸能人の代表的な公表例といえます。
新庄剛志:23歳で歯をすべてセラミックに変更男性芸能人・著名人の事例として知られるのが、新庄剛志さんです。
新庄さんは2020年9月3日放送のTBS系「櫻井・有吉THE夜会」に出演し、23歳の頃に歯を全部変えた経験を明かしました。
スポニチアネックスの2020年9月4日付報道によると、当時は日本で一般的ではなかったセラミック治療を受けるため、スウェーデンから素材を取り寄せたと説明。費用についても約2,200万円だったと振り返っています。
加えて、歯の形や色にも強いこだわりがあり、白さについては便器の色をイメージした注文をしたというエピソードも披露しました。
当時の新庄さんの白く整った歯は、野球ファンの間でも強烈な印象を残しました。一般的なホワイトニングとは異なり、歯そのものの形状や色調を大きく変える治療だったことが、本人の説明から分かります。
ただし、現在の歯の状態を過去の総セラミック治療だけで説明することはできません。2024年1月には本人がインプラント治療を受けたことをSNSで報告し、仮歯の写真も公開しています。したがって、過去の総セラミック治療と、その後のインプラント治療は分けて理解する必要があります。
「全部差し歯」と「セラミック治療を経験」は別の話芸能人の歯について検索すると、複数本のセラミック治療を受けた人まで「全部差し歯」と紹介されることがあります。しかし、前歯数本だけを治療した人と、上下の歯をすべて人工の被せ物にした人では、治療の範囲が大きく違います。
2026年時点で重要なのは、本人が公表した治療範囲を正確に把握することです。見た目が均一だからといって、口の中すべてが差し歯になっているとは限りません。
【女性編】全部差し歯・セラミック治療を公表した芸能人
女性芸能人では、はるな愛さん以外にも、セラミック治療を自ら公表した人がいます。ただし、全員が全部差し歯というわけではありません。公表された本数や治療内容を整理して見ていきます。
1. はるな愛:全部差し歯を本人が明言前述のとおり、はるな愛さんは2025年6月の「5時に夢中!」で全部差し歯であることを明かしています。
日刊スポーツが放送内容を報じており、女性芸能人の中でも、全部差し歯という検索テーマに直接当てはまる公表事例です。
ただし、治療を受けた時期や歯科医院、具体的な使用素材、上下それぞれの本数など、発言で明らかになっていない詳細まで決めつけることはできません。
2. 藤田ニコル:前歯と下の歯のセラミック治療を公表モデル・タレントの藤田ニコルさんは、2022年に自身の歯科治療についてSNSで発信しています。
スポニチアネックスの2022年10月7日付報道によると、藤田さんは前からセラミックだった前歯を短くし、さらに下の歯6本をセラミックに変更したことを明かしました。
治療を選んだ理由についても、芸能人にとって外見が仕事道具であること、歯列矯正には長い期間がかかることを挙げています。仕事が増えている時期に、できるだけ早く理想の見た目にしたいという考えが背景にありました。
また、2022年10月9日付の同紙報道では、実は2017年頃からセラミック治療を受けていたことも紹介されています。
一方で、歯科医師から治療への批判的な意見が寄せられたことに対しては、自分の意思で選んだ治療だと説明しました。
藤田さんのケースは、芸能活動における外見の管理と、治療期間・将来的な歯の健康とのバランスを考えるうえで興味深い事例です。全歯が差し歯という意味ではなく、本人が説明した範囲は前歯と下の歯のセラミック治療です。
3. 矢口真里:上の歯8本に70万円のセラミック治療元モーニング娘。の矢口真里さんも、歯のセラミック治療についてテレビ番組で公表しています。
2023年7月20日放送の日本テレビ系「ダウンタウンDX」に出演した際、上の歯8本のセラミック治療に70万円をかけたことを明かしました。
デイリースポーツの2023年7月23日付報道によると、きっかけは久しぶりに地上波の歌番組へ出演した際の反応でした。SNSを検索すると歯が汚いという指摘があり、自分でも確認したところ、想像以上に気になったと説明しています。
加えて、歯科医院から治療を勧めるダイレクトメッセージが複数届いていたことにも触れています。最終的には自分でクリニックに連絡し、費用を支払って治療を受けました。
番組内では、現在は上の歯を治療した状態であることも説明しています。つまり、矢口さんも全部差し歯の公表例ではなく、上の歯8本のセラミック治療を明かしたケースです。
女性芸能人の公表事例から分かること女性芸能人の事例では、全部差し歯を明言した人と、部分的なセラミック治療を公表した人の違いがはっきりしています。
また、治療の動機も一様ではありません。仕事上の見た目へのこだわり、笑顔へのコンプレックス、歯の形や色に対する希望など、それぞれの事情があります。
こうした背景を考えると、芸能人の歯を単に美容目的と決めつけるのではなく、本人が説明した治療の経緯にも目を向ける必要があります。
【男性編】全部差し歯・白い歯で話題になる芸能人の公表事例
男性芸能人やスポーツ関係者でも、セラミック治療やインプラント治療を公表している人がいます。特に新庄剛志さんの事例は、歯をすべて変更したという本人の発言と、その後の治療経過まで報道されている点が特徴です。
1. 新庄剛志:総セラミックからインプラント治療へ新庄剛志さんは、23歳の頃に歯をすべてセラミックに変更したと2020年のテレビ出演で明かしました。
約2,200万円という費用も大きな話題になりましたが、現在の一般的なセラミック治療の相場と比較できる金額ではありません。当時の治療環境や輸入素材、本人が希望した独自の仕上がりなど、特殊な事情が含まれているためです。
さらに注目したいのが2024年のインプラント治療です。デイリースポーツの2024年1月12日付報道では、新庄さんが自身のSNSでインプラント治療を報告し、仮歯の状態を公開したことが伝えられました。
この事例から分かるのは、芸能人や著名人の歯科治療は一度で完結するとは限らず、年月とともに治療方法が変わることもあるという点です。
2. 白い歯が印象的な男性芸能人は全員差し歯なのかテレビに出演する男性芸能人には、非常に白く整った歯を持つ人がいます。しかし、歯が白いというだけで全部差し歯と判断することはできません。
歯を白く見せる方法には、ホワイトニング、セラミッククラウン、ラミネートベニア、歯列矯正後の審美的な調整など、複数の選択肢があります。
日本歯科医師会が説明するホワイトニングは、歯の表面を削らず、薬剤によって内部の着色物質を分解し、歯の色調を明るくする処置です。つまり、白い歯を実現するために必ずしも人工の被せ物が必要なわけではありません。
また、撮影照明やカメラの設定、画像加工などによっても歯の白さの印象は変わります。芸能人の写真だけを見て治療方法を決めつけることには無理があります。
男性芸能人の治療情報を判断するときのポイント男性芸能人の場合も、本人が総セラミックを公表したケースと、インプラントや矯正を公表したケースを分けて考えることが大切です。
ネット上ではGACKTさんなど、白く整った歯が話題になる著名人もいます。しかし、外見上の特徴だけを根拠に、全部差し歯であると確定することはできません。
本人の発言や公式発信、信頼できる報道によって治療内容が明らかになっているかどうかが、情報を見極める基本になります。
【噂と真相】芸能人の差し歯はどう見分ける?白い歯だけでは判断できない理由
芸能人の差し歯が話題になる理由の一つは、治療前後で歯並びや色、形が大きく変化することです。特に前歯が均一な大きさになったり、歯の色が一段と明るくなったりすると、セラミック治療を連想する人がいます。
しかし、歯科治療の種類は外見だけで判断できません。
差し歯に見えるといわれる特徴ネット上で差し歯ではないかと話題になるとき、よく注目されるのは次のような特徴です。
- 歯の大きさや形が左右対称にそろっている。
- 複数の歯の色調が均一で、非常に白く見える。
- 前歯の先端が一直線に整っている。
- 以前の写真と比較して、短期間で歯並びが大きく変化している。
- 歯と歯の間のすき間や重なりが目立たなくなっている。
ただし、これらは人工歯であることを証明する特徴ではありません。生まれつき歯並びが整っている人もいますし、歯列矯正やホワイトニングによって自然な歯を美しく見せることも可能です。
歯が白い芸能人に多いと考えられる治療の選択肢白い歯を実現する方法には、大きく分けて次のようなものがあります。
ホワイトニング:天然歯の着色を改善する方法です。歯を削らずに白さを高められますが、人工歯の色は通常のホワイトニングでは変えられません。
セラミッククラウン:歯を削って被せ物を装着する方法です。色だけでなく、形や大きさも調整できます。
ラミネートベニア:歯の表側に薄いセラミックを接着する方法です。前歯の色や形、軽度のすき間などを整える目的で使用されます。
歯列矯正:天然歯を実際に動かして歯並びを整える方法です。歯を大きく削って被せ物にする治療とは異なります。
写真だけで差し歯を断定できない理由差し歯かどうかを正確に判断するには、歯の表面だけでなく、歯の内部や根の状態、過去の治療履歴などを確認する必要があります。
例えば、天然歯の上にセラミッククラウンを装着している場合と、歯を失った部分にインプラントを埋め込んでセラミック製の人工歯を取り付けている場合では、外から見た印象が似ていても構造が異なります。
また、セラミックの被せ物であっても、歯ぐきとの境目や素材の透明感、形状などは個々の症例によって異なります。見た目の特徴だけで治療方法を特定することはできません。
芸能人の差し歯の噂を読む際には、本人が公表しているか、歯科医院の症例紹介などで治療内容が明示されているか、報道の根拠があるかを確認することが大切です。
【歯科治療を比較】差し歯・オールセラミッククラウン・ラミネートベニア・インプラントの違い
芸能人の歯科治療を理解するうえで、まず知っておきたいのが治療方法の違いです。特に「差し歯」「セラミック矯正」「インプラント」は混同されやすい言葉です。
それぞれの構造や治療目的、費用を整理すると、以下のようになります。
| 治療方法 | 構造・治療内容 | 主な目的 | 費用の目安 |
|---|---|---|---|
| 差し歯・クラウン | 残っている歯の根や歯質を利用して被せ物を装着 | 歯の形・機能・色の回復 | 素材や保険適用の有無によって異なる |
| オールセラミッククラウン | 歯全体を覆うセラミック製の被せ物 | 歯の形・色・大きさの改善 | 1本約5万〜20万円 |
| ラミネートベニア | 歯の表面に薄いセラミックを接着 | 前歯の色・形・軽度のすき間の改善 | 1本約10万〜15万円 |
| インプラント | 顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着 | 歯を失った部分の機能回復 | 自由診療で医療機関ごとに異なる |
| ホワイトニング | 薬剤で天然歯の着色を改善 | 歯の色を明るくする | 施術方法・医院によって異なる |
※費用は2026年時点の歯科医院の料金案内などを参考にした目安です。地域、素材、治療本数、追加処置などによって変わります。
差し歯とは?歯の根を利用する被せ物差し歯は一般的な呼び方であり、歯科ではクラウンや支台築造を伴う補綴治療として扱われます。
典型的な差し歯は、歯の根が残っている状態で、必要に応じて根管治療を行い、歯の内部に土台を作って、その上に人工の被せ物を装着する仕組みです。
そのため、歯を根ごと失った部分に差し歯をそのまま装着することはできません。歯の根が残っているかどうかが、治療を考えるうえで重要になります。
オールセラミッククラウンとは?オールセラミッククラウンは、金属を使用せず、セラミック素材で作られた被せ物です。
天然歯に近い透明感や色調を再現しやすく、前歯など見た目が重視される部分で選択されることがあります。また、素材によっては金属を使用しないため、金属による歯ぐきの変色や金属アレルギーへの配慮ができる点も特徴です。
ただし、クラウンを装着するには歯を削る必要があります。歯並びや形状を大きく変える場合は削る量が増えることもあり、神経への影響や将来的な再治療について十分な説明を受けることが大切です。
ラミネートベニアとの違いラミネートベニアは、主に前歯の表側に薄いセラミック製のシェルを貼り付ける治療です。
オールセラミッククラウンが歯全体を覆うのに対し、ラミネートベニアは基本的に表側を中心に処置します。そのため、一般的にはクラウンよりも歯を削る量を抑えやすい方法です。
歯の色を整えたい場合や、わずかなすき間、形状の調整などに向いています。一方、大きく歯並びを変える必要がある場合や、歯の欠損が大きい場合には適応できないこともあります。
両者は同じセラミックを使う治療でも、削る範囲や適応症が異なります。
差し歯とインプラントの違い差し歯とインプラントの最大の違いは、天然歯の根を利用するかどうかです。
差し歯は基本的に自分の歯の根を残して、その上に被せ物を装着します。一方、インプラントは歯を失った部分の顎の骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を取り付けます。
日本歯科医師会のインプラントに関する解説でも、人工歯根を顎骨に埋め込むこと、外科手術を伴うこと、治療後も定期的なメンテナンスが必要であることが説明されています。
また、インプラントの上に装着する人工歯にもセラミックが使用されることがあります。つまり、セラミックという素材を使用しているからといって、差し歯なのかインプラントなのかは判断できません。
【費用と実態】芸能人がセラミック治療を選ぶ理由と後悔しないための注意点
芸能人がセラミック治療を選ぶ背景には、見た目へのこだわりだけでなく、仕事のスケジュールや歯の状態など、複数の要因があります。
一方、セラミック治療は歯を削る処置を伴う場合があり、費用も決して安くありません。見た目のメリットだけで判断せず、長期的な歯の健康まで考えることが必要です。
芸能人が差し歯・セラミック治療を選ぶ主な理由1. 撮影や出演時の見た目を整えたい
俳優、モデル、タレント、アナウンサーなど、人前で笑顔を見せる機会が多い職業では、歯の色や形が印象に影響することがあります。
藤田ニコルさんが説明したように、本人にとって歯は仕事上のビジュアルを構成する要素の一つです。特に写真や映像では、前歯の形や色が目立ちやすくなります。
2. 歯並びや歯の形を短期間で整えたい
一般的な歯列矯正では、歯を少しずつ移動させるため、治療期間が長くなる場合があります。
セラミッククラウンを使った治療では、歯の形や向きを被せ物によって調整できるため、歯列矯正とは異なる方法で見た目を整えられます。藤田さんも、芸能活動との兼ね合いから治療方法を選んだと説明しています。
ただし、セラミッククラウンは天然歯を実際に移動させる矯正治療ではありません。歯を削ることによる影響もあるため、単に治療期間が短いという理由だけで選ぶべきではありません。
3. 過去の虫歯や歯の損傷を修復したい
差し歯は美容目的だけで使われるものではありません。虫歯で歯が大きく失われた場合、事故などで歯が欠けた場合、根管治療後に歯の強度や形を補う必要がある場合などにも使用されます。
芸能人が差し歯を使用しているとしても、必ずしも美容だけが理由とは限りません。治療の経緯は個人によって異なります。
2026年のセラミック治療費用の目安セラミック治療の費用は、歯科医院や使用する素材、治療する本数によって大きく異なります。
湘南美容歯科が掲載している2026年時点の治療案内では、セラミッククラウンは1本約5万〜20万円、ラミネートベニアは1本約10万〜15万円、前歯4〜6本のセラミック矯正は約30万〜80万円が目安として紹介されています。
また、2026年8月時点のウメダデンタルクリニックの料金案内では、オールセラミッククラウンが1本154,000円、ラミネートベニアが1本99,000円という具体的な料金例も掲載されています。
これらは各医療機関の料金例であり、全国一律の価格ではありません。実際には検査、仮歯、土台の作製、神経の治療、歯ぐきの処置などが必要になることもあります。
セラミック治療のメリット- 天然歯に近い色調や透明感を再現しやすい。
- 歯の形や大きさを調整できる。
- 素材によっては金属を使用せずに治療できる。
- 表面の変色が比較的起こりにくい素材がある。
- 適切な設計によって、歯並びや口元の印象を改善できる。
特にオールセラミックは審美性を重視する人に選ばれる素材です。ただし、セラミックであっても強い衝撃によって欠けたり割れたりする可能性があります。
セラミック治療のデメリットと注意点- 天然歯を削る必要がある:クラウンでは歯の周囲を削るため、元の歯の状態には戻せない。
- 神経への影響:削る量や歯の状態によっては、神経の処置が必要になることがある。
- 破損の可能性:強い衝撃や歯ぎしり、食いしばりによって欠けたり割れたりする場合がある。
- 再治療の可能性:装着後も歯の根や歯ぐきの問題が発生することがある。
- 費用負担:審美目的のセラミック治療は基本的に自由診療となる。
特に注意したいのは、健康な天然歯を見た目だけの理由で大きく削る場合です。歯を削る処置は元に戻せないため、歯列矯正やホワイトニング、ラミネートベニアなど、ほかの選択肢も比較してから決める必要があります。
治療を検討するときに確認したい5つのポイント芸能人のような白い歯に憧れて治療を考える場合、次の項目を事前に確認すると判断しやすくなります。
- 治療の目的:歯の色を変えたいのか、歯並びを整えたいのか、欠損を修復したいのかを明確にする。
- 天然歯を削る量:どの程度削る必要があるのか、神経を残せる可能性があるのかを確認する。
- 治療の総額:被せ物の費用だけでなく、検査や土台、仮歯、追加処置なども確認する。
- 将来的なメンテナンス:破損や脱離、虫歯、歯周病などへの対応を確認する。
- 別の治療方法:歯列矯正やホワイトニングなど、歯を大きく削らない方法が選択できるか相談する。
一つの医院の説明だけで判断せず、必要に応じて複数の歯科医師から意見を聞くことも有効です。治療後の美しさだけでなく、10年後、20年後の歯の健康まで見据えた判断が大切です。
【プロの結論】芸能人の歯科治療から分かることと、ネットの噂に惑わされない判断基準
全部差し歯の芸能人について調べると、本人が治療を公表している人と、見た目だけで差し歯と噂されている人が混在していることが分かります。
今回確認できた代表的な事例を、情報の確度と治療内容から整理すると次のようになります。
- はるな愛さん:2025年6月、テレビ番組で全部差し歯であることを本人が明言。
- 新庄剛志さん:2020年、23歳の頃に歯をすべてセラミックに変えたと本人が説明。2024年にはインプラント治療も報告。
- 藤田ニコルさん:2017年頃からのセラミック治療と、2022年の前歯・下の歯の治療内容を公表。
- 矢口真里さん:2023年、上の歯8本のセラミック治療に70万円をかけたことをテレビで公表。
この4人の事例から見えてくるのは、芸能人の歯科治療には、全部差し歯、部分的なセラミック、インプラントなど、複数の形があるということです。
また、芸能人だからといって全員が高額なセラミック治療を受けているわけではありません。天然歯を維持しながらホワイトニングや矯正を選ぶ方法もあります。
歯科治療を考える際に大切なのは、芸能人と同じ見た目を目指すことではなく、自分の歯の状態に合った方法を選ぶことです。
特に健康な歯を削る必要があるセラミック矯正では、短期間で見た目を整えられるメリットと、天然歯を失うことによる長期的な影響を比較する必要があります。
白く整った歯は魅力的ですが、長く自分の歯で食事や会話を楽しめることも同じくらい大切です。審美性と機能性の両方を考えた治療こそ、後悔を防ぐための判断基準になります。
全部差し歯の芸能人に関するよくある質問(FAQ)
Q1:全部差し歯の芸能人は本当にいる?
A1:実在します。はるな愛さんは2025年6月にTOKYO MX「5時に夢中!」で全部差し歯であることを公表しました。男性では新庄剛志さんが23歳の頃に歯をすべてセラミックに変えたと本人が説明しています。
Q2:全部差し歯の女性芸能人は誰?
A2:全部差し歯であることを本人が公表した代表例は、はるな愛さんです。藤田ニコルさんや矢口真里さんもセラミック治療を公表していますが、前者は前歯と下の歯、後者は上の歯8本についての発言であり、全部差し歯という意味ではありません。
Q3:全部差し歯の男性芸能人は誰?
A3:新庄剛志さんが代表的な公表例です。23歳の頃に歯をすべてセラミックに変えたと2020年のテレビ番組で明かしています。ただし、2024年にはインプラント治療も報告しているため、過去の治療と現在の状態を同一視することはできません。
Q4:芸能人の白い歯はすべてセラミックなの?
A4:いいえ。ホワイトニングや天然歯のケア、歯列矯正などでも白く整った歯を実現できます。写真やテレビ映像の印象だけでセラミックと判断することはできません。
Q5:差し歯とインプラントは同じもの?
A5:異なります。差し歯は基本的に残っている自分の歯の根を利用する治療です。インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込んで人工歯を支える治療です。
Q6:オールセラミッククラウンとラミネートベニアの違いは?
A6:オールセラミッククラウンは歯全体を覆う被せ物で、ラミネートベニアは主に歯の表面に薄いセラミックを貼り付ける方法です。削る範囲や適応できる歯の状態が異なります。
Q7:セラミック治療は1本いくらかかる?
A7:2026年時点の歯科医院の料金案内では、セラミッククラウンは1本約5万〜20万円、ラミネートベニアは1本約10万〜15万円が目安です。素材や医院、追加処置によって総額は変わります。
Q8:差し歯かどうかは見た目で分かる?
A8:確実には分かりません。歯の形や白さが均一でも、天然歯、ホワイトニング、矯正、セラミック治療など複数の可能性があります。正確な判断には歯科医師による診察が必要です。
Q9:セラミック矯正は通常の歯列矯正と同じ?
A9:違います。通常の歯列矯正は天然歯を移動させて歯並びを整えますが、セラミック矯正は歯を削って被せ物を装着し、見た目を整える治療です。治療期間だけでなく、歯への負担も比較する必要があります。
Q10:健康な歯でも全部セラミックにできる?
A10:技術的に検討できる場合はありますが、健康な歯を大きく削ることには慎重な判断が必要です。天然歯を残す方法や、ホワイトニング、矯正などの代替案も含めて歯科医師に相談することをおすすめします。
2026年11月現在、全部差し歯であることを本人が公表した芸能人として、はるな愛さんが確認できます。また、新庄剛志さんは23歳の頃に歯をすべてセラミックに変えた経験を明かしており、男性の代表的な事例です。
藤田ニコルさんや矢口真里さんもセラミック治療について具体的に公表していますが、治療した本数や範囲は異なります。全員を一括りに全部差し歯と呼ぶことは正確ではありません。
差し歯、オールセラミッククラウン、ラミネートベニア、インプラントにはそれぞれ異なる構造と目的があります。費用だけでなく、天然歯を削る量や将来的なメンテナンスまで考えて選ぶ必要があります。
芸能人の歯が白く美しい理由は一つではありません。本人が公表した治療内容とネット上の噂を区別し、外見だけで医療情報を断定しないことが、正しい知識を得るための第一歩です。
美しい笑顔を目指す場合も、最優先にしたいのは自分の歯をできるだけ健康に保つこと。見た目と機能の両方を大切にした歯科治療を選びたいものです。