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【注意点】EX 65+割で失敗しないために知っておきたい7つの条件

朝倉 仁 朝倉 仁 • 更新: • 公開: • 読了約 8 分
目次

割引価格だけを見て予約すると、当日になって利用条件に気づくことがあります。

特にシニア世代の場合、家族との旅行や複数人での移動を予定しているケースも多いため、購入前に次のポイントを確認しておきたいところです。

1.本人1名分しか購入できない

EX 65+割は、マイナンバーカードを登録した会員本人だけが利用できます。

例えば、夫婦2人で旅行する場合、2人とも65歳以上であっても、それぞれが会員登録とマイナンバーカード登録を行う必要があります。

2.駅の窓口や券売機では購入できない

EX 65+割はインターネット専用商品です。

JRの駅窓口、指定席券売機、JR西日本のe5489、LINEからEXでは購入できません。

普段、駅員に相談しながらきっぷを購入している人は、事前にスマートフォンでの操作に慣れておくと安心です。

3.対象日でも売り切れることがある

EX 65+割は列車ごとに発売枚数が設定されています。

通常の指定席に空席があっても、シニア割引用の発売枠が終了していれば購入できません。

旅行日が決まっている場合は、発売開始日の午前10時を意識して予約するのがおすすめです。

4.途中下車はできない

EX 65+割は、新幹線専用の乗車券と特急券が一体になった商品です。

途中駅で下車すると、その先の未乗車区間は無効になります。

例えば、東京から新大阪まで予約して、途中の名古屋でいったん改札を出て観光するような使い方はできません。

名古屋で観光してから京都へ向かう場合は、区間を分けて予約するなど、旅行行程を考えておく必要があります。

5.他の割引とは併用できない

EX 65+割は、ほかの割引証などによる割引との重複適用ができません。

すでに別の割引制度を利用している場合は、どちらを使ったほうが安くなるのか比較しましょう。

6.指定列車に乗り遅れた場合は自由席が基本

指定した列車に乗り遅れた場合、同じ日の後続列車の普通車自由席に乗車できます。

ただし、後続列車の指定席をそのまま利用できるわけではありません。

全車指定席ののぞみでは、普通車のデッキなどでの立席利用に限られる場合があります。

時間に余裕を持って駅に到着することが大切です。

7.乗車時には年齢確認書類を携帯する

マイナンバーカードをEXアプリに登録していても、乗車時には年齢確認ができる公的証明書を携帯する必要があります。

運転免許証、マイナンバーカード、運転経歴証明書などが例として案内されています。

また、改札に入場する前であっても、予約した列車の発車時刻を過ぎると通常の予約変更操作はできません。変更や払い戻しの条件も事前に確認してください。

【プロの結論】EX 65+割とジパング倶楽部は利用目的で選ぶ

jr東海新幹線割引シニア

2026年のシニア向け新幹線割引を選ぶうえで重要なのは、割引率の数字だけで判断しないことです。

旅行する頻度、移動距離、利用する列車、予約方法への慣れによって、お得な制度は変わります。

EX 65+割がおすすめの人

- 東京・名古屋・京都・新大阪など、東海道新幹線を利用する人
- のぞみの指定席やグリーン車を利用したい人
- スマートフォンで新幹線を予約できる人
- マイナンバーカードを利用した本人確認に抵抗がない人
- 対象日を選んで旅行日程を調整できる人
- 夫婦や友人との旅行でも、本人分を個別に予約できる人

特に、年会費無料のスマートEXを利用している人には、検討しやすい割引商品です。

ジパング倶楽部がおすすめの人

- 年間を通じてJR線を何度も利用する人
- 東海道新幹線だけでなく全国のJR線を旅行する人
- 長距離移動が多い人
- 20%・30%という割引率を活用したい人
- 紙の会員手帳や駅での購入手続きに抵抗がない人
- のぞみ以外の列車も柔軟に選べる人

年会費3,840円がかかるため、旅行回数や割引額を計算してから入会を決めるとよいでしょう。

どちらを選ぶべきか、判断のポイント



スマホ予約ができるなら
EX 65+割

東海道新幹線ののぞみを利用したい人や、対象日に合わせて旅行できる人に向いています。


年間の旅行回数が多いなら
ジパング倶楽部

全国のJR線を幅広く利用し、年間20回の割引枠を活用したい人に向いています。

両制度は、単純にどちらが上という関係ではありません。

EX 65+割は特定の新幹線旅行に強く、ジパング倶楽部は全国のJR旅行に強いという違いがあります。

旅行先と利用回数を整理して、実際の購入金額で比較することが、無理なく交通費を節約する方法です。

【JR東海の新幹線シニア割引】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:JR東海の新幹線は65歳になれば自動的に割引になりますか?

A1:自動的には割引になりません。EX 65+割を利用するには、スマートEXまたはエクスプレス予約の会員登録に加え、EXアプリでのマイナンバーカード登録が必要です。対象日・対象区間・対象列車の条件も満たす必要があります。

Q2:スマートEXでもEX 65+割を利用できますか?

A2:利用できます。スマートEXとエクスプレス予約の両方が対象です。スマートEXは年会費無料ですが、EXアプリでのマイナンバーカード登録は別途必要です。

Q3:ジパング倶楽部に入っていれば、のぞみも30%引きになりますか?

A3:のぞみの特急料金・グリーン料金はジパング倶楽部の割引対象外です。乗車券の運賃部分については条件を満たせば割引が適用されます。のぞみの特急料金も含めた専用価格で利用したい場合は、EX 65+割を比較してください。

2026年10月に始まったEX 65+割は、JR東海の東海道新幹線を利用する65歳以上の人にとって、新しい旅行の選択肢です。

特に注目したいのは、次の5点です。

- 2026年10月1日から利用開始
- 乗車日時点で満65歳以上が対象
- マイナンバーカードのEXアプリ登録が必須
- 東京~鹿児島中央間の営業キロ100キロ超の対象区間で利用可能
- のぞみを含む対象列車の普通車指定席・グリーン車を割引価格で利用可能

一方、ジパング倶楽部も年会費3,840円で年間20回まで20%・30%割引を受けられる制度として、引き続き魅力があります。

東海道新幹線を効率よく利用したいならEX 65+割、全国のJR線を幅広く旅行したいならジパング倶楽部。

この使い分けが、2026年のシニア世代にとって合理的な選択です。

旅行を計画するときは、年齢条件だけでなく、対象日・発売枠・区間・実際の料金を確認してから予約しましょう。新しい割引制度を上手に活用すれば、これまで以上に気軽に新幹線旅行を楽しめます。

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朝倉 仁
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