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相撲の三役とは?大関・関脇・小結の違いと2026年最新番付を徹底解説

小野寺 翔 小野寺 翔 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
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大相撲で使われる「三役」とは、基本的に大関・関脇・小結という3つの地位を総称した言葉です。ただし、日本相撲協会の説明では、一般的な呼び方と待遇・給与上の区分で意味が異なり、関脇と小結だけを三役と呼ぶケースもあります。また、最高位の横綱は三役に含まれません。

2026年11月場所の最新番付では、関脇に藤ノ川と熱海富士、新小結に美ノ海が名を連ねました。美ノ海は沖縄県出身力士として初めての小結昇進を果たしており、今場所の三役は顔ぶれにも注目が集まっています。三役の正確な意味、横綱との違い、人数や昇進条件、給与、伝統行事まで、日本相撲協会の公式情報と最新番付をもとに解説します。

【基本知識】相撲の三役とは?大関・関脇・小結の序列と意味

相撲の三役

相撲の三役とは、幕内の上位に位置する大関・関脇・小結をまとめた呼称です。幕内力士のなかでも特に高い実力が求められる地位であり、優勝争いや大関昇進、横綱昇進を目指す力士たちが集まります。

日本相撲協会は公式サイトの「大相撲クイズ No.701」で、三役の一般的な意味を明確に説明しています。

普通、「大関・関脇・小結」を総称して三役といいます。

つまり、通常の会話や相撲観戦で三役という言葉が登場した場合は、大関・関脇・小結の3階級を意味すると考えて差し支えありません。

大関・関脇・小結の序列はどうなっている?

三役のなかにも明確な上下関係があります。序列は大関、関脇、小結の順です。

大関は三役のなかで最も高い地位です。横綱に次ぐ存在であり、優勝争いの中心となることが期待されます。大関は一定の成績を残せなければ陥落する可能性もありますが、通常の関脇や小結とは異なる特例が設けられています。

関脇は大関のすぐ下に位置する地位です。大関昇進を狙う力士にとって重要な足場であり、上位力士との対戦が続く厳しい番付でもあります。関脇で安定して勝ち星を重ねられるかどうかは、将来の大関昇進を占う材料になります。

小結は三役のなかで最も低い地位です。しかし、単に幕内上位の力士というわけではありません。横綱や大関、関脇などの強豪と対戦する機会が多く、実力と勝負強さが大切です。

三役と平幕の違い

幕内には三役のほかに前頭という地位があります。一般的に平幕と呼ばれるのがこの前頭です。

小結より上が三役で、前頭筆頭や前頭2枚目などは平幕に分類されます。前頭上位の力士が好成績を残せば小結や関脇への昇進が期待できますが、勝ち越しただけで必ず三役に上がれるわけではありません。

番付は成績だけでなく、対戦相手や他の力士の成績、昇降格の状況などを踏まえて編成されます。

【混同注意】横綱は三役に含まれる?関脇・小結だけを三役と呼ぶ理由

相撲の番付を見ていると、横綱・大関・関脇・小結が幕内上位に並んでいます。そのため、横綱も三役に含まれると思う人は少なくありません。

しかし、現在の日本相撲協会の定義では、横綱は三役とは別格の地位です。加えて、待遇や給与などの制度上では、大関も三役から除外され、関脇と小結だけを三役と呼ぶ場合があります。

横綱が三役に含まれない歴史的な理由

横綱の扱いを理解するには、相撲の歴史を知る必要があります。

明治42年(1909年)に横綱が正式な最高位となる以前は、大関が番付上の最高位でした。当時の三役は小結以上を意味していたため、大関・関脇・小結という現在の基本的な呼び方とは歴史的な背景が異なります。

その後、横綱が独立した最高位として位置づけられ、現在では大関よりも上の別格の存在となりました。

横綱は単に勝ち星を積み重ねれば維持できる地位ではありません。大関以下のような通常の降格制度がなく、横綱としての力量や品格、責任が問われます。こうした特別な位置づけも、三役と横綱を区別する理由の一つです。

待遇面では大関も三役に含まれない

三役という言葉が分かりにくくなる最大の理由が、待遇面での使い分けです。

日本相撲協会の公式説明では、待遇上の三役について、大関を除き、関脇・小結のみを指すとしています。

例えば、力士の給与は横綱・大関・三役(関脇・小結)という3つの区分で整理されています。年寄名跡の襲名・継承についても、横綱・大関と関脇・小結では扱いが異なります。

このため、相撲の話題で三役という言葉を見かけたら、次のように判断すると混乱しません。

  • 番付や一般的な地位の話:大関・関脇・小結。
  • 給与や待遇の話:関脇・小結。
  • 横綱:どちらの場合も三役とは別格。

【2026年最新】三役の人数と定員・十一月場所の番付一覧

2026年11月場所の番付は、10月26日に日本相撲協会から発表されました。場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。

今回の番付で注目されるのは、関脇の藤ノ川と熱海富士、そして新小結に昇進した美ノ海です。小結には義ノ富士も再び名を連ねています。

2026年11月場所の三役・上位番付

最新番付の上位陣を整理すると、次のようになります。

地位・区分 2026年11月場所の力士 位置づけ・注目点
横綱 大の里・豊昇龍 三役とは別格の最高位
大関 安青錦・琴櫻・霧島 広い意味で三役に含まれる最上位
関脇 藤ノ川・熱海富士 大関昇進を目指す重要な地位
小結 美ノ海・義ノ富士 美ノ海は新小結、義ノ富士は再小結
広義の三役 大関・関脇・小結 合計7人
待遇上の三役 関脇・小結 合計4人

この番付から分かるように、一般的な意味での三役は7人、待遇面での三役は4人です。横綱2人を加えた9人が幕内上位の横綱・大関・関脇・小結に位置しています。

藤ノ川は2場所連続の関脇

藤ノ川は2026年11月場所で2場所連続の関脇となりました。日本相撲協会の番付トピックスによれば、三役在位も2場所連続です。

前場所では11勝4敗の好成績を残しており、関脇としてさらに上位を狙う立場にあります。21歳という若さもあり、今後の番付上昇や大関候補としての成長に注目が集まります。

熱海富士は4場所連続の関脇

熱海富士は4場所連続の関脇となり、三役在位は5場所連続です。

前場所は8勝7敗で勝ち越しを確保しました。大関昇進を目指す力士として、関脇の地位を維持しながら、再び二桁勝利を狙うことになります。

2026年9月の秋場所では大関昇進の可能性が話題になりました。新関脇から9勝、12勝と積み重ねてきた実績があり、昇進目安とされる3場所33勝を意識した戦いが注目されました。

美ノ海は沖縄県出身初の小結

今回の三役で特に注目したいのが、新小結の美ノ海です。

日本相撲協会の公式番付トピックスによると、美ノ海は木瀬部屋所属で、前場所は10勝5敗。2026年11月場所で初めて小結に昇進しました。

この昇進には、いくつもの記録的な意味があります。

  • 沖縄県出身力士として初の小結。
  • 日本大学出身力士として20人目の小結。
  • 初土俵から63場所を要した新三役昇進で、学生相撲出身者としては最も遅い昇進。
  • 33歳5か月での新三役昇進は戦後4位の高齢記録。

早い時期に幕内上位へ駆け上がる力士がいる一方、長い経験を積み重ねて三役に到達する力士もいます。美ノ海の昇進は、力士の成長過程が必ずしも一様ではないことを示す出来事です。

三役の人数に固定された定員はある?

三役の人数については、関脇2人、小結2人という形が基本的な番付のイメージです。しかし、関脇や小結の人数に絶対的な固定定員が設けられているわけではありません。

過去の番付を集計した相撲専門の観戦資料では、2024年1月場所から2026年7月場所までの16場所において、小結は毎場所2人、関脇は2人から4人の範囲で推移しています。

つまり、通常は東西に1人ずつ配置されるものの、成績や番付編成の状況によって関脇などの人数が増えることがあります。

かつては関脇や大関の3人目以降を番付の外側に記載する「張出」という表記も使われていました。現在は平成6年(1994年)7月場所以降、張出の形式がなくなり、複数の力士が同じ地位に並ぶ形になっています。

したがって、三役の人数を調べる際には、固定された数字を覚えるよりも、その場所の正式な番付を確認することが確実です。

【昇進の仕組み】三役になる条件と関脇から大関への昇進目安

三役への昇進は、力士にとって大きな節目です。前頭上位から小結、関脇へと番付を上げ、さらに大関を目指すには、幕内上位で継続して実力を示さなければなりません。

前頭から小結・関脇へ昇進する条件

小結や関脇への昇進には、単純に何勝すれば必ず昇進できるという全国共通の固定ラインはありません。

基本的には、前頭上位での勝ち越しや二桁勝利、横綱・大関など上位力士との対戦成績、他の力士の番付変動などを総合的に考慮して番付が編成されます。

特に前頭筆頭や前頭2枚目などの上位で好成績を残すことは、三役昇進に向けた有力な材料です。

ただし、同じ10勝でも対戦相手や番付上の状況によって評価が異なることがあります。勝ち越しだけで自動的に三役へ上がれるわけではありません。

関脇から大関への昇進は直近3場所33勝が目安

大関昇進の目安として広く知られているのが、三役で直近3場所合計33勝という数字です。

一般的には、関脇を中心に三役で好成績を続け、直近3場所で33勝前後を挙げることが昇進を判断する材料になります。

ただし、この33勝は日本相撲協会が明文化した絶対条件ではありません。実際の昇進判断では、勝ち星だけでなく、相撲の内容や安定感、上位力士との対戦結果なども考慮されます。

日刊スポーツが2026年9月に報じた大関昇進の解説でも、2000年以降に大関へ昇進した25人のうち21人が直近3場所で33勝以上を記録した一方、32勝で昇進した力士も4人いたと紹介されています。

その4人は次のとおりです。

  • 稀勢の里
  • 豪栄道
  • 朝乃山
  • 正代

この実例からも、33勝は目安であり、絶対的な合格ラインではないことが分かります。

歴代力士の大関昇進から見える判断基準

大関昇進を考えるうえで参考になるのが、栃ノ心の実績です。栃ノ心は大関昇進直前の3場所で37勝を挙げ、33勝の目安を大きく上回りました。

一方、稀勢の里や豪栄道、朝乃山、正代のように32勝で昇進した例もあります。

この違いが示すのは、大関昇進が単なる数字の競争ではないという点です。上位力士として安定して勝てるか、強い相撲を継続できるか、今後も大関にふさわしい力量を発揮できるかが問われます。

昇進を判断する審判部や番付編成の仕組みでは、こうした複数の要素が検討されます。勝ち星の合計は重要ですが、それだけで昇進が確定するわけではありません。

大関から関脇へ陥落することもある

大関は三役のなかで最も高い地位ですが、成績が振るわなければ陥落する可能性があります。

大関が2場所連続で負け越した場合は関脇へ陥落します。ただし、陥落直後の場所で10勝以上を挙げると大関へ復帰できる特例があります。

この制度は大関の地位の重さを示すものです。一度大関になったからといって、その地位が永久に保証されるわけではありません。

三役は昇進を目指す場所であると同時に、現在の地位を守るための厳しい戦いが続く場所でもあります。

【伝統行事】三役揃い踏みと「これより三役」の意味

相撲観戦で三役という言葉が登場する場面として、もう一つ有名なのが「三役揃い踏み」です。

これは通常の番付上の三役とは異なる、千秋楽の伝統的な儀式です。日本相撲協会の公式説明でも、三役揃い踏みでは横綱も登場するとされています。

「これより三役」とは何を指す?

「これより三役」とは、千秋楽における結びの一番を含めた最後の3番の取組を指します。

この3番は「役相撲」とも呼ばれ、千秋楽の終盤を盛り上げる重要な取組です。

日本相撲協会の大相撲クイズ No.1249でも、「これより三役」の意味を結びを含めた残り3番と説明しています。

三役揃い踏みでは東西3人ずつが四股を踏む

三役揃い踏みでは、東西それぞれ3人の力士が土俵に上がります。

力士たちは扇形に並び、正面を向いて一斉に四股を踏みます。千秋楽ならではの伝統的な光景であり、結び三番を前に会場の緊張感が高まる瞬間です。

ここで重要なのは、儀式に登場する力士が必ずしも番付上の三役3階級だけではないという点です。

横綱も登場するため、一般的な三役の定義と儀式の名称が一致していないように感じられる可能性があります。しかし、これは歴史的な呼称が現在の儀式に受け継がれているためです。

勝者に贈られる矢・弦・弓の意味

「これより三役」には、もう一つ興味深い伝統があります。それが、最後の3番の勝者に関係する矢・弦・弓の習慣です。

  • 最初の取組:勝者に矢が贈られる。
  • 2番目の取組:勝者に弦が贈られる。
  • 結びの取組:本来は勝者に弓が贈られるが、弓取式の力士が代わりに受け取る。

これらは、武家時代に武士道にとって価値のある弓や矢などが懸賞として贈られていた名残とされています。

現在の相撲は競技としての勝敗だけでなく、こうした伝統儀式や所作も含めて楽しめる文化です。千秋楽を観戦する際には、取組だけでなく三役揃い踏みにも注目すると、相撲の奥深さがより伝わります。

【給与・待遇】三役力士の月給はいくら?2027年の改定も解説

三役に昇進すると、力士の待遇も変わります。特に関脇と小結は、平幕とは異なる給与区分に位置づけられています。

2026年11月時点の三役の給与

2026年11月時点で適用されている関取の月額給与は、次のとおりです。

  • 横綱:300万円
  • 大関:250万円
  • 関脇・小結:180万円
  • 平幕:140万円
  • 十両:110万円

つまり、待遇上の三役に該当する関脇と小結の月給は180万円です。平幕の140万円と比べると、月額で40万円の差があります。

ここで注意したいのが、大関の月給は250万円であり、関脇・小結とは別の給与区分だという点です。この給与制度が、待遇面では大関を三役から除外する理由にもなっています。

2027年1月から関取給与が8年ぶりに改定

2026年7月30日、日本相撲協会は理事会で力士の給与や手当の改定を発表しました。

関取の給与改定は2019年以来8年ぶりです。改定は2027年1月の初場所から適用される予定で、三役力士の待遇にも変化が生じます。

  • 横綱:300万円から330万円。
  • 大関:250万円から275万円。
  • 関脇・小結:180万円から200万円。
  • 平幕:140万円から155万円。
  • 十両:110万円から120万円。

関脇・小結は月額20万円の増額となります。

この改定は2026年11月場所にはまだ適用されません。2026年12月までの給与と2027年1月以降の給与を混同しないことが大切です。

三役力士の収入は月給だけではない

力士の収入は月給だけで決まるわけではありません。本場所の成績に応じた褒賞金や賞金、懸賞金なども収入に関係します。

特に幕内の取組では、懸賞金が設定されることがあります。人気力士や注目カードでは懸賞が集まることもあり、勝利によって得られる収入にも差が生まれます。

また、幕内優勝や三賞などの実績も賞金面での評価につながります。したがって、同じ三役であっても、年間の収入が全員同じになるわけではありません。

2027年の給与改定では、幕下以下の養成員についても場所手当や勝星金、勝越金の増額が発表されています。力士の待遇全体を見直す動きとしても注目されます。

相撲の三役を正しく理解するためには、単に大関・関脇・小結という3つの名称を覚えるだけでは十分ではありません。番付上の序列、待遇面の区分、歴史的な背景、千秋楽の伝統行事を分けて考えることが大切です。

三役は3階級を指す場合と2階級を指す場合がある

最も重要なのは、三役という言葉に2つの使い方があることです。

一般的な相撲用語では大関・関脇・小結の3階級ですが、給与や待遇の区分では関脇・小結の2階級を意味します。

これは誤用ではなく、日本相撲協会自身が説明している使い分けです。相撲の記事や番付解説を読む際には、どちらの意味で使用されているかを確認すると理解しやすくなります。

三役の人数は番付発表ごとに確認する

三役の人数は固定ではありません。2026年11月場所は関脇2人、小結2人ですが、過去には関脇が3人や4人となった場所もあります。

また、一般的な三役と待遇上の三役では人数も異なります。2026年11月場所の場合、前者は7人、後者は4人です。

三役昇進は大関・横綱への出発点

関脇や小結は、幕内上位で実力を示した力士だけが立てる地位です。特に関脇は、大関昇進を目指すうえで重要な位置にあります。

大関昇進の33勝という目安は参考になりますが、実際には相撲内容や上位力士との対戦結果も評価されます。数字だけを見て昇進の可能性を断定するのは適切ではありません。

2026年11月場所では、藤ノ川や熱海富士が関脇として上位に挑み、新小結の美ノ海がどのような相撲を見せるかも注目点です。

三役は単なる番付の呼び名ではなく、力士の実力、伝統、待遇、将来性が交差する重要な地位なのです。

相撲の三役に関するよくある質問(FAQ)

Q1:相撲の三役とは誰のことですか?

A1:一般的には大関・関脇・小結の3階級を指します。ただし、給与や待遇の話では大関を除き、関脇と小結だけを三役と呼ぶ場合があります。

Q2:横綱は三役に含まれますか?

A2:含まれません。横綱は大関より上の最高位であり、日本相撲協会では三役とは別格として扱われています。明治42年に横綱が正式な最高位となった歴史的経緯があります。

Q3:三役の一番上は何ですか?

A3:大関です。一般的な三役の序列は大関、関脇、小結の順です。横綱は三役の外に位置する最高位です。

Q4:三役は何人いますか?

A4:固定された人数ではありません。2026年11月場所では大関3人、関脇2人、小結2人です。広い意味の三役は7人、待遇上の三役は4人となります。

Q5:大関に昇進するには何勝必要ですか?

A5:一般的には三役で直近3場所合計33勝が目安とされています。ただし、公式に定められた絶対条件ではなく、32勝で昇進した歴代力士もいます。勝ち星だけでなく相撲内容も評価されます。

Q6:「これより三役」と三役は同じ意味ですか?

A6:同じではありません。「これより三役」は千秋楽の結びを含む最後の3番の取組を指します。その前に行われる三役揃い踏みでは、横綱も土俵に上がります。

Q7:2026年11月場所の新小結は誰ですか?

A7:美ノ海です。沖縄県出身力士として初めて小結に昇進しました。木瀬部屋所属で、初土俵から63場所を経ての新三役昇進となりました。

相撲の三役とは、基本的に大関・関脇・小結を総称する言葉です。ただし、日本相撲協会の公式説明では、待遇や給与の区分に限り、関脇・小結だけを三役とする使い方もあります。

横綱は明治42年に正式な最高位となった歴史を持ち、現在は三役とは別格の存在です。三役の人数にも固定定員はなく、番付編成によって変動します。

2026年11月場所では、藤ノ川と熱海富士が関脇、美ノ海と義ノ富士が小結に就きました。特に沖縄県出身初の小結となった美ノ海の昇進は、今場所の大きな話題です。

また、三役の月給は2026年12月まで180万円で、2027年1月から200万円に改定される予定です。給与制度を見ても、一般的な三役と待遇上の三役が異なることが分かります。

三役の意味を理解する際は、①一般的な番付上の呼称、②給与・待遇上の区分、③千秋楽の伝統行事という3つを区別することがポイントです。この違いを押さえておけば、番付表や相撲中継、昇進ニュースをより正確に読み解けます。

11月8日に初日を迎える九州場所では、関脇陣のさらなる躍進や新小結・美ノ海の活躍、そして大関昇進を狙う力士たちの成績にも注目したいところです。

主な事実確認資料

- 日本相撲協会「大相撲クイズ No.701」「令和8年十一月場所 番付トピックス」
- 日本相撲協会「令和8年本場所年間日程表」「大相撲クイズ No.1249」
- 日刊スポーツ(2026年7月30日・9月23日)の給与改定、大関昇進に関する報道
- スポーツナビ・2026年11月場所番付情報

※番付・給与は2026年11月1日時点。2027年1月からの給与改定は発表済みの予定額として記載しています。

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小野寺 翔
トレンドリサーチャー 小野寺 翔
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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