トム・ホランドがピーター・パーカーを演じる映画は、単独映画4作品と、MCUのクロスオーバー作品3作品に分けられます。
初登場は2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』です。単独主演の第1作『ホームカミング』より先に登場している点が、ほかのスパイダーマンシリーズと異なる特徴です。
最初に押さえたい7作品の順番
① シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
2016年公開・ピーターの初登場
② スパイダーマン:ホームカミング
2017年公開・高校生ピーターの物語
③ アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
2018年公開・宇宙規模の戦い
④ アベンジャーズ/エンドゲーム
2019年公開・ピーターの人生を変える事件
⑤ スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
2019年公開・ヨーロッパを舞台にした冒険
⑥ スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
2022年日本公開・マルチバースの物語
⑦ スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
2026年7月31日日本公開・新章
この7作品を公開順に観れば、ピーターがアベンジャーズと出会い、師匠との別れを経験し、やがて自分自身の力でヒーローとして歩み始める過程を自然に理解できます。
ソニー・ピクチャーズの公式作品情報でも、『ホームカミング』がMCUにおけるホランド版の最初の単独映画、『ブランド・ニュー・デイ』が第4作として位置づけられています。
【全7作品を一覧比較】日本公開年・作品の関係性・視聴する意味

トム・ホランド版の作品を整理すると、単独映画とアベンジャーズ関連作が交互に展開されていることが分かります。
特に2018年から2019年にかけての『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』は、単なるゲスト出演ではありません。ピーターの人生を大きく変える物語上の重要な作品です。
日本公開年はソニー・ピクチャーズおよびマーベル公式の作品情報と各作品の公開記録に基づいています。『ホームカミング』は2017年8月11日、『ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日、『ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日、『ブランド・ニュー・デイ』は2026年7月31日に日本公開されました。
単独映画とMCU関連作は何が違う?単独映画はピーター・パーカー自身の生活や成長、人間関係を中心に描きます。
一方、MCU関連作では、ほかのヒーローとの協力や宇宙規模の事件が描かれます。
この違いを知っておくと、作品を選ぶ際にも迷いません。
- 単独映画4作品: ピーターの人生とスパイダーマンとしての成長を追う。
- MCU関連作3作品: アイアンマンとの関係やアベンジャーズとの戦いを理解する。
つまり、単独映画だけでもピーターの物語は追えますが、MCU関連作を含めることで、彼がどのような経験を経て現在のヒーローになったのかが、より深く見えてきます。
【作品別に解説】7作品でピーター・パーカーはどう成長した?
①『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年)
ホランド版スパイダーマンの原点
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主な出演者:クリス・エヴァンス、ロバート・ダウニー・Jr.、トム・ホランド
トム・ホランド版スパイダーマンの記念すべき初登場作品です。
ピーター・パーカーは、アイアンマンことトニー・スタークに見いだされ、アベンジャーズの対立に巻き込まれていきます。
この作品で重要なのは、ピーターとトニーの出会いです。
ピーターはまだ経験の浅い高校生ですが、トニーは彼の能力と可能性を評価します。その後の『ホームカミング』につながる師弟関係が、ここから始まります。
視聴する意味: トニー・スタークがピーターにとってどのような存在なのかを理解するための必須作品です。
②『スパイダーマン:ホームカミング』(2017年)
単独映画の第1作
監督:ジョン・ワッツ
主な出演者:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、ロバート・ダウニー・Jr.
ピーターが高校生活とヒーロー活動を両立させようと奮闘する青春映画です。
『シビル・ウォー』の出来事から数カ月後、ピーターはニューヨークに戻り、普通の高校生としての日常を送りながら、街を守る活動を続けています。
敵となるのは、マイケル・キートン演じるバルチャーことエイドリアン・トゥームスです。
本作の魅力は、世界を救うような大事件だけではなく、学校生活や友人関係、恋愛など身近な問題も描かれている点にあります。
ピーターはアベンジャーズのような大きな舞台で活躍したいと考えますが、トニーから与えられる役割は決して華やかなものばかりではありません。
視聴する意味: ピーターの性格、MJやネッドとの関係、トニーとの師弟関係を理解するための基礎となる作品です。
③『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年)
宇宙規模の戦いに参戦
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、トム・ホランド
宇宙の生命の半分を消し去ろうとするサノスと、アベンジャーズたちの戦いを描いた作品です。
ピーターはアイアンマンとともに、この大規模な戦いに参加します。
『ホームカミング』ではニューヨークを中心に活動していた高校生ヒーローが、地球を超えた規模の危機に直面することになります。
トニーとの関係も、単なる師弟関係から、互いを信頼して命を預ける関係へと変化していきます。
視聴する意味: 次の『エンドゲーム』と、その後の『ファー・フロム・ホーム』を理解するために欠かせません。
④『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年)
MCUにおける大きな転換点
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
主な出演者:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンス、トム・ホランド
『インフィニティ・ウォー』で起きた悲劇を受け、残されたアベンジャーズが失われた人々を取り戻すために戦います。
この作品は、トム版スパイダーマンの理解において非常に重要です。
特に、ピーターとトニーの関係に大きな区切りがつくため、次の『ファー・フロム・ホーム』でピーターが抱える感情を理解するには欠かせません。
視聴する意味: ピーターが精神的に成長するきっかけと、次作の世界がどのように変化したのかを理解できます。
⑤『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年)
単独映画の第2作
監督:ジョン・ワッツ
主な出演者:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイク・ギレンホール
『エンドゲーム』後の世界を舞台に、ピーターたちのヨーロッパ旅行と新たな戦いを描きます。
ピーターは普通の高校生として旅行を楽しみたいと考えていますが、ニック・フューリーから新たな任務を依頼されます。
ジェイク・ギレンホール演じるミステリオことクエンティン・ベックも登場し、物語は予想外の方向へ進んでいきます。
ソニーの公式作品紹介によると、物語は『エンドゲーム』から約8カ月後が舞台です。世界が人々の帰還後の生活に適応していく様子も描かれています。
視聴する意味: 『ノー・ウェイ・ホーム』の冒頭につながる重大な展開があるため、飛ばさずに観ることをおすすめします。
特にエンドクレジット後の映像は、次作への重要な橋渡しになっています。
⑥『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022年)
単独映画の第3作・三部作の集大成
監督:ジョン・ワッツ
主な出演者:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ベネディクト・カンバーバッチ
トム・ホランド版の前3作を締めくくる重要作品です。
ピーターの正体が世界中に知られたことで、彼と周囲の人々の生活は大きく変わります。
事態を解決しようとドクター・ストレンジに助けを求めたことから、マルチバースをめぐる予想外の出来事が発生します。
本作には、過去のスパイダーマン映画からグリーンゴブリンやドクター・オクトパスなどのキャラクターが登場します。
歴代シリーズを知っている人にとっては、非常に大きな意味を持つ作品です。
視聴する意味: トム版の物語を楽しむだけでなく、歴代スパイダーマンの世界が交差する展開を堪能できます。
⑦『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』(2026年)監督:デスティン・ダニエル・クレットン
主な出演者:トム・ホランド、ゼンデイヤ、ジェイコブ・バタロン、セイディー・シンク、ジョン・バーンサル、マーク・ラファロ
2026年に登場したシリーズ第4作であり、トム版スパイダーマンの新章です。
物語の大きな特徴は、『ノー・ウェイ・ホーム』の出来事から4年が経過していることです。
前作でピーターは、大切な人々を守るため、自分の存在を世界中の人々の記憶から消すという選択をしました。
その結果、誰もピーター・パーカーという人物を覚えていない世界で、彼はスパイダーマンとして活動を続けています。
ソニー・ピクチャーズの公式紹介では、ピーターが本格的に犯罪と戦う生活を送る一方、かつての友人たちが自分のいない人生を歩んでいることも物語の背景として説明されています。
加えて、ハルクやパニッシャーの参戦も見どころです。
これまでの高校生ヒーローとしてのピーターとは異なり、自立したヒーローとしてどのような道を選ぶのかが、新作の大きな注目点です。
【スパイダーマンの時系列順】公開順とストーリー順は違う?
スパイダーマンシリーズを観る際に混乱しやすいのが、映画の公開順と作中の時系列です。
結論から言えば、今回紹介したトム・ホランド版の7作品は、基本的に公開順と物語の流れが一致しています。
ただし、各作品の間には時間の経過があるため、物語のつながりを理解しておくと、より楽しめます。
作中の時間経過を整理- 『シビル・ウォー』:ピーターがトニー・スタークと出会う。
- 『ホームカミング』:その数カ月後、ピーターがニューヨークで高校生活を送る。
- 『インフィニティ・ウォー』:サノスとの宇宙規模の戦いが始まる。
- 『エンドゲーム』:サノスとの戦いに決着がつく。
- 『ファー・フロム・ホーム』:エンドゲームから約8カ月後の世界。
- 『ノー・ウェイ・ホーム』:前作の正体発覚事件から続く物語。
- 『ブランド・ニュー・デイ』:ノー・ウェイ・ホームから4年後の新章。
特に注意したいのは、『ファー・フロム・ホーム』と『ブランド・ニュー・デイ』の時間設定です。
『ファー・フロム・ホーム』は『エンドゲーム』の約8カ月後、『ブランド・ニュー・デイ』は『ノー・ウェイ・ホーム』から4年後の物語です。
そのため、作品の時系列を考えるときに、単独映画の公開年だけで判断するのはおすすめできません。
MCUの大事件がピーターの人生にどのような影響を与えたのかを意識すると、シリーズ全体の理解が深まります。
【ノー・ウェイ・ホームの予習】歴代スパイダーマン5作品は観るべき?
『ノー・ウェイ・ホーム』を最大限楽しみたい人におすすめなのが、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版の過去作品です。
ホランド版だけでもストーリーの基本は理解できますが、歴代スパイダーマンの背景を知っていると、登場人物の関係や再登場の意味がより深く伝わります。
トビー・マグワイア版:初代実写映画シリーズ
① スパイダーマン
2002年公開
ピーターがスパイダーマンになるまでを描く原点の作品。
② スパイダーマン2
2004年公開
ピーターの責任と日常生活の葛藤が深く描かれる。
③ スパイダーマン3
2007年公開
サンドマンやヴェノムなど、複数の敵が登場する。
サム・ライミ監督による3作品は、トビー・マグワイア演じるピーターの成長と人間関係を描いたシリーズです。
アンドリュー・ガーフィールド版:アメイジングシリーズ
④ アメイジング・スパイダーマン
2012年公開
両親の秘密を追うピーターの物語。
⑤ アメイジング・スパイダーマン2
2014年公開
ピーターの人生に大きな影響を与える出来事が描かれる。
アンドリュー・ガーフィールド版は、マーク・ウェブ監督による別の世界線の物語です。
トビー版とは異なる人物関係やスパイダーマンの個性が楽しめます。
なぜ過去5作品を観ると面白いのか?『ノー・ウェイ・ホーム』は、マルチバースという仕組みを通じて、異なるシリーズのキャラクターが交差する作品です。
ソニーの公式作品紹介でも、過去のスパイダーマン映画から複数のキャラクターが別の世界から登場することが説明されています。
特に、次の人物を知っておくと理解が深まります。
- トビー・マグワイア版のピーター・パーカー
- アンドリュー・ガーフィールド版のピーター・パーカー
- グリーンゴブリン
- ドクター・オクトパス
- エレクトロ
過去作を観ていると、単なる懐かしいキャラクターの登場ではなく、それぞれが背負ってきた物語の続きを感じられます。
ただし、5作品すべてを観なければ『ノー・ウェイ・ホーム』が理解できないわけではありません。
時間が限られている場合は、トム版の6作品目までを先に観てから、歴代作品に戻る方法でも十分楽しめます。
【プロの結論】目的別に選ぶ2026年最新のおすすめ視聴ルート
トム・ホランド版スパイダーマンを観る場合、すべてのMCU作品を最初から履修する必要はありません。
重要なのは、ピーターの物語に直接関係する作品を優先することです。
ルート① 初めて観る人向け:MCU完全ルート1. シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ
2. スパイダーマン:ホームカミング
3. アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
4. アベンジャーズ/エンドゲーム
5. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
6. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
7. スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ
この順番なら、ピーターがトニーと出会った経緯から、新作に至るまでの成長を一貫して追えます。
MCUの背景も理解できるため、初めての人には最もおすすめです。
ルート② スパイダーマンの単独映画だけを楽しみたい人向けMCUのほかのヒーロー作品にあまり興味がない人は、以下の4作品に絞っても構いません。
1. ホームカミング
2. ファー・フロム・ホーム
3. ノー・ウェイ・ホーム
4. ブランド・ニュー・デイ
ただし、『ファー・フロム・ホーム』では『エンドゲーム』の出来事が前提となっています。
そのため、アイアンマンとの関係や世界の変化を理解したい場合は、『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』も追加するのがおすすめです。
ルート③ 歴代スパイダーマンも楽しみたい人向けシリーズの歴史を丸ごと楽しみたい人には、次の順番がおすすめです。
1. トビー版『スパイダーマン』
2. トビー版『スパイダーマン2』
3. トビー版『スパイダーマン3』
4. アンドリュー版『アメイジング・スパイダーマン』
5. アンドリュー版『アメイジング・スパイダーマン2』
6. トム版のMCU7作品を公開順に視聴
このルートは最も時間がかかりますが、歴代スパイダーマンの違いやマルチバースの魅力を存分に楽しめます。
歴代スパイダーマン3人の特徴を比較トビー・マグワイア
人間ドラマ・責任感
アンドリュー・ガーフィールド
繊細さ・感情表現
トム・ホランド
青春・成長・MCUとの連携
3人のスパイダーマンは、同じピーター・パーカーでありながら、作品の世界観や描かれるテーマが異なります。
トビー版はヒーローとしての責任と日常生活の葛藤、アンドリュー版は個人的な喪失や愛情、トム版は若いヒーローが経験を積んで自立していく過程が大きな特徴です。
どのシリーズが優れているかという単純な比較よりも、それぞれのピーターがどのような経験を通じてヒーローになったのかに注目すると、歴代作品をより深く楽しめます。
【トム・ホランド版スパイダーマンの順番】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:トム・ホランド版スパイダーマンは全部で何作ありますか?
A1:2026年11月現在、単独映画は全4作品です。『ホームカミング』『ファー・フロム・ホーム』『ノー・ウェイ・ホーム』『ブランド・ニュー・デイ』が該当します。また、『シビル・ウォー』『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のMCU関連作3作品にも登場します。
Q2:ホームカミングとシビル・ウォーはどちらを先に観るべきですか?
A2:『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を先に観るのがおすすめです。ピーターとトニー・スタークの出会いが描かれており、『ホームカミング』の人間関係を理解しやすくなります。
Q3:ノー・ウェイ・ホームを見る前に過去のスパイダーマン映画は必要ですか?
A3:必須ではありませんが、トビー・マグワイア版3作品とアンドリュー・ガーフィールド版2作品を観ておくと、歴代キャラクターの登場やマルチバースの展開をより深く楽しめます。
Q4:ブランド・ニュー・デイは何作目ですか?
A4:トム・ホランド主演の単独映画としては第4作です。日本では2026年7月31日に公開され、『ノー・ウェイ・ホーム』から4年後の物語が描かれています。
Q5:インフィニティ・ウォーとエンドゲームを飛ばしても大丈夫ですか?
A5:単独映画のストーリーを中心に楽しむことはできます。ただし、『ファー・フロム・ホーム』では両作品の事件が重要な背景になっています。ピーターとトニーの関係を理解するためにも、できれば両方観ておきましょう。
Q6:公開順と時系列順のどちらで観るのがおすすめですか?
A6:基本的には公開順がおすすめです。トム版の7作品は物語の進行と公開順がほぼ一致しているため、公開順に観れば時系列の混乱も避けられます。
トム・ホランド版スパイダーマンは、2016年の『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から始まり、2026年の『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』へと続く全7作品で物語を追うことができます。
初めて観る人には、MCU関連作3作品と単独映画4作品を含めた公開順の視聴がおすすめです。ピーターとトニーの出会い、アベンジャーズとの戦い、そしてピーター自身の成長まで、一連の流れを理解できます。
『ノー・ウェイ・ホーム』をより深く味わいたい場合は、トビー・マグワイア版とアンドリュー・ガーフィールド版の計5作品も予習しておくとよいでしょう。
2026年の最新作『ブランド・ニュー・デイ』は、これまでの三部作とは異なる新たな段階に入ったピーターを描いています。これからシリーズを観る人も、過去作を見直す人も、まずは公開順に7作品を並べること。それがトム・ホランド版スパイダーマンを最も自然に楽しめる視聴方法です。