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西岩部屋とは?所属力士7人の番付、若新の入門秘話と2026年最新情報を徹底解説

小野寺 翔 小野寺 翔 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

2026年11月現在、西岩部屋は東京都台東区寿に拠点を構える日本相撲協会所属の相撲部屋で、二所ノ関一門に属しています。師匠は元関脇・若の里の西岩忍親方。2018年2月に独立して創設され、現在は鶴の里、若長谷川、幹希の里、里松永、若花新、若佐々木、若大根原の7人が所属しています。

西岩部屋を知るうえで興味深いのが、力士の育成に込められた師匠の思いと、元若新こと若花新の入門エピソードです。中学時代の恩師だった元幕下・新花山の千葉公康さんとの縁が、角界入りや四股名にもつながっています。2026年11月場所の番付、2026年9月場所の取組結果、公式サイトの更新情報と合わせて、部屋の特徴と歩みを整理します。

【基本情報】西岩部屋はどんな相撲部屋?二所ノ関一門との関係

西岩部屋

西岩部屋(にしいわべや)は、日本相撲協会に所属する相撲部屋です。所属一門は二所ノ関一門。師匠を務める西岩忍親方は、現役時代に関脇・若の里として活躍した元力士です。

西岩部屋の基本プロフィール
  • 部屋名:西岩部屋
  • 読み方:にしいわべや
  • 師匠:西岩忍(元関脇・若の里)
  • 所属一門:二所ノ関一門
  • 創設:2018年2月1日
  • 所在地:東京都台東区寿4-4-9
  • 所属力士:2026年11月場所時点で7人
  • 関取:同場所時点で不在

所在地は東京都台東区寿。浅草寺から約500メートル、両国国技館から約1.5キロの場所にあります。西岩部屋公式サイトによると、浅草地区では唯一の相撲部屋です。

最寄り駅は東京メトロ銀座線の田原町駅、都営浅草線の浅草駅、都営大江戸線の蔵前駅。いずれも公式サイトで徒歩約3分と案内されています。

二所ノ関一門とは何か

相撲界の一門とは、複数の相撲部屋が歴史的なつながりや交流を背景に形成している集団です。所属一門は番付上の地位を表すものではなく、相撲界における部屋同士の系譜や関係性を理解するための区分です。

西岩部屋は、田子ノ浦部屋から独立して誕生した部屋です。二所ノ関一門の系譜をたどると、元関脇・若の里が所属した田子ノ浦部屋とのつながりも見えてきます。

なお、日本相撲協会の公式部屋紹介では、師匠のプロフィール、所在地、所属力士、行司、呼出、床山などを確認できます。一門の所属情報については、相撲部屋の一覧資料なども併せて見ると全体像を把握しやすくなります。

【歴史と師匠】元関脇・若の里が西岩部屋を創設した経緯

西岩部屋の歴史は、師匠である西岩忍親方の現役時代と深く結びついています。

西岩親方は元関脇・若の里

西岩忍親方は1976年7月10日生まれ、青森県弘前市出身。本名は古川忍です。

鳴戸部屋で相撲を始め、元横綱・隆の里の指導を受けながら成長しました。現役時代の四股名は若の里。左四つからの寄りを得意とし、長く幕内上位で活躍した実力者です。

日本相撲協会の年寄プロフィールに掲載されている主な記録は次のとおりです。

  • 生涯戦績:914勝783敗124休
  • 通算場所数:140場所
  • 幕内在位:87場所
  • 三役在位:26場所
  • 殊勲賞:4回
  • 敢闘賞:4回
  • 技能賞:2回

2015年9月場所で現役を引退。その後は田子ノ浦部屋で後進の指導に携わり、2018年2月に独立しました。

2018年2月1日に西岩部屋が誕生

日本相撲協会は2017年11月30日の理事会で、西岩部屋の新設と田子ノ浦部屋からの力士転属を承認しました。新設日は2018年2月1日です。

独立当初は、内弟子だった若佐竹と若野口が田子ノ浦部屋から移籍。元若の里が新しい師匠として部屋を率いることになりました。

2018年4月30日には東京都台東区で部屋開きが行われ、弟子7人とともに本格的なスタートを切りました。当時の報道では、親方は若い弟子たちをまず人間的に育て、その延長線上で相撲の強さを伸ばしたいという考えを語っています。

この姿勢は、西岩部屋を理解するうえで欠かせないポイントです。単に勝敗や番付だけを追い求めるのではなく、相撲を通じて人間として成長することも育成の柱に据えています。

【所属力士と番付】西岩部屋の7人を2026年11月場所の最新情報で紹介

西岩部屋の所属力士を調べる読者にとって、最も重要なのが最新番付です。2026年10月26日に発表された11月場所の番付では、7人の力士が名前を連ねています。

2026年11月場所の所属力士一覧
  • 鶴の里:西序二段9枚目。元若神。2026年2月に改名。
  • 若長谷川:西序二段52枚目。2026年9月場所で5勝2敗と勝ち越し。
  • 幹希の里:東序二段74枚目。最高位は三段目69枚目。
  • 里松永:西序二段82枚目。
  • 若花新:東序二段94枚目。旧四股名は若新。
  • 若佐々木:西序ノ口6枚目。
  • 若大根原:西序ノ口9枚目。

所属力士の顔ぶれを見ると、序二段と序ノ口を中心に構成されていることが分かります。2026年11月場所時点では幕内・十両に該当する関取はおらず、7人全員が幕下以下の番付で土俵に上がります。

注目は三段目経験者と若手力士の成長

鶴の里は2025年3月場所に初土俵を踏み、2026年7月場所では三段目まで昇進しました。11月場所では西序二段9枚目に位置しており、部屋の上位番付を担う力士の一人です。

若長谷川も注目したい存在です。2026年9月場所では東序二段100枚目で5勝2敗を記録。勝ち越しによって番付を大きく上げ、11月場所では西序二段52枚目に進みました。

幹希の里は2020年3月場所初土俵で、三段目69枚目まで番付を上げた経験があります。里松永は2025年3月場所初土俵の若手で、2026年5月場所には5勝2敗を記録しました。

また、若佐々木は2024年3月場所初土俵。若大根原は2020年3月場所初土俵で、序二段での経験も持っています。

こうした力士ごとの経歴を見比べると、同じ部屋でも初土俵の時期や番付の推移は異なります。現在の順位だけで評価するのではなく、過去の勝ち越しや昇進の過程も確認すると、それぞれの成長が見えてきます。

【人物関係と入門秘話】若新・若花新と元幕下新花山の千葉公康さん

西岩部屋を語るうえで、特に印象深いエピソードが若花新の入門経緯です。現在は若花新という四股名ですが、かつては若藤岡、そして若新を名乗っていました。

15歳で西岩部屋に入門した若花新

若花新の本名は藤岡耕司。2002年11月16日生まれで、大阪府東大阪市出身です。2018年3月場所に初土俵を踏みました。

西岩親方が2022年11月17日に公開した親方コラムによると、藤岡は中学時代に東大阪相撲道場で稽古を積んでいました。そこで指導を受けていたのが、元幕下・新花山の故千葉公康さんです。

千葉さんの紹介を受けて西岩部屋に入門した藤岡は、部屋が創設された2018年に15歳で角界入り。2022年11月には20歳の誕生日を迎えています。

千葉さんは入門後も藤岡のことを気にかけ、師匠の西岩親方に電話をしては、稽古や努力の様子を尋ねていたそうです。

「勝ち負けや番付は関係ない。」

これは千葉さんが若新に伝えていた言葉として、西岩親方が紹介したものです。勝敗だけでなく、相撲を通じて努力することを覚えてほしいという教えが込められていました。

千葉公康さんの四股名から「若新」へ

2022年4月25日付の西岩親方のコラムでは、藤岡がそれまでの若藤岡から若新(わかあらた)に改名した経緯が説明されています。

改名のきっかけは、恩師だった千葉さんが2022年2月に亡くなったことでした。西岩親方は、若藤岡が誰よりも尊敬していた恩師の思いを受け継げるように、千葉さんの現役時代の四股名「新花山」から「新」の一文字を受け継ぐことを決めました。

単なる四股名の変更ではなく、指導者への感謝と、これからの相撲人生に向けた決意を込めた改名だったのです。

その後、若新は2024年9月に若花新へ改名。日本相撲協会の現行プロフィールでも、若藤岡、若新、若花新という四股名の履歴が確認できます。

主要人物と関係性の整理
人物・組織 西岩部屋との関係 主な出来事・役割
西岩忍(元若の里) 師匠・創設者 2018年2月に独立して西岩部屋を創設。
田子ノ浦部屋 独立前の所属部屋 西岩親方が後進を指導した部屋。独立時に内弟子が転属。
二所ノ関一門 所属一門 西岩部屋が属する相撲界の一門。
千葉公康さん 若花新の恩師 元幕下・新花山。東大阪相撲道場で若花新を指導。
若花新(旧若新) 所属力士 千葉さんの紹介で15歳で入門。「新」の字を恩師から受け継いだ。
鶴の里(旧若神) 所属力士 2026年2月24日に改名が発表された。

この関係性から見えてくるのは、西岩部屋が師匠と弟子だけで成立しているのではなく、地域の相撲道場や恩師とのつながりも大切にしていることです。

若花新のエピソードは、四股名に込められた思いが、本人の相撲人生と指導者の記憶を結びつけている事例といえます。

【取組結果と最新情報】西岩部屋の2026年の動きを確認

西岩部屋の最新情報を調べる場合、確認したい情報は大きく分けて3種類あります。所属力士の番付、場所ごとの取組結果、部屋から発表されるお知らせです。

2026年9月場所の成績は22勝24敗3休

2026年11月場所の取組が始まる前に、直近の終了場所として確認できるのは9月の秋場所です。

大相撲の観戦ガイドによる西岩部屋の集計では、所属力士7人の成績は22勝24敗3休。勝ち越しは2人、負け越しは5人でした。

主な力士の成績は次のとおりです。

  • 鶴の里:4勝3敗
  • 若長谷川:5勝2敗
  • 幹希の里:3勝4敗
  • 里松永:3勝4敗
  • 若花新:1勝6敗
  • 若佐々木:3勝4敗
  • 若大根原:3勝1敗3休

若長谷川と鶴の里が勝ち越し、次の11月場所で番付を上げました。特に若長谷川の大幅な番付上昇は、9月場所の成果が次の番付に反映された分かりやすい例です。

「2勝3敗の初日」は2023年3月の記録

西岩部屋の公式サイトには、2023年3月12日付の親方コラムが掲載されています。

そこには、春場所初日の部屋全体の成績が2勝3敗だったことや、WBCで盛り上がる日本に負けないように力士たちに頑張ってほしいという内容が記されています。

この2勝3敗という数字は、2023年3月12日の春場所初日についての記録です。2026年の最新成績ではありません。日付と対象場所を区別することが、過去の取組結果を読み違えないポイントです。

2026年の公式サイト更新情報

西岩部屋公式サイトのお知らせ欄では、2026年2月24日に新番付の発表と改名・引退のお知らせが掲載されました。

  • 2026年2月24日:若神から鶴の里への改名を発表。
  • 2026年2月24日:八女の里の引退を発表。
  • 2026年2月22日:大阪宿舎での2月・3月の稽古見学日程を公開。
  • 2026年4月20日:4月・5月の稽古見学について親方ブログで確認するよう案内。

また、日本相撲協会は2026年10月26日に11月場所の番付を発表しています。九州場所の初日は11月8日です。

したがって、2026年11月3日時点では11月場所の番付は確定していますが、同場所の取組結果はまだありません。場所中の勝敗を確認するには、公式サイトの星取表と日本相撲協会の取組結果を確認する必要があります。

西岩部屋の最新情報を調べる場所

情報源によって掲載内容が異なるため、目的に応じて確認先を使い分けると便利です。

  • 西岩部屋公式サイト:力士紹介、星取表、親方コラム、稽古見学案内、改名や引退のお知らせ。
  • 日本相撲協会公式サイト:所属部屋、力士プロフィール、番付、場所別取組結果、戦歴。
  • 相撲専門の観戦ガイド:部屋全体の成績集計、力士ごとの番付推移、過去場所との比較。

稽古見学については、公式サイトに案内されている通常の見学時間は午前9時から稽古終了まで(午前10時30分ごろが目安)です。ただし、本場所中は見学できず、日程も変更される場合があります。訪問前には親方ブログの最新案内を確認する必要があります。

【プロの結論】西岩部屋を評価するときに見るべき3つのポイント

西岩部屋を知るうえで、単純に所属力士の人数や現在の番付だけを見ると、部屋の特徴を十分に理解できません。相撲部屋としての歩み、師匠の指導方針、所属力士の成長という3つの視点が必要です。

1. 師匠の現役経験が育成の土台になっている

西岩親方は、関脇として長く幕内で戦った経験を持っています。914勝という戦績や26場所に及ぶ三役在位は、指導者としての経験を考えるうえでも重要な背景です。

ただし、現役時代の実績が、そのまま弟子の番付に反映されるわけではありません。技術の伝承だけでなく、日々の稽古、体づくり、精神面の指導が積み重なって初めて力士の成長につながります。

2. 番付の上下だけでなく成長過程を見る

2026年11月場所の西岩部屋には関取がいません。しかし、鶴の里が三段目を経験し、若長谷川が9月場所の5勝2敗を経て大きく番付を上げるなど、力士ごとの成長は続いています。

若手の里松永のように、初土俵から数場所で番付を上げる力士もいます。現在の番付だけを見て将来性を判断するよりも、過去6場所程度の成績や自己最高位、勝ち越し回数を合わせて見るほうが実態を把握しやすくなります。

3. 四股名や師弟関係にも注目する

若花新のエピソードは、西岩部屋の個性をよく表しています。恩師・千葉公康さんの教えを受け継ぎ、四股名にもその記憶を残すという経緯は、勝敗表だけでは分からない相撲部屋の文化を伝えています。

また、若神から鶴の里への改名や、若田中から若双葉、さらに幹希の里へと変わった力士の例からも、四股名には師匠の思いや成長への期待が込められることが分かります。

西岩部屋を追いかけるなら、番付だけでなく、こうした改名の背景や親方コラムにも目を向けると、応援する力士を見つけやすくなります。

西岩部屋に関するよくある質問(FAQ)

Q1:西岩部屋は何一門に所属していますか?
A1:二所ノ関一門です。元関脇・若の里の西岩忍親方が師匠を務め、2018年に田子ノ浦部屋から独立して創設しました。

Q2:西岩部屋には現在、何人の力士が所属していますか?
A2:2026年11月場所の番付では7人です。鶴の里、若長谷川、幹希の里、里松永、若花新、若佐々木、若大根原が所属しています。同場所時点では関取はいません。

Q3:若新は現在も若新という四股名ですか?
A3:現在の四股名は若花新(わかあらた)です。藤岡耕司は若藤岡から2022年に若新へ、2024年9月に若花新へ改名しています。

Q4:若新の入門を紹介した千葉公康さんとは誰ですか?
A4:元幕下力士の新花山です。東大阪相撲道場で若花新を指導し、西岩部屋への入門を紹介した恩師です。2022年2月に亡くなり、若新の四股名には千葉さんの現役時代の四股名から「新」の字が受け継がれました。

Q5:西岩部屋の取組結果はどこで確認できますか?
A5:西岩部屋公式サイトの星取表と、日本相撲協会公式サイトの取組結果・力士プロフィールで確認できます。過去の場所については公式サイトの星取表アーカイブも参考になります。

Q6:西岩部屋の稽古は見学できますか?
A6:公式サイトでは稽古見学の案内が掲載されています。見学可能な日程は時期によって異なり、本場所中は見学できません。訪問前に親方ブログで最新の日程を確認してください。

西岩部屋は、元関脇・若の里の西岩忍親方が2018年に創設した二所ノ関一門の相撲部屋です。東京都台東区寿を拠点とし、2026年11月場所には7人の力士が番付に載っています。

現在は関取不在ですが、鶴の里や若長谷川をはじめ、三段目経験者や若手力士がそれぞれの目標に向かって土俵に立っています。9月場所の結果や11月場所の新番付を見ると、力士ごとの成績と成長の違いも確認できます。

なかでも若花新の入門エピソードは印象的です。元幕下・新花山の千葉公康さんとの師弟の縁、恩師の思いを受け継いだ「若新」という四股名、そして現在の若花新へと続く歩みには、西岩部屋が大切にしてきた人と人とのつながりが表れています。

今後の注目点は、所属力士の三段目復帰・昇進、若手の勝ち越し、そして初の関取誕生です。2026年の最新番付だけでなく、各場所の星取表や親方コラムを継続して確認することで、西岩部屋の現在とこれからをより深く楽しめます。

参照資料:日本相撲協会公式サイト、西岩部屋公式サイトの親方コラム・星取表、2026年11月場所番付資料、相撲専門観戦ガイド。

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小野寺 翔
トレンドリサーチャー 小野寺 翔
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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