2026年の春高バレーは、1月11日に東京体育館で男女の決勝が行われ、男子は京都府代表の東山高校、女子は大阪府代表の金蘭会高校が優勝を飾りました。男子決勝は東山が清風をセットカウント3―1で撃破。女子決勝は金蘭会が就実を3―0で下し、全国の頂点に立っています。
大会名は「ジャパネット杯 春の高校バレー JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会」。男子は東山が6年ぶり2度目、女子は金蘭会が7年ぶり4度目の優勝です。最優秀選手賞には男子の岩田怜緯選手、女子の馬場柚希選手が選ばれました。この記事では、日本バレーボール協会(JVA)の公式試合結果と受賞一覧を基に、男女別の決勝スコア、最終順位、個人賞、さらに2026年度の都道府県予選の最新動向まで整理します。
【春高バレー2026結果速報】第78回大会の優勝校と開催概要

第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、2026年1月5日から11日まで東京体育館で開催されました。全国の都道府県代表が集まり、男子・女子それぞれのトーナメントで高校日本一を争いました。
最終日の1月11日には男女の決勝戦が実施され、男子は東山、女子は金蘭会が優勝。両校とも過去の優勝経験を持つ強豪校でありながら、今回のタイトルは男子が6年ぶり、女子が7年ぶりという久々の栄冠でした。
日本バレーボール協会の大会報告によると、男女とも決勝は東京体育館の特設センターコートで行われました。男子は東山と清風、女子は金蘭会と就実という、関西勢と他地域の強豪がぶつかる決勝カードとなりました。
大会の基本情報は次のとおりです。
- 大会名称:ジャパネット杯 春の高校バレー JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会
- 開催期間:2026年1月5日~11日
- 会場:東京体育館(東京都渋谷区)
- 男子優勝:東山高校(京都)
- 女子優勝:金蘭会高校(大阪)
- 決勝開催日:2026年1月11日
なお、春高バレーは単に全国の強豪校が集まる大会というだけではありません。高校3年生にとっては高校生活最後の大舞台となるケースも多く、チームとして積み重ねてきた戦術や連係、選手個人の成長が結果に直結する大会です。
【男子結果・決勝スコア】東山が清風を3―1で破り6年ぶり2度目の優勝
男子決勝は、京都代表の東山高校と大阪代表の清風高校が対戦しました。試合は東山がセットカウント3―1で勝利。清風に第2セットを奪われたものの、その後は攻撃とブロックを立て直し、最後まで主導権を握りました。
男子決勝の最終スコアは東山3―1清風。セットごとの得点は以下のとおりです。
- 第1セット:東山 25―21 清風
- 第2セット:東山 19―25 清風
- 第3セット:東山 25―19 清風
- 第4セット:東山 25―17 清風
試合序盤は清風がセンター攻撃を軸に得点を重ね、東山も岩田怜緯選手のレフトからのスパイクや齋藤航選手の攻撃で応戦しました。
中盤は14―14と互角の展開。清風が長いラリーを制して16―19と先行しましたが、東山は伊藤颯希選手のサーブをきっかけに攻勢を強めます。
岩田選手らが連続して得点を重ね、東山は終盤に6連続得点を記録。22―19と逆転すると、そのまま25―21で第1セットを奪いました。
第2セットは清風がブロックと連続得点で反撃第2セットは東山が9―7とリードしてスタートしましたが、清風が3連続得点で逆転。さらに連続ブロックポイントで流れをつかみ、12―17までリードを広げます。
東山は伊藤選手をリリーフサーバーとして投入し、5連続得点で18―17と再逆転。しかし、清風もここで崩れませんでした。西村海司選手や尾﨑亮太選手の攻撃を中心に7連続ポイントを奪い、最終的に25―19でセットを取り返しました。
清風がセットカウントを1―1に戻したことで、試合は振り出しに戻ります。
第3・第4セットは東山が立て直して王座を獲得第3セットでは、東山が岩田選手を中心とした攻撃で16―10と先行。清風も粘り強く応戦しましたが、東山は駒込詠人選手のスパイクなどで得点を重ね、25―19でセットを獲得しました。
続く第4セットは序盤こそ6―6の接戦でしたが、東山はミドルブロッカーを生かした攻撃や岩田選手のバックアタックなどで14―10とリード。その後も小澤風雅選手のブロック、齋藤選手のスパイクなどが決まり、22―14まで点差を広げました。
最後は岩田選手のバックアタックが決まり、25―17。東山がセットカウント3―1で勝利し、6年ぶり2度目の男子優勝を果たしました。
この試合で印象的だったのは、清風に流れを奪われた第2セットの後、東山が攻撃の選択肢を整理し、ブロックやミドル攻撃も組み合わせて立て直した点です。単純な得点力だけでなく、セットごとの修正力が優勝を引き寄せました。
【女子結果・決勝スコア】金蘭会が就実を3―0で下し7年ぶり4度目の優勝
女子決勝は、大阪代表の金蘭会高校と岡山代表の就実高校が対戦しました。両校とも全国大会で実績を持つ強豪で、決勝にふさわしい組み合わせとなりました。
結果は金蘭会3―0就実。ストレート勝ちではありましたが、第2セット、第3セットは終盤まで競り合う展開となり、数字以上に緊張感のある試合でした。
女子決勝のセット別スコアは次のとおりです。
- 第1セット:金蘭会 25―20 就実
- 第2セット:金蘭会 29―27 就実
- 第3セット:金蘭会 28―26 就実
第1セットは序盤から5―5の接戦となりましたが、金蘭会がブロックなどで連続得点を奪い、7―5とリードしました。
就実も比留間美晴選手を中心に攻撃を組み立て、10―10と追い付きます。しかし、金蘭会は馬場柚希選手や德元菜々美選手のスパイク、丹山花椿選手のツーアタックなどで得点を重ねました。
就実も阿部愛生選手のサービスエースや仙波こころ選手のレシーブで粘りましたが、最後は馬場選手が得点を決め、金蘭会が25―20で先取しました。
第2セットは就実がセットポイントを握るも金蘭会が逆転第2セットは両チームの守備力が際立つ展開となりました。終盤には22―23と就実が先行し、23―24でセットポイントを握ります。
しかし、金蘭会は長いラリーを制して追い付き、最後は29―27でセットを連取。就実にとってはあと1点でセットを奪える状況からの逆転負けとなり、試合の大きな分岐点になりました。
第3セットも粘り勝ち。ブロックで優勝を決める第3セットでは就実が7―10、さらに終盤には21―24とリードしました。金蘭会は追い込まれた状況から徳元選手の連続得点などで同点に追い付きます。
最後は金蘭会がブロックでマッチポイントを奪い、28―26で勝利。セットカウント3―0で就実を退け、7年ぶり4度目の女子優勝を決めました。
女子決勝の特徴は、金蘭会が単に攻撃力で押し切ったわけではないことです。就実がセットポイントを握った場面でも守備から攻撃につなげ、相手の得点機会を抑えました。接戦の終盤で得点を取り切る力が、優勝を左右した試合でした。
【春高バレー最終順位・ベスト4】男女8校の結果と学校別の関係
第78回大会の最終順位は、男子・女子ともに優勝1校、準優勝1校、3位2校という構成です。準決勝で敗れた2校がともに3位となり、3位決定戦は実施されていません。
男子では東山と清風が決勝に進出し、準決勝で敗れた雄物川と駿台学園が3位。女子では金蘭会と就実が決勝を争い、東九州龍谷と大阪国際が3位に入りました。
男女の順位と学校の関係を一覧にまとめました。
| 区分 | 順位 | 高校名 | 都道府県・結果 |
|---|---|---|---|
| 男子 | 優勝 | 東山高校 | 京都・清風に3―1で勝利 |
| 男子 | 準優勝 | 清風高校 | 大阪・決勝進出 |
| 男子 | 3位 | 雄物川高校 | 秋田・準決勝進出 |
| 男子 | 3位 | 駿台学園高校 | 東京・準決勝進出 |
| 女子 | 優勝 | 金蘭会高校 | 大阪・就実に3―0で勝利 |
| 女子 | 準優勝 | 就実高校 | 岡山・決勝進出 |
| 女子 | 3位 | 東九州龍谷高校 | 大分・準決勝進出 |
| 女子 | 3位 | 大阪国際高校 | 大阪・準決勝進出 |
男子の優勝は京都の東山、準優勝は大阪の清風でした。3位には秋田の雄物川と東京の駿台学園が入り、東北・関東・関西の強豪校がベスト4を占めました。
特に東山と清風は決勝で直接対決し、互いに1セットずつを奪い合う展開を見せています。清風も第2セットを19―25で奪うなど実力を発揮しましたが、最終的には東山の修正力が上回りました。
女子は大阪勢2校がベスト4入り女子では大阪の金蘭会が優勝し、大阪国際も3位に入りました。大阪府代表が2校ともベスト4に進出した点は、今大会の女子部門を振り返るうえで注目すべき結果です。
また、岡山の就実が準優勝、大分の東九州龍谷が3位に入ったことで、関西以外の地域にも全国トップレベルの競争力を持つチームが存在することを示しました。
なお、春高バレーでは準決勝敗退の2校が同じ3位として扱われます。順位表で3位が2校あるのは、3位決定戦を行わない大会方式によるものです。
【春高バレー2026個人賞】最優秀選手賞・優秀選手賞の受賞者一覧
第78回大会では、閉会式で男女の最優秀選手賞や優秀選手賞、ベストリベロ賞などが発表されました。
最優秀選手賞には、男子が東山の岩田怜緯選手、女子が金蘭会の馬場柚希選手を選出。両選手とも優勝チームの中心選手として、個人賞でも高い評価を受けました。
男子の最優秀選手賞・優秀選手賞最優秀選手賞
- 岩田怜緯(東山・京都)
優秀選手賞
- 岩田怜緯(東山・京都)
- 齋藤航(東山・京都)
- 尾﨑亮太(清風・大阪)
- 西村海司(清風・大阪)
- 佐々木悠成(雄物川・秋田)
- 堀内晴翔(駿台学園・東京)
ベストリベロ賞:辻本侑央(東山・京都)
勝利監督賞:豊田充浩(東山)
男子では東山から岩田選手と齋藤選手、清風から尾﨑選手と西村選手が優秀選手賞に選ばれました。決勝で対戦した両校から複数の受賞者が出たことからも、決勝進出チームの選手層の厚さがうかがえます。
女子の最優秀選手賞・優秀選手賞最優秀選手賞
- 馬場柚希(金蘭会・大阪)
優秀選手賞
- 馬場柚希(金蘭会・大阪)
- 德元菜々美(金蘭会・大阪)
- 比留間美晴(就実・岡山)
- 仙波こころ(就実・岡山)
- 藤﨑愛梨(東九州龍谷・大分)
- 磯邊萌心(大阪国際・大阪)
ベストリベロ賞:岡日和(金蘭会・大阪)
勝利監督賞:池条義則(金蘭会)
女子では、優勝した金蘭会から馬場選手と德元選手、準優勝の就実から比留間選手と仙波選手が選ばれています。東九州龍谷と大阪国際からもそれぞれ1名が受賞しました。
個人賞は優勝チームだけに与えられるものではありません。大会を通じて優れたパフォーマンスを発揮した選手が評価されるため、準優勝校や3位校の選手も受賞対象となります。
【2026年度都道府県予選結果速報】春高バレー2027との違いに注意
2026年11月現在、春高バレーの結果を調べる際に特に注意したいのが、大会の開催年と年度の違いです。
2026年1月に行われた第78回大会は、すでに東山と金蘭会の優勝で終了しています。一方、2026年度の都道府県予選は、翌2027年1月に開催される第79回大会、すなわち「春高バレー2027」への出場校を決めるための大会です。
そのため、2026年度の県予選速報で新たに代表校が決まっても、それは第78回大会の最終順位が変わるという意味ではありません。
2026年11月2日時点の県予選の動き春高バレー公式サイトでは、2026年11月2日付で、第79回大会に向けた福島県、茨城県、千葉県、新潟県、大阪府、徳島県、大分県の代表校決定が告知されています。
一方、都道府県によって予選日程は異なり、11月上旬以降に代表決定戦を控える地域もあります。すべての県で同じ日に代表校が決まるわけではありません。
最新の代表校を確認するときは、春高バレー公式サイトの「出場校一覧(都道府県代表決定戦)」と各都道府県のバレーボール協会・高体連の発表を照合するのが確実です。
第79回大会・春高バレー2027の開催日程日本バレーボール協会が公表している第79回大会の開催予定は以下のとおりです。
- 大会名称:ジャパネット杯 春の高校バレー JVA第79回全日本バレーボール高等学校選手権大会
- 開催期間:2027年1月4日~7日、1月9日・10日
- 会場:東京体育館
- 準決勝:2027年1月9日
- 決勝:2027年1月10日
競技方式はトーナメント制で、準決勝と決勝は5セットマッチ、それ以外の試合は3セットマッチです。3位決定戦は実施されません。
春高バレーの結果速報を確認するときの3つの判断基準県予選から全国大会までの情報を追う場合、次の3点を区別すると情報を取り違えにくくなります。
- 大会回数:第78回は2026年1月開催、第79回は2027年1月開催。
- 県予選と全国大会:県予選は全国大会への出場権を争う段階であり、全国大会の順位とは別の結果。
- 速報と確定記録:試合中の速報、試合終了後のスコア、主催者による公式結果発表はそれぞれ情報の確定段階が異なる。
特に代表決定戦の速報では、男子と女子で決勝の日程が異なる場合があります。また、代表校の決定と全国大会の組み合わせ発表も別の手続きです。学校名だけでなく、対象年度・大会回数・男女の区分まで確認することが大切です。
【春高バレー2026結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:春高バレー2026の男子優勝校はどこですか?
A1:京都府代表の東山高校です。2026年1月11日の決勝で大阪府代表の清風高校をセットカウント3―1(25―21、19―25、25―19、25―17)で破り、6年ぶり2度目の優勝を果たしました。
Q2:春高バレー2026の女子優勝校はどこですか?
A2:大阪府代表の金蘭会高校です。決勝で岡山県代表の就実高校を3―0(25―20、29―27、28―26)で下し、7年ぶり4度目の優勝を達成しました。
Q3:春高バレー2026の最優秀選手賞は誰ですか?
A3:男子は東山高校の岩田怜緯選手、女子は金蘭会高校の馬場柚希選手です。どちらも優勝チームの中心選手として選出されました。
Q4:春高バレー2026の男子・女子ベスト4はどこですか?
A4:男子は東山、清風、雄物川、駿台学園。女子は金蘭会、就実、東九州龍谷、大阪国際です。準決勝敗退の2校はともに3位として記録されています。
Q5:東山高校と金蘭会高校は何年ぶりの優勝ですか?
A5:東山高校は6年ぶり2度目、金蘭会高校は7年ぶり4度目の優勝です。両校とも2026年大会で久々に全国の頂点へ返り咲きました。
Q6:2026年度の春高バレー県予選は2026年大会の結果ですか?
A6:いいえ。2026年度の都道府県予選は、2027年1月に開催される第79回大会(春高バレー2027)の出場校を決める大会です。2026年1月に終了した第78回大会の結果とは区別する必要があります。
Q7:春高バレー2027の全国大会はいつ開催されますか?
A7:日本バレーボール協会の大会概要では、2027年1月4日~7日、9日、10日の開催予定です。会場は東京体育館で、決勝は1月10日に行われる予定です。
第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、男子が東山高校、女子が金蘭会高校の優勝で幕を閉じました。
男子決勝では東山が清風を3―1で下し、6年ぶり2度目の優勝。女子決勝では金蘭会が就実を3―0で破り、7年ぶり4度目のタイトルを獲得しました。
個人賞では男子の岩田怜緯選手、女子の馬場柚希選手が最優秀選手賞に選ばれ、優秀選手賞やベストリベロ賞でも各校の中心選手が評価されています。
また、2026年秋に行われている都道府県予選は、2027年1月の第79回大会につながる新たな戦いです。東山や金蘭会の連覇を目指す動きだけでなく、清風、就実、駿台学園、東九州龍谷、大阪国際などの強豪校がどのような新チームを編成するのかも注目されます。
【プロの結論】春高バレーの結果を正確に把握するには、優勝校や決勝スコアだけでなく、大会回数、開催年度、最終順位、個人賞、次年度の代表決定状況を分けて見ることが重要です。2026年大会の確定結果を振り返るなら第78回、2026年度の県予選や次の出場校を追うなら第79回(春高バレー2027)を確認してください。この区別が、速報情報と正式な大会記録を正しく読み解くための基本になります。
主な参照資料: 日本バレーボール協会の第78回大会決勝レポート・公式受賞一覧、第79回大会概要、春高バレー公式サイトの都道府県代表決定情報。