箱根駅伝といえば、毎年1月2日・3日に開催される正月の風物詩ですが、冬の大会だけに気になるのが雪や路面凍結です。実際、過去には大雪の中でレースが行われたことがあり、選手の転倒リスクや低体温、交通規制など、降雪が大会に及ぼす影響は決して小さくありません。
2026年の第102回大会でも、箱根・芦ノ湖周辺では降雪と路面凍結が懸念されました。しかし、神奈川県による除雪・凍結防止対策が実施され、国道1号のコースでは積雪や路面凍結を防いで復路を迎えています。一方、青山学院大学は総合10時間37分34秒という大会新記録を樹立しました。2026年11月現在、同大会は終了しており、最新の歴代記録にも第102回の結果が反映されています。
【結論】箱根駅伝は雪でも開催される?降雪による中止と安全対策の実態

箱根駅伝は、雪が降っただけで直ちに中止になる大会ではありません。過去には積雪した道路を選手が走った大会もあり、2026年の第102回大会でも降雪が予想される中で開催されました。
ただし、開催できるかどうかを考えるうえで重要なのは、雪が降っているかどうかだけではありません。積雪量、路面の凍結、視界、気温、風、道路の安全性など、複数の条件が関係します。
雪が降っても開催できる理由箱根駅伝は東京・大手町と神奈川県箱根町を結ぶ全10区間、総距離217.1kmの大会です。往路107.5km、復路109.6kmにわたり、都市部、海岸沿い、山間部と異なる環境を通過します。
このため、東京で晴れていても、箱根の山間部では雪が降っている場合があります。反対に、箱根で雪が降っていても、コース全体が危険な状態になるとは限りません。
大会運営では、コースの安全確保が大前提です。道路管理者によるパトロール、除雪、凍結防止剤の散布などが重要な役割を果たします。
開催判断で特に注意される路面凍結雪そのものよりも危険なのが、雪解け水や雨水が低温で凍ることです。濡れたアスファルトが薄い氷で覆われると、見た目では通常の路面との区別が難しくなります。
特に箱根の山間部は標高差があり、気温も場所によって変わります。選手が高速で駆け下りる6区では、わずかな滑りやすさが転倒につながる可能性があります。
したがって、降雪予報が出た際に注目すべきなのは、降雪量だけではなく、競技開始時点の路面温度や凍結状況、道路管理者の対応です。
【過去の開催状況】箱根駅伝が雪に見舞われた歴史的な大会
箱根駅伝と雪の関係は、近年になって突然生まれたものではありません。東京箱根間往復大学駅伝競走の公式サイトでも、過去の降雪事例が紹介されています。
1937年:復路が大雪に見舞われた大会公式サイトの歴史紹介によると、1937年には復路が大雪に見舞われました。箱根駅伝の歴史の中でも、降雪が大会に大きく関わった代表的な事例です。
現在のように道路管理体制や交通情報が高度化する以前の大会では、雪道を走ること自体が大きな負担でした。選手は路面状況を見極めながら、長距離を走り切る必要がありました。
1962年:10年ぶりの大雪となった第38回大会1962年の第38回大会では、往路が10年ぶりの大雪に見舞われ、雪中駅伝となりました。
月刊陸上競技の歴史企画「Playback箱根駅伝」では、この大会について、中央大学が1区から一度も首位を譲らず4連覇を達成したことが紹介されています。
雪という厳しい環境の中でも、選手たちの走力やチームの総合力が勝敗を左右した大会でした。
1975年:第51回大会も雪の中で開催1975年の第51回大会も、雪の中で行われた大会として知られています。
笹川スポーツ財団の箱根駅伝100回大会を振り返る特集では、この大会が雪の中でのレースとなったことが記録されています。また、この第51回大会から、往路・復路・総合の3賞制度が導入されました。
現在の箱根駅伝の記録を比較するうえでも、歴史的な転換点となった大会です。
1978年:箱根町に25センチの積雪公式サイトによると、1978年には豪雪によって箱根町に25センチもの雪が積もりました。
箱根は山間部に位置するため、東京や横浜などの都市部とは異なる気象条件になります。平地で雪が降っていなくても、芦ノ湖周辺では積雪する可能性があることを示す事例です。
これらの歴史から分かるのは、箱根駅伝が雪と無縁の大会ではないということです。雪が降る可能性を前提に、道路や競技環境を管理する必要があります。
【第102回箱根駅伝2026】当日の天気と雪・路面凍結への対応を検証
2026年1月2日・3日に開催された第102回箱根駅伝では、箱根周辺の降雪予報が大きな関心を集めました。
特に注目されたのは、1月3日の復路スタート地点となる芦ノ湖周辺です。復路の最初の区間である6区は、山を一気に下るコースであり、気温や路面状況が選手の走りに直結します。
1月2日夜から3日朝にかけて雪と氷点下の予報2026年1月2日夜、日刊スポーツはウェザーニューズの気象情報を引用し、芦ノ湖周辺では同日午後9時ごろに雪が舞う予報だったと報じました。
加えて、1月3日午前3時から7時にかけては氷点下4度まで冷え込む見通しで、午前8時の復路スタート時点でも氷点下2度前後になると予想されていました。
この予報によって、6区の山下りで選手が滑る危険性や、低温による身体への負担が懸念されました。
1月3日朝の実際の状況は?1月3日午前7時35分の日刊スポーツの報道によると、復路スタート地点では午前6時30分時点の気温が氷点下2.0度でした。
一方、心配されていた積雪はありませんでした。雪が舞う可能性はあったものの、選手がスタートする時点で路面に雪が積もっている状態ではなかったのです。
ここで押さえておきたいのは、降雪予報と実際の積雪状況は別物だという点です。雪が降ったという情報だけで、競技コースが雪道になったと判断することはできません。
神奈川県が実施した除雪・凍結防止対策今回の第102回大会で特に注目したいのが、神奈川県による道路管理の対応です。
神奈川県が2026年1月8日に公開し、同月15日に更新した「箱根駅伝開催時の凍雪害対応について」では、大会期間中の具体的な対策が報告されています。
同県の小田原土木センターは、1月2日夜から3日朝にかけて降雪や路面凍結が予測されたため、道路パトロールを実施しました。加えて、地域の建設業者4社に除雪作業と凍結防止剤の散布を依頼しています。
箱根駅伝のコースとなる国道1号では実際に雪が降りましたが、積雪には至りませんでした。路面凍結の可能性に備え、散布車で凍結防止剤を丁寧に散布したと県は説明しています。
また、大観山山頂の箱根ターンパイク交差点付近を通る県道75号では雪が降り、除雪車が出動しました。この道路は箱根駅伝の競技コースではありませんが、周辺道路の安全確保も実施されていました。
その結果、神奈川県は、地域の建設業者などの協力によって競技コースの路面凍結を防ぎ、1月3日朝の復路を迎えることができたと報告しています。
2026年の大会は、雪が降る可能性がある状況でも、事前の道路管理によって競技環境が維持された事例です。
【歴代記録一覧】第102回までの区間・往路・復路・総合タイムを比較
箱根駅伝の記録を調べる際には、個人の区間記録と大学の往路・復路・総合記録を分けて確認することが大切です。
箱根駅伝の記録一覧は、基本的に各項目の上位10傑を中心に構成され、項目によっては最大・最小の記録のみが掲載されています。タイムの対象は、各区間と往路・復路・総合です。
第102回大会終了時点の公式記録では、区間別の歴代最速記録や総合タイムのランキングを確認できます。
第102回大会終了時点の区間最高記録日本テレビの箱根駅伝番組公式サイトが公開する大会記録によると、2026年終了時点の各区間の歴代最速記録は次のとおりです。
| 区間・記録 | 歴代最高タイム | 選手・大学 | 大会 |
|---|---|---|---|
| 1区 | 1時間00分28秒 | 青木瑠郁・國學院大學 | 第102回・2026年 |
| 2区 | 1時間05分09秒 | キムタイ・城西大学 | 第102回・2026年 |
| 3区 | 59分25秒 | イェゴン・ヴィンセント・東京国際大学 | 第96回・2020年 |
| 4区 | 1時間00分00秒 | イェゴン・ヴィンセント・東京国際大学 | 第99回・2023年 |
| 5区 | 1時間07分16秒 | 黒田朝日・青山学院大学 | 第102回・2026年 |
| 6区 | 56分47秒 | 野村昭夢・青山学院大学 | 第101回・2025年 |
| 7区 | 1時間00分43秒 | 佐藤圭汰・駒澤大学 | 第101回・2025年 |
| 8区 | 1時間03分45秒 | 塩出翔太・青山学院大学 | 第102回・2026年 |
| 9区 | 1時間07分15秒 | 中村唯翔・青山学院大学 | 第98回・2022年 |
| 10区 | 1時間07分31秒 | 佐藤圭汰・駒澤大学 | 第102回・2026年 |
| 往路 | 5時間18分08秒 | 青山学院大学 | 第102回・2026年 |
| 復路 | 5時間19分26秒 | 青山学院大学 | 第102回・2026年 |
| 総合 | 10時間37分34秒 | 青山学院大学 | 第102回・2026年 |
特筆すべきは、2026年の第102回大会で1区、2区、5区、8区、10区の5区間に新しい区間記録が生まれたことです。
また、往路・復路・総合の3つの大会記録も青山学院大学が更新しました。特に総合10時間37分34秒は、2026年終了時点での歴代最高記録です。
箱根駅伝の歴代総合タイム上位10傑東京箱根間往復大学駅伝競走の公式サイトが公開する歴代総合タイムランキングでは、往路と復路の合計タイムを基準に順位が決められています。
第102回大会終了時点の上位10大会は次のとおりです。
- 第102回・2026年:青山学院大学 10時間37分34秒
- 第101回・2025年:青山学院大学 10時間41分19秒
- 第100回・2024年:青山学院大学 10時間41分25秒
- 第98回・2022年:青山学院大学 10時間43分42秒
- 第96回・2020年:青山学院大学 10時間45分23秒
- 第99回・2023年:駒澤大学 10時間47分11秒
- 第91回・2015年:青山学院大学 10時間49分27秒
- 第88回・2012年:東洋大学 10時間51分36秒
- 第95回・2019年:東海大学 10時間52分09秒
- 第90回・2014年:東洋大学 10時間52分51秒
上位10大会を見ると、青山学院大学が非常に強い存在感を示しています。特に第100回から第102回まで、3大会連続で歴代総合タイムの1位から3位を占めています。
往路・復路の記録は総合記録とどう違う?往路は1区から5区まで、復路は6区から10区までの合計タイムです。総合タイムは、この2つを合計した数字になります。
2026年の第102回大会では、青山学院大学が往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒を記録し、総合10時間37分34秒で優勝しました。
なお、往路順位と復路順位は総合順位と必ずしも一致しません。往路で先行した大学が復路で順位を落とす場合もあれば、復路で大きく順位を上げる大学もあります。
そのため、記録を比較するときは総合タイムだけでなく、往路と復路を分けて確認することで、チームの戦い方が見えてきます。
区間記録の上位10傑を見るときの注意点区間別の歴代最速ランキングは、単純に過去すべての大会のタイムを並べたものではありません。
箱根駅伝は歴史の中で区間距離が変更されており、公式サイトでは各区間の距離変更後の大会を集計対象にしています。参考記録も除外されています。
特に4区・5区は第93回大会からコースが変更されています。過去のタイムを比較するときには、同じ距離・同じコース条件での記録なのかを確認する必要があります。
また、百科事典の記録一覧と大会公式サイトの記録ランキングでは、掲載形式や対象項目が異なる場合があります。歴代記録を正確に調べるなら、主催者の公式記録を基準にするのが適切です。
【雪がレースに与える影響】選手の走り・路面・交通状況を分析
箱根駅伝で雪が問題になる理由は、単に走りにくくなるからではありません。選手の身体、走行フォーム、道路環境、競技運営のすべてに影響する可能性があります。
1. 路面凍結による転倒リスク雪が降った後の道路では、雪が解けて水になり、その水分が再び凍結することがあります。
特に危険なのが、橋の上や日陰、山間部のカーブなどです。こうした場所は路面温度が下がりやすく、部分的な凍結が発生する可能性があります。
箱根駅伝の6区は、芦ノ湖から小田原方面へ向かう下り基調のコースです。選手はスピードを維持しながら走るため、路面の状態が悪ければ転倒や接触の危険が高まります。
2. 雪や寒さによる選手の身体への影響寒冷環境では筋温や深部体温が低下し、身体の動きや運動能力に影響することがあります。
日本スポーツ振興センターのハイパフォーマンススポーツセンターが公開する寒冷環境下のトレーニング資料では、筋温の低下による運動パフォーマンスへの影響や、寒冷環境での水分・エネルギー補給の必要性が説明されています。
駅伝選手にとって、具体的に注意したいのは次のポイントです。
- 筋肉の柔軟性:筋温が低下すると筋肉の動きが制限され、身体の動かしやすさに影響する。
- 走行フォーム:滑りやすい路面では接地の安定性が低下し、普段のフォームを維持しにくくなる。
- 体温管理:冷たい風や雪で身体が冷えると、体温維持に余分な負担がかかる。
- エネルギー消費:寒冷環境では体温維持にもエネルギーが必要になる。
- 疲労と集中力:寒さや不安定な路面によって、走行中の負担が増える可能性がある。
特に20km前後の距離を走る箱根駅伝では、スタート直後の身体の状態だけでなく、走行中にどれだけ体温や筋肉の状態を維持できるかも重要です。
3. 5区の山上りと6区の山下りは天候の影響が大きい雪や凍結の影響を考えるうえで、特に注目したいのが5区と6区です。
5区は小田原から箱根の芦ノ湖方面へ向かう山上りの区間です。標高差の大きいコースを走るため、気温の変化や風、降雪などの影響を受けやすい特徴があります。
一方、6区は復路のスタート直後から箱根の山を下っていく区間です。下り坂ではスピードが出やすく、路面凍結や雪による滑りやすさが特に問題になります。
雪が降った場合、単純に走る速度を落とせばよいというわけではありません。選手は安全性とタイムの両方を意識しながら、路面に合わせた走り方を求められます。
4. 降雪時の交通状況と大会運営への影響箱根駅伝の開催時には、東京都内と神奈川県内のコース周辺で交通規制が実施されます。
雪が降った場合は、通常の交通規制に加えて、周辺道路の除雪や凍結防止、公共交通機関の運行状況なども確認する必要があります。
2026年の第102回大会では、神奈川県がコースと周辺道路のパトロール、凍結防止剤の散布、除雪作業を実施しました。少なくとも県の公表資料では、競技コースの路面凍結を防いで復路を迎えたことが確認できます。
一方、主催者の観戦案内では、コース周辺の駅で混雑が予想され、状況によっては駅構内への入場規制が行われる場合があると案内されています。
降雪時は道路状況だけでなく、鉄道やバスの運行、駅周辺の混雑、臨時の交通規制にも注意が必要です。
【プロの結論】雪は記録よりも安全性を左右する条件として見る箱根駅伝の雪を考えるとき、重要なのは雪が降ったかどうかと、競技にどの程度の影響が出たかを区別することです。
2026年の第102回大会は、箱根周辺で降雪があり、復路スタート時には氷点下2度前後という寒さでした。それでも、道路管理者による凍結防止対策によってコースの安全が確保され、青山学院大学は大会新記録を樹立しています。
これは、寒さや降雪があっても、適切な道路管理と競技環境の確保によって大会を実施できる場合があることを示しています。
ただし、雪が積もった状態や凍結した路面であれば話は別です。タイムや順位よりも、選手が安全に走れる環境を確保できるかどうかが最優先になります。
【観戦前のチェックポイント】箱根駅伝の天気予報と雪への備え
沿道で箱根駅伝を観戦する場合、選手の走りだけでなく、観戦する側の防寒対策や交通情報の確認も欠かせません。
2026年11月2日現在、第102回大会はすでに終了しています。次回の第103回大会は2027年1月2日・3日に予定されています。現時点では、2027年の大会当日の天気を確定的に判断することはできません。
観戦前に確認したい天候情報箱根駅伝の観戦前には、次の情報を確認しておくと安心です。
- 気温:東京と箱根では気温が大きく異なるため、観戦する場所の予報を確認する。
- 降雪予報:雪が降る時間帯と降雪量、積雪の可能性を確認する。
- 路面状況:雨や雪の後に凍結する可能性がないかを確認する。
- 風:風が強いと体感温度が低下するため、防寒対策に反映する。
- 交通情報:鉄道・バスの運行状況や道路規制を確認する。
特に注意したいのは、東京の天気予報だけを見て箱根の天候を判断しないことです。箱根町や芦ノ湖周辺の予報を別に確認する必要があります。
沿道観戦で準備したい防寒用品冬の箱根は、長時間屋外で待つ観戦者にとっても厳しい環境です。雪が降っていなくても、朝の冷え込みや風によって体温が奪われます。
- 保温性の高いアウターやダウンジャケット
- 手袋、マフラー、ネックウォーマー
- 耳まで覆える帽子
- 滑りにくい靴底の防寒靴
- 使い捨てカイロ
- 雨や雪に備える防水用品
足元は特に重要です。雪が積もっていなくても、濡れた歩道や凍結した場所では転倒する危険があります。ヒールや滑りやすい靴底の靴は避け、歩きやすい靴を選びましょう。
交通規制と観戦場所にも注意箱根駅伝では、選手の通過に合わせて道路交通規制が行われます。沿道で観戦する場合は、主催者が公開する最新の交通規制情報を確認してください。
また、車や自転車による追走応援は、交通事故や渋滞を招く危険があるため、主催者から控えるよう案内されています。車道に出ず、歩道から安全に観戦することも重要です。
駅周辺では混雑や入場規制が行われる可能性もあります。雪や寒さによる移動の遅れも考慮し、余裕を持った行動を心がけましょう。
天候が悪化した場合は、無理に沿道へ向かわず、テレビやラジオ、TVerなどの中継を利用する方法もあります。
【箱根駅伝の雪】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:箱根駅伝は雪が降ったら中止になりますか?
A1:雪が降っただけで自動的に中止になるわけではありません。過去には1937年や1975年など、雪の中で開催された大会があります。ただし、積雪や路面凍結などによって安全な競技環境を確保できない場合は、開催への影響が考えられます。
Q2:2026年の第102回箱根駅伝では雪が積もりましたか?
A2:箱根駅伝のコースとなる国道1号では雪が降りましたが、神奈川県の公式報告によると積雪には至りませんでした。県は凍結防止剤の散布などを実施し、復路当日の路面凍結も防いでいます。
Q3:箱根駅伝で雪の影響を最も受けやすい区間はどこですか?
A3:特に注意したいのは、箱根の山を上る5区と下る6区です。5区は標高差や気温変化、6区は下り坂でのスピードと路面の滑りやすさが問題になります。特に6区では、路面凍結による転倒リスクに注意が必要です。
Q4:2026年終了時点の箱根駅伝の総合最高記録は何時間ですか?
A4:青山学院大学が第102回大会で記録した10時間37分34秒です。同大会では往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒という大会記録も樹立しました。
Q5:箱根駅伝の歴代区間記録はどこで確認できますか?
A5:東京箱根間往復大学駅伝競走の公式サイトや日本テレビの箱根駅伝番組公式サイトで確認できます。公式記録では区間別の歴代最速ランキング、往路・復路・総合タイムなどを調べられます。区間距離が変更された時期にも注意してください。
箱根駅伝と雪には長い歴史があります。1937年の復路の大雪、1962年の第38回大会、1975年の第51回大会、1978年の箱根町の25センチの積雪など、過去には雪がレースに関係した事例が複数あります。
2026年の第102回大会でも、芦ノ湖周辺の降雪予報と氷点下の気温が注目されました。しかし、神奈川県による除雪や凍結防止剤の散布などの対応によって、競技コースの路面凍結は防がれています。
一方、記録面では青山学院大学が総合10時間37分34秒、往路5時間18分08秒、復路5時間19分26秒という大会新記録を樹立しました。個人でも5区間で新記録が生まれ、歴代記録のランキングが大きく更新されています。
箱根駅伝の雪を正しく理解するには、降雪予報だけでなく、実際の積雪、路面凍結、選手の身体への影響、道路管理者の対策まで見る必要があります。
次回の第103回大会を観戦する際も、天気予報だけで判断せず、箱根周辺の気象情報、交通規制、道路状況を確認することが大切です。雪景色の美しさだけでなく、安全な競技環境を守る人々の取り組みにも目を向けることで、箱根駅伝をより深く楽しめます。