2026年大会は、FIFAワールドカップ史上初めて48カ国が参加し、アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国16都市で開催されました。試合数は従来の大会から増加して全104試合。グループステージは12組に分かれ、各組上位2チームと3位の成績上位8チーム、合計32チームが決勝トーナメントに進出する方式でした。
開催日程は現地時間の6月11日から7月19日まで。日本と北米の時差によって、日本国内では開幕戦が6月12日、決勝戦が7月20日となりました。試合によっては日本時間の午前2時、午前5時、午前8時などのキックオフとなり、早朝観戦も大会の特徴でした。
大会基本情報
開催国:アメリカ・カナダ・メキシコ
参加国:48カ国
試合数:104試合
開催都市:16都市
決勝:2026年7月19日(現地時間)
FIFAの大会記録では、決勝はニューヨーク・ニュージャージー・スタジアムで開催され、スペインがアルゼンチンを延長戦の末に1対0で破って優勝しました。
ワールドカップの日程を日本時間で確認する際の注意点北米開催では、同じ現地日付の試合でも日本では翌日になるケースがあります。試合予定を確認する場合は、現地時間と日本時間を混同しないことが大切です。
特に日本代表戦は、JFA(日本サッカー協会)の公式大会ページに掲載された日本時間のキックオフ時刻が基準になります。海外の試合日程サイトを参照する場合も、タイムゾーンの設定を日本時間に切り替えておくと日付の取り違えを防げます。
【日本代表戦日程・結果】オランダ、チュニジア、スウェーデンとの対戦を振り返る

森保一監督率いるSAMURAI BLUE(サッカー日本代表)はグループFに入り、オランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦しました。
日本代表のグループステージは1勝2分けで終了。勝ち点5を獲得してグループ2位となり、ラウンド32への進出を決めました。その後、ブラジルとの決勝トーナメント1回戦で敗れ、大会を終えています。
日本代表の全試合日程とキックオフ時間
2026年6月15日(月)午前5時日本 2-2 オランダ
会場:ダラス・スタジアム/アメリカ
放送:NHK総合・DAZN
2026年6月21日(日)午後1時日本 4-0 チュニジア
会場:モンテレイ・スタジアム/メキシコ
放送:日本テレビ・NHK BS・DAZN
2026年6月26日(金)午前8時日本 1-1 スウェーデン
会場:ダラス・スタジアム/アメリカ
放送:NHK総合・DAZN
2026年6月30日(火)午前2時日本 1-2 ブラジル
会場:ヒューストン・スタジアム/アメリカ
放送:フジテレビ・NHK BS・DAZN
すべて日本時間。スコアと放送実績はJFA公式大会記録に基づきます。
日本代表のグループステージはどうだった?初戦のオランダ戦は、2度リードを許しながら2対2に追いつく展開でした。続くチュニジア戦では4対0と快勝。JFAの試合報告によれば、この試合は日本代表がワールドカップで記録した最多得点の試合となりました。
最終戦のスウェーデン戦は1対1の引き分け。日本は勝ち点5でグループ2位となり、決勝トーナメント進出を決めました。
ラウンド32ではブラジルを相手に先制したものの、最終的に1対2で逆転負け。日本にとってベスト16進出を目指した挑戦は、ラウンド32で幕を閉じました。
【放送局一覧を比較】NHK・日本テレビ・フジテレビの地上波59試合とは?
ワールドカップ2026の国内放送で大きな注目を集めたのが、NHKと民放各局による地上波中継です。
大会期間中、地上波で生中継された試合は合計59試合。内訳はNHKが34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合です。
ここで押さえておきたいのは、各局が全104試合を分担して地上波放送したわけではないことです。地上波は注目カードを中心に編成され、全試合をライブで追うにはDAZNなど別の視聴手段が必要でした。
ワールドカップ放送局一覧・担当試合数各局の大会発表・DAZNの配信実績に基づく比較。地上波59試合はNHK34+日本テレビ15+フジテレビ10の合計です。
NHKはグループステージ19試合、決勝トーナメント15試合の合計34試合を地上波で生中継しました。
日本代表戦では、初戦のオランダ戦と第3戦のスウェーデン戦をNHK総合で放送。チュニジア戦はNHK BSで中継されました。加えて、決勝トーナメントでは日本対ブラジル戦もNHK BSで放送されています。
ネットサービスのNHK ONEでは、地上波で放送された34試合の同時配信と見逃し配信を実施。リアルタイムでテレビを見られない人にとって、放送後に試合を確認できる点が利点でした。
また、NHK BSプレミアム4Kでは全104試合を生中継と録画放送でカバー。ここで注意したいのは、全104試合をすべてライブ中継したわけではないという点です。全試合のリアルタイム視聴と、全試合の放送記録を視聴できることは別の話です。
日本テレビサッカー中継は15試合日本テレビ系列はグループステージ9試合、決勝トーナメント6試合を生中継しました。
特に注目されたのが、グループFの日本対チュニジア戦です。日本時間6月21日午後1時のキックオフで、日本テレビとNHK BSが中継を担当。日本代表が4対0で勝利した試合でもありました。
日本テレビは日本代表戦だけでなく、オーストラリア対トルコ、ドイツ対コートジボワール、ウルグアイ対スペインなど、世界の強豪国が登場するカードも編成しました。
フジテレビワールドカップ放送は10試合フジテレビ系列は10試合の地上波放送を担当。そのうちグループステージが5試合、決勝トーナメントが5試合でした。
グループステージではフランス対セネガル、ポルトガル対コンゴ民主共和国、スコットランド対モロッコ、パナマ対クロアチア、コロンビア対ポルトガルなどを中継しました。
また、日本代表がグループステージを突破した場合のラウンド32も放送対象となっていました。実際に日本は突破を果たし、ブラジル戦はフジテレビ系列で生中継されました。
フジテレビの中継番組では、ジョン・カビラ、佐久間みなみ、小野伸二、柿谷曜一朗らが出演者として発表されていました。
【DAZN全104試合ライブ配信】無料視聴と有料配信の違い
ワールドカップ2026の視聴環境を大きく変えたのが、DAZNによる全104試合のライブ配信です。
DAZNは日本国内における大会全試合の配信権を獲得。グループステージから決勝まで、日本語実況・解説付きでライブ配信を行いました。地上波で中継されない試合もリアルタイムで視聴できることが、テレビ放送との大きな違いでした。
DAZN日本代表戦無料視聴の対象特に大きな要点は、日本代表の全試合が無料ライブ配信の対象だったことです。
加えて、大会期間中の無料配信対象には準決勝2試合、3位決定戦、決勝も含まれていました。日本代表が敗退した後も、世界一を争う終盤の試合を無料で視聴できる仕組みが用意されていたのです。
DAZNの大会総括発表でも、日本代表戦、準決勝、3位決定戦、決勝の無料配信実績が報告されています。
DAZNで全試合を見る場合の注意点「DAZNで全104試合を配信する」という情報と、「全104試合を無料で見られる」という情報は同じではありません。
無料対象外の試合をライブ視聴するには、対象となる有料プランなどの利用条件を満たす必要がありました。DAZNの公式案内では、Standardプランが全104試合の視聴対象とされ、野球専用プランなどは別途アドオンが必要となるケースも案内されていました。
また、DAZNでは全104試合の見逃し配信とハイライトも提供。ダウンロードして通信環境のない場所で視聴する機能は対象外と案内されていました。
ワールドカップネット配信比較大会当時の主なネット視聴方法を比較すると、次のような違いがありました。
- DAZN: 全104試合のライブ配信。日本代表戦など指定試合は無料。
- NHK ONE: NHK地上波の34試合を同時・見逃し配信。
- TVer: 大会本体のライブ配信を行うサービスとしては案内されていませんでした。
日本代表戦だけを見たい場合はDAZNの無料配信が便利で、NHKの地上波中継対象試合を中心に見る場合はNHK ONEも選択肢でした。大会全体を追いかけたい場合はDAZNの有料視聴環境が適していました。
【ワールドカップ無料視聴方法】テレビとネットをどう使い分けるべきだった?
大会期間中に「無料でワールドカップを見る方法」を探していた人にとって、最も大切だったのは、無料視聴できる試合の範囲を理解することでした。
無料で見られる主な方法視聴目的ごとに整理すると、次のようになります。
1.地上波テレビで視聴する
NHK、日本テレビ、フジテレビの地上波中継対象59試合は、各局の放送を通じて視聴できました。テレビ放送は大画面で家族や友人と観戦したい人に適した方法です。
2.DAZNの無料配信を利用する
日本代表戦全試合に加え、準決勝、3位決定戦、決勝が無料配信対象でした。日本代表の試合だけでなく、大会終盤の重要なカードもカバーされていた点が特徴です。
3.NHK ONEで同時・見逃し配信を見る
NHK地上波で放送された34試合を、対応するインターネットサービスで視聴できました。NHK ONEの利用条件や受信契約などは、NHKの案内に従う必要があります。
よくある3つの誤解誤解1:DAZNなら全104試合が無料だった?
これは正確ではありません。全104試合のライブ配信権を持っていたことと、全試合が無料対象だったことは別です。無料対象は日本代表戦など指定された試合でした。
誤解2:地上波だけで全試合を見られた?
地上波の生中継は合計59試合です。全104試合との差は45試合あり、地上波だけでは大会のすべてをリアルタイムで追えませんでした。
誤解3:NHK BSプレミアム4Kなら全試合がライブだった?
NHKの発表では、全104試合を生中継と録画放送でカバーする形でした。全試合の放送と全試合のライブ中継は区別する必要があります。
【プロの結論】2026年大会が示した日本のサッカー視聴環境の変化
今回の大会で注目すべきなのは、単にDAZNが全104試合の配信権を獲得したことだけではありません。地上波、無料ストリーミング、有料配信、衛星放送がそれぞれ異なる役割を担った点です。
従来のワールドカップでは、地上波テレビの放送カードを確認して観戦するスタイルが中心でした。しかし、2026年大会では全試合を配信するサービスが登場し、日本代表戦以外の試合もスマートフォンやテレビで追いやすくなりました。
DAZNの大会総括から見える視聴者の変化DAZNが2026年8月に公表した大会総括では、延べ6,700万人がDAZNを通じて大会を視聴したと報告されています。大会全体の総視聴数は4億5,000万を超え、日本代表戦以外の視聴が全体の80%を占めたというデータも発表されました。
また、ライブ視聴が54%、テレビでの視聴が41%を占めたとされています。深夜・早朝の試合が多かったことから、見逃し配信やモバイル視聴も広く利用されました。
これらはDAZN自身が発表した視聴データですが、興味深いのは日本代表の敗退後も決勝トーナメントへの関心が続いたという点です。日本戦だけでなく、スペイン、アルゼンチン、イングランドなどの強豪国の試合も視聴され、大会全体を楽しむ層が広がりました。
視聴目的別に考える最適なサービス- 日本代表戦だけを見たい人: DAZNの無料対象試合を確認する方法が合理的。
- 地上波の注目カードを見たい人: NHK・日本テレビ・フジテレビの番組表を利用する方法が便利。
- NHKの放送試合を後から見たい人: NHK ONEの見逃し配信が選択肢。
- 全104試合をライブで追いたい人: DAZNの対象有料プランが適していた。
- テレビの高画質で大会全体を楽しみたい人: NHK BSプレミアム4Kの放送方式も選択肢だった。
今後の国際大会でも、放送局の中継数だけでなく、無料対象の範囲、見逃し配信、視聴端末、契約条件を分けて比較することが、観戦環境を選ぶ際の判断基準になります。
【ワールドカップ2026の日程と日本放送】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップ2026はいつ開催されましたか?
A1:現地時間の2026年6月11日から7月19日まで開催されました。日本時間では6月12日から7月20日までです。アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国共催で、全104試合が行われました。
Q2:日本代表の試合は何時から放送されましたか?
A2:日本時間でオランダ戦が6月15日午前5時、チュニジア戦が6月21日午後1時、スウェーデン戦が6月26日午前8時、ブラジル戦が6月30日午前2時でした。
Q3:2026年ワールドカップの地上波放送は全部で何試合でしたか?
A3:合計59試合です。NHKが34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を生中継しました。
Q4:DAZNでは全104試合を無料で見られましたか?
A4:いいえ。全104試合のライブ配信はDAZNの有料視聴対象を含むサービスでした。日本代表戦全試合、準決勝2試合、3位決定戦、決勝は無料配信対象でした。
Q5:NHK ONEではワールドカップの全試合を見逃し視聴できましたか?
A5:NHK ONEで同時・見逃し配信されたのは、NHK地上波で放送された34試合と関連ハイライト番組です。大会全104試合の見逃し配信を行ったのはDAZNです。
Q6:ワールドカップ2026の決勝はどこで放送されましたか?
A6:決勝は現地時間7月19日にスペイン対アルゼンチンで行われ、スペインが1対0で優勝しました。DAZNでは無料配信対象となり、NHK総合でも地上波中継されました。
2026年のFIFAワールドカップは、48カ国・全104試合という史上最大規模の大会となりました。日本代表はオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦し、グループ2位で決勝トーナメントに進出。ラウンド32でブラジルに1対2で敗れました。
国内の地上波放送はNHK34試合、日本テレビ15試合、フジテレビ10試合の合計59試合。これに対してDAZNは全104試合をライブ配信し、日本代表戦などを無料対象としました。NHK ONEやNHK BSプレミアム4Kも、それぞれ異なる視聴方法を提供しました。
今回の大会が残した大きな変化は、テレビだけでなく、ネット配信を含めて視聴方法を選べる環境が広がったことです。次回の国際大会でも、放送局、配信試合数、無料視聴の範囲を確認しておけば、自分に合った観戦スタイルを選びやすくなります。
主な情報源:FIFA公式大会記録、日本サッカー協会(JFA)、NHK発表、日本テレビ、フジテレビ、DAZN公式プレスリリース・大会総括。