ホーム スポーツ 【巨人DeNA戦の敗退経緯】CSで何が起きた?2試合を詳しく振り返る

【巨人DeNA戦の敗退経緯】CSで何が起きた?2試合を詳しく振り返る

藤森 綾 藤森 綾 • 更新: • 公開: • 読了約 11 分
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2026年の巨人にとって、シーズン最後の大きな壁となったのがDeNAとのCSファーストステージだった。レギュラーシーズンでは巨人が13勝12敗とわずかに勝ち越していたが、短期決戦ではDeNAが2連勝。東京ドームでの2試合で巨人のシーズンが終了した。

第1戦:10月10日、牧と度会の本塁打に沈む

巨人 1-2 DeNA

2026年10月10日の第1戦は、東京ドームで14時に開始された。巨人の先発は井上温大、DeNAの先発は東克樹だった。

試合は初回から動く。DeNAは1回表、牧秀悟が井上からソロ本塁打を放って先制。巨人もその裏、吉川尚輝の二塁打と松本剛の犠牲バントで好機をつくり、泉口友汰の一塁ゴロの間に同点に追いついた。

その後は両チームの投手が踏ん張り、スコア1対1のまま終盤へ。DeNAの東は7回を投げて1失点。巨人打線に追加点を許さず、試合をつくった。

勝敗を決めたのは9回表だった。巨人は井上に代えてマルティネスを投入したが、度会隆輝に右中間へのソロ本塁打を浴び、DeNAが2対1と勝ち越す。

9回裏、巨人にも反撃の機会が訪れた。松本が二塁打で出塁し、泉口の犠牲バントで三塁へ進む。しかし、ダルベックは一塁フライ、大城卓三は左飛に倒れ、同点には届かなかった。

巨人は6安打を記録しながら1得点。DeNAは4安打で2得点という効率的な攻撃を見せた。巨人にとっては、あと一本が出なかったことが響く敗戦となった。

第2戦:10月11日、序盤の2失点から反撃できず

巨人 1-4 DeNA

後がなくなった10月11日の第2戦。巨人は竹丸、DeNAは石田裕太郎を先発に起用した。

DeNAは初回、度会が竹丸から先頭打者本塁打を放ち、再び先制する。続く牧の二塁打の後、佐野恵太が適時打を放って2点目を追加。巨人は立ち上がりから追いかける展開になった。

巨人が反撃したのは4回裏。ダルベックが石田裕太郎からソロ本塁打を放ち、1点差に迫った。しかし、その後は追加点を奪えず、DeNAの継投を崩せなかった。

7回表には佐野の二塁打をきっかけに、戸柱恭孝が適時打を放って3点目。8回表には牧が森田からソロ本塁打を放ち、4対1とリードを広げた。

巨人は8回裏、泉口と大城が連続四球で出塁し、代打・坂本勇人に反撃を託したが、左飛に終わる。9回裏もダルベック、中山礼都、リチャードが3者連続三振。DeNAのレイノルズが最後を締めた。

試合結果はDeNAの4対1。巨人は5安打に抑えられ、DeNAの9安打を上回る攻撃を見せられなかった。先発の石田裕太郎は5回1失点で勝利投手となり、DeNAの救援陣も巨人打線を封じた。

2試合で明暗を分けたポイント

2試合を通して目立ったのは、DeNAの本塁打による得点力と、巨人の得点機会を生かしきれなかった攻撃だ。

  • 第1戦:牧の先制弾と度会の9回決勝弾。巨人は9回に同点の好機をつくったが無得点。
  • 第2戦:度会の先頭打者本塁打と佐野の適時打で先行。牧の追加本塁打で試合を決定づけた。
  • 共通点:巨人は両試合とも1得点にとどまり、相手の投手リレーを攻略できなかった。

CSファーストステージは3試合制の2勝先取方式。DeNAが10日と11日の2試合を連取したため、第3戦は開催されず、巨人の敗退が決まった。

【先発投手・継投・スタメンを検証】巨人の投手起用と攻撃の課題

野球巨人速報

巨人速報を確認するとき、スコアと同じくらい重要なのが先発投手と継投の情報だ。特にCSのような短期決戦では、先発投手が何回まで投げたか、どのタイミングで救援投手に交代したかが勝敗を左右する。

CS第1戦の投手起用

巨人は井上温大を先発に起用し、試合終盤にはマルティネスを投入した。対するDeNAは東克樹が7回1失点と好投し、浜地真澄、レイノルズにつないだ。

最終回の度会の本塁打が決勝点になったことから、試合を通じた投手力だけでなく、終盤の一打に対する対応も重要な局面だった。勝利投手は浜地、敗戦投手はマルティネス、セーブはレイノルズに記録された。

CS第2戦の投手起用

第2戦では、巨人は竹丸を先発させたものの、3回表から代木に交代。その後、中川、田中瑛斗、森田、マルティネスと継投した。

DeNAは石田裕太郎が5回1失点で先発の役割を果たし、岩田、伊勢、浜地、レイノルズへとつないだ。石田裕太郎が勝利投手、竹丸が敗戦投手となっている。

両チームの投手起用を比較すると、DeNAは先発が試合の土台をつくり、救援陣がリードを守った。一方、巨人は序盤の失点によって早い段階から継投を必要とする展開になった。

スタメン情報はどこを見ればよい?

2026年10月10日の第1戦では、巨人は吉川尚輝、松本剛、泉口友汰、ダルベック、大城卓三らをスタメンに起用した。第2戦では打順や守備位置に変更があり、試合ごとに起用選手が調整されていた。

特に注目したいのは、1番打者の出塁、クリーンアップの得点能力、捕手を含む守備陣の構成だ。試合速報ではスタメンだけでなく、途中交代や代打の起用も確認すると、監督の采配や試合の流れを理解しやすくなる。

なお、11月2日現在は2026年の巨人の公式戦が終了しているため、ここで紹介した選手構成はCS当時のものだ。次の公式戦のスタメンと混同しないようにしたい。

【プロの結論】巨人の2026年シーズンから見える強みと課題

2026年の巨人を評価するうえで、単純にCS敗退だけを取り上げるのは適切ではない。76勝64敗3分という成績は、143試合を通じてリーグ上位の競争力を維持した結果でもある。

ただし、最終順位とポストシーズンの結果を並べると、シーズン全体で発揮した強みを短期決戦で十分に生かせなかったという課題も見える。

強み:投手力と安定した守備

チーム防御率2.80、失点444という数字は、巨人の投手陣が2026年を通じて安定したことを示している。リーグ優勝した阪神の防御率2.79とほぼ同水準であり、投手力の面では優勝球団に迫っていた。

また、失策数は65。阪神の75、DeNAの71を下回っており、守備面でも一定の安定感があった。接戦をものにするための基礎となる守備力は、2026年の巨人の評価できる部分だ。

課題:得点力と好機での一本

一方、チーム打率.234、486得点という数字は、優勝した阪神や3位のDeNAを下回っている。特にDeNAは557得点を記録しており、巨人との得点差は71点だった。

CSでも、巨人は第1戦に6安打、第2戦に5安打を放ちながら、いずれも1得点にとどまった。安打数だけでは勝敗を説明できないが、得点圏での攻撃や長打による試合の流れの変化が重要だったことは、2試合の記録から読み取れる。

2027年以降を見据えるなら、投手力を維持しながら、走者を置いた場面で得点につなげる攻撃の改善が焦点になる。

誤解しやすい3つのポイント

  • 「巨人はDeNAよりレギュラーシーズンで弱かった」:これは正確ではない。巨人はDeNAに13勝12敗と勝ち越していた。ただしCSでは2連敗した。
  • 「2位なら優勝に近い成績だった」:勝率では阪神に17厘差ではなく、勝率.560対.543の差があり、ゲーム差は2.5だった。直接対決で8勝16敗1分と負け越した点も重要だ。
  • 「投手陣が崩れたからCSで敗退した」:2試合のスコアを見る限り、巨人の失点は2点と4点。攻撃が両試合1得点だったことも敗退の大きな要因だった。

速報を読む際は、最終スコアだけで判断せず、安打数、得点経過、投手交代、残塁や併殺なども合わせて見ると、試合の実態が分かりやすくなる。

【野球巨人速報の確認方法】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の巨人の最終順位と成績は?
A1:セ・リーグ2位で、143試合76勝64敗3分、勝率.543だった。優勝した阪神とは2.5ゲーム差。

Q2:巨人は2026年のCSでDeNAに何対何で負けた?
A2:10月10日の第1戦が1対2、10月11日の第2戦が1対4。2連敗でファーストステージ敗退となった。

Q3:巨人の一球速報をリアルタイムで見るには?
A3:スポーツナビのプロ野球ページで巨人の試合を選び、一球速報やテキスト速報を確認する方法がある。NPB公式サイトでは公式の試合経過や投打成績を確認できる。

Q4:巨人の今日のスタメンや先発投手はどこで分かる?
A4:試合開催日のNPB公式情報やスポーツナビの試合ページで確認できる。2026年11月2日現在はレギュラーシーズンとCSが終了しており、当日の公式戦スタメンや予告先発はない。

Q5:2026年の巨人はDeNAにレギュラーシーズンでも負け越していた?
A5:いいえ。レギュラーシーズンの対戦成績は巨人の13勝12敗で勝ち越しだった。ただし、CSファーストステージではDeNAに2連敗している。

Q6:巨人の2026年シーズンの課題は何だった?
A6:投手陣は防御率2.80と安定していた一方、チーム打率.234、486得点と攻撃面では阪神やDeNAに及ばなかった。特にCSでは2試合合計2得点にとどまった。

2026年の読売ジャイアンツは76勝64敗3分、セ・リーグ2位でレギュラーシーズンを終えた。投手陣の安定感と守備力を生かして上位を維持した一方、阪神との直接対決で負け越し、優勝には届かなかった。

加えて、CSファーストステージではDeNAに1対2、1対4で連敗。レギュラーシーズンでは勝ち越していた相手に短期決戦で敗れ、2026年の戦いに幕を下ろした。

今後、巨人の戦いを評価するうえで注目したいのは、投手力を維持できるか、そして得点力をどこまで改善できるかという2点だ。76勝という実績を土台に、上位球団との直接対決や接戦で勝ち切る力を伸ばせるかが、次のシーズンの重要なテーマになる。

速報を追うファンは、試合中ならスポーツナビの一球速報、試合後の確定記録ならNPB公式の試合結果・成績を使い分けるのが確実だ。順位だけでなく、イニングごとの得点、先発投手、継投、チーム打率や防御率まで確認すれば、巨人の現在地をより正確に把握できる。

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コンテンツディレクター 藤森 綾
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