ホーム スポーツ 【第65回NHK杯体操2026結果】男子は岡慎之助、女子は西山実沙が優勝

【第65回NHK杯体操2026結果】男子は岡慎之助、女子は西山実沙が優勝

如月 七海 如月 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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2026年5月14日から17日まで東京体育館で開催された「第65回NHK杯体操」。男女の日本代表争いが注目された今大会は、男子で岡慎之助が341.362点を獲得して優勝し、女子では西山実沙が164.897点で初優勝を飾りました。男子は橋本大輝が2位、川上翔平が3位、女子は岸里奈が2位、杉原愛子が3位に入りました。

今大会は単なる国内大会ではなく、2026年10月にオランダ・ロッテルダムで開催される第54回世界体操競技選手権大会の日本代表最終選考会でもありました。全日本体操個人総合選手権の持ち点を含めた得点計算、男女それぞれ異なる代表選考方式、NHK Eテレ・NHK総合のテレビ放送や見逃し配信まで、2026年11月時点の大会結果とその後の動きを整理します。

【第65回NHK杯体操2026結果】男子は岡慎之助、女子は西山実沙が優勝

体操nhk杯2026

第65回NHK杯の最大のニュースは、男子の岡慎之助と女子の西山実沙が、それぞれ個人総合を制したことです。

大会は5月14日から17日までの4日間にわたって行われ、女子は5月14日・16日、男子は5月15日・17日に競技を実施。全日本選手権から続く代表争いに決着がつきました。

男子個人総合:岡慎之助が341.362点で3連覇

男子は岡慎之助(徳洲会体操クラブ)が341.362点で優勝しました。

2位は橋本大輝(日本生命/セントラルスポーツ)の340.076点。両者の差はわずか1.286点でした。

3位には川上翔平が335.877点で入りました。4位の土井陵輔、5位の角皆友晴まで、世界選手権代表選考を意識した実力者が上位に並んでいます。

岡はパリ2024オリンピックで3つの金メダルを獲得した実績を持つ選手です。今回の優勝によってNHK杯3連覇を達成し、国内男子個人総合における安定した強さを改めて示しました。

一方、橋本大輝も最後まで優勝を争いました。全日本選手権を制してNHK杯に臨んだ橋本にとって、今回の2位は悔しさの残る結果ですが、世界選手権代表入りは確保しています。

女子個人総合:西山実沙が164.897点で初優勝

女子は西山実沙(なんば体操クラブ-ngc/相愛学園)が164.897点で優勝しました。

2位は岸里奈(戸田SC/環太平洋大学)の163.512点、3位は杉原愛子(TRyAS)の163.079点です。

西山と岸の得点差は1.385点。杉原も163点台を記録し、上位3人による接戦となりました。

西山は全日本個人総合選手権に続く優勝で、国内主要大会のタイトルを連続して獲得。初めてのNHK杯制覇と世界選手権代表入りを同時に実現しました。

杉原愛子は前回大会の覇者として出場し、3位で大会を終えています。2022年に一度現役を引退した後、競技に復帰して再び日本代表に選ばれた経緯もあり、今回の表彰台は注目を集めました。

【男女順位一覧】橋本大輝・岸里奈・杉原愛子の最終結果も紹介

ここでは、日本体操協会が公開した第65回NHK杯の最終結果資料をもとに、男女の上位5人を整理します。

順位だけでなく得点差にも注目すると、男子は岡と橋本の優勝争い、女子は西山と岸の争いが特に僅差だったことが分かります。

区分 順位 選手名 最終得点 注目ポイント
男子 1位 岡慎之助 341.362点 優勝・3連覇
男子 2位 橋本大輝 340.076点 優勝との差1.286点
男子 3位 川上翔平 335.877点 世界選手権代表入り
男子 4位 土井陵輔 331.926点 種目特化枠で代表入り
男子 5位 角皆友晴 330.310点 アジア大会代表入り
女子 1位 西山実沙 164.897点 初優勝
女子 2位 岸里奈 163.512点 4年連続2位
女子 3位 杉原愛子 163.079点 前回覇者・3位
女子 4位 岡村真 161.380点 世界選手権代表入り
女子 5位 山口幸空 159.180点 女子エクセレント賞受賞
男子は最後まで続いた岡と橋本の争い

男子で特に注目したいのは、1位と2位の差が1.286点だったことです。

橋本は5月15日の1日目終了時点で256.428点を記録し、岡の255.247点を上回っていました。しかし、最終日の競技を終えた段階で岡が逆転。341.362点で頂点に立ちました。

最終的な順位だけを見ると岡の優勝ですが、途中経過を確認すると、橋本が先行し、岡が追い上げるという展開だったことが分かります。

岡は得意種目を含めて安定した演技をまとめ、最終的に3連覇を達成しました。

女子は西山の安定感と岸・杉原の追い上げが焦点

女子は西山が164.897点でトップ。岸との差は1.385点でした。

杉原は最終順位こそ3位でしたが、5月16日の2日目には14.533点を記録し、この日の種目別でも高い評価を受けています。

また、女子のセイコーエクセレント賞は山口幸空が受賞しました。個人総合の順位とは別に、競技で優れた演技を見せた選手にも注目が集まった大会でした。

【NHK杯体操2026の日程・開催場所】東京体育館へのアクセスも解説

第65回NHK杯体操の開催期間は2026年5月14日(木)~17日(日)。会場は東京都渋谷区千駄ヶ谷にある東京体育館です。

大会は女子・男子それぞれ1日目と2日目に分かれ、後半の日程では世界選手権などの日本代表選考が行われました。

4日間の競技日程と開始時間
日付 曜日 競技内容 競技時間
5月14日 木 女子1日目 15:00~17:00
5月15日 金 男子1日目 15:40~18:40
5月16日 土 女子2日目・代表決定 14:00~16:00
5月17日 日 男子2日目・代表決定 13:00~16:00

一般開場時間は、5月14日・15日が14:00、5月16日が12:30、5月17日が11:30でした。

なお、競技時間はテレビ放送や進行状況によって変更される場合があります。上記は日本体操協会が掲載した大会日程です。

東京体育館の所在地と最寄り駅

会場となった東京体育館の所在地は、東京都渋谷区千駄ヶ谷1-17-1です。

  • JR総武線:千駄ケ谷駅からすぐ。
  • 都営大江戸線:国立競技場駅A4出口からすぐ。
  • 都営バス:早81系統・黒77系統の千駄ケ谷駅前停留所から徒歩約1分。
  • ハチ公バス:神宮の杜ルートの千駄ケ谷駅(東京体育館)停留所から徒歩約1分。

JR千駄ケ谷駅と都営大江戸線国立競技場駅の両方からアクセスしやすく、公共交通機関での来場に便利な会場です。

大会当日に現地観戦する場合は、競技開始時刻だけでなく、一般開場時間や入場時の案内も確認しておくと安心です。

【NHK杯体操2026のテレビ放送・見逃し配信】EテレとNHK総合の放送時間

第65回NHK杯体操は、NHKによる地上波テレビ放送が行われました。

女子個人総合はNHK Eテレ、男子個人総合はNHK総合で放送され、男女それぞれの代表決定がかかった最終日の競技が中継されました。

NHK Eテレ・NHK総合の放送時間
放送日 放送局 番組内容 放送時間
5月16日(土) NHK Eテレ 第65回NHK杯体操 女子個人総合 14:00~16:30
5月17日(日) NHK総合 第65回NHK杯体操 男子個人総合 13:05~16:00

女子は西山実沙、岸里奈、杉原愛子らの代表争い、男子は岡慎之助と橋本大輝の優勝争いが放送の中心となりました。

注意したいのは、NHKの地上波放送が4日間すべてを対象としていたわけではない点です。5月14日の女子1日目と15日の男子1日目については、上記のNHK地上波放送時間には含まれていません。

NHKプラスでの見逃し配信

NHKオンデマンドの番組案内によると、女子・男子ともに放送後1週間はNHKプラスでも視聴できる案内がありました。

ただし、NHKプラスの見逃し配信期間は終了しています。2026年11月時点で過去の演技を確認したい場合は、NHKオンデマンドの番組配信が選択肢になります。

NHKオンデマンドで過去の演技を視聴する方法

NHKオンデマンドでは、次の2番組が配信対象として掲載されています。

  • 女子個人総合:第65回NHK杯体操。2026年5月16日放送。本編約135分。
  • 男子個人総合:第65回NHK杯体操。2026年5月17日放送。本編約172分。

番組案内には、見放題パックの対象であることに加え、単品販売の情報も掲載されています。単品の購入期限は女子が2027年5月19日、男子が2027年5月20日です。

なお、NHKオンデマンドの視聴期間は購入後72時間と案内されています。契約プランや購入条件を確認してから利用するのがおすすめです。

【世界体操選手権2026代表選考】男女各5人の決定方法と持ち点・得点計算

第65回NHK杯を理解するうえで欠かせないのが、世界選手権の代表選考方式です。

今回の大会は、2026年10月17日から25日までオランダ・ロッテルダムで開催された第54回世界体操競技選手権大会の最終選考会でした。

全日本体操個人総合選手権とNHK杯の結果を組み合わせて代表を決めるため、NHK杯の2日間だけの得点では順位を判断できません。

男子の世界選手権代表は5人

男子の代表選考では、まずNHK杯の個人総合上位3人が代表に選ばれる仕組みでした。

残り2人は種目特化枠です。個人総合の4位から10位の選手を対象とする枠が1人、順位の制限を設けない枠が1人設けられ、団体競技での得点貢献度などを踏まえて決定されます。

2026年の男子代表は次の5人です。

  • 岡慎之助:NHK杯個人総合1位
  • 橋本大輝:NHK杯個人総合2位
  • 川上翔平:NHK杯個人総合3位
  • 土井陵輔:種目特化枠
  • 前田楓丞:種目特化枠

岡、橋本、川上は個人総合枠で代表入りしました。土井と前田は団体総合を見据えた種目特化枠での選出です。

女子の世界選手権代表も5人

女子は個人総合の上位4人が代表となり、残る1人をチーム貢献得点によって選ぶ方式でした。

2026年の女子代表は次の5人です。

  • 西山実沙:NHK杯個人総合1位
  • 岸里奈:NHK杯個人総合2位
  • 杉原愛子:NHK杯個人総合3位
  • 岡村真:NHK杯個人総合4位
  • 中村遥香:チーム貢献得点による選出

ここで注目したいのが中村遥香です。個人総合では14位でしたが、団体戦での貢献度を評価する選考によって代表入りしました。

つまり、女子では個人総合の順位が必ずしも代表5人の最終順位と一致するわけではありません。団体戦で各種目の得点を積み上げられる選手を確保することも、代表選考の大きな目的でした。

全日本体操個人総合選手権の持ち点とは?

NHK杯の得点計算では、全日本体操個人総合選手権の成績が持ち点として反映されます。

女子の2026年世界選手権代表選考要項では、全日本個人総合選手権の2日間の合計得点を2分の1にした数値をNHK杯の持ち点とし、NHK杯の1日目・2日目の得点を加算して順位を決めると定められていました。

西山実沙の得点を例にすると、仕組みが分かりやすくなります。

  • 全日本選手権からの持ち点:55.166点
  • NHK杯1日目の得点:55.233点
  • NHK杯2日目の得点:54.498点
  • 最終合計:164.897点

計算式は次のとおりです。

55.166+55.233+54.498=164.897点

このため、NHK杯当日の演技だけが優勝を決めるわけではありません。全日本選手権でどれだけ得点を積み上げていたかも、最終順位に大きく関係します。

男子の持ち点と加点の仕組み

男子も全日本選手権からの得点を引き継いでNHK杯の結果に反映します。

日本体操協会の男子最終結果資料では、岡は5月15日の1日目終了時点で255.247点、5月17日の最終日には86.065点を記録し、最終合計341.362点となりました。

男子の代表選考には、総Dスコアに応じた国内規定の加点もあります。例えば、総Dスコアが32.0~32.1の場合は0.05点、33.8以上の場合は0.50点が個人総合得点に加算される仕組みです。

ただし、この国内規定の加点は個人総合の順位計算に適用されるもので、種目特化枠の選考用団体得点には反映されません。

個人総合の順位と団体貢献度は別の評価軸

代表選考で重要なのは、個人総合で高得点を出す能力と、団体戦で必要な種目の得点を安定して出す能力が必ずしも同じではないことです。

男子は全日本個人総合の予選・決勝とNHK杯の1日目・2日目、合計4試合のデータを使って選考用団体得点を算出します。各種目の上位得点や世界ランキングなども選考基準に関係します。

女子も4試合の得点を用いてチーム得点を計算し、個人総合上位4人と組み合わせた際に最も高い団体得点を生み出す選手を5人目として選出する仕組みでした。

この制度があるため、個人総合14位の中村遥香が代表に選ばれたことも、選考方法に照らせば不自然ではありません。

【大会後の世界体操2026】NHK杯代表選手はロッテルダムでどう戦った?

NHK杯で決定した代表選手たちは、2026年10月17日から25日までオランダ・ロッテルダムで開催された第54回世界体操競技選手権大会に出場しました。

日本体操協会の大会結果によると、男子団体は金メダル、女子団体は銅メダルを獲得。NHK杯での代表選考が、その後の国際大会につながったことが分かります。

男子団体は世界選手権で優勝

男子は岡慎之助、橋本大輝、川上翔平、土井陵輔、前田楓丞の5人で大会に臨みました。

日本は団体総合決勝で優勝し、世界の頂点に立ちました。

個人総合決勝では橋本大輝が金メダルを獲得。岡慎之助も個人総合8位に入りました。

NHK杯では岡が橋本を上回りましたが、世界選手権では橋本が個人総合のタイトルを獲得しています。大会ごとのコンディションや演技の完成度によって結果が変わることを示す展開でした。

女子団体は60年ぶりの世界選手権表彰台

女子は西山実沙、岸里奈、杉原愛子、岡村真、中村遥香の5人が日本代表として出場しました。

日本は団体総合で銅メダルを獲得。1966年大会以来、60年ぶりとなる女子団体の世界選手権表彰台でした。

個人総合決勝では杉原愛子が5位、岸里奈が15位という結果を残しています。

NHK杯で優勝した西山をはじめ、個人総合の上位選手だけでなく、団体貢献枠で選ばれた中村も含めた5人の編成が、世界選手権での団体戦につながりました。

NHK杯の結果から読み取れる2026年日本体操界の課題

今回の大会から読み取れる大きな要点は、個人総合の強さと団体戦の総合力を両立させる必要性です。

男子では岡と橋本が世界トップクラスの実力を示し、川上もNHK杯3位から世界選手権代表として経験を積みました。加えて、土井や前田のように特定種目でチームを支える選手の存在も重要でした。

女子では西山、岸、杉原の上位争いに加え、岡村と中村を含めた5人のチーム構成が成果を生みました。

2028年ロサンゼルス五輪を見据えるうえでも、個人総合の順位だけで選手の価値を判断するのではなく、種目ごとの得点力や安定性を評価する視点が欠かせません。

【体操NHK杯2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:第65回NHK杯体操2026の男子・女子の優勝者は誰ですか?

A1:男子は岡慎之助が341.362点で優勝し、NHK杯3連覇を達成しました。女子は西山実沙が164.897点で初優勝しています。

Q2:NHK杯体操2026はNHKのテレビで何時から放送されましたか?

A2:女子は5月16日(土)14:00~16:30にNHK Eテレ、男子は5月17日(日)13:05~16:00にNHK総合で放送されました。NHKプラスの見逃し配信は放送後1週間の案内でした。

Q3:NHK杯体操2026で世界選手権代表に選ばれた選手は誰ですか?

A3:男子は岡慎之助、橋本大輝、川上翔平、土井陵輔、前田楓丞の5人です。女子は西山実沙、岸里奈、杉原愛子、岡村真、中村遥香の5人が選出されました。

第65回NHK杯体操2026は、男子の岡慎之助が341.362点、女子の西山実沙が164.897点で優勝しました。

男子では橋本大輝との1.286点差の接戦、女子では岸里奈や杉原愛子との上位争いが見どころとなりました。

また、世界選手権の代表選考では個人総合の順位だけでなく、種目特化枠や団体貢献得点が採用されました。特に女子の中村遥香、男子の土井陵輔と前田楓丞の選出は、団体総合を重視する選考制度を象徴しています。

そして10月の世界選手権では男子団体金メダル、女子団体銅メダルという成果を達成。NHK杯は単なる国内タイトル争いにとどまらず、日本代表が世界で戦うための重要な選考大会だったことが、最終的な結果からも確認できます。

大会結果を調べる際は、NHK杯当日の順位だけでなく、全日本選手権からの持ち点、代表選考の条件、世界選手権での実績まで合わせて見ることが大切です。公式記録を確認する場合は、日本体操協会の第65回NHK杯大会ページに掲載された男女の最終結果資料が基本資料になります。


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如月 七海

スポーツ報道9年。連盟の公式記録、試合結果、会見の書き起こしで数値と経歴を確認しています。

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