2026年11月現在、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)は、MLBのナショナルリーグ中地区に所属するプロ野球球団です。本拠地はオハイオ州シンシナティにあるグレート・アメリカン・ボール・パーク。1869年に誕生したシンシナティ・レッドストッキングスをルーツに持ち、プロ野球の歴史を語るうえでも欠かせない存在です。
2026年シーズンは75勝87敗でナショナルリーグ中地区5位という結果に終わりました。一方、エリー・デラクルーズの30本塁打・30盗塁、サル・スチュワートの32本塁打、チェイス・バーンズの15勝など、次のチームづくりにつながる個人の活躍もありました。この記事では、球団の基本情報から2026年の所属選手、背番号、ポジション、打撃成績、投手陣、歴代記録まで整理します。
【まず知っておきたい】シンシナティ・レッズの所属リーグと本拠地

シンシナティ・レッズは、アメリカのプロ野球リーグであるMLB(メジャーリーグベースボール)のナショナルリーグ中地区に所属しています。
球団の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 英語表記 | Cincinnati Reds |
| 日本語表記 | シンシナティ・レッズ |
| 略称 | CIN |
| 所属リーグ | MLB・ナショナルリーグ |
| 所属地区 | ナショナルリーグ中地区 |
| 本拠地 | オハイオ州シンシナティ |
| 本拠地球場 | グレート・アメリカン・ボール・パーク |
| 球団のルーツ | 1869年のシンシナティ・レッドストッキングス |
| 2026年成績 | 75勝87敗 |
ナショナルリーグ中地区には、レッズのほか、次の4球団が所属しています。
- ミルウォーキー・ブルワーズ
- シカゴ・カブス
- ピッツバーグ・パイレーツ
- セントルイス・カージナルス
同地区は中西部の球団同士による対戦が多く、地区順位を争う直接対決も見どころです。
2026年の地区優勝は103勝59敗を記録したブルワーズ。カブスが89勝73敗、パイレーツが82勝80敗、カージナルスが77勝85敗で続き、レッズは最下位となりました。
本拠地グレート・アメリカン・ボール・パークとは?グレート・アメリカン・ボール・パーク(Great American Ball Park)は、2003年からレッズの本拠地として使用されている球場です。
オハイオ川に近いシンシナティ中心部に位置し、収容人数は4万2,000人以上。試合観戦だけでなく、球場内の飲食施設や球団の歴史を感じられる展示なども楽しめます。
MLB球団公式の球場沿革によると、2000年7月7日に球団とグレート・アメリカン保険会社が30年間の命名契約を発表しました。
以前の本拠地であるリバーフロント・スタジアムは、NFLのシンシナティ・ベンガルズと共用していた多目的球場でした。現在の球場は野球観戦を中心に設計された施設であり、時代に合わせた観戦環境の変化も読み取れます。
レッズはプロ野球の歴史でも特別な存在球団のルーツは1869年のシンシナティ・レッドストッキングスです。
MLB公式の球団史によると、このチームは野球史上初の全員がプロ契約を結んだチームとして知られています。1869年の公式戦成績は57勝0敗でした。
1876年にはナショナルリーグの創設メンバーにも名を連ねています。
こうした長い歴史を持つ球団だからこそ、現在の所属選手だけでなく、過去の名選手や背番号の歴史にも注目が集まります。
【2026年最新】シンシナティ・レッズの選手一覧と背番号・ポジション
シンシナティ・レッズの選手名鑑を確認するときは、投手、捕手、内野手、外野手というポジション別の分類が基本になります。
2026年シーズンに注目された主力選手と、球団公式のロースターで確認できる背番号を整理します。
注目選手のプロフィールと役割| 選手名 | 背番号 | 主なポジション | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| エリー・デラクルーズ | 44 | 遊撃手 | 30本塁打・30盗塁を達成 |
| サル・スチュワート | 27 | 一塁手 | 32本塁打・112打点 |
| チェイス・バーンズ | 26 | 先発投手 | 15勝、防御率2.86 |
| ハンター・グリーン | 21 | 先発投手 | 先発ローテーションの重要戦力 |
| ニック・ロドロ | 40 | 先発投手 | 左腕の先発候補 |
| マット・マクレイン | 9 | 二塁手 | 内野の中心選手 |
| JJ・ブレイデイ | 22 | 外野手 | 2026年は24本塁打 |
| ケブライアン・ヘイズ | 3 | 三塁手 | 内野守備と打撃の改善が課題 |
| タイラー・スティーブンソン | 37 | 捕手 | 2026年シーズンの正捕手候補 |
※背番号とポジションは2026年シーズンの情報を基準にしたものです。シーズン終了後の契約、移籍、40人枠の変更などによって、2027年の登録状況は変わる可能性があります。
内野手の中心はデラクルーズとスチュワートエリー・デラクルーズは、レッズの攻撃を象徴するスイッチヒッターです。
遊撃手としての守備に加え、長打力と走力を兼ね備えている点が特徴。2026年は30本塁打、30盗塁を達成し、打率.283、出塁率.365、OPS.880を記録しました。
サル・スチュワートは、2026年に大きく存在感を高めた若手内野手です。レギュラーシーズン162試合すべてに出場し、32本塁打、112打点をマークしました。
長打力だけでなく、シーズンを通じて出場し続けた点も評価材料です。2026年のナショナルリーグ新人王候補として名前が挙がったことも、今後のキャリアを占う要点になります。
捕手・外野手にも注目したい捕手ではタイラー・スティーブンソンやホセ・トレビーノなどが2026年の選手名鑑で確認できる選手です。
捕手の評価では、打率や本塁打だけでなく、投手との連携、盗塁阻止、配球、守備面の安定性も重要になります。
外野ではJJ・ブレイデイ、デーン・マイヤーズ、ノエルビ・マルテなどが2026年の戦力として名前を挙げられます。
外野の選手を比較するときは、左翼・中堅・右翼の守備位置だけでなく、左右投手への対応や打球処理能力も確認したいところです。
なお、2026年10月のMLB公式報道では、タイラー・スティーブンソンのフリーエージェント化や外野陣の補強がオフシーズンの課題として取り上げられました。2026年シーズンの所属選手と、2027年に契約上在籍する選手を同じものとして扱わないことが大切です。
【2026年成績を分析】レッズの打撃陣と投手陣はどうだった?
選手名鑑を読むうえで、名前や背番号と同じくらい大切なのが成績です。
2026年のレッズは、個人レベルでは目立つ活躍があったものの、チーム全体では攻守に課題を残しました。
2026年の主な打撃成績特に注目したいのが、エリー・デラクルーズとサル・スチュワートです。
エリー・デラクルーズ
- 打率:.283
- 本塁打:30
- 打点:79
- 盗塁:30
- OPS:.880
30本塁打と30盗塁を同時に達成したことで、長打力と走力の両方を証明しました。レッズの球団史でも、同一シーズンに30本塁打・30盗塁を達成した選手は限られています。
サル・スチュワート
- 打率:.263
- 本塁打:32
- 打点:112
- 安打:164
- 出場試合:162
スチュワートは全試合出場を達成し、打点ではナショナルリーグ上位に入る成績を残しました。
両選手のタイプは異なります。デラクルーズは走塁と長打を組み合わせた攻撃型の遊撃手、スチュワートは打点を稼ぐ長距離打者として、異なる形で打線を支えています。
投手陣の中心に成長したチェイス・バーンズ2026年の投手陣で特に注目されたのがチェイス・バーンズです。
- 勝利:15
- 敗戦:3
- 防御率:2.86
15勝3敗という成績に加え、防御率2.86を記録。先発ローテーションの柱として存在感を示しました。
2026年には初のオールスター選出も果たし、7月には7年総額1億500万ドルの契約延長が発表されました。
一方、ハンター・グリーンとニック・ロドロはシーズン開幕前から故障の影響を受けました。グリーンは右肘、ロドロは水ぶくれの問題で先発ローテーションに影響が出ています。
先発投手が長いイニングを投げられなければ、救援投手の登板負担が増えます。レッズの2026年は、先発陣の故障とブルペンの負担がチーム成績にも影響したシーズンでした。
チーム全体の数字から見える課題2026年のレッズは、個人の長打力とチーム全体の得点力が必ずしも一致しませんでした。
MLB公式のシーズン総括では、チーム打率.229、出塁率.305でいずれもメジャー最低水準。得点は666点、防御率は4.83でした。
本塁打を打てる選手がいても、走者を出せなければ得点機会は限られます。四球を選ぶ力、コンタクト能力、得点圏での打撃など、打線全体のバランスが問われる結果になりました。
【歴代記録と選手の関係】レッズを代表する伝説の名選手
現在のシンシナティ・レッズ選手を理解するには、球団の歴史を彩った選手も知っておきたいところです。
球団の歴代打撃記録MLB公式のレッズ球団殿堂・歴代記録資料では、次の選手が主要な通算記録を保持しています。
| 記録カテゴリー | 選手 | レッズでの通算記録 |
|---|---|---|
| 通算安打 | ピート・ローズ | 3,358本 |
| 通算本塁打 | ジョニー・ベンチ | 389本 |
| 通算打点 | ジョニー・ベンチ | 1,376打点 |
| 通算試合出場 | ピート・ローズ | 2,722試合 |
| 通算盗塁 | ビッド・マクフィー | 568盗塁 |
| 通算勝利(投手) | エッパ・リクシー | 179勝 |
ピート・ローズは、レッズの歴代安打数と試合出場数で球団トップに立つ存在です。
ジョニー・ベンチは、捕手として389本塁打、1,376打点を記録。1970年代のレッズを象徴する選手であり、球団の歴史を語るうえで外せません。
現役選手と歴代スターのつながり現在の若手選手と過去の名選手は、プレースタイルや役割を比較すると理解しやすくなります。
- エリー・デラクルーズ: 遊撃手としての攻撃力と走力が魅力。機動力を備えた攻撃型内野手。
- サル・スチュワート: 2026年に32本塁打を記録した若手の長距離打者。
- チェイス・バーンズ: 15勝を挙げ、将来の先発投手陣を担う存在。
- ジョニー・ベンチ: 球団歴代最多本塁打・打点を保持する捕手。
- ピート・ローズ: 球団歴代最多安打を誇る打撃の象徴。
現在の選手が歴代記録にどこまで迫れるかは、レッズを長期的に追う楽しみの一つです。
【スタメン・所属選手の調べ方】選手名鑑で間違えないためのポイント
シンシナティ・レッズのスタメンや背番号を調べる場合、確認する情報の種類によって参照するデータが異なります。
アクティブロースターと40人枠は別物MLB公式サイトでは、ロースターに複数の分類が設けられています。
- アクティブロースター: 試合に出場できる登録選手。
- 40人枠: 球団がメジャー契約などで保有する40人の選手枠。
- デプスチャート: ポジションごとの選手層や起用順位を把握するための資料。
- 故障者リスト: 負傷などによって通常の出場ができない選手の登録情報。
特に40人枠には60日間の負傷者リストに入っている選手も含まれる場合があります。
そのため、40人枠に掲載されているからといって、すぐに試合へ出場できるとは限りません。
スタメンは試合ごとに変わる野球のスターティングメンバーは固定ではありません。
相手投手が右投手か左投手か、選手のコンディション、直近の打撃状態、守備位置の組み合わせなどによって変更されます。
また、2026年11月2日はシーズン終了後のオフシーズンです。2027年の開幕スタメンを2026年の出場実績だけで確定させることはできません。
試合当日の先発メンバーを知りたい場合は、MLB公式のStarting Lineupsと試合前の発表を確認するのが確実です。
成績を比較するときに見るべき指標選手名鑑では、次の指標を押さえると選手の特徴が分かりやすくなります。
| 指標 | 意味 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| AVG | 打率 | 打数に対する安打の割合 |
| OBP | 出塁率 | 安打や四球などによる出塁能力 |
| SLG | 長打率 | 長打力を評価する指標 |
| OPS | 出塁率+長打率 | 打撃全体の貢献度を比較 |
| HR | 本塁打 | 長打力の目安 |
| RBI | 打点 | 得点への直接的な貢献 |
| ERA | 防御率 | 投手が9イニング換算で許した自責点 |
| WHIP | 投球回あたりの被安打・与四球 | 走者を許す頻度の目安 |
例えば、デラクルーズは打率.283、OPS.880、30本塁打、30盗塁という数字から、出塁・長打・走塁を組み合わせた選手であることが分かります。
一方、バーンズは15勝3敗、防御率2.86という数字が際立ちます。
打者と投手では評価指標が異なるため、同じ基準で比較するのではなく、それぞれの役割に合った数字を見ることが重要です。
【プロの結論】2027年のレッズは若手の成長と戦力補強が鍵
2026年のシンシナティ・レッズは、前年のポストシーズン進出から一転して地区最下位に沈みました。
しかし、チームの将来性まで失われたわけではありません。
エリー・デラクルーズは30本塁打・30盗塁を達成し、サル・スチュワートは162試合出場で32本塁打・112打点を記録。チェイス・バーンズも15勝、防御率2.86という実績を残しました。
この3人は、今後のチームづくりを考えるうえで重要な存在です。
一方、球団幹部のニック・クラールは2026年10月のMLB公式報道で、打線の下位層や控え選手の充実、出塁能力の改善が必要だと説明しています。
つまり、2027年に向けた課題は、スター選手を増やすことだけではありません。主力を支える選手層を厚くし、故障者が出ても戦力を維持できる構成を整えることが重要です。
レッズの選手情報を追うなら、次の3点を継続的に確認するとチームの変化を把握しやすくなります。
1. デラクルーズとスチュワートを中心とする若手打線の成長。
2. バーンズ、グリーン、ロドロらを軸とした先発投手陣の状態。
3. オフシーズンの補強、契約更新、40人枠の変更。
【シンシナティ・レッズ選手に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:シンシナティ・レッズはどこのリーグに所属していますか?
A1:MLBのナショナルリーグ中地区に所属しています。ブルワーズ、カブス、パイレーツ、カージナルスと同じ地区で戦っています。
Q2:シンシナティ・レッズの本拠地はどこですか?
A2:アメリカのオハイオ州シンシナティにあるグレート・アメリカン・ボール・パークです。2003年から本拠地として使用されています。
Q3:2026年のレッズで最も注目された選手は誰ですか?
A3:エリー・デラクルーズ、サル・スチュワート、チェイス・バーンズの3人です。デラクルーズは30本塁打・30盗塁、スチュワートは32本塁打・112打点、バーンズは15勝・防御率2.86を記録しました。
Q4:シンシナティ・レッズの背番号44は誰ですか?
A4:エリー・デラクルーズです。遊撃手としてプレーし、2026年は30本塁打・30盗塁を達成しました。
Q5:レッズの2026年シーズンの順位は何位でしたか?
A5:75勝87敗でナショナルリーグ中地区5位でした。2025年にはワイルドカードでポストシーズンに進出しましたが、2026年はプレーオフ進出を逃しています。
Q6:2027年のレッズのスタメンは決まっていますか?
A6:2026年11月2日時点では、2027年の開幕スタメンは確定していません。オフシーズンの契約や移籍、春季キャンプの競争によって変更されます。
シンシナティ・レッズは、1869年をルーツとする長い歴史を持ち、オハイオ州シンシナティのグレート・アメリカン・ボール・パークを本拠地とするMLB球団です。
2026年は75勝87敗で地区5位という厳しい結果でしたが、エリー・デラクルーズ、サル・スチュワート、チェイス・バーンズなど、将来を担う選手が存在感を示しました。
選手名鑑を調べる際は、背番号やポジションだけでなく、打撃成績、投手成績、登録状況、契約情報まで確認すると、チームの現在地がより明確になります。
特に2026年シーズン終了後は、2027年に向けたロースター再編が大きな注目点です。歴史あるレッズが若手中心のチームをどのように立て直すのか、今後の選手補強と主力選手の成長に注目したいところです。
編集上の補足: 2026年の打撃・投手成績はレギュラーシーズン終了時点、背番号は2026年シーズンの情報を基準にしています。シーズン終了後の契約状況と2027年の登録選手は区別して読む必要があります。
主な取材・照合資料: MLB公式の選手名簿、2026年シーズン総括、球団公式歴代記録、球場沿革、MLB公式選手別成績。