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2026年プロ野球FA最新情報|有資格者105人と注目選手、補償改革を徹底解説

小野寺 翔 小野寺 翔 • 更新: • 公開: • 読了約 24 分
目次

2026年のプロ野球FA市場が本格的に動き始めた。日本野球機構(NPB)が10月19日に公示したフリーエージェント(FA)有資格選手は、国内FA権保有者36人、海外FA権保有者69人の合計105人。新たに権利を取得した選手も39人に上り、広島の森下暢仁、床田寛樹、坂倉将吾、西武の髙橋光成、ロッテの小島和哉らの動向に注目が集まっている。

2026年のFA宣言申請期限は11月9日、FA宣言選手の公示は11月10日、他球団との交渉解禁は11月11日。加えて、NPBとプロ野球選手会は10月30日に補償制度の見直しで合意した。35歳以上の選手に対する補償撤廃や、2027・2028年オフのドラフト指名権譲渡方式の導入など、移籍市場の仕組みそのものも変わろうとしている。

【2026年最新】プロ野球FAはどう動く?105人の有資格者と宣言スケジュール

faプロ野球

2026年のFA戦線で最初に押さえておきたいのは、FA権を持つ選手の人数と、実際に権利を行使する選手の人数は別物だという点だ。

NPBの2026年度公式名簿によると、FA有資格者は合計105人。内訳は次のとおりとなっている。

- 国内FA権保有選手:36人
- 海外FA権保有選手:69人
- 今季新たに国内FA権を取得:22人
- 今季新たに海外FA権を取得:17人
- 新規取得者の合計:39人

つまり、105人全員が今オフに移籍を希望しているわけではない。過去に取得した権利を保有し続けている選手も含まれている。

2026年FA宣言の重要日程

2026年の申請スケジュールは、日本シリーズ終了後の規定に基づいて設定されている。

日程 内容 読者が押さえたいポイント
10月19日 FA有資格者公示 NPBが105人を公表
10月29日 FA権行使申請開始 選手が所属球団に意思を伝える期間が始まる
11月9日 FA宣言申請期限 所属球団への申請最終日
11月10日 FA宣言選手公示 宣言した選手が正式に公示される
11月11日 他球団との交渉解禁 国内外の球団との契約交渉が可能になる

申請期間は日本シリーズ終了翌日から、土曜日・日曜日・祝日を除く7日以内という規定に沿っている。

したがって、11月9日までに権利行使を決めなければ、2026年オフのFA宣言はできない。

11月2日時点で動きを見せている選手

11月2日時点では、複数の選手が権利行使に向けた動きを見せている。

特に動向が明確になったのは次の選手だ。

- 髙橋光成(西武):11月2日に海外FA権の行使を球団が正式発表。
- 小島和哉(ロッテ):11月2日に国内FA権の行使を球団が正式発表。
- 太田光(楽天):10月27日に国内FA権を行使する意向を表明。
- 宗佑磨(オリックス):10月28日に国内FA権の行使を決断したと報道。

ここで注意したいのは、行使の意向を示した段階と、球団が正式に権利行使を発表した段階は同じではないことだ。

正式なFA宣言選手一覧がNPBから公示されるのは11月10日。現時点の情報は、球団発表と報道による動向を区別して見る必要がある。

ここでは、NPBが公示した2026年度の有資格選手を12球団別に整理する。

印は2026年に新たに該当するFA資格を取得した選手。国内FAと海外FAはそれぞれ別の区分で掲載している。

セ・リーグ

読売ジャイアンツ

- 国内FA:増田大輝、中川皓太、吉川尚輝
- 海外FA:高梨雄平、大城卓三、坂本勇人、丸佳浩、小林誠司、田中将大

東京ヤクルトスワローズ

- 国内FA:星知弥、宮本丈、高梨裕稔
- 海外FA:石川雅規、中村悠平、山田哲人、石山泰稚、田口麗斗、小川泰弘

横浜DeNAベイスターズ

- 国内FA:森原康平、神里和毅
- 海外FA:京田陽太、佐野恵太、宮﨑敏郎、山﨑康晃、筒香嘉智、柴田竜拓、戸柱恭孝

中日ドラゴンズ

- 国内FA:山本泰寛、藤嶋健人、加藤匠馬、上林誠知、柳裕也、阿部寿樹
- 海外FA:大島洋平、大野雄大、涌井秀章、高橋周平

阪神タイガース

- 国内FA:木浪聖也、熊谷敬宥、近本光司
- 海外FA:坂本誠志郎、糸原健斗、植田海、岩崎優、伏見寅威、梅野隆太郎、岩貞祐太

広島東洋カープ

- 国内FA:床田寛樹、坂倉将吾、森下暢仁
- 海外FA:秋山翔吾、會澤翼、菊池涼介、堂林翔太、大瀬良大地、野間峻祥、中﨑翔太

パ・リーグ

北海道日本ハムファイターズ

- 国内FA:玉井大翔
- 海外FA:有原航平、宮西尚生、西川遥輝、中島卓也、加藤貴之

東北楽天ゴールデンイーグルス

- 国内FA:前田健太、太田光、加治屋蓮、小深田大翔、田中和基、酒居知史
- 海外FA:岸孝之、浅村栄斗、辛島航、鈴木大地

埼玉西武ライオンズ

- 国内FA:該当者なし
- 海外FA:髙橋光成、外崎修汰、栗山巧、中村剛也、炭谷銀仁朗、源田壮亮

千葉ロッテマリーンズ

- 国内FA:小島和哉、藤岡裕大
- 海外FA:ソト、唐川侑己、角中勝也、益田直也、中村奨吾、岡大海、西野勇士

オリックス・バファローズ

- 国内FA:宗佑磨、中川圭太、田嶋大樹、石川亮、山岡泰輔
- 海外FA:西野真弘、若月健矢、大城滉二、岩嵜翔

福岡ソフトバンクホークス

- 国内FA:周東佑京、モイネロ
- 海外FA:上沢直之、近藤健介、今宮健太、中村晃、柳田悠岐、牧原大成

※選手名と資格区分はNPBの2026年度公示に準拠。公示後に現役引退や戦力外などの動きがあった選手も、名簿の基準時点では掲載対象となる。

105人の一覧から見える2026年FA市場の特徴

2026年は広島の国内FA新規取得者が3人、中日と楽天、オリックスがそれぞれ4人となった。

特に注目したいのは、同一球団から複数の主力選手が同時にFA権を取得しているケースだ。

広島は森下、床田、坂倉の3人が国内FA権を取得。オリックスも宗、中川、田嶋らが新たに権利を得た。

球団側からすれば、複数の主力選手に対して同時に残留交渉を進める必要がある。補強を考える他球団にとっては、通常のトレードや自由契約とは異なる形でチームの中核を獲得できる可能性が生まれる。

【制度解説】国内FA権・海外FA権の取得条件は?145日ルールを詳しく解説

FA権を取得するためには、一定期間にわたって出場選手登録を積み重ねなければならない。

ここで重要なのは、実際に試合へ出場した日数ではなく、原則として一軍の出場選手登録日数を基準に計算することだ。

国内FA権の取得条件

国内FA権は、原則として8シーズンの登録日数を満たした選手に与えられる。

ただし、2007年以降のドラフト会議で入団した大学生・社会人選手については、特例として7シーズンで取得できる。

1シーズンとして認められる条件は、セ・パ両リーグの年度選手権試合期間中に145日以上の出場選手登録を満たすこと。

したがって、国内FA権の基本条件は以下のようになる。

- 2006年以前のドラフト入団選手:8シーズン
- 2007年以降のドラフト入団選手の大学生・社会人:7シーズン
- 2007年以降のドラフト入団選手の高校生など:8シーズン

145日に満たないシーズンがある場合は、複数年の登録日数を合算して145日に達した時点で1シーズンとして計算する。

海外FA権の取得条件

海外FA権は、原則として9シーズンの登録日数を満たすことで取得できる。

国内FA権と違い、大学生・社会人の7シーズン特例はない。

海外FA権を取得すると、NPBの他球団だけでなく、MLBを含む海外のプロ野球球団とも契約交渉ができるようになる。

国内FA権との最大の違いは、移籍先の対象範囲だ。

FA権を再取得する場合

一度FA権を行使してNPB球団と契約した選手が再びFA権を取得する場合、原則として145日以上の登録を満たすシーズンを4シーズン積み重ねる必要がある。

再取得の場合は海外FA権となる。

また、故障者特例措置や投手に対する登録日数加算など、通常の計算とは異なる特例も存在する。

【注目選手分析】森下暢仁・床田寛樹・坂倉将吾・髙橋光成の移籍動向

2026年のFA市場で特に注目されているのが、広島の3選手と西武の髙橋光成だ。

いずれもチームの戦力構成に大きな影響を与える選手であり、権利行使の判断が市場全体の流れを左右する可能性がある。

森下暢仁:複数球団が調査する広島の先発右腕

広島の森下暢仁は2026年に国内FA権を取得した。

日刊スポーツの10月30日付報道では、プロ7年間で通算60勝、防御率2.84という実績が紹介され、巨人、DeNA、ソフトバンクが獲得に向けた調査を進めていると伝えられた。

森下の魅力は、先発投手としての安定感にある。

先発ローテーションを年間を通して支えられる投手は、どの球団にとっても貴重だ。特に優勝争いを見据える球団にとって、計算できる先発投手の獲得は補強効果が大きい。

ただし、獲得調査の報道と正式な獲得オファーは別物である。

11月2日時点では、移籍先が決まったわけではなく、本人の権利行使についても正式な発表は確認されていない。

床田寛樹:オリックスなどが関心を示す左腕

床田寛樹も2026年に国内FA権を取得した広島の先発投手だ。

左腕の先発投手は、チームの投手編成において重要な存在となる。

オリックスが獲得調査を進めているとの報道もあり、広島が残留交渉でどのような条件を提示するかが焦点となる。

床田の場合、移籍先の球団がどのような役割を期待するかも判断材料になる。

先発ローテーションの中心として迎えるのか、チームの投手陣を補完する存在として考えるのかによって、契約条件や起用方針は変わってくる。

坂倉将吾:捕手というポジションが移籍市場での価値を高める

坂倉将吾は2026年に国内FA権を取得した広島の捕手だ。

捕手は投手との連携、守備面での判断、打撃力など、複数の能力を求められるポジションである。

日刊スポーツの報道では、西武やロッテが関心を示していると伝えられた。

捕手の補強は単純に打撃成績だけで判断できない。

既存の捕手陣との競争、若手の育成方針、投手陣との相性なども重要になる。坂倉のような選手を獲得できれば、チームの捕手編成そのものを見直す契機にもなる。

もっとも、現段階では移籍が決定したわけではない。広島残留も含めて判断が注目される。

髙橋光成:11月2日に海外FA権の行使を正式発表

2026年11月2日、西武は髙橋光成が海外FA権を行使すると正式発表した。

髙橋は1997年2月3日生まれの29歳。前橋育英高校から2015年にドラフト1位で西武へ入団した。

昨オフにはポスティングシステムを利用したMLB移籍を目指したものの、最終的に西武へ残留している。

2026年シーズンは22試合に先発し、9勝6敗、防御率2.54を記録した。

今回の海外FA権行使によって、MLB球団との交渉だけでなく、NPBの他球団とも交渉できる立場となった。

DeNAやソフトバンクなどが関心を示しているとの報道もある。

西武球団が発表した本人のコメントでは、次のように決断の理由を説明している。

今後の野球人生を考え、自分がどうしたいのかという気持ちを大切にした結果、行使することを決めました。

この決断は、単に所属球団を変更するかどうかだけの問題ではない。

海外挑戦という長年の目標と、これまで所属した西武への愛着、NPB他球団でプレーする可能性を比較する重要な局面となる。

注目選手の関係性・FA動向比較表
選手 所属球団 取得した権利 2026年11月2日時点の状況
森下暢仁 広島 国内FA 巨人・DeNA・ソフトバンクの調査報道
床田寛樹 広島 国内FA オリックスの調査報道
坂倉将吾 広島 国内FA 西武・ロッテの関心が報道
髙橋光成 西武 海外FA 11月2日に行使を正式発表
小島和哉 ロッテ 国内FA 11月2日に行使を正式発表
太田光 楽天 国内FA 10月27日に行使意向を表明
宗佑磨 オリックス 国内FA 10月28日に行使決断が報道

※調査・関心は報道に基づく情報であり、球団による正式な獲得発表や契約成立を意味しない。

2026年FA市場で見逃せないその他の選手

広島3選手と髙橋光成以外にも、動向が注目される選手は多い。

小島和哉は11月2日にロッテが国内FA権の行使を発表した。本人は他球団の評価を聞いたうえで、自身の野球人生を客観的に考えたいという趣旨のコメントを発表している。残留も選択肢に含めている。

楽天の太田光は、10月27日に他球団の意見も聞きたいという考えを表明した。楽天から複数年契約の提示を受けていたことも報道されている。

オリックスの宗佑磨は、国内FA権行使を決断したと報じられた選手だ。一方、同じく国内FA権を取得した田嶋大樹は、11月1日に権利を行使せず残留する意向が報じられた。

このように、同じFA有資格者でも選択は異なる。権利を取得したからといって、必ず宣言するわけではない。

【大改革】FA人的補償制度の見直しとドラフト指名権譲渡の仕組み

2026年のFA市場で、選手の去就と並んで大きな注目を集めているのが補償制度の変更だ。

10月30日、NPBとプロ野球選手会はFA制度の補償見直しについて合意した。12球団による実行委員会でも可決され、制度変更が正式に決定した。

今回の改革は、選手の移籍を活性化することと、旧所属球団の戦力低下を補うことの両立を目指している。

Aランク・Bランク・Cランクの違い

FA選手の補償を考える際に重要なのが、A・B・Cというランク区分だ。

このランクは、選手の知名度や実績によって決まるものではない。基本的には所属球団内の年俸順位を基準に分類される。

2026年オフの従来制度では、次の区分が基本となる。

- Aランク:年俸順位1~3位
- Bランク:年俸順位4~10位
- Cランク:年俸順位11位以下

AランクとBランクの選手が移籍する場合、原則として旧所属球団への補償が必要になる。

Cランクの選手は、原則として人的補償や金銭補償が発生しない。

そのため、年俸順位が比較的低いCランクの選手は、獲得側にとって補償負担が小さいという特徴がある。

2026年オフから35歳以上の選手は補償不要

今回の制度変更で、まず2026年オフから適用されるのが35歳以上の選手に対する補償撤廃だ。

具体的には、FA権行使の翌年4月1日時点で35歳以上となる選手が対象となる。

該当する選手がFA移籍する場合、A・B・Cのランクに関係なく、獲得球団から旧所属球団への金銭・人的補償が不要になる。

今回の制度変更では、DeNAの筒香嘉智らが対象例として挙げられている。

これまで年齢に関係なく発生していた補償負担が軽減されることで、ベテラン選手の移籍交渉にも変化が生まれる可能性がある。

2027年・2028年オフは人的補償を廃止

さらに大きな変更は、2027年と2028年のオフに予定されている人的補償の廃止だ。

従来の制度では、A・Bランクの選手を獲得した球団が、旧所属球団に対して人的補償を行う場合があった。

新制度では、人的補償に代わってドラフト指名権または金銭による補償を導入する。

主な仕組みは以下のとおり。

- Aランク:翌年のドラフト2巡目指名権、または金銭補償
- Bランク:翌年のドラフト3巡目指名権、または金銭補償
- 旧所属球団:指名権か金銭補償かを選択
- Bランク8位:ドラフト指名権の譲渡はなく、金銭補償のみ

この変更に伴い、Aランクは年俸順位1~3位、Bランクは4~8位、Cランクは9位以下という区分への見直しも盛り込まれた。

金銭補償の目安はAランクが年俸の80~130%、Bランクが60~100%とされる。Bランク8位は年俸の60%のみとなる。

なお、2029年以降の制度については、2027・2028年の運用状況を見極めて再検討される予定だ。

なぜ人的補償を見直す必要があったのか

人的補償には、移籍する選手を獲得する側の球団が、既存の戦力を失うリスクがある。

獲得したい選手がいても、人的補償によって若手や主力候補を失う可能性があれば、球団は獲得を慎重に検討せざるを得ない。

特に若手育成を重視する球団にとって、人的補償は編成上の大きな負担となる。

ドラフト指名権による補償に変更すれば、獲得球団が保有する既存選手を直接失うことはなくなる。

一方、旧所属球団にはドラフトで新たな選手を獲得する機会が与えられる。

つまり、選手の移籍を妨げにくくしながら、旧球団にも戦力を再構築する手段を残す仕組みだ。

【プロの視点】2026年FA市場で本当に見るべき判断基準

FA市場を理解するには、選手の名前や移籍先の予想だけでなく、球団側の編成事情と制度上の負担を合わせて見る必要がある。

特に重要なのは次の5つだ。

1. FA権を取得した選手のポジション

投手、捕手、内野手、外野手では、各球団の補強需要が異なる。

例えば先発投手は年間を通じたローテーションに影響し、捕手は投手陣との連携にも関係する。

そのため、単純な打率や勝利数だけでは移籍市場での価値を判断できない。

2. 年齢と契約年数

20代後半の選手と30代後半の選手では、球団が期待する活躍期間が異なる。

若い選手には長期契約による将来性を期待できる一方、ベテラン選手には即戦力としての役割や経験が求められる。

さらに2026年からは、翌年4月1日時点で35歳以上の選手に対する補償が不要になるため、年齢も獲得戦略に影響する。

3. A・B・Cランクによる補償負担

獲得する選手の能力が高くても、人的補償によって既存の戦力を失うなら、球団にとって簡単な決断ではない。

反対にCランクなら、補償を必要としないため、獲得に踏み切りやすい側面がある。

ただし、Cランクだから必ず争奪戦になるというわけではない。本人の希望や契約条件、チームの需要も大きく関係する。

4. 所属球団との関係と残留条件

FA宣言は、必ずしも移籍を意味しない。

他球団の評価を聞いてから、元の球団に残留する選択もある。

選手にとっては、年俸だけでなく出場機会、起用方針、チームの将来性、監督やコーチとの関係なども判断材料になる。

小島和哉が残留の可能性にも言及していることは、FA宣言と移籍決定が別の段階であることを示している。

5. 報道と正式発表を区別する

FAシーズンには「獲得調査」「獲得に興味」「交渉を検討」といった表現が頻繁に登場する。

しかし、それぞれ意味が違う。

- 獲得調査:選手の能力や条件を確認している段階
- 獲得興味:補強候補として関心を示している段階
- FA権行使:選手本人が権利を行使する意思を示す段階
- 交渉開始:公示後に球団と契約条件を話し合う段階
- 契約合意:移籍先が決まる段階

この違いを理解しておけば、移籍の噂に振り回されず、FA市場の動きを正確に追える。

【プロ野球FA】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のプロ野球FA有資格者は何人ですか?

A1:NPBが公示した2026年度のFA有資格者は合計105人です。内訳は国内FA権保有者36人、海外FA権保有者69人です。新規取得者は国内22人、海外17人の計39人となっています。

Q2:2026年のFA宣言申請期限と交渉解禁日はいつですか?

A2:申請期限は11月9日、FA宣言選手の公示は11月10日、他球団との契約交渉解禁日は11月11日です。

Q3:国内FA権と海外FA権の違いは何ですか?

A3:国内FA権はNPBの他球団と契約交渉できる権利です。海外FA権は国内球団だけでなく、MLBなど海外のプロ野球球団とも契約交渉できる権利です。

Q4:FA権を取得した選手は必ず移籍するのですか?

A4:いいえ。FA権を取得しても行使する義務はありません。また、FA宣言後に他球団と交渉したうえで、元の所属球団に残留することも可能です。

Q5:2026年からFAの人的補償は完全になくなるのですか?

A5:完全撤廃ではありません。2026年オフから翌年4月1日時点で35歳以上の選手はランクに関係なく補償不要となります。人的補償の廃止とドラフト指名権による補償への移行は、2027年・2028年オフの2年間が対象です。

2026年のプロ野球FA市場は、NPB公示の有資格者105人を中心に、例年以上に注目度の高いオフシーズンとなっている。

特に注目したい要点は次のとおりだ。

- FA有資格者は国内36人、海外69人の合計105人。
- 新規取得者は国内22人、海外17人。
- FA宣言申請期限は11月9日。
- FA宣言選手公示は11月10日、交渉解禁は11月11日。
- 森下暢仁、床田寛樹、坂倉将吾の広島3選手の動向に注目。
- 髙橋光成は11月2日に海外FA権の行使を正式発表。
- 2026年オフから35歳以上の選手は補償不要。
- 2027・2028年オフは人的補償を廃止し、ドラフト指名権または金銭補償へ移行。

今回のFA市場で見逃せないのは、選手の移籍だけではない。補償制度の見直しによって、これまで移籍を慎重にさせていた球団側の負担にも変化が生まれている。

森下、床田、坂倉の広島勢がどのような判断を下すのか。髙橋光成の海外挑戦は実現するのか。そして小島や宗、太田らの移籍交渉はどのように進むのか。

2026年11月9日の申請期限から11月11日の交渉解禁にかけてが、今オフのFA市場を占う最初の大きな山場となる。 選手本人の決断、獲得球団の編成方針、そして新しい補償制度。この3つを合わせて見ることが、2026年プロ野球FAを理解する最も確かな視点だ。

主な情報確認資料:

- NPB「2026年度フリーエージェント有資格選手名簿」
- NPB「フリーエージェントについて」
- 埼玉西武ライオンズ「髙橋光成投手の海外FA権利行使についてのお知らせ」
- 千葉ロッテマリーンズ「FA権行使について」
- 日刊スポーツの2026年FA動向・制度改正報道

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小野寺 翔
トレンドリサーチャー 小野寺 翔
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アニメ・漫画の制作発表を担当。制作会社・出版社の公式告知と原作者コメントを確認してから記事化します。

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