2026年10月31日の第14節終了時点におけるJ2順位表は以下のとおり。全20クラブが14試合を消化し、首位の仙台から4位の横浜FCまで勝点差はわずか2ポイントとなっている。
出典:Jリーグ公式順位表・2026年10月31日16時57分更新
勝-分-負は勝利数・引き分け数・敗戦数。得失点差は得点から失点を引いた数値。公式順位表の表示をもとに作成。
順位表から読み取れる3つのポイント1. 首位仙台と2位新潟は1ポイント差
仙台は27ポイント、新潟は26ポイント。勝利数はいずれも8勝だが、仙台のほうが引き分けを1試合多く獲得している。
2. 富山は得失点差でリーグトップ
3位のカターレ富山は得失点差+12。4位横浜FCの+10、首位仙台の+10を上回る。得点26、失点14という攻守のバランスも目を引く。
3. 最下位グループは勝点12で横並び
18位栃木シティ、19位FC今治、20位ヴァンフォーレ甲府はいずれも勝点12。17位八戸との勝点差は2で、残留争いはまだ大きく動く余地がある。
【上位4クラブを徹底比較】仙台・新潟・富山・横浜FCの強みと課題

今回のJ2順位で最も注目したいのは、上位4クラブの数字に表れているチームカラーの違いだ。
単純に勝点だけを比べると仙台と新潟が先行している。しかし、得点力や失点の少なさまで確認すると、富山と横浜FCにも首位を狙えるだけの数字がある。
1位・ベガルタ仙台:勝点27で首位を維持
8勝3分3敗/得失点差+10
仙台は14試合で8勝3分3敗。得点23、失点13という成績で、勝点27を積み上げた。
特筆すべきは、勝利数だけでなく引き分けでも着実に勝点を確保していることだ。新潟と同じ8勝ながら、引き分け数の違いによって1ポイント上回っている。
一方、10月31日の第14節ではRB大宮アルディージャに1-2で敗戦。ホームでの黒星によって、首位の座は維持したものの後続との差を広げる機会を逃した。
次節以降は、勝点を取りこぼさずに首位を守れるかが焦点となる。
2位・アルビレックス新潟:勝点26、攻撃力と守備の改善が焦点
8勝2分4敗/得失点差-3
新潟は仙台と同じ8勝を記録しているものの、4敗を喫している。引き分けは2試合で、勝点は26となった。
注目すべきは得失点差だ。21得点に対して24失点と、上位4クラブのなかで唯一マイナスとなっている。
勝点ランキングでは2位につけている一方、失点の多さが数字に表れている。首位を奪うには、得点力を維持しながら守備の安定性を高めることが課題となる。
10月31日の富山戦では2-3で敗れた。ホームで勝点を積み上げられなかったことも、首位仙台との差が1ポイントのままになった要因だ。
3位・カターレ富山:得失点差+12はリーグトップ
7勝4分3敗/得失点差+12
富山は勝点25で3位。勝利数は仙台や新潟より1つ少ないものの、得失点差は+12で全20クラブのトップに立つ。
26得点は上位の攻撃力を示す数字であり、14失点も上位陣では仙台に次ぐ少なさだ。
10月31日の新潟戦では、アウェーで3-2の勝利を収めた。勝点3を獲得したことで新潟とのポイント差を1に縮め、上位争いに強い存在感を示している。
特に注目したいのは、勝点が同じ横浜FCを得失点差で上回っている点。今後、勝点で並ぶ展開になっても、現状の得失点差は富山にとって大きな武器となる。
4位・横浜FC:勝点25、上位復帰を狙う位置
7勝4分3敗/得失点差+10
横浜FCは富山と同じ勝点25。得点26は富山と並んでおり、攻撃力では上位の数字を残している。
得失点差は+10で、富山との差は2。順位を左右する勝点が同じだけに、今後の直接対決や得失点差の変化にも注目したい。
10月31日の徳島ヴォルティス戦では、千葉寛汰の83分のゴールによって1-0で勝利。アウェーで勝点3を獲得した。
この勝利は、上位争いから離されないためにも価値のある結果だった。
【第14節の最新結果】10月31日の試合で順位はどう動いた?
2026年10月31日は明治安田J2リーグ第14節が開催され、上位争いと中位グループの順位に影響する結果が相次いだ。
特に仙台、新潟、富山、横浜FCの試合は、現在の順位を読み解くうえで重要だ。
上位争いを左右した注目3試合
ベガルタ仙台 1-2 RB大宮アルディージャ
10月31日・ユアテックスタジアム仙台
仙台はホームで敗れ、勝点を伸ばせなかった。大宮は勝点24で5位に浮上する位置を確保した。
アルビレックス新潟 2-3 カターレ富山
10月31日・デンカビッグスワンスタジアム
富山がアウェーで勝点3を獲得。新潟との勝点差を1に縮め、上位争いをさらに混戦にした。
徳島ヴォルティス 0-1 横浜FC
10月31日・鳴門・大塚スポーツパーク
83分に千葉寛汰が決勝ゴール。横浜FCは勝点25を確保し、4位につけた。
同日の主な結果は以下のとおり。
- 北海道コンサドーレ札幌 1-0 湘南ベルマーレ
- ヴァンラーレ八戸 1-2 モンテディオ山形
- 栃木シティ 1-3 いわきFC
- ジュビロ磐田 2-0 サガン鳥栖
- テゲバジャーロ宮崎 2-0 大分トリニータ
- FC今治 1-1 ヴァンフォーレ甲府
- ブラウブリッツ秋田 1-1 藤枝MYFC
宮崎は大分を破り、勝点23で6位。昇格プレーオフ出場圏内に入っている。
また、16位山形は勝点16、17位八戸は勝点14。残留争いでは18位以下との差を広げられるかが今後の焦点となる。
【J1昇格・J3降格の仕組み】順位表の何位までが対象になる?
J2順位を見るうえで、単純な順位だけでなく、昇格・降格の対象となる範囲を把握することも欠かせない。
2026/27シーズンのJ2では、年間順位に応じてJ1昇格とJ3降格が決まる。
J1自動昇格は1位・2位の2クラブJ2の年間順位で1位と2位になったクラブは、原則としてJ1へ自動昇格する。
10月31日時点では、以下の2クラブが自動昇格圏に位置している。
- 1位:ベガルタ仙台(勝点27)
- 2位:アルビレックス新潟(勝点26)
ただし、シーズン終了時にはJ1クラブライセンスの条件も関係する。順位だけで昇格が無条件に確定するわけではない。
3位~6位はJ1昇格プレーオフ出場圏3位から6位までのクラブは、J1昇格プレーオフに進出する。
2026年10月31日時点の対象クラブは次のとおり。
| 順位 | クラブ | 勝点 |
|---|---|---|
| 3位 | カターレ富山 | 25 |
| 4位 | 横浜FC | 25 |
| 5位 | RB大宮アルディージャ | 24 |
| 6位 | テゲバジャーロ宮崎 | 23 |
この4クラブが現在のプレーオフ出場圏に入っている。
プレーオフは準決勝2試合と決勝1試合で構成され、優勝したクラブがJ1へ昇格する。
したがって、3位から6位のクラブにもJ1への道が残されている。首位争いから少し離れていても、プレーオフ圏内を確保できれば昇格の可能性を維持できる。
J3自動降格は年間順位下位3クラブJ2の年間順位下位3クラブは、原則としてJ3へ自動降格する。
現在の降格圏は以下の3クラブだ。
- 18位:栃木シティ(勝点12)
- 19位:FC今治(勝点12)
- 20位:ヴァンフォーレ甲府(勝点12)
17位のヴァンラーレ八戸は勝点14で、降格圏との間には2ポイントの差がある。
まだ14試合を終えた段階であり、残り24試合の結果によって順位が大きく変わる可能性は十分にある。
なお、J3側の昇格クラブにもライセンス条件が設けられているため、実際の入れ替えはクラブライセンスの交付状況などに左右される。
【J2の順位決定方法】勝点・得失点差・総得点はどう関係する?
順位表の数字を正しく理解するには、J2の順位決定ルールを知っておきたい。
2026/27シーズンのJ2は、20クラブによるホーム&アウェー方式の2回戦総当たり。全38節、合計380試合で年間順位を決める。
勝点の計算方法勝点は試合結果によって以下のように加算される。
| 試合結果 | 獲得勝点 |
|---|---|
| 勝利 | 3点 |
| 引き分け | 1点 |
| 敗戦 | 0点 |
例えば、8勝3分3敗なら次の計算になる。
\[
8\times3+3\times1=27
\]
つまり、ベガルタ仙台の勝点27と一致する。
この仕組みでは、勝利を重ねることが最も効率よく勝点を増やす方法となる。一方、引き分けも敗戦を避けて勝点を積み上げる重要な結果だ。
勝点が同じ場合は得失点差で比較年間順位は、基本的に勝点合計の多いクラブが上位となる。
勝点が同じ場合は、次の順番で順位を決定する。
1. 得失点差
2. 総得点数
3. 当該チーム間の対戦成績(勝点、得失点差、総得点数)
4. 抽選
抽選は、昇降格チームの決定など、チェアマンが必要と判断した場合に実施される。
例えば、富山と横浜FCはともに勝点25。しかし、富山の得失点差は+12、横浜FCは+10であるため、現時点では富山が上位となっている。
また、10位大分と11位磐田も勝点19で並ぶが、大分の得失点差は+5、磐田は+1。そのため大分が上位に位置する。
順位表では勝点だけを見て判断せず、得失点差と総得点まで確認することが大切だ。
2026/27シーズンは秋春制に移行2026年からJリーグは大きなシーズン制度の変更を迎えた。
2025年までの春開幕・秋閉幕を基本とする方式から、2026/27シーズンは8月開幕・翌年5月閉幕へ移行している。
J2の開催期間は次のとおり。
- 開幕:2026年8月8日
- 最終節:2027年5月23日
- 参加クラブ:20クラブ
- 総試合数:380試合
- 各クラブの試合数:38試合
加えて、降雪地域などへの配慮から、12月中旬から2月中旬にかけて約2か月間のウインターブレイクが設けられている。
10月31日時点では14試合を消化しており、各クラブに残されたリーグ戦は24試合。年間順位を判断するには、まだ長い戦いが残っている。
【2026年百年構想リーグとの違い】J2順位を確認するときの注意点
2026年のJリーグ順位を調べる際に注意したいのが、百年構想リーグと2026/27シーズンの混同だ。
2026年前半には、シーズン移行に伴う特別大会として「明治安田J2・J3百年構想リーグ」が開催された。
この大会は、通常のJ2リーグとは大会方式が異なる。
百年構想リーグはJ2・J3の40クラブが参加特別大会では、J2とJ3の合計40クラブが参加し、EAST-A、EAST-B、WEST-A、WEST-Bの4グループに分かれて地域リーグラウンドを実施した。
その後、各グループの同順位クラブ同士で順位決定戦を行う方式だった。
通常のJ2リーグのように20クラブが38試合を戦う方式ではない。また、特別大会の順位による通常のJ2からJ3への降格もなかった。
2つの大会の違い| 比較項目 | 百年構想リーグ | 2026/27 J2リーグ |
|---|---|---|
| 開催時期 | 2026年前半 | 2026年8月~2027年5月 |
| 大会形式 | 特別大会 | 通常のリーグ戦 |
| 参加クラブ | J2・J3の40クラブ | J2の20クラブ |
| 試合方式 | 4グループ制と順位決定戦 | ホーム&アウェー |
| 試合数 | グループ・順位決定戦方式 | 全38試合 |
| 昇降格 | 特別大会による降格なし | J1・J3との入れ替えあり |
百年構想リーグでの順位は、2026/27シーズンの年間順位とは別物だ。
例えば、仙台が2026年前半の特別大会で上位に入っていたとしても、それがそのまま2026/27シーズンの首位を意味するわけではない。
現在のJ2昇格争いや残留争いを確認したい場合は、必ず「2026/27明治安田J2リーグ」の順位表を参照したい。
【サッカーJ2の順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月31日時点のJ2首位はどのクラブ?
A1:ベガルタ仙台。14試合を消化して8勝3分3敗、勝点27で首位に立っている。2位のアルビレックス新潟とは1ポイント差。
Q2:J2からJ1に自動昇格できるのは何位まで?
A2:原則として年間順位1位と2位の2クラブが自動昇格する。3位から6位はJ1昇格プレーオフに進出し、優勝したクラブがJ1に昇格する。クラブライセンスなどの条件も関係する。
Q3:J2からJ3に降格するのは何位まで?
A3:原則として年間順位18位から20位までの下位3クラブ。2026年10月31日時点では栃木シティ、FC今治、ヴァンフォーレ甲府が降格圏に位置している。
Q4:J2で勝点が同じ場合、順位はどう決まる?
A4:まず得失点差、次に総得点数を比較する。それでも同じ場合は当該チーム間の対戦成績を確認し、必要な場合は抽選となる。
Q5:2026年の百年構想リーグと2026/27 J2リーグは同じ大会?
A5:別の大会。百年構想リーグは2026年前半に開催されたJ2・J3合同の特別大会で、2026/27 J2リーグは同年8月に開幕した20クラブによる通常のリーグ戦だ。
2026年10月31日更新のJ2順位表では、ベガルタ仙台が勝点27で首位をキープ。アルビレックス新潟が勝点26で追い、カターレ富山と横浜FCが勝点25で続いている。
特に注目すべき数字は次の3つだ。
- 首位仙台と2位新潟の勝点差は1
- 富山の得失点差+12は全20クラブでトップ
- 18位から20位までの3クラブは勝点12で並ぶ
加えて、5位大宮と6位宮崎も昇格プレーオフ圏内に位置しており、7位湘南との競争も続いている。
今シーズンは38試合制で、10月31日時点ではまだ24試合が残されている。ウインターブレイクを挟む長いシーズンだけに、現在の順位がそのまま最終順位になるとは限らない。
J2順位をチェックするときは、勝点ランキングだけでなく、得失点差、直近5試合の結果、昇格・降格圏との勝点差をセットで確認することがポイントだ。
次の順位変動を占ううえでは、首位仙台を追う富山・新潟・横浜FCの直接対決、そして中位からプレーオフ圏を狙う大宮・宮崎の戦いが大きな見どころとなる。
2027年5月の最終節まで、J2の昇格争いと残留争いから目が離せない。