令和8年十一月場所は、福岡で開催される年内最後の本場所だ。日本相撲協会の年間日程表によると、開催期間は11月8日から22日までの15日間。会場は福岡国際センターとなっている。
番付は10月26日(月)に発表済み。一方、11月2日時点では初日前のため、幕内力士の今場所の勝敗はまだ始まっていない。日本相撲協会の公式星取表には15日間の欄が用意されているが、実際の白星・黒星は取組後に確認することになる。
15日間の開催スケジュール| 日程 | 日付 | 区分 |
|---|---|---|
| 初日 | 11月8日(日) | 開幕 |
| 2日目 | 11月9日(月) | 前半戦 |
| 3日目 | 11月10日(火) | 前半戦 |
| 4日目 | 11月11日(水) | 前半戦 |
| 5日目 | 11月12日(木) | 前半戦 |
| 6日目 | 11月13日(金) | 前半戦 |
| 7日目 | 11月14日(土) | 前半戦 |
| 中日 | 11月15日(日) | 8日目 |
| 9日目 | 11月16日(月) | 後半戦 |
| 10日目 | 11月17日(火) | 後半戦 |
| 11日目 | 11月18日(水) | 後半戦 |
| 12日目 | 11月19日(木) | 後半戦 |
| 13日目 | 11月20日(金) | 優勝争いの山場 |
| 14日目 | 11月21日(土) | 優勝争いの終盤 |
| 千秋楽 | 11月22日(日) | 最終日・優勝決定 |
幕内力士は原則として1日1番、15日間で15番の取組を行う。中日は8日目にあたり、前半戦の成績を確認する目安になる。終盤の13日目から千秋楽にかけては、優勝争いだけでなく、勝ち越しや負け越しが決まる取組にも注目したい。
なお、幕内の土俵入りは初日が午後3時30分、通常日は午後3時40分が目安。千秋楽は午後3時15分と、日本相撲協会が公表する進行予定にも違いがある。
【幕内の東西番付】2026年九州場所の横綱・大関から前頭まで
大相撲の幕内番付は、東と西に分かれて力士の地位を示す順位表だ。同じ地位であれば東が西より上位に位置する。たとえば東横綱は西横綱より上位であり、東大関も西大関より上位として扱われる。
2026年九州場所の幕内は42人。内訳は横綱2人、大関3人、関脇2人、小結2人、前頭33人となっている。
幕内番付・東西一覧日本相撲協会が10月26日に発表した番付をもとに、幕内42人の顔ぶれを整理した。前頭は数字が小さいほど上位で、同じ枚数なら東が西より上になる。
今回の番付で見逃せないのは、東大関の安青錦、新小結の美ノ海、そして再入幕を果たした玉鷲だ。
安青錦は九月場所で11勝4敗を記録し、大関3人の中で最上位となる東大関に配置された。大関の序列が上がったことは、今場所の上位対決を見る際のポイントになる。
美ノ海は沖縄県出身として初めて新小結に昇進した。日本相撲協会の番付トピックスでも、沖縄県勢初の小結として紹介されている。地元にとっても節目となる昇進だ。
また、玉鷲は41歳11カ月で再入幕を果たした。長く幕内で活躍してきたベテランが前頭15枚目からどのような相撲を見せるかも、九州場所の見どころの一つとなる。
【星取表の勝敗記号】○・●・□・■・やの意味を解説
幕内星取表を見ると、各力士の名前の横に15日分の記号が並んでいる。これは初日から千秋楽までの取組結果を一目で把握できるようにしたものだ。
基本となるのは白丸と黒丸だが、不戦勝や不戦敗、休場も別の記号で表示される。日本相撲協会の公式星取表では、次のように区別されている。
勝敗記号の早見表| 記号 | 意味 | 成績への反映 |
|---|---|---|
| ○ | 勝ち・白星 | 1勝 |
| ● | 負け・黒星 | 1敗 |
| □ | 不戦勝 | 1勝 |
| ■ | 不戦敗 | 1敗 |
| や | 休み・取組なし | 休場として表示 |
| × | 引き分け | 引分 |
| △ | 痛み分け | 痛分 |
○は白星と呼ばれ、取組に勝ったことを意味する。反対に●は黒星で、敗れたことを示す。
たとえば、初日から3日目まで「○○●」と並んでいれば、2勝1敗。初日に黒星を喫しても、その後に白星を重ねれば勝ち越しの可能性は十分に残されている。
□と■は不戦勝・不戦敗不戦勝とは、対戦相手が休場などの理由で取組に出場できず、実際に相撲を取らずに勝ちとなることだ。星取表では□と記載される。
一方、■は不戦敗。自分が休場して予定されていた取組に出られなかった場合などに記録される。通常の相撲で負けた●とは違い、土俵上で勝負が行われていない点が特徴だ。
重要なのは、□は勝ちとして、■は負けとして成績に加算されること。対戦相手が休場した場合でも、勝ち名乗りを受けて不戦勝が成立する仕組みになっている。
「や」は休場であり、通常の敗戦とは異なる「や」は休みを表す記号だ。負傷や体調不良などによって休場した日、あるいは取組がない日を示す。
ここで混同しやすいのが「や」と「■」の違いだ。休場した力士に予定されていた取組があれば不戦敗が記録される一方、その後の休場日は「や」として表示される場合がある。
したがって、星取表を読む際には、黒星の数だけでなく、休場を示す記号も確認する必要がある。
×と△は珍しい勝負結果×は引き分け、△は痛み分けを意味する。現代の大相撲では非常に珍しい結果だが、公式の記号として残されている。
日本相撲協会の解説では、痛み分けは取組中の負傷などによって勝負を続けられなくなり、双方に勝敗をつけられない場合に関係する判定として説明されている。
【勝ち越し・負け越し】15日間の成績と番付への影響
大相撲の星取表を読むうえで欠かせないのが、勝ち越しと負け越しの考え方だ。
幕内は15日間で15番を取るため、基本的に8勝以上で勝ち越し、8敗以上で負け越しとなる。勝ち越しは白星が黒星を上回った状態、負け越しは黒星が白星を上回った状態を指す。
代表的な成績の見方| 成績 | 判定 | 意味 |
|---|---|---|
| 15勝0敗 | 勝ち越し | 全勝優勝の可能性がある |
| 14勝1敗 | 勝ち越し | 非常に高い成績 |
| 12勝3敗 | 勝ち越し | 優勝争いに加わる好成績 |
| 10勝5敗 | 勝ち越し | 2桁勝利 |
| 8勝7敗 | 勝ち越し | 勝ち越し達成 |
| 7勝8敗 | 負け越し | 1つ負けが先行 |
| 5勝10敗 | 負け越し | 大きく負けが先行 |
| 0勝15敗 | 負け越し | 全敗 |
休場や不戦勝・不戦敗が含まれる場合は、単純に15個の記号を数えるだけでは不十分だ。□は勝ち、■は負け、「や」は休みとして分けて集計する。
勝ち越しは翌場所の番付にどう影響する?勝ち越しと負け越しは、翌場所の番付編成に影響する重要な要素だ。
一般的には勝ち越せば番付を上げる材料となり、負け越せば下がる材料となる。ただし、実際の昇降は勝ち星の数だけで機械的に決まるわけではない。同じ地位にいる力士同士の成績、周囲の力士の昇降、三役や大関などの地位ごとの事情も関係する。
特に前頭上位で大きく勝ち越した力士は、三役への昇進候補として注目される。逆に、三役の力士が大きく負け越すと、翌場所に前頭へ下がる可能性が高まる。
大関については、2場所連続の負け越しによる陥落など、一般の前頭とは異なる特別な制度もある。そのため、単純な勝敗だけでなく、現在の番付と過去の成績を合わせて見ることが大切だ。
【幕内力士別の注目星取表】大の里・豊昇龍・安青錦の焦点
2026年九州場所の幕内上位では、大の里、豊昇龍、安青錦の動向が大きな注目を集めている。3人は同じ横綱・大関の上位陣でも、直前場所の成績や九州場所に向けた状況は異なる。
大の里の星取表:秋場所優勝から連続優勝を狙う(東横綱・二所ノ関部屋)
大の里は九月場所で12勝3敗を記録し、優勝を果たした。日本相撲協会の番付では引き続き東横綱に位置している。
九州場所では2場所連続優勝を狙う立場となる。星取表を見るときは、序盤の取りこぼしがないか、上位力士との直接対決で白星を重ねられるかが焦点だ。
横綱は番付の最上位にいるため、成績面でも高い水準が求められる。優勝争いだけでなく、15日間を通じた安定感にも注目したい。
豊昇龍の星取表:右膝の回復と出場判断が焦点(西横綱・立浪部屋)
豊昇龍は九州場所でも西横綱に据え置かれた。ただし、直近の場所では右膝の負傷による休場が続いており、出場状況が注目されている。
共同通信の10月27日付報道によると、豊昇龍は福岡県糸島市の立浪部屋宿舎で稽古を行い、幕下以下の力士と15番取って13勝2敗だった。7月下旬に手術を受けた右膝について、回復しているとの認識を示した一方、九州場所への出場は師匠と相談して判断するとしていた。
「出るつもりでやっている。ぎりぎりまで分からないが、師匠と話して決めていく」
これは10月27日の共同通信報道で伝えられた本人の発言だ。11月2日時点では、出場が正式に確定したとの発表は確認できない。番付上の西横綱という地位と、実際の出場可否は分けて考える必要がある。
安青錦の星取表:東大関筆頭で迎える九州場所(東大関・安治川部屋)
安青錦は九月場所で11勝4敗を挙げ、今回の番付では東大関に昇進した。大関3人の中で最上位の位置となる。
2025年の九州場所で初優勝を果たした経験があり、福岡の土俵には縁がある。今場所は東大関として、横綱や他の大関との対戦が注目される。
11月1日には約半年ぶりの出稽古に臨んだことも報じられた。九州場所開幕を目前に控え、実戦形式の稽古を再開した点も見逃せない。
3人の注目ポイントを比較場所前の情報を整理すると、3人の焦点は次のように分かれる。
- 大の里: 九月場所12勝3敗の優勝を受け、連続優勝を目指す。
- 豊昇龍: 右膝の回復状況と正式な出場判断が最大の焦点。
- 安青錦: 東大関筆頭として、上位陣との対戦でどこまで白星を伸ばすか。
なお、場所が始まった後は、前場所の成績と今場所の成績を混同しないことが大切だ。星取表には場所ごとの成績が表示されるため、必ず「令和8年十一月場所」と対象場所を確認したい。
【日本相撲協会の公式星取表】最新成績を確認する方法
幕内力士の勝敗を正確に確認するなら、日本相撲協会の公式サイトを基準にするのが確実だ。公式星取表では、場所ごとに力士の勝敗を確認でき、番付や休場情報なども併せてチェックできる。
公式サイトでの確認手順
日本相撲協会公式サイトを開く
「力士情報・成績」の項目を確認する。
「星取表」を選択する
各場所の勝敗を一覧で確認できるページへ進む。
令和8年十一月場所を選ぶ
九州場所の幕内成績を確認する。
幕内の東西番付と日別結果を確認する
初日から千秋楽まで、15日間の記号と通算成績を照合する。
休場力士情報と照らし合わせる
不戦勝、不戦敗、途中休場などの状況を確認する。
日本相撲協会の公式星取表では、○・●だけでなく□・■・や・×・△も表示される。成績を正確に把握するには、これらの記号の意味を理解しておくとよい。
初日から千秋楽まで、更新タイミングに注意本場所が始まると、取組結果が日ごとに更新される。初日の星取表には初日の結果、2日目には2日目までの結果が反映されるという流れだ。
また、公式サイトでは当日の取組表も公開される。日本相撲協会の案内によると、取組表は当日朝8時までに掲載予定となっている。実際の対戦相手を知りたい場合は、星取表だけでなく当日の取組表も確認するとよい。
星取表を確認するときに避けたい3つの勘違い星取表は一見シンプルだが、検索結果やニュースの見出しだけで判断すると、情報を取り違えることがある。
1つ目は、番付と星取表を混同すること。 番付は場所前に決まる地位の一覧であり、星取表は場所中の勝敗を記録するものだ。番付が東横綱だからといって、今場所の勝ち星が多いことを意味するわけではない。
2つ目は、休場を通常の黒星と同じに扱うこと。 休場を示す「や」と、不戦敗の「■」は異なる。成績を集計するときは区別が必要だ。
3つ目は、前場所の成績を今場所の成績として紹介すること。 たとえば大の里の12勝3敗は九月場所の成績であり、十一月場所の結果ではない。場所名と日付を確認してから成績を比較したい。
【大相撲幕内星取表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年九州場所の幕内星取表はいつから更新される?
A1:初日の11月8日から取組結果が発生し、日ごとに更新される。初日前の11月2日時点では、今場所の勝敗はまだ確定していない。
Q2:大相撲の星取表で○と●は何を意味する?
A2:○は勝ちを表す白星、●は負けを表す黒星だ。□は不戦勝、■は不戦敗、やは休み・取組なしを示す。
Q3:幕内力士は何勝すれば勝ち越しになる?
A3:15日間の取組で8勝以上を挙げれば勝ち越しとなる。7勝8敗なら負け越しだ。不戦勝は勝ち、不戦敗は負けとして数え、休場は別に記録される。
Q4:2026年九州場所の幕内で東横綱と西横綱は誰?
A4:東横綱は大の里、西横綱は豊昇龍。両者とも日本相撲協会が10月26日に発表した十一月場所の番付に掲載されている。
Q5:安青錦は2026年九州場所で何番目の大関?
A5:東大関で、大関3人の中では最上位に位置する。九月場所の11勝4敗を受けて、今回の番付で大関筆頭となった。
Q6:豊昇龍の九州場所出場は決まっている?
A6:11月2日時点では、正式な出場確定の発表は確認できない。右膝の手術後に稽古を再開しているが、最終的な判断が注目されている。
2026年九州場所は、11月8日から22日まで福岡国際センターで開催される。幕内は42人で、東横綱の大の里、西横綱の豊昇龍、東大関の安青錦を中心に、三役から前頭まで多彩な顔ぶれがそろった。
星取表を読む際に押さえておきたいのは、次の3点だ。
- 番付:東西の位置と地位を確認し、力士の序列を把握する。
- 勝敗記号:○・●だけでなく、不戦勝・不戦敗・休場も区別する。
- 通算成績:15日間の白星と黒星を集計し、勝ち越し・負け越しを確認する。
特に、場所前の番付情報と場所中の星取表は役割が違う。大の里の連続優勝、安青錦の大関としての戦い、豊昇龍の復帰状況など、それぞれの焦点を踏まえて日々の成績を追うと、九州場所の展開をより深く楽しめる。
最新の勝敗を調べるときは、日本相撲協会の公式星取表を基準にすること。初日から千秋楽まで15日間の白星・黒星を追い、最終的な勝ち越しと優勝争いを確認するのが、幕内星取表を正しく活用する方法だ。