2026年現在も冬の高校サッカーを振り返るうえで欠かせない大会が、2024年度に開催された「第103回全国高校サッカー選手権大会」です。大会は2024年12月28日に開幕し、2025年1月13日に国立競技場で決勝を迎えました。準決勝は1月11日に行われ、全国48校が高校サッカー日本一を目指して熱戦を繰り広げました。
大会の優勝校は群馬県代表の前橋育英。決勝では千葉県代表の流通経済大柏と対戦し、1-1からPK戦を9-8で制して優勝を果たしました。この記事では、第103回大会の全日程、1回戦から決勝までの試合結果、全国大会の組み合わせ、出場校一覧、試合会場、テレビ放送・ネット配信、歴代優勝校まで整理します。
【全日程一覧】高校サッカー選手権2024はいつ開催された?

第103回全国高校サッカー選手権大会は、2024年12月28日(土)から2025年1月13日(月・祝)まで開催されました。
日本サッカー協会(JFA)の大会概要によると、開会式と開幕戦は国立競技場で実施。年末に1回戦・2回戦、年始に3回戦・準々決勝を行い、準決勝と決勝も国立競技場が舞台となりました。
2026年現在、この大会はすでに終了しています。これから観戦する大会の日程と混同しないよう、2024年度大会の開催日を整理しておきましょう。
第103回大会の試合日程| 開催日 | 試合区分 | 主な会場・キックオフ |
|---|---|---|
| 2024年12月28日(土) | 開幕戦 | 国立競技場・14:30 |
| 12月29日(日) | 1回戦 | 各会場・12:05/14:10 |
| 12月31日(火) | 2回戦 | 各会場・12:05/14:10 |
| 2025年1月2日(木) | 3回戦 | 各会場・12:05/14:10 |
| 1月4日(土) | 準々決勝 | 各会場・12:05/14:10 |
| 1月11日(土) | 準決勝 | 国立競技場・12:05/14:20 |
| 1月13日(月・祝) | 決勝 | 国立競技場・14:05 |
大会初日の12月28日には、国立競技場で開会式と開幕戦が行われました。
対戦したのは、東京都代表の帝京と京都府代表の京都橘です。
試合は帝京が前半5分に先制。後半には京都橘が追いついたものの、帝京が追加点を挙げ、2-1で勝利しました。
伝統校同士の対戦で幕を開けた第103回大会は、翌29日から全国各地の会場に舞台を移し、1回戦が本格化しました。
準決勝は1月11日、決勝は1月13日大会終盤の日程は、次の2日間が大きな注目ポイントでした。
- 1月11日(土):準決勝
- 1月13日(月・祝):決勝
準決勝の第1試合は12時05分、第2試合は14時20分にキックオフ。どちらも国立競技場で開催されました。
決勝は1月13日の14時05分開始です。準決勝から決勝までは中1日となり、選手たちは限られた時間でコンディションを整えて最後の一戦に臨みました。
【大会の仕組みと結果】1回戦から決勝までのトーナメントを解説
第103回全国高校サッカー選手権大会には、全国47都道府県から48校が参加しました。
大会形式は、負ければ敗退となるノックアウト方式です。リーグ戦とは異なり、1試合の結果がそのまま次のステージへの進出を左右します。
48校によるトーナメント方式参加校の内訳は、46道府県から各1校、東京都から2校の合計48校です。
48校で優勝を争うため、1回戦から決勝までの試合数は全部で47試合となります。
1回戦では32校が対戦し、勝ち上がった16校が2回戦に進出。これに1回戦を免除された16校が加わり、2回戦は32校で争われました。
その後は以下の流れで優勝校が決定します。
- 1回戦:16試合
- 2回戦:16試合
- 3回戦:8試合
- 準々決勝:4試合
- 準決勝:2試合
- 決勝:1試合
合計47試合です。
また、3位決定戦は実施されません。準決勝で敗れた2校は、ともに第3位として扱われます。
各ラウンドの試合時間と勝敗の決め方JFAの大会概要では、試合時間についても明確に定められていました。
準々決勝までは80分、準決勝と決勝は90分です。
通常の試合時間内に勝敗が決まらなかった場合はPK戦で勝者を決定します。ただし、決勝だけは延長戦を行い、それでも決着しなければPK戦に進む方式でした。
このルールは決勝の前橋育英対流通経済大柏でも大きな意味を持ちました。
準決勝・決勝の試合結果第103回大会の終盤では、東福岡、前橋育英、流通経済大柏、東海大相模の4校が準決勝に進出しました。
準決勝の結果は次のとおりです。
| 試合 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 準決勝第1試合 | 東福岡 vs 前橋育英 | 1-3 |
| 準決勝第2試合 | 流通経済大柏 vs 東海大相模 | 1-0 |
| 決勝 | 前橋育英 vs 流通経済大柏 | 1-1(PK9-8) |
前橋育英は東福岡との準決勝を3-1で制し、決勝進出を決めました。一方、流通経済大柏は東海大相模に1-0で勝利しています。
そして迎えた決勝では、両校とも90分と延長戦で決着をつけられず、勝負はPK戦へ。
最後は前橋育英が9-8で競り勝ち、全国制覇を成し遂げました。
【全9会場を紹介】国立競技場・駒沢・西が丘などの試合会場
第103回大会では、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の1都3県にある9会場が使用されました。
開幕戦や準決勝、決勝は国立競技場で開催されましたが、序盤の試合は関東各地に分散して行われています。
東京都の試合会場
国立競技場
開会式、開幕戦、準決勝2試合、決勝の舞台。大会の象徴となるメイン会場です。
駒沢陸上競技場
1回戦から3回戦までの試合会場として使用されました。
味の素フィールド西が丘
東京都北区にあるサッカー競技場。序盤の試合が開催されました。
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
川崎市にある競技場。1回戦から準々決勝までの試合に使用されました。
ニッパツ三ツ沢球技場
横浜市のサッカー専用競技場。序盤のトーナメントを支えた会場の一つです。
浦和駒場スタジアム
1回戦から3回戦までの試合が行われました。
NACK5スタジアム大宮
大宮エリアにあるサッカー専用競技場。序盤の試合会場として使用されました。
フクダ電子アリーナ
千葉市にあるサッカー専用競技場。3回戦や準々決勝も開催されました。
県立柏の葉公園総合競技場
千葉県柏市の競技場。1回戦・2回戦などの会場となりました。
会場を訪れる場合に注意したいのが交通手段です。大会公式案内では、各会場に専用駐車場を設けていないため、公共交通機関の利用が案内されていました。
また、国立競技場だけを目的地にすると、序盤の試合を見逃す可能性があります。応援する学校の対戦日と会場を組み合わせて確認することが、現地観戦では大切です。
【出場校一覧】第103回全国高校サッカー選手権の全48校
2024年度大会には、北海道から沖縄まで全国の代表校が集まりました。
出場校は、各都道府県の予選を勝ち抜いたチームです。東京都だけは2校が出場するため、47都道府県から48校という構成になっています。
2024年11月18日には組み合わせ抽選会が実施され、各校の対戦相手とトーナメントの位置が決定しました。
北海道・東北地区- 北海道:札幌大谷
- 青森県:青森山田
- 岩手県:専大北上
- 宮城県:東北学院
- 秋田県:西目
- 山形県:東海大山形
- 福島県:尚志
- 茨城県:明秀日立
- 栃木県:矢板中央
- 群馬県:前橋育英
- 埼玉県:正智深谷
- 千葉県:流通経済大柏
- 東京都:帝京
- 東京都:堀越
- 神奈川県:東海大相模
- 山梨県:山梨学院
- 長野県:上田西
- 新潟県:新潟明訓
- 富山県:龍谷富山
- 石川県:金沢学院大附
- 福井県:福井商
- 静岡県:静岡学園
- 愛知県:愛工大名電
- 岐阜県:帝京大可児
- 三重県:津工
- 滋賀県:草津東
- 京都府:京都橘
- 大阪府:阪南大高
- 兵庫県:滝川第二
- 奈良県:奈良育英
- 和歌山県:近大和歌山
- 鳥取県:米子北
- 島根県:明誠
- 岡山県:岡山学芸館
- 広島県:広島国際学院
- 山口県:高川学園
- 徳島県:徳島市立
- 香川県:寒川
- 愛媛県:松山北
- 高知県:高知
- 福岡県:東福岡
- 佐賀県:佐賀東
- 長崎県:長崎総科大附
- 熊本県:大津
- 大分県:大分鶴崎
- 宮崎県:日章学園
- 鹿児島県:鹿児島城西
- 沖縄県:那覇西
第103回大会では、全国大会の常連校と初出場校が同じトーナメントで競い合いました。
特に注目された学校には、次のようなチームがあります。
- 青森山田:28年連続30回目の出場を果たした強豪校。
- 前橋育英:4年連続27回目の出場。最終的に大会を制しました。
- 流通経済大柏:3年ぶり8回目の出場。決勝まで勝ち進みました。
- 帝京:15年ぶり35回目の出場。京都橘との開幕戦を制しました。
- 東海大相模:神奈川県代表として初出場。
- 龍谷富山・金沢学院大附・明誠・寒川:全国大会初出場を果たした学校。
全国大会の組み合わせを見る際は、学校の知名度や過去の優勝回数だけでなく、初出場校の勢いや各地域の予選での戦い方にも注目すると、トーナメントをより楽しめます。
【テレビ放送・ネット配信】TVerとSPORTS BULLで全47試合を無料視聴
第103回全国高校サッカー選手権大会では、テレビ放送に加えてインターネットでのライブ配信も実施されました。
日本テレビの大会公式発表によると、全国大会の全47試合がTVerとSPORTS BULLで無料ライブ配信の対象となりました。
テレビ放送は民間放送43社が担当大会期間中は、全国の民間放送43社がテレビ放送を担当しました。
ただし、放送内容や放送時間は地域によって異なります。応援する学校の試合が地元局で放送されるかどうかは、各放送局の番組表で確認する形式でした。
全国一律で同じ番組が放送されるわけではないため、遠方の学校を応援する場合にはネット配信が便利でした。
TVerで全試合を無料ライブ配信民放公式テレビ配信サービス。スマートフォンやパソコンなどから対象試合を視聴できました。
TVerでは、2024年12月28日から2025年1月13日までの全国大会全47試合を無料ライブ配信する予定が発表されていました。
テレビを設置していない家庭や、遠方から応援する人にとっても利用しやすい視聴方法です。
SPORTS BULLでも全試合を無料配信スポーツ専門の動画配信サービス。高校サッカーのライブ配信や見逃し視聴に対応しました。
SPORTS BULLでも全47試合の無料ライブ配信が実施されました。
加えて、ライブ配信終了後にはフルマッチの見逃し配信や、試合の見どころをまとめたダイジェスト版も提供されました。見逃し動画は試合終了から数時間後に配信開始される案内でした。
2026年に過去の試合を視聴したい場合の注意点ここで押さえておきたいのは、2024年度大会の無料ライブ配信と、2026年現在の過去試合の視聴環境は別の話だという点です。
当時は全47試合のライブ配信が公式発表されていましたが、2026年現在もすべての試合映像が同じ条件で視聴できるとは限りません。
過去の試合を探す場合は、TVerやSPORTS BULLの公開状況に加え、日本テレビの高校サッカー公式情報や各校の公式発信を確認するのが確実です。
【歴代優勝校と大会の位置づけ】第103回大会で前橋育英が頂点に
高校サッカー選手権は、長い歴史を持つ全国規模の高校サッカー大会です。
第103回大会を理解するうえでは、過去の優勝校とのつながりも見逃せません。
日本サッカー協会が公開している歴代優勝チームの記録では、2023年度の第102回大会は青森山田、2024年度の第103回大会は前橋育英が優勝しています。
第103回大会の決勝はPK戦で決着2025年1月13日に国立競技場で行われた決勝は、前橋育英と流通経済大柏の対戦となりました。
両校は90分間の試合と延長戦を戦いましたが、勝敗は決まらずPK戦へ進みます。
最後は前橋育英が9-8で勝利。第103回大会の優勝校となりました。
群馬県サッカー協会の大会報告によると、前橋育英にとっては2回目の全国制覇です。7大会ぶりの決勝進出を優勝という最高の形で締めくくりました。
直近の歴代優勝校| 開催年度 | 大会回 | 優勝校 | 準優勝校 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 第102回 | 青森山田 | 近江 |
| 2024年度 | 第103回 | 前橋育英 | 流通経済大柏 |
| 2025年度 | 第104回 | 神村学園 | 鹿島学園 |
2026年現在、JFAの歴代優勝チーム一覧には第104回大会までの結果が掲載されています。
第103回大会の結果を調べる際には、2024年度の優勝校が前橋育英であることと、翌2025年度の優勝校が神村学園であることを区別しておくと、年度の混同を防げます。
【プロの結論】高校サッカー選手権2024の日程を見るときの3つのポイント大会情報を確認するときは、次の3点を押さえると効率的です。
1. 大会年度と開催年を区別する
第103回大会は2024年度大会ですが、開催期間は2024年12月から2025年1月にまたがっています。「2024年大会」と「2025年の決勝結果」は矛盾する情報ではありません。
2. 試合日と会場をセットで確認する
1回戦から準々決勝までは複数会場で同時期に試合が行われます。日付だけを確認しても、応援する学校の試合会場までは特定できません。
3. ライブ配信と見逃し配信を区別する
TVerとSPORTS BULLでは当時、全試合の無料ライブ配信に加えて見逃し配信も実施されました。ただし、2026年の視聴可能状況は当時の配信実績とは別に確認する必要があります。
こうした3点を押さえておけば、過去大会の記録を調べる場合にも、今後の高校サッカー選手権を観戦する場合にも役立ちます。
【よくある質問】高校サッカー選手権2024の日程に関するFAQ
Q1:高校サッカー選手権2024の開幕日はいつですか?
A1:第103回全国高校サッカー選手権大会は、2024年12月28日(土)に開幕しました。国立競技場で開会式と開幕戦が行われ、帝京が京都橘に2-1で勝利しています。
Q2:高校サッカー選手権2024の決勝はいつ、どこで開催されましたか?
A2:2025年1月13日(月・祝)に国立競技場で開催されました。前橋育英と流通経済大柏が対戦し、1-1からのPK戦を9-8で制した前橋育英が優勝しました。
Q3:準決勝の日程と会場はどこですか?
A3:2025年1月11日(土)に国立競技場で開催されました。第1試合は12時05分、第2試合は14時20分のキックオフでした。
Q4:第103回大会には何校が出場しましたか?
A4:全国47都道府県から48校が出場しました。46道府県が各1校、東京都が2校という内訳です。
Q5:高校サッカー選手権2024はTVerで見られましたか?
A5:はい。当時はTVerとSPORTS BULLで全国大会の全47試合が無料ライブ配信されました。ライブ終了後にはフルマッチの見逃し配信やダイジェスト版も提供されました。
Q6:第103回大会の優勝校はどこですか?
A6:群馬県代表の前橋育英です。決勝で千葉県代表の流通経済大柏と対戦し、PK戦9-8で勝利しました。前橋育英にとって2度目の全国制覇です。
第103回全国高校サッカー選手権大会は、2024年12月28日に開幕し、2025年1月13日に国立競技場で決勝を迎えました。
大会の主要日程は、1回戦が12月28日・29日、2回戦が12月31日、3回戦が2025年1月2日、準々決勝が1月4日、準決勝が1月11日、決勝が1月13日です。
全国48校が参加したトーナメントを制したのは前橋育英。決勝では流通経済大柏との激戦をPK戦9-8で制し、2度目の優勝を果たしました。
また、当時は民間放送43社によるテレビ放送に加え、TVerとSPORTS BULLで全47試合の無料ライブ配信が実施され、全国の高校サッカーファンが大会を楽しめる環境が整えられていました。
2026年に第103回大会の情報を振り返る際は、2024年12月28日の開幕、2025年1月11日の準決勝、1月13日の決勝、そして前橋育英の優勝という4つのポイントを押さえておくと、大会の全体像を把握できます。
冬の高校サッカー選手権は、各地域の代表校が全国の舞台で実力を競う特別な大会です。過去のトーナメントや優勝校の記録をたどることで、次の大会でどの学校が歴史を刻むのかにも注目が集まります。