ホーム スポーツ 【2026年大会の全体像】A・Bグループの参加大学と大会方式

【2026年大会の全体像】A・Bグループの参加大学と大会方式

藤森 綾 藤森 綾 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

関東大学ラグビー対抗戦は、関東大学ラグビーの主要大会の一つで、AグループとBグループに分かれて実施される。2026年度はそれぞれ8大学が参加し、各グループ内で総当たり戦を行う。

Aグループの参加大学8校

2026年度のAグループは、次の8大学で構成されている。

1. 帝京大学
2. 早稲田大学
3. 明治大学
4. 慶應義塾大学
5. 筑波大学
6. 青山学院大学
7. 立教大学
8. 日本体育大学

帝京大学、早稲田大学、明治大学は大学選手権でも優勝争いに絡むことが多い伝統的な強豪校だ。一方、慶應義塾大学や筑波大学も上位校を脅かす存在であり、対戦カードによっては順位争いを大きく動かす。

Bグループの参加大学8校

Bグループには、以下の大学が参加する。

- 武蔵大学
- 明治学院大学
- 成蹊大学
- 東京大学
- 一橋大学
- 成城大学
- 上智大学
- 学習院大学

Bグループは、Aグループへの昇格を目指す大学にとって重要な舞台となる。シーズンを通じた勝点争いに加え、最終順位によってはAグループとの入替戦に進むことになる。

2026年度のAグループは9月12日に開幕し、12月6日の早稲田大学対明治大学戦まで全28試合が予定されている。関東ラグビーフットボール協会が公表した秋季公式戦日程が大会運営の基準となる。

【2026年最新順位表】帝京・明治・早稲田の優勝争いを分析

関東ラグビー対抗戦

2026年11月1日の第5節終了時点で、Aグループの上位争いは明治大学、帝京大学、早稲田大学の3校に絞られつつある。

関東ラグビーフットボール協会の公式星取表によると、明治大学が勝点30で首位、帝京大学が29点で2位、早稲田大学が26点で3位となっている。

Aグループ最新勝点一覧
暫定順位 大学 勝点 戦績
1位 明治大学 30 5勝0敗
2位 帝京大学 29 5勝0敗
3位 早稲田大学 26 4勝1敗
4位 慶應義塾大学 19 3勝2敗
5位 筑波大学 9 1勝3敗
6位 日本体育大学 5 0勝4敗
7位タイ 青山学院大学 4 0勝4敗
7位タイ 立教大学 4 0勝4敗

※2026年11月1日更新の公式星取表を基に整理。勝点が同じ下位2校は暫定的に同順位として表示。公式の最終順位は規定に基づいて決まる。

勝点の計算方法

対抗戦では、単純な勝敗数だけでなく、試合内容も勝点に反映される。

- 勝利:5点
- 引き分け:3点
- 敗戦:1点
- 不戦勝:6点
- 不戦敗:0点
- 不成立:3点
- 7点差以内の敗戦:追加1点
- 3トライ差以上の勝利:追加1点

例えば、1点差で敗れた場合でも、7点差以内の敗戦に該当するため勝点を1点追加できる。

この制度によって、終盤まで競った試合や、勝利時に大きな得点差をつけた試合が順位争いに影響する。

勝点が同じ場合は、勝利数、当該チーム間の勝点や得失点差、全試合の得失点差など、定められた順序で順位を決定する。

Bグループの最新勝点

Bグループは、2026年10月25日更新の公式星取表で次の勝点となっている。

大学 勝点
武蔵大学 24
明治学院大学 23
成蹊大学 23
東京大学 12
学習院大学 9
成城大学 8
上智大学 8
一橋大学 5

武蔵大学が24点で先頭に立ち、明治学院大学と成蹊大学が23点で追う展開だ。

特に注目したいのは、上位3校の接戦である。明治学院大学と成蹊大学は勝点で並んでおり、直接対決を含む今後の結果がBグループの優勝争いを左右する。

【2026年試合日程・結果】11月の帝京対明治、12月の早明戦に注目

2026年度の対抗戦Aグループでは、9月から各校の対戦が始まり、10月から11月にかけて優勝候補同士の対決が本格化している。

これまでの主な試合結果

2026年9月から11月1日までの注目試合を振り返る。

開催日 対戦カード 結果
9月12日 早稲田大学対日本体育大学 69-0
9月12日 明治大学対青山学院大学 70-5
9月12日 帝京大学対慶應義塾大学 50-5
9月13日 筑波大学対立教大学 51-15
9月27日 明治大学対日本体育大学 99-12
10月11日 明治大学対筑波大学 39-21
10月11日 帝京大学対日本体育大学 81-5
10月25日 帝京大学対青山学院大学 88-0
10月25日 早稲田大学対筑波大学 29-5
11月1日 帝京大学対早稲田大学 15-13
11月1日 明治大学対慶應義塾大学 48-26

※スコアは左側の大学から見た得点。関東ラグビーフットボール協会の公式試合記録を基に整理。

11月1日の注目カードは帝京大学対早稲田大学

11月1日に秩父宮ラグビー場で行われた帝京大学対早稲田大学は、開幕から全勝を続ける両校の直接対決となった。

試合は最後まで緊張感のある展開となり、帝京大学が15-13で勝利した。

帝京大学は後半にリードを広げたものの、早稲田大学が反撃して逆転。その後、試合終了間際に帝京大学がペナルティーキックを獲得し、SO上田倭楓選手が約40メートルのキックを成功させた。

この得点によって帝京大学が再逆転し、5連勝を達成した。

この試合の意味は大きい。早稲田大学は敗れたものの、2点差の接戦だったため、勝点1のボーナスポイントを獲得している。勝敗だけでは測れない対抗戦の特徴が表れた一戦だった。

明治大学は慶應義塾大学に48-26で勝利

同日の第2試合では、明治大学が慶應義塾大学を48-26で下した。

明治大学は序盤にリードを許したが、その後に攻撃を立て直して逆転。後半も得点を重ね、最終的には22点差で勝利した。

これにより明治大学も5連勝となり、帝京大学とともに無敗を維持した。

2026年11月以降の残り日程

関東ラグビーフットボール協会が公表しているAグループの主な残り日程は次の通り。

11月8日(日)
- 11:30 立教大学対日本体育大学
- 14:00 青山学院大学対筑波大学
- 会場:スピアーズえどりくフィールド

11月22日(日)
- 11:30 青山学院大学対立教大学
- 13:00 帝京大学対明治大学
- 14:00 筑波大学対日本体育大学
- 会場:グリスタ、秩父宮ラグビー場

11月23日(月)
- 14:00 慶應義塾大学対早稲田大学
- 会場:秩父宮ラグビー場

12月5日(土)
- 13:00 慶應義塾大学対筑波大学
- 会場:ケーズデンキスタジアム水戸

12月6日(日)
- 11:30 青山学院大学対日本体育大学
- 14:00 帝京大学対立教大学
- 14:00 早稲田大学対明治大学
- 会場:大和なでしこ三機スタジアム、MUFGスタジアム(国立競技場)

※試合会場・キックオフ時刻は変更される場合がある。

11月22日の帝京大学対明治大学は、首位争いを直接左右する重要な試合だ。さらに12月6日の早稲田大学対明治大学は、大学ラグビーの伝統的なライバル対決として大きな注目を集める。

【強豪大学の戦力と注目ポイント】帝京・早稲田・明治・慶應を比較

対抗戦の面白さは、単に強豪校が勝つかどうかだけではない。各大学のラグビー部には異なる歴史と競技文化があり、チームの戦い方や試合の組み立てにも注目したい。

帝京大学ラグビー部:勝負どころで結果を出す強さ

帝京大学ラグビー部は、大学ラグビーを代表する強豪の一つだ。

2026年度も開幕から好調を維持し、11月1日の早稲田大学戦で15-13の勝利を収めた。

特に今回の試合では、最後まで勝敗を諦めず、終了間際のペナルティーキックで逆転した点が印象的だった。

大量得点で勝つ試合だけでなく、僅差の試合でも勝ち切ることができる点は、選手権を見据えるうえでも大きな強みになる。

11月22日の明治大学戦は、2026年度の優勝争いを占う最大級の試金石となる。

早稲田大学ラグビー蹴球部:伝統と攻撃力を生かした戦い

早稲田大学ラグビー蹴球部は、長い歴史を持つ大学ラグビーの名門だ。

2026年度は日本体育大学に69-0、青山学院大学に78-0と大差で勝利。筑波大学にも29-5で勝っている。

11月1日の帝京大学戦では15-13で惜敗したものの、勝点26で3位を維持している。

今後の見どころは、11月23日の慶應義塾大学戦と12月6日の明治大学戦だ。

早稲田大学にとって、残る直接対決は順位を押し上げるための重要な機会となる。

明治大学ラグビー部:得点力を武器に首位を走る

明治大学ラグビー部は、2026年度の対抗戦で非常に安定した結果を残している。

11月1日の慶應義塾大学戦では48得点を記録し、開幕から5連勝。勝点30で単独首位に立った。

99-12で日本体育大学を下した試合や、70-5で青山学院大学に勝った試合からも、攻撃力の高さがうかがえる。

ただし、今後の帝京大学戦と早稲田大学戦は、これまでの試合とは違った難しさがある。

大量得点を記録できる攻撃力を、強豪校との接戦でも発揮できるかが優勝への鍵となる。

慶應義塾大学體育會蹴球部:伝統の対抗戦で上位を狙う

慶應義塾大学體育會蹴球部も、大学ラグビーの伝統を象徴する存在だ。

2026年度は帝京大学に敗れた一方、青山学院大学や立教大学、日本体育大学には勝利している。

11月1日の明治大学戦は26-48で敗れ、勝点19の4位となった。

残る早稲田大学戦は、伝統的なライバル対決として注目される。順位争いだけでなく、早慶戦という歴史的な背景を含めて観戦したいカードだ。

筑波・青山学院・立教・日本体育大学にも注目

Aグループの魅力は、上位4校だけにあるわけではない。

- 筑波大学ラグビー部: 早稲田大学には5-29で敗れたが、立教大学には51-15で勝利。強豪相手の巻き返しが期待される。
- 青山学院大学ラグビー部: 帝京大学や明治大学などとの対戦を経て、残る試合で勝利を狙う。
- 立教大学ラグビー部: 11月以降の日本体育大学戦、青山学院大学戦が重要な局面となる。
- 日本体育大学ラグビー部: これまで苦戦が続いているが、下位校同士の対戦で勝利をつかめるかが焦点だ。

こうした大学同士の競争が、Aグループ全体の順位争いを面白くしている。

【対抗戦と関東大学リーグ戦1部の違い】昇格・降格の仕組みも解説

大学ラグビーを初めて見る人が混乱しやすいのが、関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦の違いだ。

どちらも関東地域の大学が参加する主要大会だが、同じリーグの中で順位を競っているわけではない。

参加大学の違い

2026年度の関東大学リーグ戦1部には、以下の8校が参加している。

- 東海大学
- 東洋大学
- 関東学院大学
- 流通経済大学
- 立正大学
- 法政大学
- 日本大学
- 専修大学

対抗戦Aグループとは参加校が異なり、独立した大会として順位を決定する。

対抗戦とリーグ戦の比較

関東大学対抗戦
- AグループとBグループに分かれる。
- それぞれのグループ内で総当たり戦を実施する。
- A・Bグループ間で入替戦が行われる。

関東大学リーグ戦
- 1部、2部などのカテゴリーに分かれる。
- 各カテゴリーで総当たり戦を行う。
- 1部と2部など、隣接するカテゴリー間で入替戦が行われる。

つまり、対抗戦Aグループがリーグ戦1部より上位という意味ではない。両者は別の大会体系であり、勝点や順位を直接比較して優劣を決めるものではない。

2025年度の公式入替戦でも、対抗戦A・Bグループの入替戦と、リーグ戦1・2部の入替戦は別々に実施されている。

この違いを理解しておくと、大学選手権の出場校を確認するときにも混乱しにくい。

【全国大学ラグビー選手権への出場条件】2026年度はAグループに5枠

関東大学対抗戦の順位が大きな意味を持つ理由の一つが、全国大学ラグビーフットボール選手権大会への出場権だ。

2026年度に開催される第63回大会は、全国14大学が参加するトーナメント方式で実施される。

2026年度の出場枠

日本ラグビーフットボール協会の2026年10月22日付の大会概要によると、出場枠は次の通り。

所属リーグ・地区 出場枠
関東大学対抗戦Aグループ 3
関東大学リーグ戦1部 3
関西大学Aリーグ 3
前回優勝校の所属リーグ・グループ 1
前回準優勝校の所属リーグ・グループ 1
九州学生ラグビーリーグ 1
北海道・東北地区代表 1
東海・北陸・中国・四国地区代表 1
合計 14

2026年度は、前回大会の優勝校と準優勝校がともに関東大学対抗戦Aグループの所属となるため、対抗戦Aグループには追加で2枠が割り当てられる。

そのため、Aグループからは通常の上位3校に加えて4位と5位にも出場枠が設けられ、合計5校が全国大会に進める仕組みだ。

これは2026年度の大学選手権を理解するうえで、特に押さえておきたいポイントとなる。

Aグループの1位と2位には準々決勝シード

大会の出場権だけでなく、順位によってトーナメント上の扱いも変わる。

2026年度の大会概要では、以下の4校が準々決勝から出場する。

- 関東大学対抗戦Aグループ1位
- 関東大学対抗戦Aグループ2位
- 関西大学Aリーグ1位
- 関東大学リーグ戦1部1位

そのため、対抗戦Aグループで優勝する意味は、単にリーグの頂点に立つことだけではない。全国大会での試合数や準備期間にも影響する。

第63回全国大学ラグビー選手権の日程

日本ラグビーフットボール協会が発表した2026年度の日程は次の通り。

ラウンド 開催日
1回戦 2026年11月22日
2回戦 2026年11月29日
3回戦 2026年12月13日
準々決勝 2026年12月19日・20日
準決勝 2027年1月2日
決勝 2027年1月10日

決勝の会場はMUFGスタジアム(国立競技場)で、キックオフは13時16分の予定だ。

対抗戦Aグループの最終戦は12月6日なので、各大学にとっては秋季リーグの順位を確定させたうえで全国大会へ向かう重要な時期となる。

【よくある質問】関東大学ラグビー対抗戦に関するFAQ

Q1:関東大学ラグビー対抗戦2026のAグループは何校ですか?

A1:2026年度のAグループは8校です。帝京大学、早稲田大学、明治大学、慶應義塾大学、筑波大学、青山学院大学、立教大学、日本体育大学が参加しています。

Q2:2026年11月時点で対抗戦Aグループの首位はどこですか?

A2:11月1日の第5節終了時点では、明治大学が勝点30で首位です。帝京大学が29点、早稲田大学が26点で続いています。

Q3:関東大学対抗戦Bグループから大学選手権に出場できますか?

A3:Bグループから直接、大学選手権に出場する枠は設定されていません。まずAグループへの昇格を目指すことになります。Bグループの上位校はAグループとの入替戦に進む可能性があります。

Q4:関東大学対抗戦と関東大学リーグ戦1部はどちらが上ですか?

A4:両者は独立した大会体系なので、対抗戦Aグループとリーグ戦1部に上下関係はありません。それぞれの大会で順位を決め、全国大学選手権の出場枠を争います。

Q5:2026年の早明戦はいつ開催されますか?

A5:2026年度の関東大学対抗戦では、12月6日(日)14時キックオフで予定されています。会場はMUFGスタジアム(国立競技場)です。

2026年度の関東大学ラグビー対抗戦は、11月1日の第5節を終え、明治大学、帝京大学、早稲田大学の3校が上位を争う展開となった。

明治大学は5連勝で首位、帝京大学も早稲田大学との接戦を制して無敗を維持。早稲田大学は初黒星を喫したものの、勝点26で優勝争いに踏みとどまっている。

今後の大きな注目カードは、11月22日の帝京大学対明治大学、11月23日の慶應義塾大学対早稲田大学、そして12月6日の早稲田大学対明治大学だ。

また、全国大学ラグビー選手権では、2026年度は対抗戦Aグループに合計5枠が用意されている。優勝だけでなく、4位・5位争いにも全国大会への道が残されている点を見逃せない。

【プロの結論】

2026年の関東大学ラグビー対抗戦を深く楽しむなら、次の3点を意識したい。

1. 勝点と勝敗の両方を見る: ボーナスポイントによって、接戦で敗れた大学にも順位争いの可能性が残る。
2. 直接対決を重視する: 帝京・明治・早稲田の対戦結果は、優勝と大学選手権のシード争いを大きく左右する。
3. Aグループの5位争いまで追う: 2026年度は大学選手権の追加枠があるため、優勝争い以外にも見どころがある。

大学ラグビーは、勝敗だけでなく、伝統校同士の歴史、選手たちの成長、そして全国大会へ続く競争が魅力だ。11月の帝明戦から12月の早明戦まで、最後の笛が鳴るまで目の離せないシーズンが続く。

主な確認資料:関東ラグビーフットボール協会「2026年度大学対抗戦A・Bグループ公式星取表」「2026年度秋季公式戦日程」、日本ラグビーフットボール協会「第63回全国大学ラグビーフットボール選手権大会概要」、日刊スポーツの試合日程・結果、日テレNEWS NNNの11月1日試合報道。

同じカテゴリの記事

藤森 綾
コンテンツディレクター 藤森 綾
プロフィールを見る →

人物プロフィールの事実確認を担当。公式プロフィール、過去報道、本人発信を突き合わせ、更新日を明記して掲載します。

おすすめの関連記事