吉田泰授(よしだ・たいじゅ)は、東京ヴェルディに所属するプロサッカー選手だ。2000年4月21日生まれ、福島県出身のディフェンダーで、身長174cm、左足を利き足とする。モンテディオ山形でプロとして経験を積み、2025年8月に東京ヴェルディへ完全移籍。背番号55を背負い、2026年のJ1百年構想リーグでは11試合4得点という際立った成績を残した。
一方、2026年4月29日の鹿島アントラーズ戦で左膝を負傷し、同年5月4日に東京ヴェルディから左膝複合靭帯損傷と半月板損傷、全治約1年と発表された。2026年11月現在、復帰時期や負傷後の出場状況はどうなっているのか。プロフィール、山形時代からのキャリア、プレースタイル、負傷の経緯を公式記録と報道をもとに整理する。
【プロフィール】吉田泰授の読み方・年齢・身長・背番号55を紹介

吉田泰授は、福島県出身の左利きのディフェンダーだ。東京ヴェルディの選手プロフィールでは、ポジション、身体データ、所属歴などが公開されている。
吉田泰授の基本プロフィール| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 名前 | 吉田泰授 |
| 読み方 | よしだ・たいじゅ |
| 英語表記 | Taiju Yoshida |
| 生年月日 | 2000年4月21日 |
| 年齢 | 26歳(2026年11月現在) |
| 出身地 | 福島県 |
| 身長 | 174cm |
| 体重 | 67kg |
| 血液型 | A型 |
| ポジション | DF |
| 利き足 | 左足 |
| 所属クラブ | 東京ヴェルディ |
| 背番号 | 55 |
出典:東京ヴェルディ公式選手プロフィール、Jリーグ公式選手情報。
名前の読み方は「ヨシダ タイジュ」。一見すると読み方に迷う「泰授」という漢字だが、クラブの移籍発表でもカタカナで読みが明示されている。
背番号55は、2025年8月に東京ヴェルディへ加入した際に与えられた番号だ。本人はクラブ公式プロフィールの質問コーナーで、背番号へのこだわりについて「ゴーゴー!ってな感じで」と回答している。
また、本人が挙げるプレーの武器は「縦突破、キック」。左足を生かした攻撃参加に特徴があり、守備だけにとどまらないプレーが持ち味となっている。
学歴は尚志高校から山梨学院大学吉田の学歴・サッカー歴として確認できるのは、福島県の尚志高校と山梨学院大学だ。
小学生年代には赤木SSS、中学生年代にはラッセル郡山FCでプレー。その後、尚志高校、山梨学院大学へと進んだ。
大学在学中の2022年にはJFA・Jリーグ特別指定選手としてモンテディオ山形に登録され、同年8月31日にJリーグ初出場を果たしている。
大学の学部や専攻など、より細かな学業情報は公開プロフィールには掲載されていない。
【経歴・年表】モンテディオ山形から東京ヴェルディへの移籍まで
吉田泰授のキャリアを理解するうえで欠かせないのが、モンテディオ山形での成長だ。
2022年に特別指定選手としてJリーグを経験し、2023年から正式に山形の選手として活動。2024年にはリーグ戦21試合に出場し、出場機会を大きく増やした。
その後、2025年8月20日に東京ヴェルディへの完全移籍が発表された。
吉田泰授のキャリア年表出典:Jリーグ公式選手データ、東京ヴェルディの加入発表、モンテディオ山形の移籍発表。
山形時代に出場機会を増やした理由山形での成長を数字から見ると、特に注目したいのが2024年だ。
| シーズン | J2リーグ出場 | 得点 |
|---|---|---|
| 2022年 | 1試合 | 0 |
| 2023年 | 3試合 | 0 |
| 2024年 | 21試合 | 0 |
| 2025年 | 8試合 | 0 |
2024年には21試合に出場。前年の3試合から大幅に出場機会を増やし、チームの戦力として経験を積んだ。
2025年8月20日の移籍発表時点では、山形でのJ2リーグ通算33試合出場、0得点。天皇杯でも4試合に出場していた。
東京ヴェルディへの移籍を決断した理由2025年8月20日、東京ヴェルディは吉田の完全移籍加入を発表した。
移籍に際して、吉田は山形への感謝とともに、J1に挑戦したい気持ちを明かしている。
「J1に挑戦したい気持ちが強くこの決断をしました。」
出典:モンテディオ山形公式サイトの移籍発表。
山形で積み上げた経験を土台に、より高いカテゴリーで自分の力を試す選択だった。
東京ヴェルディでは背番号55を背負い、J1の舞台で出場機会を獲得。2025年のJ1リーグでは加入後3試合に出場している。
【プレースタイル】縦突破と左足のキックが武器!2026年は4得点を記録
吉田泰授のプレースタイルを語るうえで重要なのが、左足を生かした攻撃性能だ。
登録ポジションはDFだが、守備に専念するタイプではない。本人が自分の特徴として挙げているのは、縦方向への突破とキックの精度である。
① 縦方向への積極的な仕掛け吉田の特徴の一つは、相手選手に対して積極的に仕掛ける縦突破だ。
サイドでボールを受けた際に前方へ運び、相手の守備を動かすプレーが武器となる。
サイドバックやウイングバックには、守備時の対応だけでなく、攻撃時にサイドの幅を確保する役割も求められる。吉田の縦突破は、こうしたポジションの役割と相性がよい。
② 左足のキックとセットプレーもう一つの武器が左足のキックだ。
2026年の特別大会では、直接フリーキックによる得点も記録している。
DF登録の選手がセットプレーから得点を生み出せることは、チームにとって大きな攻撃上の選択肢となる。
③ 守備の選手でありながら得点力を発揮2026年の吉田を語るうえで見逃せないのが、得点数の変化だ。
Jリーグ公式プロフィールによると、2026年特別大会の成績は次のとおり。
2026年特別大会の成績
11
出場試合数4
得点数
東京ヴェルディ/J1百年構想リーグ・2026年特別大会
得点の内訳
- 直接フリーキック:2得点
- ヘディング:2得点
出典:スポニチアネックスの2026年5月4日報道。
スポニチアネックスの報道では、吉田は11試合で4得点を記録し、チームトップの得点数だった。
特に直接FKとヘディングでそれぞれ2得点を挙げた点は注目に値する。左足のキックだけでなく、空中戦でも得点に絡めることを示した数字だ。
また、負傷直前には左ウイングバックのポジションで定位置をつかみつつあったと報じられている。
守備を担当する選手が攻撃面でも結果を残し始めたタイミングでの長期離脱だったことは、本人にとってもクラブにとっても大きな痛手となった。
【怪我の真相】左膝複合靭帯損傷・半月板損傷の経緯と全治約1年の診断
吉田泰授の負傷が公表されたのは、2026年5月4日だ。
東京ヴェルディの公式発表によると、吉田は4月29日に行われた明治安田J1百年構想リーグ地域リーグラウンド第13節、鹿島アントラーズ戦で負傷した。
診断名は、左膝複合靭帯損傷および半月板損傷。全治は約1年と発表された。
負傷したのは2026年4月29日の鹿島戦スポニチアネックスの報道によると、この試合で吉田は前半40分にヘディングでゴールを決めていた。
その得点は決勝点となり、東京ヴェルディの2対1の勝利に貢献した。
しかし、試合終盤に相手選手のタックルを受けて左膝を負傷し、交代を余儀なくされた。
つまり、勝利に直結する得点を挙げた試合が、長期離脱につながる負傷の舞台にもなってしまった。
左膝複合靭帯損傷とはどのような怪我か複合靭帯損傷とは、膝関節を安定させる複数の靭帯に損傷が生じる状態を指す。
膝の靭帯は、前後方向や左右方向への過度な動きを抑え、関節を安定させる役割を担っている。
複数の靭帯が損傷すると、単独の靭帯損傷とは異なる複雑な治療・リハビリテーションが必要になる場合がある。
ただし、東京ヴェルディの公表資料では、損傷した靭帯それぞれの名称や損傷程度までは明らかにされていない。
半月板損傷も併発していた今回の診断でもう一つ重要なのが、半月板損傷だ。
半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある軟骨組織で、衝撃を吸収したり、関節の安定性を補助したりする役割を持つ。
サッカーでは、急な方向転換、着地、接触プレーなどによって膝に大きな負荷がかかる。
複数の靭帯損傷と半月板損傷が重なったことが、全治約1年という長期の見通しにつながったと考えられる。
ただし、手術の有無や具体的な治療方法について、クラブの負傷発表には記載がない。
負傷から診断発表までの時系列| 日付 | 出来事 |
|---|---|
| 2026年4月29日 | 鹿島アントラーズ戦で負傷 |
| 2026年4月29日 | 試合終盤に負傷交代 |
| 2026年5月4日 | 東京ヴェルディが診断結果を発表 |
| 2026年5月4日 | 左膝複合靭帯損傷・半月板損傷、全治約1年と公表 |
| 2026年11月 | 公式記録上、2026/27シーズンの出場記録なし |
出典:東京ヴェルディ公式発表、Jリーグ公式記録、スポニチアネックス。
【2026年11月現在】吉田泰授の復帰時期は?東京ヴェルディでの現状
最も気になるのが、吉田泰授の現在と復帰時期だ。
2026年11月1日時点で、東京ヴェルディが公表した診断内容は全治約1年。負傷した2026年4月29日から単純に期間を当てはめると、復帰の目安は2027年春ごろとなる。
ただし、これは公式発表の全治期間から算出した目安であり、実際の試合復帰日を示すものではない。
2026/27シーズンの出場記録はどうなっている?Jリーグ公式選手ページの2026年10月30日更新データでは、吉田の2026/27シーズンの出場履歴は掲載されていない。
同ページでは、同シーズンの出場数、得点、アシストはいずれも0となっている。
一方、2026年特別大会の成績は11試合4得点として記録されている。つまり、負傷前の好成績と、負傷後の出場記録を分けて考える必要がある。
背番号55は2026/27シーズンも継続東京ヴェルディが2026年7月5日に発表した2026/27シーズンのチーム体制では、吉田は引き続き背番号55のDFとして選手リストに掲載されている。
これは、少なくともクラブの選手登録上、東京ヴェルディの所属選手として名前が残っていることを示す。
復帰時期を判断する際に確認したい3つのポイント吉田のように複数の膝組織を損傷した選手の場合、復帰は単に痛みがなくなれば完了するものではない。
一般的に、競技復帰までには次のような段階がある。
1. 日常動作の回復: 歩行や階段昇降などで膝関節に問題がない状態を目指す。
2. 競技動作の再獲得: 筋力、関節の安定性、走行、方向転換などを段階的に確認する。
3. 実戦復帰への準備: ボールを使った練習や対人プレーへの対応を確認し、試合復帰を判断する。
これらは一般的なスポーツ医学上の考え方であり、吉田本人の現在のリハビリ段階を示すものではない。
2026年11月現在、具体的な復帰予定日やリハビリの進捗を示す新たな公式発表は確認できない。
したがって、2027年春ごろという時期は全治約1年から考えられる目安にとどまり、復帰が確定した時期として受け取るべきではない。
【プロの結論】吉田泰授の本当の評価は4得点だけでは測れない
吉田泰授のキャリアを振り返ると、2026年は大きな転換点だった。
山形時代は2024年に21試合へ出場し、J2で経験を重ねた。2025年には東京ヴェルディへ移籍してJ1に挑戦。2026年の特別大会では11試合4得点という結果を残した。
特に評価したいのは、DFとしての守備的な役割に加え、攻撃面でも明確な武器を発揮していた点だ。
直接FK2得点、ヘディング2得点という内訳は、左足のキックと空中戦の両方で得点に関与できる可能性を示している。
一方、複合靭帯と半月板の損傷による長期離脱は、今後のキャリアを考えるうえで避けて通れない問題だ。
復帰後に注目すべき評価基準は、単純な出場試合数だけではない。
- 膝の安定性を保ちながらサイドでの縦突破を取り戻せるか。
- 左足のキックやセットプレーの精度を維持できるか。
- ウイングバックとして90分間の運動量を確保できるか。
- 対人守備や方向転換を含む実戦強度に対応できるか。
この4点が、復帰後の吉田を評価する要点になる。
2026年に見せた得点力は、今後の可能性を考えるうえで大きな材料だ。焦って復帰を急ぐのではなく、長期的にプレーできる身体を取り戻すことが、本人にとっても東京ヴェルディにとっても重要になる。
【よくある質問】吉田泰授に関するFAQ
Q1:吉田泰授の読み方は何ですか?
A1:吉田泰授は「よしだ・たいじゅ」と読みます。英語表記はTaiju Yoshidaです。
Q2:吉田泰授の年齢と身長は?
A2:2000年4月21日生まれで、2026年11月現在26歳です。身長174cm、体重67kgです。
Q3:吉田泰授のポジションと背番号は?
A3:ポジションはDFで、東京ヴェルディでは背番号55を着用しています。左足を利き足とし、縦突破やキックを武器としています。
Q4:吉田泰授はモンテディオ山形に所属していましたか?
A4:はい。2022年に特別指定選手として登録され、2023年から正式に山形でプレーしました。2025年8月20日に東京ヴェルディへ完全移籍しています。
Q5:2026年の吉田泰授の成績は?
A5:2026年のJ1百年構想リーグ特別大会では11試合4得点を記録しました。直接FK2得点、ヘディング2得点という内訳も特徴です。
Q6:吉田泰授の怪我は何ですか?
A6:2026年4月29日の鹿島アントラーズ戦で左膝を負傷し、左膝複合靭帯損傷と半月板損傷と診断されました。東京ヴェルディは5月4日に全治約1年と発表しています。
Q7:吉田泰授の復帰はいつですか?
A7:公式発表の全治約1年を負傷日から計算すると、2027年春ごろが一つの目安です。ただし、2026年11月1日時点で確定した復帰日は公表されていません。
吉田泰授は、福島県出身の26歳。尚志高校、山梨学院大学を経てモンテディオ山形でプロキャリアを積み、2025年8月から東京ヴェルディでプレーしている。
左足のキックと縦突破を武器とし、2026年の特別大会では11試合4得点を記録。DFでありながら得点力を発揮し、攻撃面でも存在感を示していた。
しかし、2026年4月29日の鹿島戦で左膝複合靭帯損傷と半月板損傷を負い、全治約1年と診断された。
2026年11月現在、具体的な復帰日は発表されておらず、2027年春ごろという見通しもあくまで全治期間から算出した目安だ。
山形時代から積み重ねてきた経験と、2026年に見せた攻撃力。再びピッチに立ち、背番号55として東京ヴェルディの戦力となる日が待たれる。
今後はクラブの公式発表やJリーグの出場記録を確認しながら、吉田の回復状況と復帰後のプレーに注目したい。