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すゑひろがりずとは?南條庄助・三島達矢の経歴と2026年最新活動を徹底解説

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 25 分
目次

すゑひろがりずは、南條庄助と三島達矢による吉本興業所属のお笑いコンビです。和装に小鼓と扇子という独特のスタイルで、現代の日常会話や出来事を古風な言葉に置き換える「狂言風漫才」を披露しています。2019年にはM-1グランプリ決勝に初進出して8位に入り、2022年には第七回上方漫才協会大賞の大賞を受賞。伝統芸能を取り入れた独自の笑いで、テレビ、劇場、YouTubeと活動の幅を広げてきました。

2026年11月現在も、大宮セブンのメンバーとして劇場公演やテレビ番組に出演するほか、公式YouTubeチャンネル「すゑひろがりず局番」ではゲーム実況などを継続しています。加えて、11月の大宮・大阪での公演や12月の「地獄変全国ツアー」福井公演など、今後の舞台予定も発表されています。二人のプロフィール、結成から改名までの経緯、代表的なネタ、受賞歴、最新の活動をまとめました。

【基本情報】すゑひろがりずはどんなお笑いコンビ?メンバー2人のプロフィール

すゑひろがりず

すゑひろがりずは、南條庄助と三島達矢の二人で活動するお笑いコンビです。所属事務所は吉本興業。二人とも1982年生まれで、大阪NSC28期生という共通点があります。

最大の特徴は、現代の漫才に日本の伝統芸能を思わせる演出を融合させたことです。着物姿で舞台に立ち、三島が扇子を持ってボケを担当し、南條が小鼓を手にツッコミを担当します。

南條庄助(なんじょう・しょうすけ)

南條庄助は1982年6月3日生まれ、大阪府堺市出身。コンビではツッコミを担当し、小鼓を使ったリズムや演出でも観客を楽しませています。

  • 生年月日:1982年6月3日
  • 出身地:大阪府堺市
  • 身長・体重:168cm・78kg
  • 血液型:A型
  • 所属:吉本興業
  • 出身:NSC大阪校28期生
  • 趣味:歴史探訪、寺社巡り、草野球
  • 特技:小鼓、ヌンチャク、インドネシア語

南條の持ち味は、古風な言葉遣いと独特の間合い、そして小鼓を使ったツッコミです。特に小鼓は単なる小道具ではなく、ネタのリズムを生み出す重要な要素になっています。

2020年にはR-1ぐらんぷりで3位に入賞。コンビ活動だけでなく、ピン芸人としても実績を残しています。

三島達矢(みしま・たつや)

三島達矢は1982年10月2日生まれ、大阪府大阪市出身。コンビではボケを担当し、扇子を使った所作や古風な表現で笑いを生み出します。

  • 生年月日:1982年10月2日
  • 出身地:大阪府大阪市
  • 身長・体重:169cm・85kg
  • 血液型:O型
  • 所属:吉本興業
  • 出身:NSC大阪校28期生
  • 趣味:浮世絵鑑賞、ジグソーパズル
  • 特技:法螺貝、ゲーム

三島の特徴は、扇子を使った視覚的なボケと、現代の言葉を古風な表現に変換する発想力です。浮世絵など日本の伝統文化への関心も、コンビの和風イメージと相性のよい個性になっています。

なお、南條が小鼓、三島が扇子という役割分担は、見た目の違いだけではありません。音と動きを組み合わせることで、言葉だけに頼らない舞台表現を実現しています。

【結成から改名まで】みなみのしま時代とすゑひろがりず誕生の理由

すゑひろがりずの現在のスタイルにたどり着くまでには、長い試行錯誤がありました。最初から狂言風漫才を目指していたわけではなく、コンビの存続が危ぶまれる時期を経て、独自の芸風を確立しています。

2011年に二人組として再出発

二人はもともとトリオとして活動していましたが、メンバーの一人が抜けたことをきっかけに、南條と三島の二人で再スタートしました。

M-1グランプリ公式のコンビ情報に記載されている結成年は2011年4月1日です。当初は「みなみのしま」というコンビ名で活動していました。

この名前は、南條の「南」と三島の「島」を組み合わせたものです。先輩芸人の三浦マイルドから提案された名前で、沖縄とは直接関係がありません。

解散を考えた時期に生まれた「狂言風クリスマス」

コンビになってからも、すぐに結果が出たわけではありません。アロハシャツを着た南国風のスタイルや、王道の漫才など、さまざまな方向性を試していました。

転機となったのは、劇場オーディションに挑戦していた頃です。二人は29歳を迎え、思うような成果が出なかったことから、最後の挑戦という気持ちで少し変わったネタを披露することにしました。

そこで生まれたのが「狂言風クリスマス」です。クリスマスのショートコントを狂言風に演じるという発想が予想以上に受け、オーディションにも合格しました。

同じ舞台に出演していたミルクボーイの駒場孝からも、そのスタイルを本ネタにするよう勧められたと、二人は文春オンラインのインタビューで振り返っています。

この偶然の発想が、後のすゑひろがりずを代表する芸風につながりました。

2016年に「みなみのしま」から改名

改名の背景には、現在の和風の芸風とコンビ名のイメージが合っていなかったという問題がありました。

南條のインタビューによると、舞台を見た宮川大輔・花子から「みなみのしま」という名前は芸風に合っていないと指摘され、先輩コンビの「こりゃめでてーな」と名前を交換する案まで出されたそうです。

その後、二人は自分たちの芸風に合う名前を考え、2016年に「すゑひろがりず」へ改名しました。

「すゑひろがり」は、末広がりを連想させる縁起のよい言葉です。和の雰囲気と、おめでたい印象を一度に伝えられる名前であり、現在の芸風との相性も抜群です。

つまり、改名は単なる名前の変更ではありません。コンビの方向性を明確にし、独自のブランドイメージを確立するための転換点だったのです。

すゑひろがりずの経歴・実績年表
時期 出来事・プロフィール 意味・実績
2011年4月 二人組として結成 南條庄助・三島達矢のコンビとして活動開始
2014年・2015年 キングオブコント準決勝進出 コントでも実力を発揮
2014年 東京へ活動拠点を移す 活動の幅を広げる
2016年 すゑひろがりずに改名 現在につながる和風のイメージを確立
2019年 M-1グランプリ決勝進出 ファーストラウンド8位・637点
2020年 南條がR-1ぐらんぷり3位 ピン芸人としても実績を残す
2022年1月 第七回上方漫才協会大賞を受賞 大賞を獲得
2026年 劇場・テレビ・YouTubeで活動 大宮セブンの一員としても活躍

以上の経歴から分かるのは、現在の芸風が最初から完成していたわけではないということです。試行錯誤を重ねた末に、自分たちにしかできない表現を見つけたことが、その後の躍進につながっています。

出典:M-1グランプリ公式コンビ情報、吉本興業公式プロフィール、文春オンラインのインタビュー。

【芸風を解説】狂言風漫才の特徴とすゑひろがりずの代表ネタ

すゑひろがりずの魅力を理解するうえで欠かせないのが「狂言風漫才」です。

一言で説明すると、現代の日常生活や身近な出来事を、昔の日本語を思わせる表現に置き換え、和装や伝統芸能風の所作を交えて演じる漫才です。

特徴1:現代語を古風な言葉に変換する

一般的な漫才では、日常的な言葉を使ってボケとツッコミを展開します。一方、すゑひろがりずは、普段使っている言葉を古風な表現に変えることで、独特の面白さを作り出します。

たとえば、現代のゲームや食べ物、恋愛、日常生活などの題材を、昔の言葉遣いや時代劇を思わせる言い回しに変換します。

誰もが知っている題材なのに、言葉が変わるだけで別世界の出来事に見えてくる。このギャップが笑いにつながっています。

特徴2:小鼓と扇子を使った視覚・聴覚の演出

南條が持つ小鼓は、単なる装飾品ではありません。ツッコミのタイミングやネタの区切りで音を鳴らし、舞台に独特のリズムを生み出します。

一方、三島の扇子は、動作や表情と組み合わせることで、ボケを視覚的に伝える役割を担っています。

特に小鼓は簡単に音が出る楽器ではなく、南條は購入後に繰り返し練習したと語っています。2025年のCHANTO WEBのインタビューでは、練習場所に困り、風呂場やトイレでも音を出す練習をしていたエピソードが紹介されました。

特徴3:狂言を完全再現するのではなく、漫才として再構築する

ここは誤解されやすいポイントです。すゑひろがりずは、伝統的な狂言をそのまま演じる専門家ではありません。

本人たちも、琉球新報のインタビューで、和の言葉を使うのは場面に応じた演出であると説明しています。

「和の言葉は『ここぞ』という時に、勢い付けて使います。」

この言葉が示すように、普段の会話まで徹底的に古語にするのではなく、笑いが生まれる場面で和風の表現を効果的に使っています。

本格的な古典芸能の再現よりも、現代の漫才として楽しめることを優先している点が、幅広い視聴者に受け入れられる理由の一つです。

代表的なネタ「合コン」

すゑひろがりずのネタを知るなら、まずチェックしたいのがM-1グランプリ2019決勝で披露した「合コン」です。

合コンという現代的で身近なテーマを、袴姿、小鼓、扇子、古風な言い回しで表現するという内容です。

恋愛や男女のやり取りという誰もが理解しやすい題材を、時代を超えたような世界観に変換することで、独特の笑いを生み出しました。

ほかにも、ゲーム実況で現代のゲームを狂言風に表現するなど、漫才の枠を超えたコンテンツ展開も特徴です。

単に古い言葉を使うだけでなく、題材そのものを和風の世界に置き換える発想力こそ、二人の芸の中心にあります。

出典:文春オンライン、CHANTO WEB、琉球新報、M-1グランプリ2019公式決勝リポート。

【M-1・受賞歴】2019年決勝進出と上方漫才協会大賞の評価

すゑひろがりずの知名度を大きく押し上げた出来事が、M-1グランプリ2019の決勝進出です。

M-1グランプリ2019で初の決勝進出

2019年大会は、5,040組がエントリーした令和最初のM-1グランプリでした。その激戦を勝ち抜き、すゑひろがりずは初めて決勝の舞台に立ちました。

決勝では4番目に登場し、合コンを題材にした狂言風漫才を披露。ファーストラウンドの結果は637点で8位でした。

最終決戦に進める上位3組には届かなかったものの、和装と小鼓という独特のスタイルで、決勝の舞台に強い印象を残しました。

特に注目したいのは、審査員の反応です。上沼恵美子は完成度の高さに言及し、中川家の礼二は素直に面白いと評価しました。伝統芸能風という独自性が、漫才としての面白さにつながっていることが伝わる評価でした。

2022年に第七回上方漫才協会大賞を受賞

2022年1月10日には、大阪・なんばグランド花月で発表された第七回上方漫才協会大賞で、すゑひろがりずが大賞に選ばれました。

同賞は前年に活躍した芸人を対象とするもので、当時の候補には53組が名を連ねていました。

受賞後、南條は自分たちのスタイルで選ばれたことへの喜びを語り、三島も舞台を大切にしていきたいという意欲を示しました。

加えて、上方漫才協会会長の中田カウスは、二人が古い形の漫才を新しく見せている点を評価しました。

この受賞は、すゑひろがりずの芸風が単なる珍しさだけでなく、漫才としての研究や完成度を評価されたことを示す実績です。

主な賞レース実績
  • 2014年:キングオブコント準決勝進出
  • 2015年:キングオブコント準決勝進出
  • 2016年:M-1グランプリ準々決勝進出
  • 2018年:M-1グランプリ準々決勝進出
  • 2019年:M-1グランプリ決勝進出・8位
  • 2020年:R-1ぐらんぷり3位(南條)
  • 2022年:第七回上方漫才協会大賞・大賞

M-1の決勝進出をきっかけにテレビ出演やYouTubeでの活動も注目されるようになり、劇場以外の場所でも二人の芸風を楽しめるようになりました。

出典:M-1グランプリ公式大会記録、吉本興業公式プロフィール、日刊スポーツの2022年1月10日付報道。

【現在の活動】大宮セブンとすゑひろがりず局番が人気の理由

2026年現在のすゑひろがりずは、テレビ出演、劇場公演、動画配信を組み合わせて活動しています。特に重要なのが、大宮セブンと公式YouTubeチャンネル「すゑひろがりず局番」です。

大宮セブンのメンバーとして劇場を盛り上げる

大宮セブンは、大宮ラクーンよしもと劇場を拠点とするお笑いユニットです。

すゑひろがりずは2018年1月に結成された「大宮セブンV」のメンバーとして参加し、同年7月からの大宮セブンとしての活動再開にも加わりました。

大宮セブンには、マヂカルラブリー、囲碁将棋、GAG、タモンズ、ジェラードンなど、異なる芸風を持つ芸人たちが所属しています。

同ユニットの特徴は、各コンビの個性を生かしたネタだけでなく、企画やトークでも独自の笑いを作り出すことです。すゑひろがりずの和風漫才は、ほかのメンバーとは異なる個性として存在感を発揮しています。

大宮ラクーンよしもと劇場では、月1回の「大宮セブンライブ」も定期開催されています。2026年も同劇場の看板公演の一つとして案内されています。

「すゑひろがりず局番」はゲーム実況でも人気

もう一つの活動の柱が、公式YouTubeチャンネル「すゑひろがりず局番」です。

2019年に開設された同チャンネルでは、二人がゲーム実況を中心に、さまざまな題材を狂言風に変換して紹介しています。

代表的なコンテンツとして知られるのが、「あつまれ どうぶつの森」の実況です。ゲームの中の出来事を古風な言葉で説明し、ゲームの世界と狂言風の演出を融合させています。

また、ゲーム実況だけでなく、ネタ動画や言葉遊び、日常的なテーマを扱った企画も展開しています。

2026年10月の外部チャンネル計測データでは、登録者数は約34.6万人、総再生回数は約1億7,100万回とされています。10月25日にも新しいゲーム実況動画が公開されており、現在も継続的に更新されています。

テレビや劇場では漫才師としての姿が中心ですが、YouTubeでは二人の自然な掛け合いやゲームへの反応も楽しめます。ネタを見たことがない人でも入りやすいコンテンツになっています。

BSよしもと「それゆけ!大宮セブン」にも出演

大宮セブンの活動は、劇場だけにとどまりません。BSよしもとでは、ユニットの冠番組「それゆけ!大宮セブン」が放送されています。

番組では、大宮を笑いの聖地にすることを目指し、メンバーがさまざまな企画に挑戦します。

2026年11月1日には第229回の放送が予定されており、すゑひろがりずも出演者として公式番組情報に掲載されています。

こうした活動を見ると、M-1決勝進出後の一時的なブームにとどまらず、劇場ユニット、テレビ、動画配信という複数の活動基盤を持っていることが分かります。

出典:大宮ラクーンよしもと劇場公式サイト、BSよしもと番組情報、YouTubeチャンネルの外部計測データ。

【2026年最新】すゑひろがりずの公演情報・今後の出演予定

2026年11月現在、すゑひろがりずは大宮を中心とする劇場公演に加え、大阪や地方でのイベントにも出演予定です。

特に注目したいのは、長く続いているトークライブと、ななまがりとのユニットライブ「地獄変」です。

2026年11月の主な公演
  • 11月3日:すゑひろがりずトークライブ「大宮末話」。大宮ラクーンよしもと劇場。開場18時45分、開演19時。ゲストはシシガシラ。
  • 11月18日:大宮セブンライブ。大宮ラクーンよしもと劇場、19時30分開演予定。
  • 11月21日:マンゲキお笑いライブSP。大阪・よしもと漫才劇場。12時40分、15時20分、18時の公演に出演者として掲載。
  • 11月25日:大宮ラクーンよしもと劇場の「決勝進出者だらけの激アツ寄席」(19時)、「おおみやニコニコライブ」(20時30分)に出演予定。

11月3日の「大宮末話」は、すゑひろがりず自身のトークを楽しめる公演です。漫才だけでは分からない二人の掛け合いや、普段のキャラクターを知りたい人にも注目のイベントです。

12月5日「地獄変全国ツアー 地獄巡り 福井の巻」

2026年後半の注目公演が、ななまがりとすゑひろがりずによる「地獄変全国ツアー 地獄巡り 福井の巻」です。

  • 公演日:2026年12月5日(土)
  • 開場:13時30分
  • 開演:14時
  • 会場:南越前文化会館 大ホール(福井県)
  • 出演:ななまがり、すゑひろがりず
  • 一般前売料金:3,000円
  • 当日料金:3,500円

「地獄変」は、ななまがりとすゑひろがりずによる2014年から続くユニットライブです。

それぞれのコンビのネタに加え、独特の企画コーナーなど、二組の個性がぶつかり合う予測不能な展開が魅力です。普段の漫才やコントとは異なる、ユニットライブならではの面白さが期待できます。

南越前町の公式案内では、一般販売は2026年10月1日から開始されています。

公演情報を確認するときのポイント

お笑いライブは、出演者や開演時間が変更される場合があります。特に複数組が出演する寄席やユニット公演では、出演者変更の可能性にも注意が必要です。

最新の販売状況や公演詳細は、吉本興業のFANYチケット、大宮ラクーンよしもと劇場の公式スケジュール、各公演の主催者発表で確認するのがおすすめです。

出典:FANYチケット、大宮ラクーンよしもと劇場公式情報、南越前町公式サイト。

【評判と魅力を分析】すゑひろがりずが支持される理由と知っておきたい誤解

すゑひろがりずの評判を考える際に重要なのは、単に「和風で珍しいコンビ」という見方だけでは不十分だということです。

独特な世界観に加え、誰もが知っている日常の出来事を笑いに変える発想力、音や動きを取り入れた舞台表現、そしてYouTubeでの柔軟な企画力が支持につながっています。

魅力1:誰でも理解できる題材を独自の世界に変える

すゑひろがりずの漫才は、題材そのものが難解なわけではありません。合コン、ゲーム、食べ物など、身近なテーマを扱っています。

そのため、古風な言葉遣いに詳しくなくても、元の題材を知っていれば笑いの仕組みを理解できます。

日本語の言い換えや、現代と昔の文化の違いを楽しめることも特徴です。

魅力2:見た目と音によって記憶に残りやすい

テレビや動画では、最初に目に入る着物姿と小鼓の音が大きなインパクトを生みます。

一般的なスーツ姿の漫才師とは明確に異なるため、一度見ただけでも印象に残りやすいのです。

また、扇子と小鼓という二つの小道具を役割分担させることで、二人の掛け合いにも統一感が生まれています。

魅力3:賞レースで評価された漫才としての完成度

2019年のM-1決勝では、独特なスタイルに対して審査員の評価が分かれる場面もありました。

一方で、礼二が面白さを高く評価したことや、上方漫才協会大賞で大賞を受賞したことは、独自性だけではなく漫才としての実力も評価されてきたことを示しています。

特に2022年の受賞では、中田カウス会長が、古い形の漫才を新しく見せている点を評価しました。

誤解1:「すゑひろがりず」は沖縄に関係する名前?

これは誤解です。以前のコンビ名「みなみのしま」は、南條の「南」と三島の「島」に由来します。沖縄とは直接関係がありません。

現在の「すゑひろがりず」は、末広がりという縁起のよい言葉をもとにした名前で、和風の芸風に合わせて改名されました。

誤解2:二人は普段から狂言のような話し方をする?

こちらも正確ではありません。二人は普段のインタビューでは自然な話し方をしています。

古風な言葉遣いは、漫才や企画を盛り上げるための表現技法です。日常生活でも常に狂言風の話し方をしているというわけではありません。

すゑひろがりずはどんな人におすすめ?
  • おすすめできる人:言葉遊びや日本語の表現が好きな人。
  • おすすめできる人:伝統芸能や時代劇の雰囲気を楽しめる人。
  • おすすめできる人:ゲーム実況や芸人同士の自然な掛け合いが好きな人。
  • 好みが分かれやすい人:現代的なテンポの速いしゃべくり漫才だけを求める人。

特に、古風な言葉遣いを面白いと感じるかどうかで好みが分かれます。ただし、言葉だけではなく、音や動き、二人の掛け合いも含めて楽しむと、芸風の魅力がより伝わります。

初めて見る人には、M-1グランプリ2019の「合コン」を入り口にして、その後に「すゑひろがりず局番」のゲーム実況を見る順番がおすすめです。舞台上の完成された漫才と、動画で見せる二人の自然な個性を比較できます。

出典:M-1グランプリ公式決勝リポート、日刊スポーツ、琉球新報。

【すゑひろがりずの現在】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:すゑひろがりずのメンバーは誰ですか?
A1:南條庄助と三島達矢の二人です。南條がツッコミと小鼓、三島がボケと扇子を担当しています。二人とも大阪NSC28期生です。

Q2:すゑひろがりずはいつ結成されましたか?
A2:M-1グランプリ公式情報では、2011年4月1日が結成年として登録されています。以前はトリオで活動していた時期もあり、二人組として再出発しました。

Q3:みなみのしまから改名した理由は何ですか?
A3:以前のコンビ名が和風の芸風に合っていなかったことが背景にあります。宮川大輔・花子からの助言もあり、2016年に「すゑひろがりず」へ改名しました。

Q4:M-1グランプリ2019では何位でしたか?
A4:初の決勝進出を果たし、ファーストラウンドで637点を獲得して8位になりました。合コンをテーマにした狂言風漫才を披露しました。

Q5:すゑひろがりずは2026年現在も活動していますか?
A5:活動しています。大宮セブンのメンバーとしての劇場・テレビ出演に加え、公式YouTubeチャンネルの更新や全国各地の公演にも出演しています。

Q6:2026年の注目公演は何ですか?
A6:11月3日の「大宮末話」、11月18日の大宮セブンライブ、12月5日の「地獄変全国ツアー 地獄巡り 福井の巻」などが確認できます。出演者や販売状況は公演ごとに最新情報をご確認ください。

すゑひろがりずは、南條庄助と三島達矢による、吉本興業所属のお笑いコンビです。

2011年の結成から、前身の「みなみのしま」時代、2016年の改名、狂言風漫才の確立、そして2019年のM-1グランプリ決勝進出まで、決して順風満帆な道のりではありませんでした。

しかし、独自の表現を追求した結果、2019年にはM-1決勝で8位となり、2022年には上方漫才協会大賞の大賞も受賞しました。

2026年現在は、大宮セブンの活動、BSよしもとの番組、公式YouTubeチャンネル、全国各地の劇場公演など、複数の分野で存在感を示しています。

すゑひろがりずの本当の強みは、伝統的な日本文化をそのまま再現するのではなく、現代の笑いに合わせて再構築している点です。小鼓や扇子、古風な言葉遣いという独特のスタイルを持ちながら、ゲームや日常生活など幅広い題材を扱える柔軟性も備えています。

今後の活動を追うなら、漫才の新作だけでなく、大宮セブンでの企画、すゑひろがりず局番のゲーム実況、ななまがりとのユニットライブにも注目です。

一度見たら忘れにくい独自の世界観と、長年の試行錯誤から生まれた漫才の完成度。すゑひろがりずは、2026年もその個性を武器に活動を続けるコンビです。

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