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【現在も入れる?】西武池袋屋上の立ち入り状況と無料開放の実態

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 7 分
目次

最も気になるのは、現在も屋上へ自由に上がれるのか、そして入場料なしで庭園を楽しめるのかという点でしょう。

2026年11月2日時点で確認できる施設情報を整理すると、屋上全体が完全に消滅したわけではありません。ただし、以前のように屋上庭園全体を自由に散策できる公共的な休憩スペースとして案内されているわけでもありません。

現在の公式フロアガイドでは、9階屋上の施設としてグリルピアと鶴仙園が掲載されています。一般向けの無料休憩エリアや庭園全体の開放時間については、明確な案内がありません。したがって、屋上に上がれることと、旧庭園のすべてを自由に利用できることは区別する必要があります。

睡蓮の庭は完全になくなったのか

興味深いのは、旧庭園の植栽や池がすべて撤去されたわけではないことです。

2026年の個人訪問記には、屋上の立ち入り制限が解除された後、8階のレストランフロアから階段を使って睡蓮の庭へ行けたという報告があります。庭園内の植物や日本風の橋も残っていた一方、以前と比べて植栽の手入れが行き届いていないように感じたという感想も紹介されています。

つまり、旧庭園の景観が一部残っていることと、かつての完成度や利用環境が維持されていることは別問題です。訪問記は個人による一時点の観察であり、現在の全エリアの開放状況を保証するものではありません。

2026年の立ち入り可能エリアをどう考える?

訪問目的によって判断が変わります。

- 鶴仙園で買い物をする: 9階屋上の店舗として営業案内が掲載されている。
- グリルピアでBBQをする: 予約または当日利用の条件に従って入場する。
- 睡蓮の庭を見る: 現地の通行規制や案内表示を確認する。
- 無料で座って休憩する: 旧庭園時代と同じベンチ利用を期待しない。

特に注意したいのは、BBQ施設の利用者向けスペースと、一般の通行が可能な共用部分は同じではないという点です。立ち入り禁止表示がある区画や店舗専用エリアには入れません。

【閉鎖の真相】食と緑の空中庭園はいつ、なぜ変わった?

西武池袋屋上

現在の姿を理解するには、2015年のリニューアルから2026年までの経緯を追う必要があります。

2015年4月29日:モネの世界をイメージした庭園が誕生

西武池袋本店の屋上が大きく生まれ変わったのは、2015年4月29日です。

新しい施設名は「食と緑の空中庭園」。クロード・モネの代表的な絵画「睡蓮」や、フランス・ジヴェルニーの庭園から着想を得た空間として整備されました。

池袋経済新聞の開業時の報道によると、庭園には約110坪の「睡蓮の庭」が設けられ、総面積は約1,751坪。池や季節の草花、グリーンウォール、芝生の広場などを組み合わせた7つのエリアで構成されていました。

食事を楽しむ場所としても充実しており、レストラン&バーや10店舗のフードカートが並びました。買い物客だけでなく、池袋駅周辺で働く人や地域住民も立ち寄れる屋上空間を目指していたのです。

2024年:百貨店の大規模改装と運営主体の変更

大きな転換点は2024年です。

西武池袋本店では、百貨店としての大規模なリニューアル計画が進み、屋上の飲食施設にも変化が及びました。

池袋タイムズの2024年8月の報道では、屋上のフードカートは8月18日に営業を終了。加えて、鶴仙園は同年9月1日からヨドバシHD池袋ビル側の店舗として扱われることになりました。

鶴仙園自身も2024年8月17日付のお知らせで、西武池袋本店でのサービスが8月31日をもって終了すると発表しています。クラブ・オン/ミレニアムポイントや西武・そごう公式アプリなどの利用も終了しました。

これは単なる店舗の入れ替えではありません。屋上の運営管理が百貨店の従来の枠組みから変わったことを示す出来事でした。

2025年:屋上の改修とイベント空間への転換

2025年には屋上の改修工事が進み、以前の庭園や飲食エリアをそのまま利用できる状態ではなくなりました。

同年10月には、屋上の新たなカルチャーイベント空間として「YODO GROOVE(ヨド・グルーヴ)」が登場。DJイベントなどを開催する場所として活用されるようになりました。

この変化は、屋上を単なる庭園やフードコートではなく、飲食・音楽・イベントを組み合わせた都市型の空間として再構成する動きにつながっています。

2026年:グリルピア開業とYodobashi-Ikebukuroの始動

2026年4月25日には、屋上に都市型BBQ施設「グリルピア ヨドバシ池袋」がオープンしました。

続いて6月30日には、新複合商業施設「Yodobashi-Ikebukuro」が開業。ヨドバシカメラと商業ゾーンのLINKS IKEBUKUROが一体となり、西武池袋本店とも連携する施設構成になりました。

なお、2026年11月6日には西武池袋本店の7階、12月9日には8階が順次リニューアルオープンする予定です。建物全体としても、現在進行形で変化が続いています。

【2026年最新施設一覧】グリルピア・鶴仙園・YODO GROOVEの違い

現在の屋上を代表する施設は、グリルピア、鶴仙園、YODO GROOVEの3つです。それぞれ目的が異なるため、以前の庭園と同じ感覚で訪れると利用方法を間違えやすくなります。

施設名 主な目的 2026年の利用状況 グリルピア リンクス池袋 都市型BBQ・飲食・交流 573席。予約利用が中心 鶴仙園 サボテン・多肉植物の販売 10:00~20:00、定休日なし YODO GROOVE DJ・音楽イベント 不定期開催 旧・睡蓮の庭 水辺・植栽・散策 一部の景観は残るが、全面開放の公式案内はない

グリルピア リンクス池袋:573席の大型BBQ施設

現在の屋上で最も大きな存在感を持つのが、グリルピアです。

運営するタイシステムの施設案内によると、総席数は573席

食材セットを予約すれば手ぶらで利用できるほか、食材や飲み物の持ち込みにも対応。西武池袋本店のデパ地下や池袋ショッピングパークで購入した惣菜などを持ち込んで楽しむスタイルも提案されています。

旧庭園が植物や景観を中心とした場所だったのに対し、現在はグループで食事やイベントを楽しむことに重点が置かれています。

鶴仙園:サボテン・多肉植物の専門店

鶴仙園は、サボテンや多肉植物を専門に扱う園芸店です。

LINKS IKEBUKUROの9階公式案内では、幅広い品種を取り扱い、植物ごとの栽培サポートにも対応する専門店として紹介されています。

営業時間は10:00~20:00。定休日はなく、通常の店舗利用で入場料は案内されていません。ただし、台風などの悪天候による臨時休業には注意が必要です。

旧庭園時代から屋上で親しまれてきた店舗の一つであり、運営主体が変わった後も営業を続けている点は、今回のリニューアルを理解するうえで重要です。

YODO GROOVE:屋上で音楽を楽しむ新しい試み

YODO GROOVEは、屋上の開放的な空間を活用したDJイベント・カルチャースペースです。

ヨドバシホールディングスの2026年6月の施設案内でも、不定期開催のイベントとして紹介されています。毎日営業する飲食店や植物店とは異なり、開催日や内容によって利用条件が変わります。

そのため、音楽イベントを目的に訪れる場合は、通常の屋上営業情報ではなく、イベントごとの開催日時やチケット条件を確認する必要があります。

【営業時間・入場料】2026年11月の最新利用情報

西武池袋屋上の営業時間を調べる際に注意したいのが、屋上全体に共通する営業時間は現在の公式案内で明確に設定されていないことです。

施設ごとに営業条件が異なるため、目的別に確認しましょう。

グリルピアの営業時間

2026年11月2日時点

グリルピアの予約サイトに掲載されている通常営業時間は次のとおりです。

利用時間 営業時間
1部 10:30~13:30
2部 14:45~17:45
3部 19:00~22:00

各部は入れ替え制で、受付は利用開始15分前からです。遅刻しても終了時刻は延長されません。

年末年始や施設休業日には休業する場合があります。天幕が用意されていますが、強風や雷など安全上の問題がある場合は営業中止になることもあります。

グリルピアの料金はいくら?

グリルピアは無料の屋上庭園ではなく、席の利用料や食材代などがかかるBBQ施設です。

通常の席利用料は次のとおりです。

席の種類 平日・大人 土日祝・大人
ラグジュアリー席 2,000円 2,300円
カジュアル席 1,700円 2,000円

小学生料金はラグジュアリー席が平日1,000円・土日祝1,200円、カジュアル席が平日850円・土日祝1,000円です。

加えて、食材セットは1人前2,000円から、ソフトドリンク飲み放題は500円、アルコール飲み放題は1,700円です。飲み放題はグループ全員の注文が必要となります。

11月30日までの秋季キャンペーン

2026年11月2日時点では、グリルピアの予約サイトに9月1日~11月30日までのWEB予約限定キャンペーンが掲載されています。

席利用料・食材セット・ソフトドリンク飲み放題を組み合わせたセットが、通常料金より1人500円引きになります。

セット例 平日 土日祝
ラグジュアリー・ライトグリル 4,000円 4,300円
ラグジュアリー・スタンダード 4,800円 5,100円
カジュアル・レギュラー 4,000円 4,300円

いずれも1人あたり。利用料・食材セット・ソフトドリンク飲み放題込み。利用日の3日前までのWEB予約が条件です。

アルコール飲み放題に変更する場合は、1人1,200円の追加料金が必要です。キャンペーン終了後の料金は変更される可能性があるため、予約時に再確認してください。

屋上庭園そのものに入場料は必要?

ここはBBQの料金と混同しやすいポイントです。

グリルピアには席利用料が設定されていますが、旧睡蓮の庭や一般共用部分については、現在の公式案内に一律の入場料や一般向け利用料金が掲載されていません。

したがって、屋上庭園全体が有料になったと断定することも、以前と同じ無料休憩施設として利用できると断定することもできません。無料で散策・休憩したい場合は、当日の開放区画を確認してから訪れるのが確実です。

【アクセス・行き方】池袋駅から9階屋上へ向かう方法

屋上の所在地は、東京都豊島区南池袋1丁目28-1。現在はYodobashi-Ikebukuro内のLINKS IKEBUKURO 9階屋上として案内されています。

池袋駅東口直結

駅からのアクセスが良いことは、旧庭園時代から変わらない魅力です。

電車でのアクセス

- JR各線: 池袋駅南改札から徒歩すぐ。
- 東京メトロ丸ノ内線・有楽町線: 東口方面改札から徒歩約3分。
- 西武池袋線: 地下1階改札口から徒歩すぐ。
- 東武東上線: 池袋駅東口方面へ進み、施設内の案内表示を確認。

西武池袋本店の公式アクセス案内でも、池袋駅東口直結の立地が案内されています。

館内での移動方法

建物に入ったら、LINKS IKEBUKUROや9階屋上の案内表示を確認します。

目的地が鶴仙園やグリルピアなら、9階屋上の店舗案内に従うのが分かりやすいでしょう。旧睡蓮の庭を見たい場合は、通常の店舗へのアクセスとは別に、当日利用できる出入口や階段を確認してください。

過去の訪問記では、8階レストランフロアから階段を使って屋上庭園に上がった例もあります。ただし、工事や施設管理の状況によって通行ルートは変わる可能性があります。

車で行く場合

施設にはヨドバシ池袋駐車場があります。西武池袋本店の公式案内では24時間駐車可能とされていますが、駐車料金の割引認証や利用条件は店舗によって異なります。

ヨドバシカメラやLINKS IKEBUKUROの対象店舗での買い物金額に応じた駐車サービスがあり、グリルピアや鶴仙園も対象店舗として掲載されています。西武池袋本店の買い物とのレシート合算はできないため注意してください。

【評判を検証】以前の庭園と現在の屋上、どちらがおすすめ?

西武池袋屋上の評判を考える際には、旧庭園と現在の施設を分けて評価する必要があります。

以前の「食と緑の空中庭園」は、都会の中で季節の植物や水辺を楽しめること、買い物の途中に立ち寄れることが魅力でした。現在はBBQや植物の購入、音楽イベントといった目的性の強い施設へと変化しています。

旧庭園に対する評価

過去の訪問記では、モネの睡蓮をイメージした池や橋、季節の花々、緑に囲まれた雰囲気が魅力として紹介されていました。

一方、2026年の個人訪問記には、植栽が伸びすぎている、池の睡蓮が少なくなっているといった残念な感想もあります。かつての美しく整えられた庭園を知る人ほど、景観の変化を強く感じる可能性があります。

グリルピアに対する評価

2026年7月の訪問レポートでは、池袋駅直結という利便性や、食材の持ち込みができること、準備や片付けの負担が少ないことが好意的に紹介されています。

一方で、現在の屋上はBBQを中心とする施設のため、静かな庭園で過ごしたい人にとっては以前と同じ満足感を得にくいでしょう。

どんな人におすすめ?
訪問目的 おすすめ度の判断
友人や家族とBBQ グリルピアが適している
サボテン・多肉植物を探す 鶴仙園が適している
音楽イベントを楽しむ YODO GROOVEの開催日を確認
無料で静かに休憩する 旧庭園時代と同じ環境は期待しにくい
睡蓮や季節の花を鑑賞する 開放エリアと植栽状況の事前確認が必要

【プロの結論】西武池袋屋上は「庭園」から「複合型の屋上空間」へ

今回の変化で押さえておきたいのは、屋上そのものが消滅したわけではなく、施設の運営主体・利用目的・営業形態が大きく変わったことです。

2015年の「食と緑の空中庭園」は、池袋駅前で自然と食を同時に楽しめる場所として設計されました。一方、2026年の屋上は、573席のBBQ施設、植物専門店、音楽イベントという複数の機能を持つ空間になっています。

この変化は、商業施設の屋上を単なる余剰スペースではなく、飲食やイベントを通じて人を集める場所として活用する流れとも重なります。

ただし、旧庭園を好んでいた人にとっては、自由に散策できる緑の休憩場所が以前と同じように維持されているかどうかが、評価を左右するポイントです。

訪問先を選ぶ基準は明確です。BBQならグリルピア、植物なら鶴仙園、音楽ならYODO GROOVE。無料の屋上庭園や静かな休憩場所を探している場合は、開放状況を確認してから向かいましょう。

西武池袋屋上に関するよくある質問(FAQ)

Q1:西武池袋本店の屋上は2026年現在も入れますか?

A1:9階屋上ではグリルピアや鶴仙園が営業案内されています。ただし、旧庭園全体が常時一般開放されているという公式案内はありません。利用できる区画は現地の案内に従ってください。

Q2:「食と緑の空中庭園」は完全に閉鎖されたのですか?

A2:以前と同じ運営・利用環境ではありません。2024年から屋上の運営体制や店舗構成が変わり、2026年にはBBQ施設も開業しました。一方、睡蓮の庭の景観が一部残っているという訪問記もあり、庭園の全要素が消滅したわけではありません。

Q3:西武池袋屋上の入場料はいくらですか?

A3:屋上全体に共通する入場料は公式案内に掲載されていません。グリルピアは席利用料が必要で、平日の大人料金はカジュアル席1,700円、ラグジュアリー席2,000円からです。鶴仙園は通常の植物販売店として営業しています。

Q4:グリルピアの営業時間は何時から何時までですか?

A4:2026年11月2日時点の通常営業時間は10:30~13:30、14:45~17:45、19:00~22:00の3部制です。予約状況や天候による変更に注意してください。

Q5:鶴仙園の営業時間と定休日は?

A5:営業時間は10:00~20:00で、定休日はありません。ただし、台風など悪天候の場合は臨時休業することがあります。

Q6:池袋駅から屋上までのアクセスは?

A6:池袋駅東口直結の建物にあります。館内の9階屋上案内に従って進んでください。旧庭園への通行ルートは当日の案内を確認しましょう。

西武池袋屋上は、2015年に誕生した「食と緑の空中庭園」から、2026年のBBQ・植物販売・音楽イベントを組み合わせた屋上空間へと変化しました。

現在の中心施設は、573席のグリルピアと鶴仙園です。YODO GROOVEも不定期開催されており、以前とは違った楽しみ方ができます。

一方、かつての睡蓮の庭や無料休憩スペースについては、全面的な一般開放が公式に保証されているわけではありません。

昔の庭園を懐かしんで訪れる人も、新しいBBQ施設を目的に訪れる人も、出発前にLINKS IKEBUKUROの9階フロアガイドと各店舗の営業情報を確認することが、失敗しない訪問のポイントです。

池袋駅直結という便利な立地は変わっていません。目的に合った利用方法を選べば、2026年の西武池袋屋上にも新しい楽しみ方を見つけられます。

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園田 薫
SEOスペシャリスト 園田 薫
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