『弱虫ペダル』に登場する泉田塔一郎(いずみだ とういちろう)は、箱根学園自転車競技部に所属する実力派スプリンターです。「神奈川の最速屋」という異名を持ち、鍛え抜かれた肉体と独特の掛け声「アブ!」で知られています。右大胸筋のアンディ、左大胸筋のフランクなど、自分の筋肉に名前を付ける個性的なキャラクターでもあります。
しかし、泉田の魅力は筋肉やコミカルな言動だけではありません。先輩の新開隼人への憧れ、幼なじみの黒田雪成との信頼関係、インターハイでの敗北と雪辱、そして箱根学園の主将として成長していく姿には、努力家としての一面が表れています。2026年時点の作品公式キャラクター情報や作中のエピソードを踏まえ、プロフィール、誕生日、身長・体重、筋肉の秘密、戦績、人物関係、声優まで詳しく解説します。
【泉田塔一郎のプロフィール】誕生日・身長・体重と箱根学園での立場

泉田塔一郎は、渡辺航による漫画『弱虫ペダル』に登場する高校生ロードレーサーです。神奈川県の強豪校・箱根学園自転車競技部に所属し、平地で爆発的な加速力を発揮するスプリンターとして活躍します。
初登場時は2年生のレギュラーメンバー。先輩たちが卒業した後は3年生として主将に就任し、新しい箱根学園を率いる立場になります。単に速い選手というだけでなく、チームを背負う責任感を身につけていくところも、彼の物語の大きな見どころです。
泉田塔一郎の基本プロフィール一覧| 項目 | 設定・情報 |
|---|---|
| 名前 | 泉田塔一郎 |
| 読み方 | いずみだ とういちろう |
| 作品 | 弱虫ペダル |
| 所属 | 箱根学園自転車競技部 |
| 学年 | 2年生から3年生へ進級 |
| 役職 | 箱根学園主将(3年生時) |
| 誕生日 | 10月10日 |
| 星座 | 天秤座 |
| 血液型 | B型 |
| 身長 | 171cm |
| 体重 | 62kg |
| 脚質 | スプリンター |
| 異名 | 神奈川の最速屋 |
| 声優 | 阿部敦 |
誕生日は10月10日。星座は天秤座です。身長171cm、体重62kgという数値もキャラクター情報をまとめた資料で紹介されています。
なお、テレビ東京の公式キャラクター紹介では、泉田の学年、役職、脚質、筋肉を鍛えた人物像などが確認できます。一方、誕生日や身長・体重の詳細は同ページに掲載されていないため、これらはキャラクターデータベースなどに掲載されているプロフィール情報として区別しておくとよいでしょう。
「神奈川の最速屋」と呼ばれる理由泉田の異名は「神奈川の最速屋」です。これは箱根学園を代表するスプリンターとしての実力を表す呼び名です。
ロードレースには、平坦な道で加速してゴール前の競り合いを制するスプリンター、急勾配を得意とするクライマー、さまざまな局面に対応するオールラウンダーなどの脚質があります。
泉田は、その中でも瞬間的な加速力と最高速を武器にするスプリンター。全身の筋肉を使って一気に前へ飛び出す走りが特徴です。
異名は作品内でのキャラクターを表現する称号であり、現実の神奈川県内の選手を対象とした速度ランキングではありません。箱根学園の強豪選手としての存在感を象徴する表現です。
【アンディ・フランク・ファビアンの正体】泉田塔一郎の筋肉と「アブ!」の秘密
泉田塔一郎を語るうえで欠かせないのが、自分の筋肉に名前を付けているという特徴です。
一般的なスポーツ漫画では、選手の身体能力や筋力は数値やトレーニング描写で表現されます。しかし泉田の場合、自分の身体の各部位をまるでチームメイトのように扱う独特のキャラクター設定が採用されています。
アンディは右大胸筋、フランクは左大胸筋泉田が特に大切にしているのが、左右の大胸筋です。
- アンディ:右側の大胸筋。
- フランク:左側の大胸筋。
- ファビアン:背筋。
アンディとフランクは、泉田の身体を象徴する存在です。筋肉を単なる身体の一部ではなく、名前を持った個性的な相棒として扱うところに、彼の強いこだわりが表れています。
特に大胸筋を左右それぞれ別の名前で呼ぶ設定は、泉田のキャラクターを印象づける重要な要素です。さらに背筋にもファビアンという名前が付いており、鍛えている部位への意識の高さがうかがえます。
「アブ!」は何を意味する?泉田の代名詞ともいえる掛け声が「アブ!アブ!アブ!」です。
ここでいうアブは、腹筋を意味する英語の「Abdominal muscles」に由来する表現です。泉田はスプリント時にこの言葉を連呼しながら、全身の筋肉を使って加速します。
つまり、「アブ!」は単なる口癖ではなく、筋肉を意識した泉田独自の走りを象徴する掛け声です。
泉田の筋肉はなぜスプリントに結び付くのかロードレースのスプリントでは、ゴール前で大きな力を短時間に発揮する能力が大切です。脚の筋力だけでなく、上半身の安定性や体幹の働きも重要です。
泉田は全身を鍛え上げたスプリントマシーンとして描かれています。腕や胸、背中、腹部などを含めて身体全体を一つの推進システムとして扱うのが特徴です。
彼の筋肉に関する描写は、現実のロードレースにおける筋力トレーニングの重要性を漫画的に強調したものと考えられます。単純に筋肉量が多ければ速く走れるという意味ではなく、スプリントという競技特性と身体能力を結び付けたキャラクター表現です。
この独特な設定によって、泉田は真剣な競技者でありながら、作品にユーモアをもたらす存在にもなっています。
【インターハイ戦績を解説】泉田塔一郎は初戦の敗北からどう成長した?
泉田の競技者としての成長を理解するには、インターハイでの2度の戦いを追うことが重要です。
最初のインターハイでは、箱根学園のスプリンターとして総北高校の田所迅、鳴子章吉とファーストリザルトを争います。しかし、勝負を制したのは田所でした。
最初のインターハイ:田所迅と鳴子章吉に敗れる作中最初のインターハイで泉田は2年生。箱根学園のレギュラーとして大会に出場します。
初日のスプリントリザルトでは、総北の田所迅、鳴子章吉と激しい争いを展開。泉田は自らのスプリント能力を発揮しますが、最後は田所が1位、鳴子が2位、泉田が3位という結果になります。
この勝負では、田所の「酸素音速肉弾頭」や鳴子の「ロケットスプリント」といった技も登場します。加えて、コース上に現れたカラーコーンによって泉田が一瞬速度を緩めたことも勝敗に影響しました。
強豪校のレギュラーでありながら、最初の大きな勝負で敗北を経験したことは、泉田にとって重要な転機です。
2度目のインターハイ:岸神小鞠との勝負で雪辱3年生となった泉田は、箱根学園の主将として2度目のインターハイに臨みます。
ここで注目されるのが、京都伏見高校の岸神小鞠とのスプリント対決です。岸神は相手の筋肉に強い関心を持つ独特な選手で、泉田の鍛え上げられた肉体にも目を向けます。
2日目のスプリントリザルトでは、泉田が岸神との競り合いを制して1位を獲得。前年の悔しさを晴らす結果になりました。
この勝利は、単にスプリンターとしての能力を示しただけではありません。主将としてチームを引っ張る立場になった泉田が、個人の勝負でも結果を残した場面です。
2度のインターハイを比較- 最初のインターハイ:2年生として出場。田所、鳴子とのスプリント争いで3位。
- 2度目のインターハイ:3年生・主将として出場。岸神とのスプリント争いで1位。
- 成長のポイント:先輩に支えられる立場から、チームを率いて結果を出す立場へ変化した。
また、2度目の大会では最終日にも走り続け、最終的に総合6位に入ったとする作中経過の整理もあります。スプリントだけでなく、最後までレースを走り切る姿勢にも泉田の成長が表れています。
【新開隼人・黒田雪成との関係】泉田塔一郎を支える重要人物
泉田塔一郎の人物像を理解するうえで、新開隼人と黒田雪成の存在は欠かせません。
新開は泉田が憧れる先輩スプリンターであり、黒田は幼いころから一緒に自転車競技に取り組んできた幼なじみです。2人との関係は、それぞれ異なる形で泉田の成長を支えています。
主要キャラクターとの関係一覧| 人物 | 所属・役割 | 泉田との関係 |
|---|---|---|
| 新開隼人 | 箱根学園の先輩・スプリンター | 泉田が憧れる先輩。スプリンターとしての目標となる存在。 |
| 黒田雪成 | 箱根学園の副主将・アシスト | 幼なじみ。長い付き合いがあり、互いを理解する仲間。 |
| 福富寿一 | 箱根学園の元主将 | 泉田が所属するチームを率いてきた先輩。 |
| 田所迅 | 総北高校・スプリンター | 最初のインターハイで泉田とスプリントを争ったライバル。 |
| 鳴子章吉 | 総北高校・スプリンター | 最初のインターハイで泉田と激突した競争相手。 |
| 岸神小鞠 | 京都伏見高校・選手 | 2度目のインターハイでスプリントリザルトを争った相手。 |
新開隼人は、箱根学園を代表するエーススプリンターです。「箱根の直線鬼」と呼ばれ、圧倒的な瞬発力と勝負勘を持っています。
泉田は同じスプリンターである新開を尊敬しています。入部当初に伸び悩んでいた泉田にとって、新開は自分の進むべき方向を示してくれた先輩でした。
新開から受けた影響は、単なる技術面だけではありません。自分の肉体を鍛え上げ、その能力を競技の結果につなげる姿勢にもつながっています。
特に印象的なのが、最初のインターハイ最終日における泉田の姿です。チームのために限界まで走り、先輩の背中を見つめる場面には、新開への尊敬と、同じスプリンターとして走れることへの誇りが込められています。
新開が卒業した後、泉田が箱根学園のスプリンターとして中心的な役割を担うようになる展開は、先輩から後輩への継承を感じさせます。
黒田雪成とは幼なじみであり、信頼できる仲間黒田雪成は泉田と同じ箱根学園自転車競技部に所属する選手です。2人は幼なじみで、小学生のころから一緒にロードレースに取り組んできた間柄として描かれています。
泉田がスプリンターとして活躍する一方、黒田はもともとクライマーとしての適性を持ち、後にエースを支えるアシストへと役割を変えていきます。
新チームでは泉田が主将、黒田が副主将という立場になります。泉田がスプリントでチームを引っ張る選手なら、黒田はエースをゴールへ届けるためにチーム全体を支える存在です。
幼なじみという長い付き合いに加え、競技における役割も異なる2人。互いの強みを生かす関係性は、箱根学園のチームワークを理解するうえで要点です。
【泉田塔一郎の人物像と名言】筋肉だけではない努力家の魅力
泉田は筋肉への強いこだわりや「アブ!」という独特の掛け声によって、初見の読者にも覚えられやすいキャラクターです。
しかし、物語を追っていくと、その印象だけでは説明できない真面目さや責任感が見えてきます。
自信家でありながら努力を惜しまない性格泉田は自分の能力や肉体に強い自信を持っています。言動も堂々としており、自分が鍛え上げた身体を誇りにしています。
一方で、その自信は何もせずに得られたものではありません。日々のトレーニングを積み重ね、自分の身体を徹底的に鍛える努力家です。
また、仲間や自分が侮辱されたときには感情をあらわにするなど、勝負やチームに対する強いプライドも持っています。
主将になってから見せる変化2年生のころの泉田は、先輩たちの背中を追う立場でした。しかし、3年生になると主将としてチームをまとめる役割を担います。
ここで注目したいのは、個人の勝利だけを目指す選手から、チーム全体の勝利を考える選手へと成長している点です。
後輩の銅橋正清を導く姿にも、かつて自分が先輩から受け取ったものを次の世代へ伝えようとする意識が表れています。
泉田の成長は、スプリント能力の向上だけでなく、チームを率いるリーダーとしての成長でもあるのです。
泉田塔一郎の名言・印象的なセリフ泉田のセリフとして特に知られているのが、次の言葉です。
「アブ!アブ!アブ!」
腹筋を意味する言葉を繰り返しながら走る姿は、泉田の代名詞です。真剣なレースの中でも強烈な印象を残し、作品のユーモラスな側面を際立たせています。
また、筋肉へのこだわりを表現した言葉として、次のセリフも知られています。
「ボク自身が筋肉になるんですよ!!」
この言葉には、身体を鍛えることに対する泉田の徹底した姿勢が表れています。筋肉を単なる武器ではなく、自分自身を構成するものとして捉えているところが特徴的です。
泉田の面白さは、こうした個性的な発言と、実際のレースで見せる真剣な表情とのギャップにあります。
【声優は阿部敦】泉田塔一郎のアニメ版キャストと演技の魅力
テレビアニメ版『弱虫ペダル』で泉田塔一郎を演じているのは、声優の阿部敦です。
テレビ東京の公式キャスト情報でも、泉田塔一郎役として阿部敦の名前が掲載されています。
阿部敦の代表的な出演作品阿部敦は、幅広いジャンルのアニメ作品で活躍する声優です。代表的な出演キャラクターには、次のような人物がいます。
- 上条当麻:『とある魔術の禁書目録』
- 逢坂大河ではなく、上条当麻などを代表役とする声優として知られる。
- 小鳥遊宗太:『WORKING!!』
- 犬塚孝士:『はぐれ勇者の鬼畜美学』
- 泉田塔一郎:『弱虫ペダル』
泉田役では、普段の堂々とした話し方に加え、レース中の力強い掛け声や筋肉への強いこだわりを表現する演技が印象に残ります。
特に「アブ!」という掛け声は、キャラクターの個性を声でも印象づける重要な要素です。
テレビアニメ『弱虫ペダル』での泉田の登場泉田は初期シリーズから登場し、箱根学園のスプリンターとして総北高校との戦いに関わります。その後、『弱虫ペダル NEW GENERATION』や『弱虫ペダル GLORY LINE』でも、成長した姿が描かれています。
特にGLORY LINEでは、3年生の主将として紹介され、阿部敦が引き続き声を担当しています。
また、『弱虫ペダル LIMIT BREAK』の公式キャスト一覧にも泉田塔一郎役として阿部敦の名前が掲載されています。2026年にキャラクターの出演情報を確認する際も、作品の公式キャスト資料が基本的な参照先になります。
【よくある質問】泉田塔一郎に関するFAQ
Q1:泉田塔一郎の誕生日はいつですか?
A1:10月10日です。星座は天秤座とされています。
Q2:泉田塔一郎の身長と体重は?
A2:身長171cm、体重62kgとされるキャラクタープロフィールが知られています。
Q3:アンディとフランクは何の筋肉ですか?
A3:アンディは右大胸筋、フランクは左大胸筋です。ファビアンは背筋を指します。
Q4:泉田塔一郎の脚質は何ですか?
A4:スプリンターです。平坦区間での爆発的な加速とゴール前のスピード勝負を得意としています。
Q5:泉田塔一郎の声優は誰ですか?
A5:テレビアニメ版では阿部敦が担当しています。
Q6:新開隼人と泉田塔一郎はどんな関係ですか?
A6:新開は泉田が尊敬する先輩スプリンターです。泉田が自分の競技スタイルを確立していくうえで大きな影響を与えた人物です。
Q7:黒田雪成と泉田塔一郎は幼なじみですか?
A7:はい。小学生のころから一緒にロードレースに取り組んできた幼なじみです。箱根学園では泉田が主将、黒田が副主将という関係になります。
Q8:泉田塔一郎はインターハイで優勝していますか?
A8:個人のスプリントリザルトでは、最初の大会で3位、2度目の大会では岸神小鞠との勝負を制して1位を獲得しています。チームの総合優勝と個人のスプリントリザルトは別の記録として区別する必要があります。
泉田塔一郎は『弱虫ペダル』の箱根学園自転車競技部に所属するスプリンターであり、「神奈川の最速屋」の異名を持つキャラクターです。
10月10日生まれ、身長171cm・体重62kgというプロフィールに加え、右大胸筋のアンディ、左大胸筋のフランク、背筋のファビアンという独特の筋肉設定が大きな特徴になっています。
しかし、泉田を本当に魅力的にしているのは、筋肉に対するこだわりだけではありません。
憧れの先輩・新開隼人から学び、幼なじみの黒田雪成とともに競技に打ち込み、最初のインターハイでの敗北を乗り越えて次の大会でスプリントリザルトを獲得する。その過程には、一人の選手としての成長が丁寧に描かれています。
さらに3年生では箱根学園の主将となり、後輩を導く立場へと変化しました。個人の速さを追求するだけでなく、仲間とともに勝利を目指す姿勢こそ、泉田の人物像を理解するうえで見逃せない部分です。
泉田塔一郎をより深く楽しみたいなら、筋肉の名前や名言だけでなく、最初のインターハイから主将として挑む2度目のインターハイまでを続けて見るのがおすすめです。そこには「アブ!」の掛け声だけでは語り尽くせない、努力家のスプリンターとしての本当の魅力があります。
参照した資料- テレビ東京『弱虫ペダル』公式キャラクター紹介
- テレビ東京『弱虫ペダル GLORY LINE』公式キャラクター紹介
- TVアニメ『弱虫ペダル LIMIT BREAK』公式キャスト情報
- キャラクター情報データベース「JINBUTSU」
- 『弱虫ペダル』キャラクター解説・インターハイ戦績関連資料