2026年現在、星野源とサカナクションの山口一郎の関係が、あらためて注目を集めている。かつては音楽を通じて親交を深め、Ustream番組「サケノサカナ」で共演するほど近しい間柄だった2人。しかし、2026年3月、星野源がラジオで「10年近く連絡を取っていない」と明かしたことで、ファンの間に驚きが広がった。
注目されるのは、星野源が10年間担当したニッポン放送『オールナイトニッポン』火曜枠を、2026年4月から山口一郎が引き継いだことだ。疎遠になっていた2人の間に何があったのか。かつての交流、山口による星野への評価、連絡が途絶えた理由、そして現在の関係まで、報道と本人の発言をもとに整理する。
【結論】星野源と山口一郎の関係は現在どうなっている?絶縁ではなく自然な疎遠

最初に結論を整理すると、星野源と山口一郎は、かつて親しい交流があったものの、現在は長期間連絡を取り合っていない関係だ。
ただし、2人の発言からは、喧嘩や対立によって関係が悪化したという事情は読み取れない。
2026年3月17日深夜放送の『星野源のオールナイトニッポン』で、星野は山口との関係について言及した。山口が3月10日の記者会見で「最近はあんまり連絡を取っていなくて疎遠」と話していたことを受け、自身も同じ認識であると説明している。
その際、星野が語ったのが次の言葉だ。
特に本当に理由ないんですけど、なんかたまたま疎遠っていうか、連絡全然取ってないですね。
加えて、2人でUstream番組を配信していた頃の写真を送ったのが、最後のやり取りだったかもしれないとも振り返った。
本人の説明で重要なのは、疎遠になった理由について「何かがあったわけではない」と明確にしている点である。
つまり、過去に親しかった2人が、それぞれの活動や生活の変化のなかで、いつの間にか連絡を取らなくなったという状況に近い。
日刊スポーツやモデルプレスなどの報道でも、星野の発言として、特別なトラブルがあったわけではないことが伝えられている。
「約10年間連絡がない」という事実と「仲が悪くなった」という解釈は、分けて考える必要がある。
2026年のANN後任就任をきっかけに、2人の関係が再び話題になったのも、過去の親交があったからこそだ。
【昔の交流】山口一郎が星野源を認めたきっかけと「サケノサカナ」の誕生
2人の交流を理解するには、2010年前後の音楽活動にさかのぼる必要がある。
現在ではそれぞれが日本の音楽シーンを代表する存在だが、出会った当時は、まだ現在ほど幅広い層に知られていたわけではなかった。
2010年頃、山口一郎が星野源の音楽を推薦星野源がビクターエンタテインメントの公式コンテンツで振り返ったところによると、2人の接点は2010年頃にさかのぼる。
当時、山口は星野のソロ楽曲や、星野が参加していたインストゥルメンタルバンドSAKEROCKの楽曲を周囲に推薦していたという。
その後、フェスのバックヤードで顔を合わせ、連絡先を交換したことが交流の始まりとなった。
ここで注目したいのは、山口が早い段階から星野の音楽に関心を持っていたことだ。
単に同じ音楽業界にいたというだけではなく、互いの作品に興味を持ち、アーティストとして認め合う土台があった。
2011年、東日本大震災をきっかけに「サケノサカナ」が誕生2人の関係を語るうえで欠かせないのが、Ustream番組「サケノサカナ」だ。
2011年3月11日の東日本大震災から数日後、星野は山口に電話をかけた。
星野自身の振り返りによると、そのときのやり取りは「何かやりませんか」「やりましょうよ」というものだった。
こうして始まったのが、2人が企画・出演する「サケノサカナ」である。
当初の目的は、震災によって不安な日々を過ごしている人々に、少しでも穏やかな時間を届けることだった。
番組では、音楽について語り合ったり、互いの楽曲を弾き語りしたりと、テレビの音楽番組とは異なる自由な交流が展開された。
2011年3月から不定期に配信され、2012年にも継続。2014年6月には、約1年ぶりの配信として「夜のテレビジョン」にリニューアルされた。
当時の音楽メディアでも2人の共演は報じられており、一時的な宣伝目的の共演ではなく、継続的な交流だったことが分かる。
山口一郎が星野源から受けた影響とは?2人の関係をさらに興味深くしているのが、山口が星野から受けた影響について語っていることだ。
TOKYO FMの『SCHOOL OF LOCK!』内の「サカナLOCKS!」で、山口は自身が影響を受けたミュージシャンについて質問された際、星野源の名前を挙げている。
山口が説明したのは、星野が自分とはまったく異なるタイプの音楽家であり、その考え方や成長の仕方から多くを学んだということだった。
つまり、山口にとって星野は単なる仲の良い同業者ではなかった。
自分とは違うアプローチで音楽活動を広げていく人物として、強い関心と敬意を持っていたのである。
このエピソードは、ネット上で語られる「山口一郎は星野源の才能を高く評価していた」という話を理解するうえでも重要だ。
【関係の時系列】星野源と山口一郎の交流から2026年のANN継承まで
2人の関係は、出会い、共同企画、交流の減少、そしてラジオ番組の後任就任という流れで整理できる。
| 時期 | 出来事 | 2人の関係・意味 |
|---|---|---|
| 2010年頃 | 山口が星野の楽曲を推薦 | 音楽を通じて互いを認識 |
| 2011年 | フェスのバックヤードなどで交流。サケノサカナ開始 | 親交が深まる |
| 2011~2013年 | Ustream番組を不定期配信 | 継続的な共同企画 |
| 2014年6月 | 夜のテレビジョンにリニューアル | 約1年ぶりに共演 |
| 2023年 | 山口が影響を受けたミュージシャンとして星野を挙げる | 音楽家としての敬意が明らかに |
| 2026年3月9日 | 山口のANN火曜担当が発表 | 星野の後任に決定 |
| 2026年3月17日 | 星野が約10年近い連絡の空白について説明 | 疎遠の理由は特にないと発言 |
| 2026年3月31日 | 星野源のANN最終回 | 約10年間のレギュラー放送が終了 |
| 2026年4月7日 | 山口一郎のANN初回放送 | 新しい火曜番組がスタート |
| 2026年10月 | 山口のANNが継続 | 後任としての活動が定着 |
この年表から分かるのは、2人の交流が一度はかなり活発だった一方、2014年以降は共同企画などの表立った交流が目立たなくなったことだ。
ただし、共同出演がなくなった時期と、実際に連絡を取らなくなった時期が完全に一致するとは限らない。
また、山口が2023年にも星野から影響を受けたと話していることから、少なくとも音楽家としての関心や評価が失われていたわけではない。
【疎遠の理由】星野源と山口一郎が約10年連絡しなかったのはなぜ?
最も気になるのが、これだけ親しかった2人が、なぜ約10年間も連絡を取らなくなったのかという点だ。
2026年3月の本人たちの発言から分かるのは、明確な決裂や対立が確認されていないことだ。
理由1:本人が「特に理由はない」と説明している星野の説明は非常に率直だった。
何か問題が起きて連絡を絶ったわけではなく、いつの間にか連絡を取らなくなっていたという。
この発言は、関係悪化を疑う見方に対する重要な手掛かりになる。
もし明確なトラブルがあったのであれば、少なくとも本人の説明では、そのような事情は示されていない。
理由2:それぞれの音楽活動が大きく発展したもう一つ考えられる背景は、2人の仕事環境や活動の変化だ。
星野源は音楽活動に加え、俳優やテレビ出演など活動領域を広げてきた。
一方、山口一郎もサカナクションの中心人物として、楽曲制作やライブ、メディア出演など幅広い活動を続けている。
かつて共同企画を行っていた時期と比べれば、仕事の内容や生活のリズムが変化していても不思議ではない。
ただし、これを疎遠の直接的な原因と断定することはできない。本人が明かした理由は、あくまで「特に理由はない」というものだ。
理由3:最後のやり取りが昔の番組の写真だった可能性星野は、山口との最後の連絡についても振り返っている。
それは「サケノサカナ」に関連する写真を送ったときだったのではないか、という記憶だった。
ここからも、何か決定的な出来事があって連絡が途絶えたというより、以前の交流から徐々に間隔が空いていった様子がうかがえる。
ただし、星野自身も「その写真を送って以来じゃないかな」という趣旨で話しており、最後の連絡日時を確定したものではない。
「絶縁した」という噂は本当なのか?現時点で、2人が絶縁したという本人発表や、喧嘩・不仲を裏付ける具体的な報道は見当たらない。
ネット上では、過去の親しい様子と現在の距離感を比較して、関係が悪化したのではないかと心配する声がある。
しかし、連絡を取っていないことと、相手を嫌っていることは同じではない。
今回のケースでは、山口も星野も疎遠であることを認めながら、相手に対する否定的な発言はしていない。
したがって、現状を最も正確に表現するなら、かつて親交があり、現在は個人的な交流が長く途絶えているものの、対立が明らかになったわけではない関係となる。
【2026年の転機】星野源のANN卒業と山口一郎へのエール
2026年3月、2人の関係に再び注目が集まった最大の理由が、『オールナイトニッポン』のパーソナリティー交代だ。
3月9日:山口一郎の後任就任が発表2026年3月9日、ニッポン放送は2026年度の『オールナイトニッポン』ラインナップを発表した。
そのなかで、星野源が担当していた火曜日のパーソナリティーを、サカナクションの山口一郎が引き継ぐことが明らかになった。
山口は記者会見で、星野とはソロ活動を始めた頃からの付き合いであり、お互いのライブに足を運んでいた時期もあったと説明。
一方、最近は連絡を取っておらず、疎遠になっていることも明かした。
加えて、星野の後を務めることについてはプレッシャーを感じていると話し、星野がどう思っているのか気になるという率直な気持ちも語った。
3月17日:星野源がラジオで山口に言及3月17日深夜の放送では、星野が後任の山口について語った。
話題になったのは、山口が記者会見で星野の反応を気にしていたという部分だ。
星野は、連絡を取っていない現状を説明したうえで、山口が担当する深夜の生放送について心配していると話した。
特に印象的だったのが、次の発言だ。
『オールナイトニッポン』の1部って、健康に悪いです。
星野は10年間にわたり深夜の生放送を担当してきた経験から、心身への負担を率直に語った。
そして、山口とは同い年であり、自身が番組を始めたのは35歳の頃だったと振り返りながら、45歳から始めるのは大変かもしれないと気遣った。
最後には、山口に対して頑張ってほしいというエールを送っている。
この発言は、単なる番組の後任への社交辞令とは少し違う。
長年同じ音楽業界で活動してきた相手だからこそ、深夜の生放送がどれほど負担になるかを理解したうえでの言葉だった。
3月31日:星野源のオールナイトニッポンが最終回星野の番組は2016年3月28日にスタートし、2026年3月31日に最終回を迎えた。
約10年間続いた番組の終了は、星野自身が決断したものとして発表されている。
最終回にはリスナーから約1万通のメールが届き、長年の番組を惜しむ声が寄せられた。
最後の放送では、星野がリスナーに向けて別れのメッセージを送り、番組は10年間の歴史に幕を下ろした。
4月7日:山口一郎のオールナイトニッポンがスタート2026年4月7日、後任となる『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』がスタートした。
放送時間は毎週火曜日の深夜1時から3時(25時~27時)。
初回放送では、山口らしいユーモアや緊張感のあるトークが展開された。
番組のタイトルを別のラジオ番組名と間違えてしまう場面もあり、初回ならではのハプニングも話題になった。
星野が築いた火曜深夜の枠を、今度は山口が自分のスタイルで引き継ぐことになったのである。
2026年11月現在、山口のANNは継続中2026年11月2日時点で、山口の番組は継続している。
ニッポン放送の公式番組ページでは火曜深夜のレギュラー番組として案内されており、radikoのポッドキャストには10月20日放送回も掲載されている。
番組にはゲスト出演者を招く企画などもあり、星野の後任として新しい番組の形を作っている。
また、ニッポン放送の2026年5月の社長会見では、山口について「とても真摯に番組に向き合っていただいている」と評価。星野からのバトンもスムーズに渡り、リスナーにも歓迎されているとの認識を示した。
これは、番組運営という仕事上の引き継ぎが順調に進んでいることを示す材料だ。
【関係の真相】2人の間に残る敬意と、現在の距離感
ここまでの経緯を踏まえると、星野源と山口一郎の関係には、見落としてはいけないポイントが3つある。
1. 連絡が途絶えても音楽家としての敬意は残っている山口は以前から星野の音楽を推薦し、さらに自分が影響を受けたミュージシャンとして星野の名前を挙げていた。
一方、星野も山口との共同企画を振り返り、サカナクションの楽曲について独自の音楽性を評価している。
つまり、2人の関係は一方的に憧れる側と憧れられる側という単純なものではない。
互いの音楽性を理解し、それぞれ異なる道で活動を発展させてきた関係だ。
2. ANNの後任就任は、個人的な関係の復活とは別の話今回、検索する人が混同しやすいのが、山口が星野の後任になったことと、2人が再び親しくなったことだ。
番組の引き継ぎが決まったからといって、個人的な連絡が再開したとは限らない。
実際、2026年3月時点で星野は連絡を取っていないと話している。
5月のニッポン放送社長会見で語られた「スムーズなバトンタッチ」も、番組運営上の評価であり、2人の私的な再会を意味するものではない。
この違いは正しく理解しておきたい。
3. 星野源のエールは、疎遠だからこそ印象に残るもう一つ興味深いのは、星野が山口に対して、単に「頑張って」と伝えるだけではなく、自分の経験を踏まえて健康面を気遣っていたことだ。
10年間、深夜の生放送を経験した人間だからこそ分かる負担がある。
山口が新しい番組を始めるにあたって、星野はその大変さを理解していた。
長く連絡を取っていなくても、相手の仕事を気にかけ、成功を願うことはできる。
今回の発言は、2人の間に過去の交流を否定するような感情が見られないことを示すエピソードとして受け止められる。
現在の2人は、頻繁に連絡を取り合う親友という関係ではない。しかし、過去の親交と音楽家としての敬意まで失われたと判断する根拠もない。
この距離感こそが、2026年の一連の報道から読み取れる関係の実像だ。
【よくある質問】星野源と山口一郎の関係に関するFAQ
Q1:星野源と山口一郎は昔から仲が良かったの?
A1:はい。2011年からUstream番組「サケノサカナ」で共演し、音楽や日常について語り合う関係でした。お互いのライブに足を運ぶなど、親しい交流があったことも山口本人が2026年の記者会見で振り返っています。
Q2:星野源と山口一郎が疎遠になった理由は?
A2:星野は2026年3月17日のラジオで「特に本当に理由ないんですけど」と説明しています。喧嘩や絶縁など、具体的なトラブルが原因だったという発表はありません。
Q3:山口一郎は星野源の才能を評価していた?
A3:はい。山口は2010年頃から星野の楽曲やSAKEROCKの作品を推薦していました。また、TOKYO FMの「サカナLOCKS!」では、自分が影響を受けたミュージシャンとして星野の名前を挙げています。
Q4:星野源のオールナイトニッポンの後任は誰?
A4:サカナクションの山口一郎です。2026年4月7日から、毎週火曜日の深夜1時~3時に『サカナクション山口一郎のオールナイトニッポン』を担当しています。
Q5:星野源は山口一郎にどんなエールを送った?
A5:深夜の生放送は心身に負担が大きいとして、山口の健康を気遣いました。同い年であることにも触れ、新しい番組を始める山口に頑張ってほしいというメッセージを送っています。
Q6:2026年現在、2人は再び連絡を取っている?
A6:2026年3月時点では、星野本人が連絡を取っていないと説明しています。その後の私的な連絡再開や再会について、2026年11月2日までの公開情報からは確認できません。番組の後任就任と個人的な交流の再開は別の話です。
星野源と山口一郎の関係は、2010年頃の音楽を通じた出会いから始まり、2011年の「サケノサカナ」で大きく深まった。
山口は星野の音楽を早くから評価し、星野もサカナクションの作品に魅力を感じていた。2人は互いに刺激を受けながら、それぞれの音楽活動を発展させてきた。
その後、個人的な連絡は自然に途絶え、2026年3月には約10年近く連絡を取っていないことが明らかになった。
しかし、星野自身は疎遠になった理由について特別な事情はないと説明している。
さらに2026年4月には、星野が10年間担当したANNの火曜枠を山口が引き継いだ。星野は後任の山口を気遣い、深夜の生放送の大変さを伝えながらエールを送っている。
今回の出来事から見えてくるのは、親しい関係が長い時間を経て変化しても、相手への敬意や過去の思い出まで消えるわけではないということだ。
2026年11月現在、2人の個人的な交流が再開したという確かな情報はない。一方で、山口のANNは順調に続いている。
今後、番組へのゲスト出演や何らかの形での再共演が実現するのか。かつて「サケノサカナ」で音楽を語り合った2人が、再び同じ場に立つ日が来るのかにも注目したい。