山根視来(やまね・みき)選手は、2026年11月現在、Jリーグの浦和レッズに所属するプロサッカー選手です。2026年8月17日、アメリカのLAギャラクシーから完全移籍で加入し、背番号6を着けて新たなキャリアをスタートさせました。
湘南ベルマーレでプロとしての基礎を築き、川崎フロンターレではJリーグ屈指の攻撃的サイドバックとして活躍。2024年にはMLSのLAギャラクシーへ移籍し、2024年のMLSカップ優勝も経験しています。加えて、日本代表としてFIFAワールドカップカタール2022にも出場しました。今回は、2026年の浦和復帰の経緯、MLSで残した成績、Jリーグベストイレブンの実績、プレースタイルまで詳しく整理します。
【2026年最新】山根視来の現在は浦和レッズ!LAギャラクシーから完全移籍

山根視来選手の現在の所属クラブは、浦和レッズです。
2026年8月16日、LAギャラクシーが山根選手を日本の浦和レッズへ移籍させることで合意したと発表。翌17日には浦和レッズも完全移籍での加入を正式発表しました。
浦和での基本プロフィールは次のとおりです。
- 氏名:山根視来(やまね・みき)
- 生年月日:1993年12月22日
- 年齢:32歳(2026年11月2日時点)
- 出身地:神奈川県
- 身長・体重:178cm・72kg
- ポジション:DF
- 主なポジション:右サイドバック
- 所属クラブ:浦和レッズ
- 背番号:6
浦和レッズが発表した獲得時の説明では、山根選手の攻守両面における推進力、とりわけアタッキングサードでのプレーの質が評価されています。
山根選手は、単純に守備を担当するだけのサイドバックではありません。後方から積極的に攻撃へ参加し、味方との連係を通じて相手ゴール前に厚みをもたらせる選手です。
8月19日に行われた加入会見では、浦和というタイトル獲得経験の豊富なクラブでプレーできる喜びを語りました。また、本人は加入に際して次のような意欲を示しています。
「自分の成長が一番、チームのためになると信じています。このクラブの歴史を作れるように全力を尽くしたいと思います」
海外での経験を経て、再びJリーグの舞台に戻ってきた山根選手。浦和にとっては、経験豊富な右サイドの戦力を補強できたことになります。
浦和復帰後の出場状況Jリーグ公式選手データによると、2026年10月30日時点で、浦和加入後のJ1リーグ出場は6試合。得点とアシストはいずれも0となっています。
また、2026年10月10日のFC東京戦への出場によって、J1リーグ通算200試合出場を達成しました。湘南でプロキャリアを始めた選手が、海外挑戦を経てこの節目を迎えたことは、キャリアの積み重ねを示す記録です。
【移籍の経緯】湘南ベルマーレから川崎、LAギャラクシー、そして浦和へ
山根視来選手のキャリアを理解するうえで重要なのは、所属クラブが変わるたびにプレーの役割と評価を高めてきたことです。
湘南ベルマーレ:2016年にプロ入り、2017年に飛躍山根選手は桐蔭横浜大学を経て、2016年に湘南ベルマーレへ加入しました。
興味深いのは、プロ加入時の登録ポジションがMFだったことです。湘南の2016年加入内定発表では、ドリブルによる打開力やチャンスメーク能力が特徴として紹介されていました。
しかし、プロ1年目は加入前から抱えていたけがの影響もあり、J1リーグへの出場はありませんでした。
転機となったのが2017年です。当時の曺貴裁監督から提案された攻撃的なポジションから3バックの右へのコンバートを受け入れ、右サイドを担う選手として存在感を高めていきました。
このシーズンはJ2リーグ37試合に出場。湘南のJ2優勝とJ1昇格に貢献しました。その後も主力としてプレーし、2018年と2019年にはJ1リーグで安定した出場記録を残しています。
川崎フロンターレ:Jリーグ屈指の右サイドバックへ2019年12月25日、湘南ベルマーレは山根選手が川崎フロンターレへ完全移籍することを発表しました。
2020年から2023年まで川崎に在籍し、右サイドバックとしてチームの攻撃を支えました。守備での粘り強さに加え、前線へ飛び出すタイミングや味方とのコンビネーションが大きな武器となります。
この期間に獲得した主なタイトルは、J1リーグ優勝2回、天皇杯優勝2回、日本スーパーカップ優勝1回です。
加えて、Jリーグベストイレブンには2020年、2021年、2022年と3年連続で選出されました。個人としても国内トップクラスの評価を確立した時期です。
LAギャラクシー:2024年から初の海外挑戦2024年1月6日、川崎フロンターレは山根選手のLAギャラクシーへの完全移籍を発表しました。
湘南、川崎で長年プレーしてきた山根選手にとって、30歳での初めての海外挑戦でした。
LAギャラクシーでは右サイドの守備と攻撃を担い、2024年のMLSカップ優勝にも貢献しています。アメリカで異なるサッカー環境を経験したことは、選手としての幅を広げる機会になりました。
そして2026年8月、浦和レッズへの完全移籍が決定。約2年半にわたるアメリカでの挑戦を終え、日本へ戻ることになりました。
【経歴・実績一覧】山根視来の所属クラブと主要タイトルを時系列で整理
ここでは、山根選手のキャリアを年代別に整理します。所属クラブだけでなく、ポジションの変化や代表歴、個人タイトルも確認すると、成長の過程が見えてきます。
| 時期 | 所属・出来事 | 主な実績・特徴 |
|---|---|---|
| 2012〜2015年 | 桐蔭横浜大学 | 大学サッカーで経験を積む |
| 2016年 | 湘南ベルマーレ | プロ入り。加入時の登録ポジションはMF |
| 2017年 | 湘南ベルマーレ | J2リーグ37試合出場。J2優勝、J1昇格 |
| 2018〜2019年 | 湘南ベルマーレ | J1で主力として活躍。2018年ルヴァンカップ優勝 |
| 2020年 | 川崎フロンターレ | J1優勝、ベストイレブン選出 |
| 2021年 | 川崎フロンターレ・日本代表 | J1優勝、ベストイレブン選出。日本代表デビュー |
| 2022年 | 川崎フロンターレ・日本代表 | ベストイレブン3年連続受賞。カタールW杯出場 |
| 2023年 | 川崎フロンターレ | 天皇杯優勝 |
| 2024年 | LAギャラクシー | 海外挑戦開始。MLSカップ優勝 |
| 2025年 | LAギャラクシー | MLSでプレーを継続 |
| 2026年8月 | 浦和レッズ | LAギャラクシーから完全移籍。背番号6 |
| 2026年10月 | 浦和レッズ | J1リーグ通算200試合出場達成 |
LAギャラクシーの移籍発表資料では、山根選手が川崎時代に残した実績として、以下のタイトルが挙げられています。
- J1リーグ優勝:2020年、2021年
- 天皇杯優勝:2020年、2023年
- 日本スーパーカップ優勝:2021年
- Jリーグベストイレブン:2020年、2021年、2022年
特に注目したいのは、ベストイレブン3年連続選出です。単に優勝チームの一員だっただけではなく、個人としても継続的に高い評価を受けていたことが分かります。
【プレースタイル分析】山根視来はなぜ攻撃的サイドバックとして評価されるのか
山根選手の最大の特徴は、右サイドバックでありながら攻撃の組み立てに深く関わることです。
浦和レッズの選手紹介でも、高い攻撃力を武器に右サイドをダイナミックに駆け上がるサイドバックとして紹介されています。
特徴1:タイミングを見極めた攻撃参加山根選手は、味方のボール保持状況や相手守備陣形を見ながら、右サイドの高い位置へ進出します。
ただ前へ走るのではなく、味方とのパス交換や連係を通じて相手の守備ブロックに変化を与えられる点が強みです。
川崎フロンターレ時代には、こうした動きがチームの攻撃パターンとよくかみ合いました。右サイドからのオーバーラップだけでなく、中央寄りの位置でボールに関わるプレーも持ち味です。
特徴2:豊富な運動量と守備への切り替え攻撃参加の多いサイドバックは、ボールを失った後の守備対応も重要になります。
山根選手は、豊富な運動量と対人守備の粘り強さを兼ね備えています。日本サッカー協会のカタールW杯招集選手紹介でも、積極的な攻撃参加と豊富な運動量が特徴として取り上げられました。
攻撃に出た後も自陣へ戻り、味方の守備をサポートする能力は、長いシーズンを戦ううえで大きな価値があります。
特徴3:複数の役割に対応できる戦術理解力山根選手のキャリアで見逃せないのが、ポジション変更を成長につなげてきた点です。
湘南加入時はMFとして紹介されましたが、2017年に3バックの右へコンバート。その後、川崎では右サイドバックとして定着しました。
こうした経験は、単一のポジションだけでなく、チームのシステムに応じて役割を変える能力につながっています。
攻撃力だけを評価するのではなく、ポジションの変化に適応してきた経歴まで含めて見ると、山根選手の選手としての価値がより明確になります。
【日本代表・2022年W杯】山根視来はカタール大会で何を経験したのか
山根選手は2021年3月25日の韓国代表との国際親善試合で、日本代表デビューを果たしました。
この試合では右サイドバックとして先発し、前半16分に先制ゴールを記録。日本は最終的に3対0で勝利しました。代表デビュー戦で得点を挙げたことは、印象的なスタートでした。
2022 FIFAワールドカップの日本代表メンバーに選出その後、川崎フロンターレでの活躍が評価され、FIFAワールドカップカタール2022の日本代表26人に選ばれました。
本大会では、2022年11月27日のグループステージ第2戦、コスタリカ代表との試合に先発出場しています。
この試合は日本が0対1で敗れた一戦でした。山根選手は右サイドバックとしてスタートし、62分に三笘薫選手との交代でピッチを退いています。
ドイツ代表を破った後の重要な試合であり、山根選手にとってもW杯本大会で初めてピッチに立った試合となりました。
日本代表での通算成績LAギャラクシーが2026年8月に公表した移籍資料によると、山根選手の日本代表通算記録は16試合出場、2得点、4アシストです。
代表では右サイドバックとして起用され、守備だけでなく攻撃の起点としても役割を果たしてきました。
特に2022年のアジア最終予選では、オーストラリア戦での攻撃参加も印象的でした。日本サッカー協会の選手紹介では、守田英正選手とのパス交換からペナルティーエリア内へ進出し、三笘薫選手の先制ゴールを演出したプレーが紹介されています。
代表での経験は、川崎やLAギャラクシーでのプレーとは異なるプレッシャーの中で判断力を磨く機会にもなりました。
【MLS成績を検証】LAギャラクシーでの出場数・得点・アシストは?
山根選手のアメリカでの成績を確認するうえで、重要なのはリーグ戦の数字とクラブ公式戦全体の数字を区別することです。
LAギャラクシーで公式戦99試合に出場2026年8月16日に発表されたLAギャラクシーの移籍資料によると、山根選手は2024年の加入から退団までに、クラブで公式戦99試合に出場しました。
その内訳として公表された記録は次のとおりです。
- 出場試合数:99試合
- 得点:1得点
- アシスト:16アシスト
- 出場時間:7,583分
- 主なタイトル:2024年MLSカップ優勝
この99試合は、MLSリーグ戦だけではなく、クラブでの公式戦を対象とした通算記録です。
MLSリーグ戦のシーズン別成績FBrefのリーグ戦記録を基に整理すると、MLSでのシーズン別成績は以下のようになります。
- 2024年:33試合出場、0得点、4アシスト
- 2025年:31試合出場、1得点、4アシスト
- 2026年:16試合出場、0得点、1アシスト
2026年は8月の移籍までの記録です。クラブ公式発表の99試合という数字と、リーグ戦のみを集計した数字では対象大会が異なるため、単純に比較しないことが大切です。
また、DFというポジションを考えると、得点数だけで選手の貢献度を評価するのは適切ではありません。右サイドからの攻撃参加、味方へのパス供給、守備での対応なども重要な評価項目です。
2024年MLSカップ優勝が大きな実績にLAギャラクシーの公式発表では、山根選手が2024年のMLSカップ優勝に重要な役割を果たしたことが紹介されています。
日本とは異なる試合環境や戦術への適応を求められるMLSで、約2年半にわたってプレーした経験は、浦和に持ち帰った大きな財産です。
また、2026年8月の移籍発表でLAギャラクシーのウィル・クンツGMは、山根選手がロサンゼルスでクラブを代表する存在だったことや、2024年の優勝に重要な役割を果たしたことに触れ、感謝と今後への祝福を表明しています。
【誤解を解消】山根視来について検索される疑問と事実
山根選手について調べる際には、過去の所属クラブと現在の所属先、代表歴、成績の集計範囲を混同しないことが大切です。
川崎フロンターレには現在も所属している?いいえ。川崎フロンターレには2020年から2023年まで在籍していました。2024年にLAギャラクシーへ移籍し、2026年8月に浦和レッズへ完全移籍しています。
現在もLAギャラクシーの選手?いいえ。LAギャラクシーから浦和レッズへの完全移籍は2026年8月に両クラブから発表されています。現在の所属先は浦和レッズです。
山根視来は日本代表を引退した?2026年8月のLAギャラクシー移籍発表資料では、代表通算16試合出場、2得点、4アシストと記録されています。過去の日本代表歴は確かな実績ですが、過去の招集歴だけを根拠に現在の代表活動状況を判断することはできません。
【山根視来に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:山根視来の現在の所属チームはどこですか?
A1:2026年11月現在、浦和レッズに所属しています。2026年8月17日にLAギャラクシーから完全移籍で加入し、背番号6を着けています。
Q2:山根視来はなぜLAギャラクシーから浦和レッズに移籍したのですか?
A2:2026年8月に両クラブが完全移籍を発表しています。浦和は攻守両面の推進力やアタッキングサードでのプレーの質を評価しました。本人も浦和で成長し、クラブの歴史を作ることへの意欲を示しています。移籍金は公表されていません。
Q3:山根視来は2022年のワールドカップに出場しましたか?
A3:はい。カタールW杯2022の日本代表26人に選出され、11月27日のコスタリカ戦に先発出場しました。62分までプレーしています。
山根視来選手は、湘南ベルマーレでプロとしての基礎を築き、川崎フロンターレでJリーグベストイレブン3年連続受賞という実績を残しました。その後、LAギャラクシーで海外挑戦を経験し、2024年のMLSカップ優勝にも貢献しています。
2026年8月の浦和レッズへの完全移籍は、国内復帰というだけでなく、海外で培った経験を新しいチームに還元する機会でもあります。
特に注目したいのは、右サイドバックとしての攻撃力、豊富な運動量、味方との連係、そして複数のポジションを経験してきた戦術理解力です。J1通算200試合出場を達成した経験豊富な選手として、浦和の右サイドにどのような変化をもたらすのかが見どころになります。
山根選手のキャリアは、湘南での成長、川崎でのタイトル獲得、アメリカでの挑戦、そして浦和での新たなスタートという流れで理解できます。2026年以降の活躍を追う際には、出場時間や攻撃参加、守備面での貢献にも注目すると、より深くプレーを楽しめるでしょう。
主な確認資料: 浦和レッズ公式選手発表・選手プロフィール、LAギャラクシー公式移籍発表、Jリーグ公式選手データ、日本サッカー協会の代表記録、湘南ベルマーレ公式発表、FBrefの選手記録。