2026年11月現在、日向坂46の写真集シーンでは、金村美玖の2nd写真集『機微』と、藤嶌果歩の1st写真集『果実の歩幅』が大きな注目を集めている。加えて、2025年には河田陽菜の2nd写真集『テイクオフ』、富田鈴花の1st写真集『鈴花サーキット』も発売され、メンバーそれぞれの個性を生かした作品が続いている。
日向坂46の写真集は、個人の魅力を掘り下げるソロ作品と、メンバー同士の自然な関係性を楽しめるグループ作品に大別できる。歴代作品を振り返ると、小坂菜緒の『君は誰?』やグループ写真集『立ち漕ぎ』など、初週売上で大きな実績を残した作品も少なくない。ここでは発売日、出版社、定価、初週売上、限定カバー、購入特典まで整理し、初めて購入する人にも分かりやすく紹介する。
【2026年最新】金村美玖『機微』と藤嶌果歩『果実の歩幅』を解説
2026年の日向坂46写真集を語るうえで、まず押さえておきたいのが、二期生・金村美玖と四期生・藤嶌果歩のソロ写真集だ。
どちらも1st・2ndという節目の作品でありながら、撮影地や表現の方向性は大きく異なる。
金村美玖2nd写真集『機微』- タイトル:『日向坂46 金村美玖2nd写真集 機微』
- 発売日:2026年10月20日
- 出版社:講談社
- 定価:2,750円(税込)
- 撮影:佐藤佑一
- 撮影地:オーストリア
- ISBN:978-4-06-545996-6
金村美玖にとって、2022年12月発売の1st写真集『羅針盤』に続く約4年ぶりのソロ写真集となる。
撮影地に選ばれたのはオーストリア。金村自身が好きな映画として挙げる『ビフォア・サンライズ』の舞台でもあり、映画の世界観を重ねながら、金村と過ごす「期間限定の恋」をテーマに撮影された。
今回のタイトル『機微』にも、本人の写真表現に対する考えが反映されている。
公式発表では、タイトルについて次のように説明している。
機微を感じられる写真こそが私が目指すべき作品だと思いこちらに決定しました。
単純に華やかな写真を並べるのではなく、表情の変化や何気ない仕草、写真に写る感情の揺れを大切にした作品という位置づけだ。
また、今回の写真集では大人びた表情や海外撮影ならではの開放感も見どころとなっている。2024年の写真展「みとめる」など、写真に関する活動を重ねてきた金村だからこそ注目したい一冊だ。
発売後の2026年10月29日には、オリコン週間BOOKランキングで1位を獲得。週間売上は約3.4万部を記録した。前作『羅針盤』に続く、自身通算2作目の写真集ジャンル1位となった。
藤嶌果歩1st写真集『果実の歩幅』- タイトル:『日向坂46 藤嶌果歩1st写真集 果実の歩幅』
- 発売日:2026年8月4日
- 出版社:集英社
- 定価:2,640円(税込)
- 撮影:菊地泰久
- 撮影地:アメリカ・マイアミ、北海道
- ページ数:160ページ
日向坂46四期生から初めて発売されたソロ写真集が『果実の歩幅』だ。
本作の特徴は、マイアミと北海道という対照的な場所で撮影されたことにある。
明るいビーチや南国の風景では開放的な表情を、北海道では本人のルーツにつながる情景を収録。異なる環境を通じて、藤嶌果歩の多面的な魅力を表現している。
また、2026年5月発売の17thシングル『Kind of love』で初の単独センターを務めたことも、本作が注目された背景の一つだ。
写真集発売後の8月13日に発表されたオリコン週間BOOKランキングでは、週間売上約6.0万部で2位。ジャンル別「写真集」では1位を獲得した。
藤嶌本人は本作について、アイドル活動を続けるうえで自信につながる「お守りのような一冊」と表現している。四期生の新しい魅力を知りたい読者にとって、見逃せない作品だ。
2025年の注目作も見逃せない
河田陽菜2nd写真集『テイクオフ』
- 発売日:2025年11月11日
- 出版社:竹書房
- 定価:2,689円(税込)
- 撮影:SAKAI DE JUN
- 初週売上:約3.4万部
1st写真集『思い出の順番』に続く2冊目。通常版のほか、複数の書店限定カバーが用意された。
富田鈴花1st写真集『鈴花サーキット』
- 発売日:2025年8月5日
- 出版社:光文社
- 定価:2,600円(税込)
- 撮影:峠雄三
- 初週売上:約2.7万部
オーストラリア・クイーンズランド州を旅するロードムービーのような構成。グループ卒業を前に発売された記念すべき1st写真集だ。
富田の写真集は2025年8月15日発表のオリコン週間BOOKランキングで1位を獲得。河田の『テイクオフ』は2025年11月に発売され、二期生のソロ写真集の歴史に新たな一冊を加えた。
【歴代写真集一覧】ソロ・グループ別に発売日と出版社を整理
日向坂46の写真集は、グループ名がけやき坂46だった時代から続いている。
初期にはメンバー個人の作品が中心だったが、2019年の『立ち漕ぎ』をきっかけにグループとしての写真集も登場。その後、2021年から2024年にかけてソロ作品が増加し、2025年以降は卒業記念作品や新世代メンバーの写真集も目立つようになった。
ここでは、けやき坂46時代の関連作を含め、主要な紙版写真集を発売順に整理する。
2019年:グループ写真集の出発点- 1月17日:渡邉美穂『陽だまり』/幻冬舎
- 8月28日:日向坂46『立ち漕ぎ』/新潮社
渡邉美穂の『陽だまり』は、けやき坂46時代の作品。続く『立ち漕ぎ』は、日向坂46として初めて発売されたグループ写真集だ。
2021年:ソロ写真集と日常を収めたグループ作品- 1月19日:齊藤京子『とっておきの恋人』/主婦と生活社
- 4月27日:日向坂46『日向撮 VOL.01』/講談社
- 6月29日:小坂菜緒『君は誰?』/集英社
この年の特徴は、ソロ写真集とメンバー同士のオフショット作品が並んだこと。
特に『日向撮 VOL.01』は、メンバー全員がカメラマンとなり、普段の関係性や自然体の表情を撮影した作品だ。通常のソロ写真集とは異なる楽しみ方ができる。
2022年:二期生を中心にソロ作品が充実- 3月1日:河田陽菜『思い出の順番』/講談社
- 7月26日:丹生明里『やさしい関係』/幻冬舎
- 9月13日:東村芽依『見つけた』/白夜書房
- 12月20日:金村美玖『羅針盤』/光文社
2022年は個人写真集の発売が相次いだ年だ。
河田陽菜の『思い出の順番』は、初版10万部でスタートし、発売前の重版によって累計発行部数12万部となったことでも話題になった。
年末には金村美玖の『羅針盤』が発売。後の2nd写真集『機微』につながる、金村の写真表現を知るうえで重要な作品となっている。
2023年:個性を生かした作品が続々登場- 5月9日:影山優佳『知らないことだらけ』/扶桑社
- 6月20日:加藤史帆『#会いたい』/小学館
- 9月12日:上村ひなの『そのままで』/主婦と生活社
それぞれ異なる魅力を持つメンバーが、個人の世界観を写真集という形で表現した年だ。
2024年:発売数が増えたソロ写真集の充実期- 5月28日:松田好花『振り向いて』/講談社
- 6月18日:高本彩花『僕の記憶の中で』/光文社
- 12月3日:濱岸ひより『もしも』/主婦の友社
- 12月17日:佐々木美玲『陽射しのパレード』/集英社
2024年は、春から初夏にかけての作品に加え、年末にも2冊が発売された。
松田好花の『振り向いて』は初週約5.1万部を記録。2024年のソロ作品を代表するヒット作の一つとなった。
2025年:卒業記念作と2nd写真集の登場- 3月25日:佐々木久美『めくる日々』/主婦の友社
- 8月5日:富田鈴花『鈴花サーキット』/光文社
- 11月11日:河田陽菜『テイクオフ』/竹書房
2025年は、卒業を控えたメンバーの記念作品や、既刊の続編が注目された。
2026年:新世代と二期生の新作が並ぶ- 8月4日:藤嶌果歩『果実の歩幅』/集英社
- 10月20日:金村美玖『機微』/講談社
2026年11月現在、発売済みの主要な歴代作品は、グループ作品を含めて21冊となる。
なお、元メンバーの宮田愛萌による2026年1月28日発売の『Lilas』(幻冬舎)もある。こちらは卒業後のソロ活動として発表された作品であり、日向坂46在籍中の写真集とは区別しておきたい。
【初週売上ランキング】日向坂46の人気写真集はどれ?
写真集を比較する際に、読者が気になるのが初週売上だ。
初週売上は、発売直後の注目度や購買動向を把握するための指標となる。日向坂46の歴代作品を見ると、ソロ作品とグループ作品の双方に大きなヒット作がある。
歴代の代表的な初週売上比較以下はオリコン週間ランキングを中心に集計された初週売上データから、上位作品と2025~2026年の新作を抜粋した比較だ。数字は読みやすいように概数で示している。
出典:オリコン週間BOOKランキングの公表値および歴代初週売上の集計資料。順位は日向坂46・けやき坂46関連作品の比較。概数表示のため同じ約3.4万部でも実際の部数には差がある。
ソロ写真集の歴代1位は小坂菜緒『君は誰?』ソロ作品の初週売上でトップに立つのは、小坂菜緒の1st写真集『君は誰?』だ。
初週売上は121,827部。発売時点から大きな反響を呼び、発売後の重版も続いた。
2021年7月には3度目の重版が決定し、累計発行部数は19万部に到達。初版15万部という大規模なスタートから、さらに増刷を重ねた実績は、日向坂46の写真集市場を語るうえで外せない。
グループ写真集では『立ち漕ぎ』が強いグループ作品では、2019年発売の『立ち漕ぎ』が初週約9.5万部を記録している。
オリコンの2019年9月6日付発表では、初週9.5万部で週間BOOKランキング1位。女性写真集の初週売上としても当時の歴代6位という好成績だった。
その後もランキング上位を維持し、発売から約1か月半後にも写真集ジャンルでトップ5入り。累積売上も12万部を突破した。
初週売上だけで人気を判断できない理由初週売上は有力な比較材料だが、写真集の評価を決める唯一の数字ではない。
- 発売前の予約数や特典施策によって初動は変わる。
- 発売後の重版やロングセラーによって累積売上は伸びる。
- グループ写真集とソロ写真集では購入目的が異なる。
- 出版社、発売時期、流通規模によって販売条件も違う。
特に『立ち漕ぎ』と『君は誰?』を単純に比べる場合、グループ作品と個人作品という違いを理解しておく必要がある。
また、オリコンの週間売上は全国の書店やオンライン販売の調査に基づく推定値であり、初版発行部数や累計発行部数とは別の数字だ。ここを混同しないことが、ランキングを正しく読むポイントになる。
【出版社・価格・限定カバー】購入前に確認したい特典情報
日向坂46の写真集は、作品によって出版社が異なる。
講談社、集英社、光文社、新潮社、竹書房などが出版を担当しており、価格帯も1,980円から2,750円程度まで幅がある。
2026年最新2作品の購入特典を比較『機微』は書店ごとの限定カバー・特典が充実
金村美玖の『機微』は、通常版に加えて次の限定カバー版が発売された。
- Sony Music Shop限定カバー版
- 楽天ブックス限定カバー版
- @Loppi・HMV限定カバー版
また、通常版には全6種類のポストカードから1枚がランダムで封入される。
書店によってはA5フォトカードや折り目なしB3ポスターなどの購入特典も用意された。SHIBUYA TSUTAYAでは発売を記念したパネル展示も開催され、写真集の世界観を楽しめる企画が展開された。
『果実の歩幅』は書店別カバーに注目
藤嶌果歩の『果実の歩幅』も、通常版のほかに書店別の限定カバーが展開された。
紀伊國屋書店などで異なる表紙が用意され、通常版とは違うビジュアルを楽しめる仕様となっている。
写真集の中身を楽しみたい人は通常版でも十分だが、表紙のコレクションを重視するファンにとっては限定版を選ぶ楽しみもある。
出版社による価格帯の違い過去の作品を購入する場合は、定価だけでなく中古価格や在庫状況も確認したい。
- 講談社: 『日向撮 VOL.01』『思い出の順番』『振り向いて』『機微』など。
- 集英社: 『君は誰?』『陽射しのパレード』『果実の歩幅』など。
- 光文社: 『羅針盤』『僕の記憶の中で』『鈴花サーキット』など。
- 新潮社: グループ写真集『立ち漕ぎ』。
- 竹書房: 河田陽菜2nd写真集『テイクオフ』。
中古市場では、初版カバーや封入特典の有無によって価格が異なる場合もある。購入時には商品説明を確認したい。
【おすすめ・人気ランキング】目的別に選びたい日向坂46写真集
歴代作品が増えたことで、どれを最初に購入すればよいか迷う読者も多い。
ここでは売上実績だけでなく、写真集の内容や楽しみ方を基準におすすめ作品を紹介する。
1. 小坂菜緒『君は誰?』
歴代最高クラスの初週売上を記録した代表作。小坂菜緒の魅力をじっくり楽しみたい人におすすめ。
2. 日向坂46『立ち漕ぎ』
沖縄旅行をテーマにした作品。メンバー全体の雰囲気や仲の良さを楽しみたい人に向いている。
3. 藤嶌果歩『果実の歩幅』
マイアミと北海道という対照的なロケーションが魅力。四期生の新しい表現に触れたい人におすすめ。
4. 金村美玖『羅針盤』
金村美玖の1st写真集。2nd『機微』と読み比べることで、約4年間の表現の変化を楽しめる。
5. 日向坂46『日向撮 VOL.01』
メンバー自身が撮影したオフショットが中心。ステージ上とは違う日常の表情を楽しみたい人にぴったり。
6. 金村美玖『機微』
2026年の最新作。オーストリアの風景と繊細な感情表現を重視した作品を探している人におすすめ。
写真集選びでは、次の3つを基準にすると失敗しにくい。
メンバーを幅広く知りたい人
『立ち漕ぎ』や『日向撮 VOL.01』がおすすめ。特定のメンバーだけでなく、グループ全体の空気感を楽しめる。
好きなメンバーの魅力を深く知りたい人
ソロ写真集がおすすめ。1stと2ndがある河田陽菜や金村美玖なら、2冊を比較することで表現の違いも見えてくる。
2026年の最新作を手に入れたい人
『果実の歩幅』と『機微』を比較したい。藤嶌果歩の初写真集と金村美玖の2nd写真集では、撮影地も作品のテーマも異なるため、好みに応じて選べる。
一方、書店別特典や限定カバーだけを目的に購入する場合は、在庫や配布終了の有無を事前に確認することが大切だ。
【よくある質問】日向坂46の写真集に関するFAQ
Q1:2026年現在、日向坂46の最新写真集は何ですか?
A1:2026年11月2日現在の最新発売作は、10月20日発売の金村美玖2nd写真集『機微』です。その前に発売された2026年の作品が、8月4日発売の藤嶌果歩1st写真集『果実の歩幅』です。
Q2:日向坂46の写真集で初週売上が最も多い作品は?
A2:ソロ写真集では小坂菜緒の『君は誰?』が121,827部で歴代トップです。グループ作品では『立ち漕ぎ』が約9.5万部で高い実績を残しています。
Q3:金村美玖の写真集は何冊ありますか?
A3:2026年11月現在、1st写真集『羅針盤』と2nd写真集『機微』の2冊です。『羅針盤』は2022年12月20日、『機微』は2026年10月20日に発売されました。
Q4:河田陽菜の写真集は何冊ありますか?
A4:1st写真集『思い出の順番』と2nd写真集『テイクオフ』の2冊です。初めて購入する場合は、発売順に読むと表現の変化を楽しめます。
Q5:限定カバーと通常版で写真集の内容は違いますか?
A5:基本的には表紙や購入特典が異なる仕様です。写真集本編の違いよりも、表紙のデザインや店舗別の付属品を基準に選ぶとよいでしょう。特典は数量限定の場合があるため、販売店の商品説明を確認してください。
【プロの結論】日向坂46写真集は売上・作品性・発売時期の3軸で選ぶ
日向坂46の歴代写真集を振り返ると、作品ごとに異なる魅力があることが分かる。
2019年の『立ち漕ぎ』はグループの原点を感じさせる作品であり、2021年の『日向撮 VOL.01』はメンバー同士の自然な関係性を収めた一冊だった。
2021年以降は小坂菜緒、齊藤京子、河田陽菜、金村美玖などのソロ作品が続き、個人の表現を楽しむ文化が広がった。そして2025年から2026年にかけては、富田鈴花、河田陽菜、藤嶌果歩、金村美玖と、異なる世代やキャリアのメンバーが新しい作品を発表している。
特に2026年の『果実の歩幅』と『機微』は、日向坂46の写真集が次の段階に進んでいることを感じさせる2作品だ。
写真集を選ぶ際に、初週売上ランキングだけを追う必要はない。好きなメンバーの作品を選ぶのか、グループの歴史を振り返るのか、それとも撮影地や写真表現に惹かれるのか。自分が何を楽しみたいのかを明確にすれば、満足度の高い一冊に出会いやすくなる。
2026年11月時点のおすすめは、グループの魅力を知るなら『立ち漕ぎ』、ソロ作品の歴史を知るなら『君は誰?』、新しい世代に注目するなら『果実の歩幅』、写真表現の進化を楽しむなら『機微』だ。
今後も新たなメンバーのソロ写真集やグループ作品が登場する可能性があり、日向坂46の写真集はグループの歩みを記録する重要なコンテンツとして注目される。