窓口で振込を依頼する場合は、口座から出金するか、現金を持ち込むかによって料金が変わります。
窓口で口座から振り込む場合三井住友銀行の口座から出金して同行の別支店へ振り込む場合、手数料は220円です。
同一支店への振込でも220円で、3万円未満・3万円以上による料金の違いはありません。
窓口で現金振込をする場合現金を持ち込んで窓口から振り込む場合は880円です。
口座出金による振込と比較すると660円高くなります。
窓口を利用するメリットは、振込操作に不慣れな人でも銀行員に相談しながら手続きを進められることです。一方、手数料を抑えたい人にとっては、アプリやATMのキャッシュカード利用が有利です。
特に、振込を毎月行う場合、220円や880円の差も年間では無視できません。
例えば、毎月1回、窓口で口座出金による振込を行うと、年間2,640円の手数料になります。アプリなら同じ振込を無料で行えるため、年間の節約額も2,640円です。
【定額自動送金《きちんと振込》】毎月の振込には便利だが手数料に注意

家賃、仕送り、生活費の送金など、毎月決まった金額を振り込む場合に便利なのが、三井住友銀行の定額自動送金《きちんと振込》です。
あらかじめ振込先と金額、振込日を指定しておけば、毎月自動的に送金できます。
銀行に毎月出向いたり、その都度アプリを操作したりする必要がありません。
通常利用では取扱手数料110円が加算される定額自動送金には、通常の振込手数料とは別に、1回あたり110円の取扱手数料が設定されています。
他支店への振込であれば、次のようになります。
| 振込金額 | 振込手数料 | 取扱手数料 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 3万円未満 | 110円 | 110円 | 220円 |
| 3万円以上 | 330円 | 110円 | 440円 |
同一支店あての場合は振込手数料が無料なので、通常の合計は110円です。
毎月の送金を忘れずに済ませられるメリットはありますが、通常振込と比較すると費用が発生する点に注意しましょう。
Oliveアカウントなら定額自動送金も無料ここで注目したいのがOliveアカウントの優遇です。
三井住友銀行の公式案内によると、Oliveアカウント契約口座を出金口座に指定した定額自動送金では、次の2つが無料になります。
- 定額自動送金取扱手数料:110円
- 所定の振込手数料:通常110円または330円など
つまり、Oliveアカウントを利用すれば、通常の同行間振込だけでなく、定額自動送金も手数料負担なしで利用できます。
ただし、優遇を受けるには、送金実行日の2営業日前の17時時点でOliveアカウントを契約している必要があります。
また、定額自動送金の新規申込は、初回振込日の6営業日前までに手続きを完了する必要があります。急ぎの振込に使うサービスではないため、余裕を持って申し込みましょう。
【Olive・無料化の方法】振込手数料を節約するなら何を選ぶべき?
三井住友銀行の振込手数料を無料にする方法を考える際、まず区別したいのが「同行あて」と「他行あて」です。
同行あての場合は、通常のSMBCダイレクトや当行キャッシュカードによるATM振込がもともと無料です。
そのため、同行間の通常振込だけを目的にOliveへ切り替える必要はありません。
一方、他行あての振込や定額自動送金を利用する人には、Oliveのメリットがあります。
Oliveアカウントの振込手数料優遇| Oliveのランク | 他行あてSMBCダイレクト振込の無料回数 |
|---|---|
| Olive一般 | 月3回 |
| Oliveゴールド | 月3回 |
| Oliveプラチナプリファード | 月3回 |
| Olive Infinite | 月10回 |
この無料回数は、Olive契約口座を出金口座にしたSMBCダイレクトでの他行あて振込に適用されます。
無料回数を超えると通常の手数料がかかります。
なお、定額自動送金《きちんと振込》については、Olive契約口座を利用することで振込手数料と取扱手数料が無料になります。こちらは月間の無料回数制限がありません。
ことら送金を利用する方法少額の個人あて送金であれば、ことら送金も選択肢になります。
- 1回あたり10万円以下
- 個人あての送金
- ことら送金に対応している金融機関が対象
- 送金手数料無料
他行あてでも利用できるため、同行以外の口座に少額を送金するときにも便利です。
Vポイントによる振込手数料の割引三井住友銀行では、Vポイントを利用してSMBCダイレクトの振込手数料を割り引く方法も案内しています。
ただし、同行あての通常振込は最初から無料です。
Vポイントを使うメリットを考えるなら、手数料が発生する他行あて振込などを対象に検討する方が合理的です。
利用方法別のおすすめ判断基準- 毎月数回、同行に振り込む人: 三井住友銀行アプリがおすすめ。手数料は無料で、手続きも手軽です。
- スマートフォン操作が苦手な人: 三井住友銀行の店舗内ATMで当行キャッシュカードを利用する方法がおすすめです。
- 毎月同じ口座に送金する人: Oliveアカウントと定額自動送金の組み合わせが便利です。
- 他行にも頻繁に送金する人: Oliveの無料回数やことら送金を活用すると節約につながります。
- 現金しか持っていない人: ATM現金振込や窓口振込を利用できますが、手数料は高くなります。
重要なのは、無料にするために新しいサービスへ申し込む前に、現在利用できる無料の振込方法を把握することです。
【プロの結論】同行間振込は支店よりも「手続き方法」で選ぶのが正解
三井住友銀行から三井住友銀行への振込では、支店が同じか異なるかを気にするよりも、どの方法で振り込むかを優先して考えるべきです。
今回の料金体系から読み取れる要点は3つあります。
第一に、支店をまたぐ振込でもオンラインと当行カードATMは無料です。
同行間の通常振込なら、アプリを利用することで支店の違いに関係なく手数料を抑えられます。
第二に、現金を使うと手数料負担が大きくなります。
ATM現金振込は550円、窓口現金振込は880円です。キャッシュカードを使える環境なら、わざわざ現金振込を選ぶ経済的な理由は少なくなります。
第三に、定額自動送金は利便性と費用のバランスで選ぶべきです。
毎月の送金を自動化したい人にとっては便利ですが、通常は取扱手数料が加算されます。Oliveアカウントの契約があれば、この負担をなくせる点は見逃せません。
銀行の手数料は、金額だけでなく、利用するサービスの条件によって変わります。
無料の通常振込を活用し、必要な場合にだけ自動送金や窓口を使う。この使い分けが、無理なく銀行手数料を節約する方法です。
【三井住友銀行から三井住友銀行への振込手数料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:三井住友銀行から別の支店の三井住友銀行に振り込む場合も無料ですか?
A1:はい。三井住友銀行アプリやSMBCダイレクト、三井住友銀行のキャッシュカードを使った当行ATMからの通常振込なら、別支店あてでも振込手数料は無料です。
Q2:三井住友銀行同士の振込で3万円以上になると手数料は上がりますか?
A2:通常のアプリ振込や当行キャッシュカードによるATM振込では、3万円以上でも無料です。ただし、定額自動送金《きちんと振込》では、他支店あての場合に3万円未満110円、3万円以上330円の振込手数料が設定されています。別途、通常110円の取扱手数料もかかります。
Q3:三井住友銀行のATMから現金で振り込むといくらですか?
A3:同行あてのATM現金振込は550円です。窓口で現金振込をする場合は880円です。いずれも同一支店・他支店による料金差はありません。
Q4:三井住友銀行アプリからの振込も無料ですか?
A4:はい。通常の同行あて振込であれば無料です。アプリからSMBCダイレクトの振込機能を利用できます。
Q5:Oliveアカウントがないと同行間振込は無料になりませんか?
A5:いいえ。通常のSMBCダイレクトや当行キャッシュカードによるATM振込は、Oliveアカウントがなくても同行あてなら無料です。Oliveのメリットは、他行あて振込や定額自動送金などにもあります。
Q6:コンビニATMから三井住友銀行の別支店へ振り込む場合も無料ですか?
A6:振込手数料自体は無料の対象ですが、イーネットATMやローソン銀行ATMでは別途220円または330円のATM利用手数料がかかる場合があります。また、セブン銀行ATMでは当行キャッシュカードによる振込を取り扱っていません。
2026年11月時点の三井住友銀行の公式手数料体系では、三井住友銀行から三井住友銀行への通常振込は、同一支店でも他支店でも、SMBCダイレクトや当行キャッシュカードによるATM利用なら無料です。
一方、ATM現金振込は550円、窓口の口座出金による振込は220円、窓口の現金振込は880円です。定額自動送金《きちんと振込》は別途取扱手数料が発生しますが、Oliveアカウントを利用すれば両方の手数料を無料にできます。
手数料を最小限に抑えたいなら、まずは三井住友銀行アプリからの通常振込を選ぶのがおすすめです。ATMを利用する場合も、コンビニATMの追加利用料に注意し、可能なら店舗内ATMで当行キャッシュカードを使いましょう。
支店が違うから有料になる、3万円を超えるから手数料が上がる、といった思い込みをなくし、自分の利用方法に合った振込手段を選ぶことが、無駄な出費を防ぐ近道です。