2026年11月現在、國學院大學陸上競技部は、学生三大駅伝で優勝を争うトップクラスのチームとして存在感を示している。10月12日の出雲駅伝では総合2位、11月1日の全日本大学駅伝でも総合2位。いずれも早稲田大学に優勝を譲ったものの、複数の区間で区間賞や区間新記録を獲得し、選手層の厚さを証明した。チームを率いるのは2009年から監督を務める前田康弘氏。2026年度の主将・野中恒亨を中心に、飯國新太、吉田蔵之介、髙石樹らが主力として活躍している。
注目は、2027年1月2日・3日に開催される第103回箱根駅伝だ。國學院大學は2026年の第102回大会で過去最高の総合2位に入り、初優勝まであと一歩に迫った。出雲・全日本で連続2位となった現在のチームは、どこまで箱根の頂点に近づいているのか。公式の大会結果、区間記録、選手プロフィール、監督の経歴をもとに、2026年最新の戦力と今後の展望を整理する。
【2026年最新】國學院大學陸上競技部の戦績は?出雲・全日本で連続2位の実力

2026年の國學院大學陸上競技部を評価するうえで、まず押さえておきたいのが学生三大駅伝のうち、すでに終了した2大会の結果だ。
出雲駅伝では2時間6分54秒で総合2位。続く全日本大学駅伝では5時間7分5秒を記録し、こちらも総合2位となった。どちらも優勝には届かなかったが、異なる距離とレース展開の中で上位を維持した点は評価できる。
出雲駅伝2026は大会新記録で総合2位2026年10月12日に開催された第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走は、出雲大社前から出雲ドーム前までを結ぶ全6区間、45.1kmの大会だった。
國學院大學は2時間6分54秒の大会新記録でフィニッシュ。優勝した早稲田大学の2時間5分56秒には58秒届かなかったものの、従来の大会記録を上回る好タイムだった。
レース序盤は浅野結太が1区4位で襷をつなぎ、2区の鼻野木悠翔が6位、3区の辻原輝も順位を維持した。ここからチームの流れを変えたのが4区の野中恒亨主将だ。
野中は17分14秒で区間2位を記録し、区間新記録を樹立。総合順位を4位に押し上げた。続く5区の飯國新太も17分39秒の区間新記録で3位。最後はアンカーの髙石樹が29分20秒の区間3位で走り、総合2位まで順位を上げた。
特に注目したいのは、野中と飯國が連続して区間新記録を出したことだ。単純なスピードだけではなく、優勝争いの重要な局面でチームを押し上げられる選手が複数いることを示している。
全日本大学駅伝2026でも総合2位を確保11月1日の第58回全日本大学駅伝対校選手権大会は、愛知県の熱田神宮西門前から三重県の伊勢神宮内宮宇治橋前までを結ぶ106.8km、全8区間で行われた。
國學院大學は5時間7分5秒で総合2位。優勝した早稲田大学の5時間3分31秒との差は3分34秒だった。
出雲駅伝に続く2位という結果には悔しさも残る。しかし、チーム記録を更新し、飯國新太と吉田蔵之介がそれぞれ区間賞を獲得したことは大きな収穫だ。
大会結果から読み取れるのは、國學院大學が一部のエースだけに依存するチームではないということ。複数の選手が重要区間で結果を残し、総合順位を押し上げている。
【メンバー・主力選手一覧】野中恒亨、飯國新太、髙石樹、吉田蔵之介に注目
2026年度の國學院大學陸上競技部は、4年生の経験と3年生以下の成長が組み合わさったチーム構成になっている。
主将を務める野中恒亨は、チームの精神的な柱であると同時に、トラック・駅伝の両方で高い能力を持つ選手だ。飯國新太は寮長としてチーム運営にも関わり、吉田蔵之介は副将として競技面からチームを支える。
2026年度の主な幹部と注目選手| 選手名 | 学年・役割 | 2026年の主な実績 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 野中恒亨 | 4年・主将 | 出雲4区17分14秒、全日本7区51分07秒 | 出雲で区間新記録。チームを率いるエース |
| 飯國新太 | 3年・寮長 | 出雲5区17分39秒、全日本4区33分15秒 | 全日本で区間賞。出雲でも区間新記録 |
| 吉田蔵之介 | 4年・副将 | 全日本6区36分41秒 | 全日本で区間賞・区間新記録を獲得 |
| 髙石樹 | 2年 | 出雲6区29分20秒、全日本8区57分20秒 | 両大会でアンカーを担当。将来性も高い |
| 浅野結太 | 3年 | 出雲1区22分52秒、全日本2区31分21秒 | 序盤の流れをつくる重要な選手 |
| 辻原輝 | 4年 | 出雲3区23分56秒、全日本3区33分52秒 | 上級生としてチームを支える |
| 鼻野木悠翔 | 3年 | 出雲2区15分53秒、全日本5区35分34秒 | 全日本で区間2位。安定した走りが光る |
| 尾熊迅斗 | 3年 | 全日本1区27分55秒 | 全日本のスタートを任された選手 |
※記録は2026年の各大会における公式発表の区間記録。学年・役職は2026年度の情報。
野中恒亨主将は國學院の中心選手野中恒亨は静岡県立浜松工業高校出身。國學院大學の2026年度主将で、人間開発学部健康体育学科に所属する。
大学陸上競技部の選手プロフィールには、5000m13分28秒47、10000m27分36秒64、ハーフマラソン1時間00分51秒という記録が掲載されている。
2026年の出雲駅伝では4区を担当し、区間2位の走りで区間新記録を樹立。全日本では各校のエースが集まる7区を任され、51分07秒で区間4位となった。
主将としてチームをまとめながら、重要な区間で結果を残す。箱根駅伝2027では、長い距離での安定感と勝負どころでの積極性が期待される。
飯國新太は全日本で区間賞を獲得した成長株飯國新太は國學院大學久我山高校出身の3年生。2026年度は寮長を務めている。
選手プロフィールに掲載されている主な記録は、5000m13分51秒98、10000m28分23秒35、ハーフマラソン1時間01分51秒だ。
2026年の出雲駅伝では5区を担当し、17分39秒の区間新記録で区間3位。全日本では4区を任され、33分15秒の区間賞を獲得した。
特筆すべきなのは、出雲の比較的短い区間だけでなく、全日本の11.8kmという距離でも力を発揮したことだ。箱根駅伝に向けて、長距離への対応力がさらに伸びれば、チームにとって大きな武器になる。
髙石樹は将来のエース候補髙石樹は高知工業高校出身の2年生。2026年の出雲駅伝と全日本大学駅伝では、いずれも最終区間を任された。
出雲では10.2kmの6区を29分20秒で走り、区間3位。全日本では19.7kmの最長区間となる8区を57分20秒でまとめ、区間3位に入った。
特に全日本の最終区間で57分台を記録したことは、今後の箱根駅伝を考えるうえでも注目に値する。2026年度の選手プロフィールには、10000m27分57秒71、ハーフマラソン1時間00分53秒という記録も掲載されている。
まだ2年生でありながら、すでに主要大会のアンカーを任されている点は見逃せない。野中ら上級生が卒業した後のチームを考えても、髙石は重要な存在になる。
吉田蔵之介は副将として結果で示した吉田蔵之介は埼玉栄高校出身の4年生で、2026年度は副将を務めている。
全日本大学駅伝では6区を担当。36分41秒で区間賞を獲得し、区間新記録も樹立した。後半の勝負どころでチームの2位を守った走りは、2026年の國學院を象徴するパフォーマンスの一つだった。
2026年度の幹部発表では、野中恒亨が主将、田中愛睦・辻原輝・吉田蔵之介が副将として発表されている。飯國新太は寮長を担当し、競技面だけでなく生活面からもチームを支える体制が整っている。
【駅伝結果を徹底分析】出雲・全日本で國學院大學が見せた強さと課題
2大会連続の総合2位という結果を詳しく見ると、國學院大學の強みと課題がはっきりしてくる。
出雲駅伝は後半の追い上げが際立った出雲駅伝では、1区の浅野が4位で襷をつないだ後、2区の鼻野木が6位、3区の辻原も6位でレースを進めた。
この時点では優勝争いから少し離れた位置にいたが、4区の野中が区間新記録を出して総合4位に浮上。5区の飯國も区間新記録を記録し、アンカーの髙石が最後に2校をかわして2位に入った。
つまり、出雲での2位は序盤から独走した結果ではない。中盤で順位を落としながらも、主力選手が勝負区間で流れを変えた結果だ。
一方、優勝した早稲田大学は2時間5分56秒。國學院大學との差は58秒だった。出雲のような短い大会では、序盤の小さなタイム差が最終順位に大きく影響する。先頭集団でレースを進める力は、次のシーズンに向けた改善ポイントになる。
全日本では序盤の出遅れを区間賞で挽回全日本大学駅伝では、序盤の展開に課題が表れた。
1区の尾熊迅斗は27分55秒で区間13位。トップとは8秒差で襷をつないだ。順位だけを見ると苦しいスタートだが、タイム差は大きくなく、まだ十分に挽回できる状況だった。
2区の浅野が区間5位で総合5位まで順位を上げ、3区の辻原がさらに追い上げて3位へ。そして4区の飯國が区間賞を獲得し、チームを総合2位まで押し上げた。
後半も鼻野木が区間2位、吉田が区間賞、野中が区間4位、髙石が区間3位と、各選手が安定した走りを見せた。
結果として國學院大學は全8区間のうち、2区間で区間賞を獲得。特に吉田の区間新記録は、長い距離での競争力を示す好材料だった。
ただし、優勝した早稲田大学との最終的な差は3分34秒。総合2位を確保した一方で、優勝するにはチーム全体のタイムをさらに引き上げる必要がある。
2大会連続2位が示すもの出雲は45.1km、全日本は106.8km。距離が大きく異なる2大会で同じ総合2位という結果を残したことには意味がある。
短距離寄りのスピードだけでなく、長い距離を走り切る持久力も備えているからだ。野中、飯國、吉田、髙石らが異なる区間で結果を残したことからも、特定の選手だけに依存していないことが分かる。
一方、優勝校との差が両大会で残ったことも事実だ。区間賞を取れる選手を複数抱えていても、全区間でわずかな差を積み重ねられれば、総合順位は変わる。
國學院大學が次に目指すべきなのは、個々の区間で好記録を出すことに加え、チーム全体として失速する区間を減らすことだ。
【前田康弘監督の指導方針】國學院大學が駅伝に強い理由とは
國學院大學陸上競技部の成長を語るうえで欠かせない人物が、前田康弘監督だ。
國學院大學の公式プロフィールによると、前田監督は2009年8月に監督へ就任。市立船橋高校、駒澤大学、富士通で競技経験を積んだ指導者である。
現役時代には2000年の箱根駅伝で駒澤大学の主将として総合優勝を経験。1998年と1999年には全日本大学駅伝の2連覇も経験している。
選手としての経験を生かしたチームづくり前田監督の経歴で注目したいのは、大学駅伝の頂点を経験していることだ。
箱根駅伝や全日本大学駅伝は、単純な個人記録だけでは勝てない。選手の状態、区間配置、当日の気象条件、チーム内の競争、故障への対応など、さまざまな要素が絡み合う。
2024年11月24日に國學院大學で開催された文化講演会では、前田監督と皇學館大学の寺田夏生監督による対談が実施された。大学公式の開催報告によれば、選手との関わり方、チームづくりの重要性、スカウトの苦労などが議論された。
この内容から見えてくるのは、駅伝の強さが単なる練習量や個人の才能だけで決まるものではないということだ。選手を獲得し、育て、チームとして機能させる仕組みが必要になる。
監督が掲げる2026年度の目標陸上競技部の公式プロフィールには、前田監督の2026年度の抱負として次の言葉が掲載されている。
「頂点へ。想いを継承し、さらなるステージに邁進します。」
この目標は、2026年の2大会連続2位という結果と重なる。上位に入るだけでなく、最後に勝ち切るチームへ進化することが求められている。
また、長距離コーチの山口祥太氏や鈴木涼太氏も、公式プロフィールで箱根駅伝総合優勝やチームの頂点を目指す姿勢を示している。監督一人に依存するのではなく、指導スタッフが目標を共有する体制が整っている。
國學院大學の駅伝が強くなった背景國學院大學の強さには、いくつかの要素がある。
第一に、長期的な育成体制だ。前田監督の就任は2009年。短期間の好成績だけではなく、長年にわたって駅伝に取り組む環境を整えてきた。
第二に、選手の役割分担が明確になっている点だ。野中は主将、飯國は寮長、吉田は副将という立場で、それぞれが競技とチーム運営の両面で責任を担っている。
第三に、下級生の台頭だ。髙石は2年生ながら出雲・全日本の両大会でアンカーを務めた。飯國や鼻野木も3年生として主要区間を任されている。上級生が卒業した後も戦力を維持できる可能性がある。
こうした継続的な育成と競争環境が、國學院大學を安定して上位に進出するチームへと押し上げてきた。
【箱根駅伝の歴代成績】國學院大學と青山学院大学を比較
國學院大學が2027年の箱根駅伝で初優勝を狙ううえで、過去の成績とライバル校との比較は欠かせない。
2026年の箱根駅伝で過去最高の総合2位2026年1月2日・3日に開催された第102回箱根駅伝で、國學院大學は総合2位に入った。
総合タイムは10時間40分07秒。往路は5時間20分02秒で4位、復路は5時間20分05秒で2位だった。
これは國學院大學の箱根駅伝における過去最高順位である。これまでの主な成績を見ると、2025年は3位、2024年は5位、2023年は4位、2022年は8位、2020年は3位だった。
2020年代に入ってから安定して上位争いに加わり、2026年にはついに2位まで順位を上げた。初優勝が現実的な目標として語られるようになった背景には、この継続的な成績向上がある。
國學院大學と青山学院大学の比較箱根駅伝で比較対象となるのが、青山学院大学だ。
青山学院大学は2026年の第102回箱根駅伝で総合優勝し、10時間37分34秒を記録した。國學院大學との差は2分33秒だった。
一方、2026年の全日本大学駅伝では、國學院大學が2位、青山学院大学が4位。國學院大學は5時間7分5秒、青山学院大学は5時間10分16秒で、両校の順位は逆転している。
この比較から分かるのは、両校の実力差が大会によって変化することだ。國學院大學は箱根駅伝でも総合2位に入っており、すでに優勝を狙える水準にある。
ただし、箱根駅伝には山上りの5区、山下りの6区を含む10区間217.1kmという独自の難しさがある。出雲や全日本で好成績を残したからといって、箱根で同じように走れるとは限らない。
特に重要なのは、山の適性、長距離区間への対応力、復路での選手層だ。青山学院大学のように箱根で勝ち切るためには、各区間に適した選手を配置する総合的な戦略が必要になる。
【國學院大學箱根駅伝2027】初優勝への展望と残された課題
2027年1月2日・3日に開催される第103回箱根駅伝は、國學院大學にとって大きな節目となる大会だ。
2026年の第102回大会では過去最高の総合2位。さらに同年の出雲駅伝と全日本大学駅伝でも2位に入った。三大駅伝すべてで優勝争いができる戦力を持っていることは、今季の結果が証明している。
主力選手の経験を箱根で生かせるか2027年の箱根駅伝では、野中恒亨、辻原輝、吉田蔵之介ら4年生にとって大学最後の大舞台となる。
2026年の駅伝で主力区間を経験してきた選手たちが、どの区間を担当するのかは大きな注目点だ。
特に野中は、出雲4区で区間新記録を出し、全日本でも7区を任された。長い距離を走る経験とチームをまとめる力を、箱根の重要区間で発揮できるかが焦点になる。
飯國は3年生、髙石は2年生。両選手が今季の経験を生かし、箱根でも安定した走りを見せられれば、チーム全体の選択肢はさらに広がる。
箱根駅伝で優勝するための3つの課題1つ目は、序盤から流れをつくること。
全日本大学駅伝では1区13位からのスタートとなった。最終的には2位まで順位を上げたものの、箱根駅伝では序盤の遅れを取り戻すために大きな負担がかかる。1区から3区で先頭集団に食らいつけるかが重要になる。
2つ目は、山の区間への対応だ。
箱根駅伝では、5区と6区の適性が総合順位に大きく影響する。出雲や全日本の区間成績だけでは山の適性を判断できない。選手の身体的特徴や過去の山登り・山下りの経験を踏まえた配置が必要だ。
3つ目は、10人の選手層を完成させること。
駅伝はエースだけでは勝てない。往路の主力選手に加え、復路を任せられる選手の安定感も求められる。上級生だけでなく、下級生がどこまで戦力として成長するかも大切だ。
2027年箱根駅伝の日程と出場状況第103回東京箱根間往復大学駅伝競走は、2027年1月2日(土)に往路、1月3日(日)に復路が開催される予定だ。
コースは東京・大手町から神奈川県箱根町の芦ノ湖を往復する全10区間、217.1km。國學院大學は第102回大会でシード権を獲得しているため、第103回大会への出場が決まっている。
2026年11月2日時点では、最終的な区間エントリーや当日変更による出走選手は確定していない。今後の記録会や選手のコンディションによって、実際のオーダーは変わる可能性がある。
箱根駅伝2027では、國學院大學が歴史を変える初優勝を実現できるか。出雲・全日本の連続2位を、最後の大舞台でどのような結果につなげるのかが最大の見どころだ。
【よくある質問】國學院大學陸上競技部に関するFAQ
Q1:國學院大學陸上競技部の2026年の主将は誰ですか?
A1:2026年度の主将は野中恒亨です。人間開発学部健康体育学科に所属する4年生で、出雲駅伝では4区を担当し、区間新記録を樹立しました。
Q2:國學院大學は出雲駅伝2026で何位でしたか?
A2:2026年10月12日に開催された第38回出雲駅伝で総合2位でした。記録は2時間6分54秒で、大会新記録です。優勝は早稲田大学でした。
Q3:國學院大學は全日本大学駅伝2026で何位でしたか?
A3:2026年11月1日の第58回全日本大学駅伝で総合2位でした。記録は5時間7分5秒です。飯國新太が4区、吉田蔵之介が6区で区間賞を獲得しました。
Q4:飯國新太はどのような選手ですか?
A4:飯國新太は2026年度の3年生で、寮長を務めています。出雲駅伝5区で区間新記録、全日本大学駅伝4区で区間賞を獲得した、國學院大學の主力選手です。
Q5:國學院大學の監督は誰ですか?
A5:前田康弘監督です。2009年8月に監督へ就任し、駒澤大学時代には2000年の箱根駅伝総合優勝を主将として経験しています。
Q6:國學院大學は箱根駅伝で優勝したことがありますか?
A6:2026年の第102回大会まで、箱根駅伝の総合優勝はありません。2026年大会で総合2位に入り、過去最高順位を更新しました。2027年の第103回大会では初優勝を目指します。
Q7:國學院大學と青山学院大学はどちらが強いですか?
A7:大会によって結果が異なります。2026年の箱根駅伝では青山学院大学が優勝、國學院大學が2位でした。一方、2026年の全日本大学駅伝では國學院大學が2位、青山学院大学が4位です。両校とも優勝を狙える強豪ですが、箱根駅伝では青山学院大学が一歩先行しています。
2026年11月現在、國學院大學陸上競技部は学生三大駅伝の優勝争いに加わる実力を持つチームだ。出雲駅伝2位、全日本大学駅伝2位という結果は、スピードと持久力の両面で高い競争力を備えていることを示している。
野中恒亨主将はエースとしてチームを引っ張り、飯國新太は全日本で区間賞を獲得。吉田蔵之介も区間新記録を樹立し、髙石樹は2年生ながら両大会でアンカーを務めた。上級生と下級生がそれぞれの役割を果たしている点は、今後に向けた大きな強みだ。
そして、2009年からチームを率いる前田康弘監督の存在も重要である。長期的な指導体制と選手育成の積み重ねが、箱根駅伝で過去最高の総合2位という結果につながった。
一方、出雲と全日本で連続2位に終わったことは、優勝までに越えるべき壁が残っていることも示している。序盤のレース運び、山の区間への適性、復路を含めた10人の総合力が、箱根駅伝2027の勝敗を左右するだろう。
國學院大學にとって、次の目標は単なる上位入賞ではない。2026年の悔しさを力に変え、悲願の箱根駅伝初優勝を実現できるか。野中主将を中心とする現チームの最後の挑戦に、大きな注目が集まる。