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カーリング女子日本代表決定戦2025の結果は?フォルティウス逆転劇と2026年最新動向を徹底解説

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 21 分
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2026年11月現在、カーリング女子日本代表決定戦を振り返るうえで最大の注目要点は、2025年9月14日に北海道稚内市で決着したフォルティウスとSC軽井沢クラブの激闘だ。フォルティウスは予選リーグで苦戦しながらも、ロコ・ソラーレとのタイブレークを制し、決定戦ではSC軽井沢クラブを3勝2敗で下してミラノ・コルティナ冬季五輪の最終予選代表に選ばれた。

その後、2025年12月の最終予選でノルウェーを破り、フォルティウスは日本女子の8大会連続となる五輪出場権を獲得。しかし、2026年2月の本大会では2勝7敗の8位に終わった。さらに五輪後には吉村紗也香の現役引退、吉田知那美のロコ・ソラーレ退団、松澤弥子の正式加入など、女子カーリング界を揺るがす動きが相次いでいる。

【2025年9月14日に決着】カーリング女子日本代表決定戦の結果とフォルティウスの逆転劇

カーリング女子日本代表決定戦

2025年9月10日から14日まで、北海道稚内市のみどりスポーツパークで開催された「2025カーリング日本代表決定戦」。女子はフォルティウス、SC軽井沢クラブ、LOCOSOLARE(ロコ・ソラーレ)の3チームが出場し、ミラノ・コルティナ2026冬季五輪の最終予選に進む日本代表の座を争った。

大会への出場資格は、それまでの国内大会の実績と世界ランキングによって決められた。2025年の日本選手権優勝チームであるフォルティウス、前年の日本選手権優勝チームであるSC軽井沢クラブ、そして国内最上位の世界チームランキングを持つロコ・ソラーレという、実績の異なる3チームが顔をそろえた。

予選は3チームとも2勝2敗の大混戦

予選は3チームによるダブルラウンドロビン方式。各チームが残る2チームと2回ずつ対戦する計4試合で順位を争った。

フォルティウスは初日の2試合でロコ・ソラーレに7-9、SC軽井沢クラブに6-8と連敗。スタートから厳しい状況に追い込まれた。

しかし、翌12日はロコ・ソラーレに7-6、SC軽井沢クラブに5-3で連勝。最終的に3チームすべてが2勝2敗で並ぶという展開になった。

予選最終順位はドローショットチャレンジ(DSC)の成績によって決定。SC軽井沢クラブが1位、フォルティウスが2位、ロコ・ソラーレが3位となった。2位と3位のチームがタイブレークに進み、フォルティウスがロコ・ソラーレを7-2で下して決定戦への進出を決めた。

9月14日の最終戦は吉村紗也香のラストショットで決着

決定戦は予選での直接対決の結果を持ち越す方式だったため、SC軽井沢クラブとフォルティウスは最初から1勝1敗の状態でスタートした。

9月13日に行われた第1戦では、SC軽井沢クラブが11-3と圧勝。通算2勝1敗となり、代表決定に王手をかけた。

翌14日午前の第2戦では、フォルティウスが7-6で勝利。これで両チームは2勝2敗となり、午後の最終戦で代表が決まることになった。

最終戦は両チームが互いに譲らず、5-5で第10エンドへ。最後のショットを担当したスキップの吉村紗也香が決定的な1点を奪い、フォルティウスが6-5で勝利した。

この結果、フォルティウスは通算3勝2敗で代表権を獲得。序盤の連敗から立て直し、最後まで勝負を諦めなかったチームの粘りが実を結んだ。

【仕組みを詳しく解説】カーリング女子の代表決定方式ベストオブ5とタイブレークのルール

2025年の大会を理解するうえで欠かせないのが、女子特有の予選方式とベストオブ5の仕組みだ。

ダブルラウンドロビンで予選順位を決定

3チームが総当たりを2回行い、それぞれ4試合の成績で順位を決める。単純な1回総当たりではなく、同じ相手と2度対戦するため、初戦の敗北を次の試合で取り返す機会がある。

ただし、2025年大会のように3チームが同じ勝ち数で並ぶケースでは、勝敗だけで順位を決められない。そこで使われるのがDSCだ。

DSCはドローショットチャレンジの略称で、規定のドローショットの計測結果をもとに順位を決める指標。2025年大会では、この数値によってSC軽井沢クラブが1位、フォルティウスが2位、ロコ・ソラーレが3位となった。

タイブレークは8エンド制の特別な一戦

日本カーリング協会の大会概要によると、女子予選終了後、2位と3位のチームの勝ち星が並んだ場合にはタイブレークを実施する。

通常の試合が10エンド制であるのに対し、女子タイブレークは8エンド制。1試合で決着し、同点の場合はエキストラエンドに進む。

2025年9月13日のフォルティウス対ロコ・ソラーレでは、フォルティウスが7-2で勝利。ロコ・ソラーレは予選で2連勝した好スタートを生かせず、代表決定戦への進出を逃した。

ベストオブ5は決定戦だけで3勝すればよいわけではない

ここで注意したいのが、ベストオブ5の意味だ。2025年の女子大会では、決定戦に進出した2チームの予選での直接対決2試合を含め、合計5試合のうち先に3勝したチームが勝者となる。

つまり、決定戦に進出した時点で両チームがゼロから対戦するわけではない。予選での勝敗が、そのまま決定戦の優位性につながる仕組みだった。

SC軽井沢クラブは予選の直接対決で1勝1敗。フォルティウスも同じく1勝1敗だったため、両者は1勝ずつを持ち越して最終決戦に入った。

この制度では、予選での勝利も決定戦の一部として機能する。予選から決定戦まで、すべての試合を同じ重みで戦う必要があるのだ。

【出場メンバーと関係性】フォルティウス・SC軽井沢クラブ・ロコ・ソラーレを比較

2025年の代表決定戦に出場した3チームは、それぞれ異なる強みと競技経験を持っていた。選手構成を整理すると、フォルティウスがどのようなメンバーで五輪への挑戦を勝ち取ったのかが見えてくる。

2025年大会の女子出場メンバー一覧
チーム 主な出場メンバー・ポジション 予選・大会結果 特徴
フォルティウス 吉村紗也香(フォース)、小野寺佳歩(サード)、小谷優奈(セカンド)、近江谷杏菜(リード)、小林未奈(リザーブ) 予選2勝2敗、タイブレーク7-2、決定戦3勝2敗 吉村を中心とした経験豊富なチーム
SC軽井沢クラブ 上野美優(フォース)、上野結生(サード)、西室淳子(セカンド)、金井亜翠香(リード)、三浦由唯菜(リザーブ) 予選2勝2敗、決定戦2勝3敗 上野姉妹を中心とした安定感のある構成
ロコ・ソラーレ 藤澤五月(フォース)、吉田知那美(サード)、鈴木夕湖(セカンド)、吉田夕梨花(リード)、松澤弥子(リザーブ) 予選2勝2敗、タイブレーク2-7 平昌・北京五輪メダル獲得経験を持つ強豪

出場メンバーは2025年大会公式のチーム登録情報に基づく。なお、ポジションとリザーブの区分は大会時点のものであり、2026年現在の所属や選手構成とは異なる。

フォルティウスを支えた吉村紗也香・小野寺佳歩・小谷優奈

フォルティウスの中心選手だった吉村紗也香は、スキップとして試合の戦術を組み立て、最後のショットで勝負を決める役割を担った。2025年9月14日の最終戦で最後の1点を獲得したことは、チームの代表決定を象徴する場面となった。

サードの小野寺佳歩は、2014年ソチ五輪の出場経験を持つ選手。カーリングだけでなく陸上競技にも取り組み、インターハイでは100メートルハードルや七種競技に出場した経歴を持つ。力強いスイープと繊細なショットでチームを支えている。

セカンドの小谷優奈はジュニア時代から競技経験を積み、2018年の日本カーリング選手権優勝も経験している。2025年の代表決定戦でも重要なポジションを担い、五輪最終予選、そして本大会へとつながるチームの一員となった。

また、近江谷杏菜は2010年バンクーバー五輪出場経験を持つリード。リザーブの小林未奈も含め、五輪を目指すチームとして経験と若さを組み合わせた構成だった。

SC軽井沢クラブとロコ・ソラーレの立ち位置

SC軽井沢クラブは2024年の日本選手権優勝を背景に出場。予選ではフォルティウスに8-6で勝利するなど、序盤から強さを見せた。決定戦第1戦でも11-3と圧倒したが、最終的にはフォルティウスの連勝を許した。

一方、ロコ・ソラーレは藤澤五月、吉田知那美、鈴木夕湖、吉田夕梨花を軸にした布陣。2018年平昌五輪の銅メダル、2022年北京五輪の銀メダルという実績を持つチームだった。

しかし、代表決定戦では予選2日目にSC軽井沢クラブとフォルティウスに連敗。タイブレークでも敗れ、五輪最終予選への切符を逃した。過去の実績が大きくても、短期決戦では当日のショット精度や試合展開への対応力が勝敗を左右することを示した大会だった。

【五輪出場から8位まで】フォルティウスのミラノ・コルティナ五輪への道

2025年9月の代表決定戦で選ばれたフォルティウスは、次の関門であるミラノ・コルティナ五輪最終予選へ進んだ。

2025年12月、カナダでノルウェーを撃破

五輪最終予選は2025年12月、カナダのケロウナで開催された。女子は8チームが参加し、総当たりの予選リーグを経て上位チームがプレーオフに進出する方式だった。

フォルティウスは予選で6勝1敗という好成績を残し、プレーオフへ進出。2025年12月10日のノルウェー戦では6-5で勝利し、ミラノ・コルティナ五輪の出場権を獲得した。

これにより日本女子は8大会連続の冬季五輪出場を決めた。9月の代表決定戦でSC軽井沢クラブに追い込まれながら勝ち抜いたチームが、約3か月後には世界の強豪を相手に五輪出場をつかんだのである。

2026年2月の本大会は2勝7敗で8位

一方、2026年2月のミラノ・コルティナ五輪では厳しい戦いとなった。

フォルティウスは女子1次リーグで10チームによる総当たり戦に臨んだものの、最終成績は2勝7敗の8位。準決勝進出に必要な上位4チームには届かなかった。

大会では優勝候補のスイスから勝利を挙げた一方、連敗が続く苦しい局面もあった。最終戦では中国に9-6で勝利し、最後まで戦い抜いた。

2025年の代表決定戦で勝ち抜くことと、世界のトップチームを相手に五輪で勝ち続けることは別の課題である。国内での選考を突破した後も、国際大会でのショット精度、複数の試合を通じた体力管理、戦術の引き出しが求められることを示した。

【2026年最新選手動向】吉村紗也香の引退・吉田知那美の退団・松澤弥子の加入

2026年は、代表決定戦を戦った選手たちのキャリアにも大きな変化があった。特にフォルティウスとロコ・ソラーレは、五輪後にチームの新しい体制へと移行している。

吉村紗也香が2025-2026シーズン限りで現役引退

2026年6月24日、フォルティウスは吉村紗也香の現役引退を正式に発表した。

吉村はカーリングを始めて25年、五輪を目指し始めて16年という長い競技人生を歩んできた。ミラノ・コルティナ五輪は自身5度目の挑戦でつかんだ初めての五輪出場だった。

引退の背景について、本人は公式コメントで、育児と競技、仕事を両立する生活の中で、子どもや家族と過ごす時間を大切にしたいという思いが強くなったことを説明している。

ただし、カーリング界から完全に離れるわけではない。今後はフォルティウスの一員として、普及・育成、地域貢献、広報活動などに携わる意向を示している。

選手として最後の五輪を戦い、次の世代を支える側へ移る。吉村の引退は、フォルティウスにとって一つの時代の区切りとなった。

吉田知那美が12年間所属したロコ・ソラーレを退団

ロコ・ソラーレは2026年3月31日、吉田知那美の退団を発表した。

吉田は2014年にロコ・ソラーレへ加入し、12年間にわたってチームを支えた。2018年平昌五輪の銅メダル、2022年北京五輪の銀メダル獲得にも貢献した中心選手の一人である。

退団に際して本人は、新しい環境へ向かいながらカーリングへの情熱を持ち続ける意向を表明した。したがって、ロコ・ソラーレの退団と競技生活そのものの引退は同じ意味ではない。

この動きによって、藤澤五月、鈴木夕湖、吉田夕梨花を中心としてきたロコ・ソラーレは、チーム構成の見直しを迫られることになった。

松澤弥子が2026-2027シーズンから正式加入

2026年6月24日、ロコ・ソラーレは育成チームのロコ・ステラで活動していた松澤弥子の正式加入を発表した。

松澤は約8年間にわたってロコ・ステラで経験を積んできた選手で、2025年の日本代表決定戦ではロコ・ソラーレのリザーブにも登録されていた。

2026-2027シーズンからはトップチームの一員として活動する。チーム公式プロフィールではポジションはサード。吉田知那美の退団後、新しい戦力として期待される存在だ。

なお、2026年の日本選手権ではロコ・ソラーレは1次予選敗退となった一方、3月の世界女子カーリング選手権では日本代表として4位に入っている。大会によって結果に差が出ており、新体制の完成度を高めることが今後の課題となる。

2026年後半の両チームの新体制

2026年8月のどうぎんクラシックでは、フォルティウスが新体制で大会に出場。吉村の後を継いで小林未奈が新スキップに就任し、近江谷杏菜、小野寺佳歩、小谷優奈とともに競技を続けている。

フォルティウスは同大会で最終的に4位。新体制での初勝利も挙げており、若いスキップを中心とするチームづくりが始まっている。

ロコ・ソラーレも松澤を加えた新構成で2026-2027シーズンを迎えた。2025年の代表決定戦で日本代表の座を争った両チームは、2026年にはそれぞれ異なるメンバー構成で次の目標を目指している。

【次の五輪は2030年】カーリング女子日本代表の選考方式はどう変わる?

ミラノ・コルティナ五輪が終了した後、日本カーリング協会は次のフランス・アルプス2030冬季五輪に向けた代表候補チームの選考方法を公表している。

2025年の代表決定戦では、直近2シーズンの日本選手権優勝チームと世界チームランキング上位チームを中心に、3チームによる選考が行われた。

しかし、次回は2026年から2029年までの4シーズンを対象とする、より長期的な選考制度になる。

日本選手権と世界選手権の実績が4年間にわたって評価される

日本カーリング協会が2025年10月6日に発表した選考方法では、2029年9月末までに代表候補決定戦を開催する予定となっている。

出場資格は、次の実績を持つチームなどに与えられる。

  • 第43回日本カーリング選手権大会の優勝チーム
  • 2026年世界カーリング選手権大会の出場チーム
  • 第44回日本カーリング選手権大会の優勝チーム
  • 2027年世界カーリング選手権大会の出場チーム
  • 第45回日本カーリング選手権大会の優勝チーム
  • 2028年世界カーリング選手権大会の出場チーム
  • 第46回日本カーリング選手権大会の優勝チーム
  • 2029年世界カーリング選手権大会の出場チーム
  • 上記以外で、所定のワールドカーリングチームランキング基準を満たす国内最上位チーム

女子のランキング枠には250ポイント以上という条件が設定されている。また、代表候補決定戦への出場に際しては、所定のメンバー継続条件なども定められている。

日本選手権の優勝だけでは五輪代表に近づけない時代へ

注目すべき変化は、国内大会での優勝実績だけでなく、世界選手権への出場や国際ランキングが長期的に評価されることだ。

日本選手権で勝つことは引き続き重要だが、世界で結果を残すことも次の五輪への道を開く条件となる。

2026年の世界女子選手権で日本代表が4位に入ったことも、国内チームの国際競争力を考えるうえで重要な実績だ。今後は日本選手権の結果だけでなく、国際大会でどれだけ安定して勝てるかが、チームの評価を左右していく。

【よくある質問】カーリング女子日本代表決定戦に関するFAQ

Q1:2025年のカーリング女子日本代表決定戦で優勝したのはどこ?
A1:フォルティウス。2025年9月14日の最終戦でSC軽井沢クラブを6-5で破り、通算3勝2敗でミラノ・コルティナ五輪最終予選の日本代表に決まった。

Q2:フォルティウスが代表に決まったのはいつ?
A2:2025年9月14日。北海道稚内市のみどりスポーツパークで行われたSC軽井沢クラブとの決定戦最終戦で勝利し、代表権を獲得した。

Q3:ロコ・ソラーレはなぜ代表になれなかった?
A3:予選を2勝2敗で終えた後、フォルティウスとの8エンド制タイブレークに2-7で敗れたため。決定戦への進出を逃した。

Q4:2025年のベストオブ5はどのような方式だった?
A4:予選での直接対決2試合を含む合計5試合で、先に3勝したチームが勝者となる方式。決定戦進出後にゼロから5試合を行うわけではない。

Q5:吉村紗也香は2026年現在も現役選手?
A5:2026年6月24日に2025-2026シーズン限りでの現役引退を発表している。今後はフォルティウスに所属する立場で、普及・育成・地域貢献・広報活動などに携わる予定。

Q6:吉田知那美はロコ・ソラーレを引退した?
A6:2026年3月31日付でロコ・ソラーレを退団した。ただし、退団は現役引退を意味するものではなく、本人は新しい環境でカーリングへの情熱を持ち続ける意向を示している。

Q7:松澤弥子はロコ・ソラーレにいつ加入した?
A7:2026年6月24日に正式加入が発表され、2026-2027シーズンからトップチームのメンバーとなった。それまでは育成チームのロコ・ステラで活動していた。

Q8:次のカーリング女子日本代表決定戦はいつ開催される?
A8:2026年11月2日時点で、2030年フランス・アルプス冬季五輪に向けた代表候補決定戦は2029年9月末までに開催する方針が公表されている。具体的な大会日程や会場については、今後の日本カーリング協会の発表が基準となる。

2025年のカーリング女子日本代表決定戦は、フォルティウスが予選の連敗から立て直し、ロコ・ソラーレとのタイブレーク、SC軽井沢クラブとの最終決戦を勝ち抜いた大会だった。

吉村紗也香の最終ショットで決まった6-5の勝利は、フォルティウスにとって五輪への扉を開く一撃となった。その後、カナダでの最終予選を突破し、日本女子の8大会連続五輪出場にもつながった。

一方、2026年は吉村の引退や吉田知那美の退団、松澤弥子の加入など、チームの世代交代が進んだ。フォルティウスでは小林未奈が新スキップとなり、ロコ・ソラーレも新しいメンバー構成で再出発している。

これからの女子カーリングを追う際に注目したいのは、単純な大会順位だけではない。選手の継続性、チームの戦術的な成熟度、国際大会での実績、そして次の五輪に向けた選考条件を合わせて見ることが大切だ。

2025年の代表決定戦が示したのは、過去の実績だけでは勝負は決まらないということ。そして2026年の新体制が示しているのは、日本女子カーリングが次の4年間に向けて新たな競争段階へ入ったという事実である。

2030年のフランス・アルプス五輪に向け、フォルティウス、ロコ・ソラーレ、SC軽井沢クラブをはじめとする国内チームが、どのように戦力を整え、世界で勝てるチームへ成長していくのか。今後の日本選手権と世界選手権が、その行方を占う重要な舞台となる。

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