男子日本代表の現在地を測る指標として、FIVB世界ランキングも欠かせない。
J SPORTSが掲載する2026年10月13日時点のランキングでは、日本は世界5位、352.70ポイントとなっている。
2026年10月13日時点の世界ランキング| 順位 | 国 | ポイント |
|---|---|---|
| 1位 | ポーランド | 422.98 |
| 2位 | イタリア | 362.55 |
| 3位 | ロシア | 359.48 |
| 4位 | アメリカ | 358.60 |
| 5位 | 日本 | 352.70 |
| 6位 | ブラジル | 333.79 |
| 7位 | スロベニア | 325.01 |
| 8位 | フランス | 323.43 |
日本は8月20日時点の6位から順位を上げ、9月15日時点でも5位を維持している。
この順位は、2026年の国際大会で日本が一定の競争力を発揮したことを示している。
ただし、世界ランキングは過去の試合結果などを反映したポイント制であり、1試合ごとの勝敗を予測するものではない。
実際、アジア競技大会決勝では日本がランキング19位のイランに敗れている。ランキング上位だから必ず勝てるという単純な構図ではないことも、2026年の結果が示している。
2027年男子ワールドカップへの出場が決定2026年10月20日、日本バレーボール協会は2027年FIVB男子ワールドカップの出場32チームが確定したことを発表した。
日本は2026年アジア選手権の優勝によって、アジア代表として出場権を獲得している。
アジアからは日本、イラン、韓国の3チームが出場する。
大会は2027年9月にポーランドで開催予定。各組4チームによる予選ラウンドを経て、上位2チームが決勝トーナメントに進出する方式だ。
また、FIVBは2026年12月3日に男子ワールドカップの組み合わせ抽選を予定している。
日本にとっては、アジアでの優勝を世界の舞台でも証明する重要な機会となる。
ロサンゼルス2028への出場権はすでに獲得2026年のアジア選手権優勝によって、日本はLA28の出場権を確保した。
つまり、2027年ワールドカップは日本にとって五輪出場権を獲得するための大会ではなく、世界の強豪と競い、オリンピックに向けた完成度を高める大会となる。
2026年の成果を一時的な好調で終わらせず、2027年、そして2028年へとつなげられるかが重要だ。
【男子バレー日本代表の試合結果・日程】2026年シーズンを時系列で確認

2026年度の男子日本代表は、春の国内合宿から始まり、夏のVNL、秋のアジア選手権、アジア競技大会へと続く長いシーズンを戦った。
主要日程を時系列で整理すると次の通り。
| 日程 | 大会・試合 | 結果 |
|---|---|---|
| 6月10~14日 | VNL第1週・中国 | 予選 |
| 6月24~28日 | VNL第2週・フランス | 予選 |
| 7月15~19日 | VNL第3週・大阪 | 予選 |
| 7月29日 | VNL準々決勝・中国戦 | 3-1で勝利 |
| 8月1日 | VNL準決勝・アメリカ戦 | 2-3で敗戦 |
| 8月2日 | VNL3位決定戦・スロベニア戦 | 1-3で敗戦 |
| 9月4~13日 | アジア男子選手権 | 優勝 |
| 9月20~21日 | 日本対カタール親善試合 | 2試合とも勝利 |
| 9月27~10月3日 | アジア競技大会 | 準優勝 |
特に注目したいのが、9月のアジア選手権とアジア競技大会の間に行われたカタールとの親善試合だ。
9月20日と21日の試合では、日本がいずれもカタールを相手に勝利。第4セットはボーナスセットとして実施された。
こうした実戦機会を挟みながら、代表チームはアジア競技大会に向けて準備を進めていた。
2026年11月2日時点では、男子日本代表の主要国際大会はアジア競技大会をもって一区切りとなっている。次のシーズンの具体的な試合日程は、日本バレーボール協会の発表が基準となる。
【バレーボール男子日本代表】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の男子日本代表メンバーは何人ですか?
A1:4月17日の発表時点では37人でした。その後、佐藤駿一郎選手の代表登録が5月28日付で抹消され、現在のJVA公式選手一覧では36人が掲載されています。大会ごとに選抜される出場メンバーは異なります。
Q2:男子バレー日本代表の2026年ネーションズリーグの順位は?
A2:最終順位は4位です。準決勝でアメリカに2-3、3位決定戦でスロベニアに1-3で敗れ、メダル獲得はなりませんでした。
Q3:日本代表はロサンゼルス2028オリンピックに出場できますか?
A3:出場権を獲得しています。2026年9月13日のアジア男子選手権決勝でイランを3-0で破り、優勝と同時にLA28の出場権を確保しました。
2026年のバレーボール男子日本代表は、世界大会で4位、アジア選手権で優勝、アジア競技大会で準優勝という結果を残した。
石川祐希、髙橋藍、西田有志を中心とした主力選手の存在に加え、甲斐優斗、西山大翔、麻野堅斗、一ノ瀬漣ら若い選手の成長も見逃せない。
ロラン・ティリ監督のもと、代表チームは2028年のロサンゼルスオリンピックを見据えた強化段階に入っている。
今後、特に注目したい要点は次の3つだ。
1. 主力選手の安定感: 石川、髙橋、西田が国際大会でどのようなパフォーマンスを続けるか。
2. 若手の台頭: 甲斐、西山、麻野らが主力として定着できるか。
3. 世界大会での勝負強さ: アジア選手権で見せた力を、2027年男子ワールドカップでも発揮できるか。
歴代日本代表が築いてきた実績を受け継ぎながら、新しい世代が世界の頂点を目指す。2026年の成果は、そのための重要な土台となった。
アジア王者として迎える2027年、そしてLA28。男子日本代表が次にどのような結果を残すのか、引き続き注目したい。