穂坂大地被告の母親は、穂坂由美子さんと報じられています。由美子さんは、2023年6月に発覚した神戸市西区の6歳男児死亡事件で、大地被告らから監禁や暴行を受けたとされる人物です。また、死亡した穂坂修(なお)ちゃんの祖母にあたります。
事件では、穂坂沙喜被告、穂坂朝美被告、穂坂朝華被告も関係者として名前が報じられました。加えて、2026年1月には3姉妹の裁判で判決が言い渡され、同年11月16日からは大地被告自身の裁判員裁判が始まる予定です。由美子さんの被害、家族関係、事件の経緯、2027年1月12日に予定される判決まで、報道と裁判資料をもとに整理します。
【結論】穂坂大地の母親は穂坂由美子さん|修ちゃんとの関係も整理

穂坂大地被告の母親については、2023年6月24日の神戸新聞NEXTの報道で、穂坂由美子さん(当時57歳)と実名で伝えられています。
由美子さんは、大地被告と穂坂沙喜、穂坂朝美、穂坂朝華の母親です。亡くなった穂坂修ちゃんにとっては祖母にあたります。
ここで注意したいのが、事件に登場する「母親」という言葉には、異なる2人がいることです。
- 穂坂由美子さん:穂坂大地の母親であり、修ちゃんの祖母
- 穂坂沙喜被告:修ちゃんの実母であり、穂坂大地の姉
検索結果や過去の報道では、由美子さんと沙喜被告の立場が混同されることがあります。しかし、2人は親子関係にあり、事件における立場も異なります。
由美子さんは2023年6月、自宅から逃げ出したところを保護されました。その際、顔や背中にけがをしていたと報じられています。事件当時の家族関係を理解するうえで、由美子さん自身も被害を受けた人物だったという点は欠かせません。
【2023年の事件】穂坂由美子さんへの監禁・傷害はどのように起きたのか
穂坂由美子さんへの監禁・傷害事件が明らかになったのは、2023年6月です。
神戸市西区の自宅で生活していた由美子さんは、同居していた子どもたちから繰り返し監禁され、暴行を受けていた疑いがあるとして、兵庫県警が捜査を進めました。
2023年3月ごろから押し入れへの監禁が始まったとされる神戸新聞NEXTが2023年6月27日に報じた捜査情報によると、由美子さんは同年3月ごろから自宅の押し入れに断続的に閉じ込められていた疑いがありました。
閉じ込められていた場所は、1階の階段下に設けられた押し入れです。報道では、外側に鍵が取り付けられ、面積は約1平方メートルとみられる狭い空間だったと伝えられています。
警察は、約3~4か月にわたって数十回に及ぶ監禁が行われていた可能性を調べていました。
6月19日ごろに暴行を受け、翌20日に自宅から脱出報道された逮捕容疑では、2023年6月19日ごろ、由美子さんは顔や背中を複数回殴られるなどして負傷したとされています。
その後、6月20日深夜、由美子さんは家族が不在の間に自宅を抜け出しました。神戸市垂水区内の路上で車いすに乗っていたところを通行人に発見され、警察に保護されています。
神戸新聞NEXTの取材記事によると、発見した男性は、由美子さんの顔にあざがあり、車いすから立ち上がろうとしても数歩で膝をつく様子を目撃しました。由美子さんは顔だけでなく背中にも負傷していましたが、当時、命に別条はないと報じられています。
6月22日に修ちゃんの遺体が発見される由美子さんが保護された2日後の6月22日、神戸市西区の草むらで、穂坂修ちゃん(当時6歳)の遺体がスーツケースに入った状態で発見されました。
警察は、由美子さんへの監禁・傷害容疑で逮捕した4人について、修ちゃんの死亡や遺体の遺棄との関係も捜査しました。
このように、当初は祖母への監禁・傷害事件として明らかになった出来事が、幼い男児の死亡事件へとつながっていったのです。
【家族構成】穂坂大地・由美子・沙喜・朝美・朝華・修ちゃんの関係一覧
穂坂家の関係を理解するには、誰が誰の親であり、どのような立場にあったのかを整理する必要があります。
2023年の神戸新聞などの報道と、2026年1月14日に公開された神戸地裁の判決文を照らし合わせると、事件の中心となった人物の関係は次のようになります。
| 人物 | 家族内の関係 | 事件との関係 |
|---|---|---|
| 穂坂由美子さん | 大地・沙喜・朝美・朝華らの母親 | 2023年の監禁・傷害事件の被害者 |
| 穂坂大地被告 | 由美子さんの次男、沙喜らの弟 | 修ちゃんの叔父。傷害致死・死体遺棄などの罪に問われている |
| 穂坂沙喜被告 | 由美子さんの長女、大地の姉 | 修ちゃんの実母。傷害致死・死体遺棄事件で有罪判決 |
| 穂坂朝美被告 | 由美子さんの次女 | 修ちゃんの叔母。傷害致死・死体遺棄事件で有罪判決 |
| 穂坂朝華被告 | 由美子さんの三女 | 修ちゃんの叔母。朝美被告とは双子。傷害致死・死体遺棄事件で有罪判決 |
| 穂坂修ちゃん | 沙喜被告の長男、由美子さんの孫 | 2023年6月に死亡。当時6歳 |
修ちゃんの母親は穂坂沙喜被告です。大地被告は沙喜被告の弟にあたるため、修ちゃんにとっては叔父でした。
一方、由美子さんは修ちゃんの祖母です。つまり、由美子さんは自分の息子である大地被告と、孫である修ちゃんの双方に関係する人物でした。
家族は4人きょうだいだけだったのか報道では、監禁・傷害容疑で逮捕された4人のきょうだいとして、沙喜、大地、朝美、朝華の名前が紹介されています。
ただし、神戸地裁の2026年1月14日付判決文には、この4人以外のきょうだいの存在も記載されています。そのため、事件に関係して起訴された4人だけを家族全員と理解するのは正確ではありません。
判決文では、家族関係を匿名の記号で表記している部分もあり、事件と直接関係しない家族の詳しい情報まで公表されているわけではありません。
【家族支配の実態】穂坂大地被告はどのように家族を支配していたのか
神戸市西区の事件で大きな争点となったのが、大地被告による家族への暴力と支配です。
この問題については、2026年1月14日に神戸地裁が言い渡した3姉妹の判決文に、具体的な事実関係が記録されています。
2022年12月ごろに同居を再開判決文によると、大地被告は2022年12月上旬、それまで別の場所で生活していた家族の自宅に戻り、同居するようになりました。
その後、自分は金持ちになった、神様になった、警察官のトップになったなどと家族に話していたことが認定されています。
加えて、同月中から沙喜被告や修ちゃんへの暴力が始まり、次第にほかの家族にも暴力が及ぶようになったとされています。
生活時間や行動、連絡手段まで管理裁判所が認定した事実によると、大地被告は自分を「キング」、沙喜被告を「クイーン」と称し、ほかの家族を奴隷やペットなどと呼んでいました。
また、家族の起床時間や就寝時間、食事の内容などを決め、玄関や各部屋に鍵を取り付け、窓に目張りをするなどして行動を制限していたとされています。
家族の携帯電話も管理され、行動を監視する状況が生まれていました。
このような事情から、事件は単純に複数の家族が同じ場所で暮らしていたというだけでは説明できません。裁判では、暴力への恐怖や心理的な支配が家族の判断や行動にどのような影響を与えていたのかも詳しく検討されました。
3姉妹の判決では大地被告が主導的立場と指摘2026年1月14日、神戸地裁は沙喜被告に懲役4年、朝美被告と朝華被告にそれぞれ懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡しました。
裁判所は、大地被告が3姉妹を暴力や心理的な支配によって従属させていた事情を認めました。一方で、叔母2人については、当時の状況でも命令に反する判断ができたと評価し、完全に適法な行動を取れない状態だったという弁護側の主張は認めませんでした。
沙喜被告についても、大地被告から性的暴力などを受けていた被害者としての側面を認めながら、実の息子を鉄パイプで殴り、救護しなかった責任を厳しく問いました。
この判決は、家族支配の実態と、それぞれの被告人が負うべき刑事責任を分けて判断したものです。
【2026年最新】穂坂大地被告の初公判は11月16日、判決は2027年1月12日
2026年10月26日、神戸新聞NEXTは、穂坂大地被告に対する裁判員裁判が同年11月16日に神戸地裁で始まると報じました。
審理は計8回予定され、判決は2027年1月12日に言い渡される見通しです。
大地被告に問われている罪大地被告は、穂坂修ちゃんへの傷害致死や死体遺棄など、計8つの罪に問われています。
起訴状によると、大地被告は2023年6月19日、沙喜被告ら3姉妹と共謀し、神戸市西区の自宅で修ちゃんの背中を鉄パイプで多数回殴り、背中に乗って飛び跳ねるなどの暴行を加えたとされています。
その結果、修ちゃんは外傷性ショックで死亡し、遺体はスーツケースに入れられて近くの草むらに遺棄されたとされています。
これらは大地被告について審理される起訴事実であり、本人に対する裁判の判断は、これからの公判で示されることになります。
大地被告の裁判日程| 日程 | 内容 | 状況 |
|---|---|---|
| 2023年6月19日 | 修ちゃんへの暴行・死亡、遺体遺棄とされる事件 | 起訴状に記載された日 |
| 2026年1月14日 | 沙喜・朝美・朝華の3姉妹に対する判決 | 神戸地裁で判決言い渡し |
| 2026年10月26日 | 大地被告の裁判日程が報道される | 神戸新聞NEXTが公表 |
| 2026年11月16日 | 大地被告の初公判 | 予定 |
| 2027年1月12日 | 大地被告の判決 | 予定 |
今回の裁判で注目されるのは、大地被告が事件の中でどのような役割を担ったのか、家族への暴力や指示がどの程度あったのか、そして傷害致死や死体遺棄などの各公訴事実について、裁判所がどのような判断を示すのかという点です。
3姉妹の裁判では、大地被告が家族を支配していたと認定されました。今回の裁判は、その支配を主導したとされる本人の刑事責任を直接判断する重要な機会となります。
【穂坂由美子さんの現在】2023年の保護後に何が分かっているのか
穂坂由美子さんについて、読者が気にしているのが、2023年に保護された後の生活や現在の状況です。
2023年6月の神戸新聞NEXTの報道では、由美子さんが神戸市垂水区内で保護され、顔や背中に負傷があったことが伝えられています。
しかし、2026年11月1日時点で、本人の現在の居住地や健康状態、生活状況について継続的に伝える公的発表や主要報道は確認できません。
そのため、由美子さんが現在どこで生活しているのか、家族との関係がその後どうなったのかについて、確定した情報はありません。
ネット上の情報で注意したい3つのポイント1. 由美子さんと沙喜被告は別人
由美子さんは大地被告の母親です。一方、沙喜被告は大地被告の姉であり、修ちゃんの実母です。「男児の母親」と「大地被告の母親」を混同しないことが大切です。
2. 2023年の監禁事件と男児死亡事件は関連するが、罪名や裁判は区別する
由美子さんへの監禁・傷害容疑で始まった捜査と、修ちゃんの傷害致死・死体遺棄事件は関係しています。ただし、個々の被告人に対する起訴内容や裁判の進行は同一ではありません。
3. 由美子さんの現在について断定する情報には注意
本人の近況を裏付ける新しい公的情報がない以上、死亡説や現在の生活状況などを事実として扱うことはできません。2023年の報道で確認できるのは、当時保護されたという事実までです。
【よくある質問】穂坂大地の母親と家族関係に関するFAQ
Q1:穂坂大地の母親は誰ですか?
穂坂由美子さんです。2023年6月の神戸新聞NEXTの報道では、当時57歳の母親として名前が公表されています。
Q2:穂坂由美子さんはなぜ監禁されていたのですか?
2023年3月ごろから、同居していた子どもたちによって自宅の押し入れに断続的に閉じ込められ、暴行を受けた疑いが報じられています。2023年6月20日深夜、家族が不在の間に逃げ出し、警察に保護されました。
Q3:穂坂沙喜と穂坂大地の関係は?
沙喜被告は大地被告の姉です。修ちゃんの実母でもあり、大地被告は修ちゃんの叔父にあたります。
Q4:穂坂朝美と穂坂朝華は双子ですか?
はい。2026年1月14日の神戸地裁の判決資料では、2人は双子として記録されています。報道では、由美子さんの次女が朝美被告、三女が朝華被告とされています。
Q5:穂坂大地の裁判はいつ始まりますか?
2026年11月16日に神戸地裁で初公判が予定されています。裁判員裁判として計8回の審理が予定され、判決は2027年1月12日の見通しです。
Q6:穂坂由美子さんは現在どうしていますか?
2026年11月1日時点で、保護後の生活や健康状態を伝える継続的な公的発表・主要報道は確認できません。現在の状況について断定できる情報は公表されていません。
穂坂大地被告の母親は、2023年の報道で穂坂由美子さんと確認されています。由美子さんは、修ちゃんの祖母でもあり、2023年の監禁・傷害事件で被害を受けた人物です。
事件に関係する家族は、由美子さん、大地被告、沙喜被告、朝美被告、朝華被告などです。特に、修ちゃんの実母である沙喜被告と、大地被告の母親である由美子さんを混同しないことが重要です。
2026年1月14日には3姉妹に対する判決が言い渡され、裁判所は大地被告による家族支配の実態にも言及しました。そして、2026年11月16日からは大地被告自身の裁判員裁判が始まり、2027年1月12日に判決が予定されています。
今後の焦点は、大地被告の具体的な関与と刑事責任、そして家庭内で長期間続いたとされる暴力や支配の実態が、法廷でどのように明らかになるかです。
事件を正しく理解するためには、家族の関係、2023年の捜査報道、2026年1月の判決、そして11月から始まる大地被告の裁判を、それぞれ区別して確認することが大切です。
主な根拠資料
- 神戸新聞NEXT(2023年6月24日):由美子さんの実名、年齢、きょうだいの関係。
- 神戸新聞NEXT(2023年6月26・27日):由美子さんの保護状況と監禁の経緯。
- 神戸地方裁判所(2026年1月14日):3姉妹の判決文と家族支配の認定。
- 神戸新聞NEXT(2026年1月14日):3姉妹の量刑。
- 神戸新聞NEXT(2026年10月26日):大地被告の初公判・判決予定日。