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【2025年大会の結論】男子は駿台学園、女子は共栄学園が日本一に輝く

波多野 遼 波多野 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年現在も高校バレーボールの名勝負として振り返られる「春高バレー2025」。正式名称はジャパネット杯 第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会で、2025年1月5日から12日まで東京体育館で開催された。男子は駿台学園(東京)が東福岡(福岡)を3-0で破り、大会3連覇を達成。女子は共栄学園(東京)が下北沢成徳(東京)を3-0で下し、19年ぶり3回目の優勝を飾った。

両カテゴリーとも東京勢が頂点に立った2025年大会。決勝のセット別スコアだけでなく、市立尼崎・東亜学園、就実・金蘭会の3位入賞、川野琢磨と秋本美空の最優秀選手賞、さらに第78回大会となった2026年の結果まで整理する。歴代優勝校の流れも含め、春高バレー2025の全体像を振り返る。

【2025年大会の結論】男子は駿台学園、女子は共栄学園が日本一に輝く

春高校バレー2025結果

第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会の決勝は、2025年1月12日に東京体育館の特設コートで開催された。男子・女子ともに決勝カードは東京都の学校を含む注目の対戦となり、最終的には男女とも東京代表が優勝した。

男子決勝:駿台学園が東福岡を3-0で撃破

男子は3連覇を狙う駿台学園と、4年ぶりの優勝を目指す東福岡が対戦。駿台学園がセットカウント3-0で勝利し、2023年、2024年に続く3大会連続の優勝を成し遂げた。

男子決勝のセット別スコア

  • 第1セット:駿台学園 25-21 東福岡
  • 第2セット:駿台学園 25-22 東福岡
  • 第3セット:駿台学園 25-17 東福岡
  • 最終結果:駿台学園 3-0 東福岡

第1セットは櫻井信人のサービスエースで駿台学園が勢いをつかみ、川野琢磨のブロックや敷浪孝一のクイックなど、多彩な攻撃で主導権を握った。東福岡も松下晃大や照屋舜を中心に応戦したが、駿台学園が25-21で先取した。

第2セットは東福岡が一時逆転するなど接戦となった。19-18まで東福岡が迫る場面もあったが、駿台学園は植草光稀らの活躍で流れを引き戻し、25-22で連取。第3セットも序盤から5連続得点を奪い、最後までリードを守り切った。

駿台学園はこの優勝で春高バレー3連覇だけでなく、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)、国民スポーツ大会と合わせた高校バレー三冠も達成した。学校側の大会報告によれば、今大会は全試合で1セットも落とさない完全優勝だった。日本バレーボール協会と駿台学園の公式発表でも、この実績が確認できる。

女子決勝:共栄学園が下北沢成徳との東京対決を制す

女子決勝は、19年ぶりの優勝を狙う共栄学園と、前回大会準優勝の下北沢成徳による東京都勢同士の対戦だった。

女子決勝のセット別スコア

  • 第1セット:共栄学園 25-11 下北沢成徳
  • 第2セット:共栄学園 25-21 下北沢成徳
  • 第3セット:共栄学園 25-22 下北沢成徳
  • 最終結果:共栄学園 3-0 下北沢成徳

試合の主役となったのは、共栄学園のエース・秋本美空だった。第1セットでは長いラリーを制するスパイクを決め、チームの序盤のリードに貢献。共栄学園はブロックやサーブでも得点を重ね、25-11と大差でセットを先取した。

第2セットは下北沢成徳も高さを生かした攻撃で反撃し、16-16まで競り合った。しかし、秋本を中心とした攻撃で共栄学園が再び流れをつかみ、25-21で連取する。

最も注目されたのは第3セットだった。共栄学園が優位に進めるなか、下北沢成徳が5連続得点で追い上げ、19-19の同点に追いつく。それでも共栄学園は動じず、最後は秋本が得点を決めて25-22。セットカウント3-0で勝利し、2005年度以来、19年ぶり3回目の優勝を達成した。

日本バレーボール協会の大会報告では、秋本のスパイクに加え、宇都木乃愛、中山楓、山下裕子らの活躍も紹介されている。エースだけに依存せず、複数の選手が得点に絡んだことも優勝を支えた要因だった。

【最終順位一覧】春高バレー2025男子・女子のベスト4と準決勝結果

春高バレー2025の最終順位は、男女とも優勝・準優勝・3位の順で整理できる。バレーボールの大会では準決勝敗退の2チームがともに3位となるため、3位決定戦は行われていない。

男子の最終順位
  1. 優勝:駿台学園(東京)
  2. 準優勝:東福岡(福岡)
  3. 3位:市立尼崎(兵庫)
  4. 3位:東亜学園(東京)
女子の最終順位
  1. 優勝:共栄学園(東京)
  2. 準優勝:下北沢成徳(東京)
  3. 3位:就実(岡山)
  4. 3位:金蘭会(大阪)
1月11日の男女準決勝結果

決勝進出を懸けた準決勝は、1月11日に東京体育館で行われた。男子は駿台学園と東福岡がいずれもストレート勝ち。女子は共栄学園が就実を下した一方、もう一方の試合はフルセットの接戦となった。

男子準決勝

  • 駿台学園 3-0 市立尼崎(25-14、25-18、25-23)
  • 東福岡 3-0 東亜学園(25-10、25-17、25-18)

女子準決勝

  • 共栄学園 3-1 就実(25-17、21-25、25-21、26-24)
  • 下北沢成徳 3-2 金蘭会(25-20、22-25、20-25、25-19、15-12)

女子の下北沢成徳対金蘭会は、金蘭会がセットカウント1-2から逆転を狙う展開となったが、下北沢成徳が第4セット、第5セットを連取して決勝進出を決めた。前回大会準優勝校が再び決勝に進んだ試合としても印象深い。

以下の表に、男女の最終順位、決勝カード、3位校、個人賞の関係をまとめた。

区分 順位・学校 決勝・準決勝の結果 最優秀選手賞
男子優勝 駿台学園(東京) 決勝3-0で東福岡に勝利 川野琢磨
男子準優勝 東福岡(福岡) 決勝で駿台学園に敗退 ―
男子3位 市立尼崎(兵庫) 準決勝で駿台学園に0-3 ―
男子3位 東亜学園(東京) 準決勝で東福岡に0-3 ―
女子優勝 共栄学園(東京) 決勝3-0で下北沢成徳に勝利 秋本美空
女子準優勝 下北沢成徳(東京) 決勝で共栄学園に敗退 ―
女子3位 就実(岡山) 準決勝で共栄学園に1-3 ―
女子3位 金蘭会(大阪) 準決勝で下北沢成徳に2-3 ―

この結果から分かるのは、男子では駿台学園の安定した強さが際立ち、女子では東京勢同士の決勝を共栄学園が制したことだ。特に女子は準決勝で就実と金蘭会という強豪を破った2校が決勝に進み、東京勢が上位を独占する形となった。準決勝のスコアは月刊バレーボールの大会記録とも一致している。

第77回大会の閉会式では、男女それぞれの最優秀選手賞をはじめ、優秀選手賞、ベストリベロ賞、勝利監督賞、ベスト応援賞が発表された。

男子MVP:駿台学園の川野琢磨

男子の最優秀選手賞に選ばれたのは、駿台学園の川野琢磨。3年生のアウトサイドヒッターで、身長197cmという高さを生かした攻撃とブロックが持ち味だった。

決勝でも川野はブロックを決め、攻撃面でも高い決定力を発揮。東福岡の反撃を許さないチームの中心選手として、3連覇と高校三冠に貢献した。

男子の主な個人賞は次のとおり。

  • 最優秀選手賞:川野琢磨(駿台学園)
  • 優秀選手賞:川野琢磨、三宅綜大(駿台学園)、松下晃大、照屋舜(東福岡)、ハントラクル星夏(市立尼崎)、和田太一(東亜学園)
  • ベストリベロ賞:谷本悦司(駿台学園)
  • 勝利監督賞:梅川大介(駿台学園)
  • ベスト応援賞:慶應義塾(神奈川)
女子MVP:共栄学園の秋本美空

女子の最優秀選手賞は、共栄学園の秋本美空が受賞した。3年生のアウトサイドヒッターで、身長184cm。決勝では強烈なスパイクで得点を重ね、最終セットの重要な局面でも勝利を決定づける得点を挙げた。

秋本だけでなく、同じ共栄学園の宇都木乃愛も優秀選手賞を受賞。準優勝の下北沢成徳からはイェーモンミャと久米未唯奈、3位の就実から福村心優美、金蘭会から西村美波が選ばれた。

女子の主な個人賞は次のとおり。

  • 最優秀選手賞:秋本美空(共栄学園)
  • 優秀選手賞:秋本美空、宇都木乃愛(共栄学園)、イェーモンミャ、久米未唯奈(下北沢成徳)、福村心優美(就実)、西村美波(金蘭会)
  • ベストリベロ賞:西川澟(金蘭会)
  • 勝利監督賞:中村文哉(共栄学園)
  • ベスト応援賞:共栄学園(東京)、米沢中央(山形)

男子は攻守の中心となった川野、女子は得点力と勝負どころでの決定力を示した秋本が、それぞれMVPに輝いた。両選手とも優勝校の3年生エースであり、チームの結果と個人賞が結びついた大会だった。個人賞の詳細は月刊バレーボールの大会結果にも掲載されている。

【組み合わせ・トーナメント表】52校が争った第77回大会の全日程

春高バレー2025は、男女各52校が出場した全国大会だ。大会の組み合わせは2024年12月2日に発表され、東京体育館を会場にトーナメント方式で実施された。

2025年大会の日程
  • 2025年1月5日:開会式・男女1回戦
  • 2025年1月6日:男女2回戦
  • 2025年1月7日:男女3回戦・準々決勝
  • 2025年1月11日:男女準決勝
  • 2025年1月12日:男女決勝・閉会式

大会は一度敗れると優勝の可能性がなくなるトーナメント方式。1回戦から決勝まで勝ち上がるには、各チームが連戦のなかでコンディションを整え、対戦相手に応じて戦術を調整する必要がある。

男子の優勝校・駿台学園は、決勝まで1セットも失わずに勝ち進んだ。一方、女子の共栄学園は準決勝で前回王者の就実を破り、決勝でも下北沢成徳を下して頂点に立った。勝ち上がり方にも男女の違いが表れていた。

トーナメント表で注目したい対戦

男子は準決勝の駿台学園対市立尼崎、東福岡対東亜学園が決勝進出を左右する重要なカードだった。駿台学園は市立尼崎の粘りを振り切り、東福岡は東亜学園にストレート勝ち。結果的にインターハイでも注目された強豪同士の決勝が実現した。

女子は就実、共栄学園、下北沢成徳、金蘭会が準決勝に進出。前回大会優勝の就実と、インターハイ王者の金蘭会が敗退する一方、共栄学園と下北沢成徳が東京対決の決勝に進んだ点が大きな見どころだった。

春高バレー歴代優勝校の流れ

2011年の新大会方式以降の優勝校を振り返ると、男子は東亜学園、大村工、星城、東福岡、駿台学園、鎮西、洛南、東山、日本航空などが頂点に立ってきた。

特に駿台学園は2017年、2023年、2024年、2025年に優勝。2023年から2025年にかけて3連覇を達成し、近年の男子高校バレーを代表する強豪校として存在感を示している。東福岡も2015年、2016年、2021年などに優勝経験がある。

女子では東九州龍谷、下北沢成徳、金蘭会、就実、古川学園などが歴代優勝校として名を連ねる。2011年以降では、東九州龍谷が2011年、2012年、2020年、下北沢成徳が2013年、2016年、2017年、金蘭会が2015年、2018年、2019年に優勝。就実も2021年、2022年、2024年と複数回の頂点を経験している。

2025年の共栄学園の優勝は、こうした強豪校の歴史に新たな節目を加えたものだった。なお、歴代優勝校を比較する場合は、2011年以降の新大会方式に基づく記録と、それ以前の大会の記録を混同しないことが大切だ。

【2026年との比較】第78回大会は東山と金蘭会が優勝

2026年1月11日に開催された第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会では、男子が東山(京都)、女子が金蘭会(大阪)という結果になった。2025年に男女とも東京勢が優勝したのに対し、2026年は京都と大阪の学校がそれぞれ頂点に立った。

春高バレー2026の決勝結果

男子決勝

  • 東山 3-1 清風
  • 第1セット:25-21
  • 第2セット:19-25
  • 第3セット:25-19
  • 第4セット:25-17

東山は清風に第2セットを奪われたものの、第3、第4セットを連取。2020年以来6年ぶり2回目の優勝を果たした。最優秀選手賞は2年生の岩田怜緯が受賞している。

女子決勝

  • 金蘭会 3-0 就実
  • 第1セット:25-20
  • 第2セット:29-27
  • 第3セット:28-26

女子は金蘭会が就実をストレートで下し、2019年以来7年ぶり4回目の優勝。第2、第3セットはいずれもデュースまでもつれる接戦だった。最優秀選手賞には3年生の馬場柚希が選出された。

2025年と2026年の最終順位を比較

2025年男子は駿台学園、東福岡、市立尼崎・東亜学園の順だったが、2026年男子は東山、清風、雄物川・駿台学園の順となった。3連覇を果たした駿台学園も、翌年は準決勝で清風に敗れ、3位で大会を終えている。

2025年女子は共栄学園、下北沢成徳、就実・金蘭会の順。これに対し、2026年女子は金蘭会、就実、東九州龍谷・大阪国際の順だった。2025年の3位校だった金蘭会が翌年には優勝し、就実も準優勝へと順位を上げている。

2026年の個人賞では男子MVPが岩田怜緯(東山)、女子MVPが馬場柚希(金蘭会)。2025年の川野琢磨、秋本美空に続き、新たな世代のエースが大会を代表する選手として評価された。

日本バレーボール協会の2026年大会公式発表とバレーボールマガジンの最終順位によれば、2025年の優勝校が翌年も同じ順位を維持したわけではない。高校バレーは学年交代の影響が大きく、1年の違いでチームの構成や勢力図が変わることを示す結果となった。

【春高バレー2025の結果】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:春高バレー2025の男子優勝校はどこですか?
A1:東京都の駿台学園です。決勝で東福岡を3-0(25-21、25-22、25-17)で破り、3年連続4回目の優勝を果たしました。インターハイ、国民スポーツ大会と合わせて高校三冠も達成しています。

Q2:春高バレー2025の女子優勝校はどこですか?
A2:東京都の共栄学園です。下北沢成徳との決勝を3-0(25-11、25-21、25-22)で制し、19年ぶり3回目の優勝を飾りました。

Q3:春高バレー2025の男女3位はどの高校ですか?
A3:男子は市立尼崎(兵庫)と東亜学園(東京)、女子は就実(岡山)と金蘭会(大阪)です。いずれも準決勝で敗れた2校が3位となっています。

Q4:春高バレー2025の最優秀選手賞は誰ですか?
A4:男子は駿台学園の川野琢磨、女子は共栄学園の秋本美空です。川野は身長197cmのアウトサイドヒッター、秋本は身長184cmのアウトサイドヒッターとして大会で活躍しました。

Q5:春高バレー2026の優勝校はどこですか?
A5:男子は京都の東山、女子は大阪の金蘭会です。男子は清風を3-1、女子は就実を3-0で破って優勝しました。

第77回全日本バレーボール高等学校選手権大会は、男子の駿台学園が3連覇、女子の共栄学園が19年ぶりの優勝を果たす結果となった。

男子決勝では川野琢磨を中心とした駿台学園の総合力が光り、東福岡をストレートで撃破。女子決勝では秋本美空の決定力とチーム全体の攻撃力が下北沢成徳を上回った。準決勝では市立尼崎、東亜学園、就実、金蘭会もベスト4に入り、それぞれ強豪校としての実力を示した。

個人賞では川野と秋本が最優秀選手賞を獲得。2026年大会では東山と金蘭会が新たな王者となり、岩田怜緯と馬場柚希がMVPに選ばれた。

【プロの結論】春高バレーを評価する際に見るべきなのは、優勝校や決勝スコアだけではない。準決勝までの勝ち上がり方、セット終盤の対応力、攻撃を支えるセッターやリベロの働き、そして学年交代後のチーム力の変化まで追うことで、大会の本当の価値が見えてくる。

2025年の駿台学園と共栄学園の優勝は、それぞれ異なる形で高校バレーの強さを示した。翌2026年には別の学校が頂点に立ち、新しいスター選手も誕生している。春高バレーの歴史は、こうした学校の継承と選手たちの世代交代によって更新され続けている。

主な事実確認資料

- 日本バレーボール協会:2025年決勝結果・試合展開・高校三冠。
- 月刊バレーボール:男女最終順位・個人賞。
- 月刊バレーボール:2025年男女準決勝結果。
- 日本バレーボール協会:2025年大会概要・組み合わせ。
- 日刊スポーツ:2011年以降の歴代優勝校。
- 日本バレーボール協会・バレーボールマガジン:2026年決勝・最終順位。

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トレンドリサーチャー 波多野 遼
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