「フォーデイズは宗教なの?」「核酸ドリンクを販売している会社だけど、なぜ宗教みたいと言われるの?」。フォーデイズについて検索すると、ネットワークビジネスやマルチ商法、紹介料、勧誘トラブル、2017年の業務停止命令など、気になる情報が数多く見つかります。
2026年11月現在、フォーデイズ株式会社は宗教法人ではなく、健康食品や化粧品を開発・販売する株式会社です。一方、会員が商品を購入し、別の会員を紹介することで報酬を得られる連鎖販売取引(ネットワークビジネス)を採用しています。過去には消費者庁から特定商取引法違反による6か月間の一部業務停止命令も受けています。つまり、「宗教なのか」という疑問を解くには、会社の法的な位置づけと、会員活動の実態を分けて考える必要があります。
【結論】フォーデイズは宗教ではなくネットワークビジネス企業

最初に、最も気になる疑問から整理します。フォーデイズは宗教団体ではありません。正式名称はフォーデイズ株式会社で、1997年4月に創業した健康食品・化粧品の開発販売会社です。
同社の公式企業情報には、事業内容として健康食品および化粧品の開発・販売が記載されています。2026年3月期の年商は303億円、従業員数は臨時従業員を含め252名です。
したがって、会社の基本的な性格は宗教活動を目的とする団体ではなく、商品販売を事業とする営利企業です。フォーデイズを理解するうえで重要なのは、宗教ではなく連鎖販売取引という販売形態です。
そもそもネットワークビジネスとは何かネットワークビジネスは、法律上「連鎖販売取引」に該当する販売形態の一つです。
消費者庁の特定商取引法ガイドによると、商品を販売する人を勧誘し、その人にも次の販売員を勧誘させることで販売組織を拡大する仕組みです。参加者には紹介や販売による利益が期待される一方、商品購入などの金銭的負担が発生します。
一般的な店舗販売では、企業が商品を仕入れ、店舗やオンラインショップを通じて消費者に販売します。それに対し、連鎖販売取引では会員自身が販売活動や新規会員の紹介に関わる点が特徴です。
フォーデイズも、この仕組みを取り入れています。同社は公式サイトの特定商取引法に基づく表示で、販売形態に関する負担や特定利益、各種ボーナスの内容を公開しています。
宗教法人法との関係は?宗教法人法第2条では、宗教団体について、宗教の教義を広め、儀式行事を行い、信者を教化育成することを主たる目的とする団体と定めています。
一方、フォーデイズ株式会社の公式な事業内容は健康食品や化粧品の開発・販売です。宗教法人として宗教活動を主たる目的に運営されているわけではありません。
ここで注意したいのは、宗教的に見える雰囲気と、法律上の宗教法人であることは別問題だという点です。会員同士の結び付きが強かったり、特定の商品への愛着が強かったりしても、それだけで宗教法人になるわけではありません。
「宗教」という表現は、フォーデイズの活動を見た人が抱く印象を表す言葉として使われている側面があります。法的な分類として使用するのは正確ではありません。
【仕組みを解説】フォーデイズの核酸ドリンクと紹介料・報酬制度
フォーデイズの事業を理解するには、主力商品である核酸ドリンクと、会員を通じて販売を広げる報酬制度の両方を見る必要があります。
主力商品は核酸ドリンク「ナチュラル DNコラーゲン」フォーデイズを代表する商品が「核酸ドリンク ナチュラル DNコラーゲン」です。
同社の公式商品情報によると、この製品はDNA・RNAを含む抽出物やコラーゲンペプチド、アルギニン、ビタミン、ミネラルなどを配合した清涼飲料水です。
現行の商品情報に掲載されている価格と基本仕様は次のとおりです。
- 商品名:核酸ドリンク ナチュラル DNコラーゲン
- 内容量:720ml
- 通常価格:12,840円(税込)
- 会員価格:9,950円(税込)
- 商品分類:清涼飲料水
核酸という言葉から、医療的な効果を期待する人もいる可能性があります。しかし、健康食品は医薬品ではありません。病気の治療や予防、症状の改善を目的とする薬とは法的な位置づけが異なります。
特に、がんや眼の病気などが治るといった説明を受けた場合は注意が必要です。2017年の行政処分でも、核酸ドリンクの効能に関する不実告知が問題になりました。
フォーデイズの会員制度と報酬の仕組みフォーデイズの報酬制度は、商品を購入するだけの一般的なポイントサービスとは異なります。
公式の特定商取引法に基づく表示によると、報酬には自分の購入実績やグループ全体の購入実績に応じたものと、新しい会員を直接紹介した際に発生するものがあります。
主な報酬の種類は以下のとおりです。
- ラインボーナス:自分のグループにおける商品購入のポイントなどに応じて発生する報酬。
- スタートボーナス:新しい会員を直接紹介した際に発生する報酬。
- ディレクターボーナス:所定のディレクター資格を取得した会員に適用される報酬。
- タイトルボーナス:一定の条件を満たした会員のタイトルに応じて発生する報酬。
- トレーナーボーナス:紹介者を支援するトレーナーに適用される報酬。
公開されている報酬条件には、直接紹介した会員1名につき、コースによって3,740円、9,640円、2,130円(税込)のスタートボーナスがあります。
ラインボーナスについても、コースによって1次ライン15%、2次以降の対象ライン各5%などの設定が掲載されています。これらはコースや資格によって条件が異なり、すべての会員が同じ報酬を受け取れるわけではありません。
報酬を得るために必要な購入条件にも注意見落としやすいのが、報酬を受け取るための購入条件です。
フォーデイズの公式表示では、登録月の初回に製品購入代金の2か月分を支払い、3か月目以降も特定利益を得るためには、対象月度内に登録コースの商品を購入する必要があると説明されています。
加えて、各種ボーナスは本人の定期購入という特定負担がある場合に発生するとされています。
つまり、紹介によって収入を得る可能性がある一方で、報酬を受け取るために自分自身も継続的な商品購入を必要とする仕組みです。
これは収益性を判断するうえで要点です。紹介人数やグループ売上だけを見るのではなく、自分が毎月負担する購入代金、交通費、活動費なども含めて収支を考えなければなりません。
【なぜ宗教と言われる?】フォーデイズの会員活動と独特の雰囲気
フォーデイズが宗教のようだと言われる背景には、単なる商品販売とは異なる会員活動の特徴があります。
ただし、会員全員が同じ活動をしているわけではありません。商品を愛用することを中心にしている人もいれば、紹介や販売活動に力を入れている人もいます。
理由1:会員同士のつながりが強くなりやすいネットワークビジネスでは、商品を販売するだけでなく、知人や友人に商品を紹介し、新しい会員を増やしていくことが活動の一部になります。
そのため、一般的な店舗で商品を購入する場合と比べて、会員同士が接触する機会が増えやすい構造があります。
商品について情報交換をしたり、紹介者と新規会員が継続的に連絡を取り合ったりすることもあります。こうした人間関係が強くなると、外部の人には閉鎖的な集団に見えることがあります。
理由2:商品への強い愛着や体験談の共有健康食品を扱うビジネスでは、実際に商品を使った感想や日々の体調管理についての話題が中心になりやすい傾向があります。
特定の商品を高く評価する人が集まり、その体験を周囲に積極的に伝える活動が続くと、外部からは商品の価値を過度に強調しているように見える場合があります。
特に健康に関する体験談は、個人の感想と医学的に証明された効果を混同しないことが大切です。ある人が商品を飲んで体調の変化を感じたとしても、その商品が病気を治療したという根拠にはなりません。
理由3:セミナーや会議、会員向け活動があるフォーデイズは公式企業情報で、健康に関するセミナーや健康シンポジウムを実施していることを紹介しています。また、報酬制度にはディレクター会議への参加権利なども設けられています。
商品知識やビジネス活動を共有するための集まりがあり、会員同士が同じ目標に向かって活動する場面もあります。
こうした集団活動は、外から見ると宗教団体の集会に似た印象を与えることがあります。しかし、健康に関する勉強会や販売組織の会議と、宗教上の儀式は本来異なるものです。
理由4:紹介者を中心とした人間関係が生まれる一般的な商品販売では、購入者と販売店の関係は商品の購入で完結することが多くあります。
一方、フォーデイズのような連鎖販売取引では、紹介者と紹介された人の関係が、その後の購入や販売活動にも影響します。
紹介者を通じて商品を購入し、活動について説明を受け、さらに自分が別の人に商品を紹介するという流れが生まれます。
この関係性が長期間続くと、単なる売買以上の仲間意識が生まれることがあります。その結び付きが強い場合に、宗教的な雰囲気を感じる人がいるのです。
重要なのは、会員同士の親密さ自体が問題なのではなく、勧誘を断れない雰囲気や、商品の購入を強制するような言動が生じていないかという点です。
【2017年業務停止命令】フォーデイズに何があったのか?
フォーデイズを調べる際に避けて通れないのが、2017年11月24日に消費者庁が発表した行政処分です。
この処分はネット上の噂や口コミではなく、消費者庁が公表した正式な行政処分です。連鎖販売取引における勧誘方法と商品効能の説明について、特定商取引法違反が認定されました。
行政処分の具体的な内容消費者庁が認定した違反行為は、大きく2つあります。
1つ目は、勧誘に先立つ氏名等の不明示です。
消費者庁の公表資料によると、勧誘者が事前の連絡なく相手の自宅を訪問し、「ちょっと、上がってもいいですか」などと伝えただけで、フォーデイズという会社名や勧誘の目的、商品について明らかにしないまま勧誘していた事例が認定されました。
2つ目は、商品の効能に関する不実告知です。
消費者庁によると、勧誘者が「これを飲んだら目が治ります」「ガンが治った人もいる」などと説明し、商品を摂取すれば病気の治療や予防、症状の改善ができるかのように告げていました。
消費者庁は、対象商品にそのような効能はないとしたうえで、フォーデイズ株式会社に対して行政処分を行いました。
2017年から2026年までの主な経緯| 時期 | 主体・出来事 | 内容と意味 |
|---|---|---|
| 1997年4月 | フォーデイズ創業 | 健康食品や化粧品の開発・販売事業を開始。 |
| 2017年11月24日 | 消費者庁の行政処分 | 氏名等不明示と商品の効能に関する不実告知を認定。 |
| 2017年11月25日~2018年5月23日 | 一部業務停止期間 | 新規勧誘、申込受付、契約締結に関する一部の連鎖販売取引を6か月間停止。 |
| 2018年5月24日 | 新規契約業務の再開 | コンプライアンス体制の強化などを経て、新規契約業務を再開。 |
| 2025年3月期 | 会社公表の業績 | 年商308億円。公式FAQではネットワークビジネス業界第4位と説明。 |
| 2026年3月期 | 会社概要の最新業績 | 年商303億円、従業員数252名。 |
この経緯から分かるのは、フォーデイズが実際に行政処分を受けた企業であること、そして処分の対象が宗教活動ではなく連鎖販売取引における勧誘行為だったということです。
業務停止命令は会社全体の営業停止だったのかここにも誤解があります。
2017年の行政処分は、会社の全事業を全面的に停止させるものではありません。消費者庁が命じたのは、2017年11月25日から2018年5月23日までの6か月間、連鎖販売取引に関する新規勧誘、申込受付、契約締結の一部を停止することでした。
既存会員への商品販売まで全面的に停止されたわけではありません。
2018年5月24日、フォーデイズは新規契約業務の再開を公式に発表しました。同社の発表によると、勧誘資格制度の導入、コンプライアンス講習とテスト、違反会員への処分制度、75歳以上の新規登録者に対する家族確認などの取り組みを進めたとしています。
また、消費者庁への報告と確認を経て、停止期間の終了とともに新規契約業務を再開したと説明しています。
行政処分を受けた事実は消えるものではありませんが、その後に事業が再開されていることも、現在の状況を理解するうえで押さえておきたい事実です。
【2026年最新の評判と実態】売上高・業界順位から見るフォーデイズ
フォーデイズの現在の評判を考えるときには、商品の評価、会員活動への評価、企業としての事業規模を分けることが重要です。
2026年の売上高とネットワークビジネス業界順位フォーデイズの公式企業情報では、2026年3月期の年商は303億円と公表されています。
また、同社の公式FAQでは2025年3月期の売上高を308億円とし、ネットワークビジネス(連鎖販売取引)業界で第4位と説明しています。
2026年発表の業界売上高ランキングでも、フォーデイズは第4位に位置付けられています。業界ランキングは調査対象企業や対象決算期によって数字が変わるため、異なる年度の売上高と順位を混同しないことが大切です。
少なくとも、フォーデイズは小規模な無名販売グループではなく、年間売上高が300億円を超える規模の企業として事業を展開しています。
現在の評判は商品と販売方法で評価が分かれるフォーデイズに対する評価は、何を重視するかによって異なります。
商品を中心に見る場合、核酸ドリンクや健康食品を継続して利用する人にとっては、商品への関心や会員価格などが評価の対象になります。一方、一般的な飲料やサプリメントと比較すると、価格が高いと感じる人もいるでしょう。
販売方法を中心に見る場合には、知人からの紹介や継続的な勧誘、会員登録後の定期購入などが評価を左右します。
特に注意したいのは、商品そのものへの評価と、会員による勧誘活動への評価を混同しないことです。商品に満足している人がいるからといって、すべての勧誘方法が適切だとは限りません。反対に、勧誘に不快感を覚えた経験だけで、すべての商品や会員の活動を一律に評価することも適切ではありません。
フォーデイズに向いている人・慎重に考えたい人商品購入を検討している場合は、次のような基準で考えると判断しやすくなります。
商品購入を検討しやすい人
- 商品の原材料や価格を自分で比較できる人
- 医薬品ではなく健康食品として理解している人
- 定期購入の金額を家計の範囲内で管理できる人
- 紹介や会員活動に参加しなくても商品を購入する意思がある人
慎重に検討したい人
- 病気が治るという説明を信じて商品購入を考えている人
- 紹介料や高収入だけを期待して参加しようとしている人
- 毎月の購入費用や解約条件を把握していない人
- 友人や家族との関係を壊したくないために勧誘を断れない人
- 報酬を得るための継続購入が経済的な負担になる人
ネットワークビジネスでは、売上高が大きい企業であっても、個々の会員が利益を得られるとは限りません。会社の規模と個人の収益性は別の問題です。
【合法・違法の判断基準】フォーデイズの勧誘を受けたときの対処法
ネットワークビジネスについて、「マルチ商法だから違法なのでは」と考える人もいます。
しかし、連鎖販売取引という販売形態そのものが一律に禁止されているわけではありません。特定商取引法の規制を守って取引することが前提です。
合法的な連鎖販売取引と違法な勧誘の違い合法・違法を判断する際には、会社名や商品の種類だけでなく、実際にどのような説明や勧誘が行われたかを確認する必要があります。
特定商取引法では、勧誘に先立って会社名、勧誘目的、商品や役務の種類などを明らかにすることが求められています。
また、商品の品質や効能、報酬、購入負担、解約条件などについて事実と違う説明をすることや、相手を威迫して困惑させる行為も禁止されています。
次のような説明を受けた場合には、特に注意してください。
- 「病気が治る」「薬を飲まなくても大丈夫」など、医療的な効果を断定する。
- 「絶対に儲かる」「誰でも高収入になる」と収益を保証する。
- 商品購入や会員登録に必要な費用を事前に説明しない。
- 販売目的を隠して食事会や交流会に誘い、その場で契約を迫る。
- 断っているのに何度も勧誘を続ける。
- 契約内容や解約方法を確認させず、その場で署名や支払いを求める。
2017年のフォーデイズの行政処分では、実際に会社名や勧誘目的を事前に明らかにしない行為と、商品の効能に関する不実告知が認定されています。
勧誘を受けたときに確認する5つのポイントフォーデイズへの入会や商品購入を勧められたときは、次の項目を確認しましょう。
1.商品購入だけが目的なのか、ビジネス参加も求められるのか
商品を購入するだけなのか、会員として紹介活動をするのかによって、契約の意味が変わります。最初に勧誘の目的を確認してください。
2.毎月いくら支払う必要があるのか
初回購入費用だけでなく、定期購入の金額、購入コース、継続条件などを確認しましょう。報酬を受け取るために必要な購入額も重要です。
3.紹介料や報酬の条件は明確か
紹介料の金額だけを見るのではなく、報酬発生条件、グループ購入の必要性、資格維持の条件、経費などを確認してください。
4.商品の説明に医学的な誇張がないか
健康食品は医薬品ではありません。病気の治療や予防を保証するような説明があれば、販売者の説明をそのまま信じないことが大切です。
5.契約解除や退会の方法が明確か
クーリングオフの期間や通知方法、退会後の定期購入の停止方法などを契約前に確認してください。
クーリングオフは20日間が原則連鎖販売取引では、特定商取引法第40条に基づき、法定書面を受け取った日、または商品を受け取った日がそれより後の場合はその日から数えて20日以内であれば、原則としてクーリングオフができます。
通知は書面だけでなく、電子メールなどの電磁的記録によっても行えます。
また、事業者側の不実告知や威迫によって消費者が誤認・困惑し、期間内にクーリングオフできなかった場合には、一定の条件のもとで期間経過後も解除できる可能性があります。
クーリングオフを行う場合は、送信したメールや通知書の控え、画面のスクリーンショットなどを保存しておくと安心です。
困ったときの相談先フォーデイズは公式サイトに、勧誘に関する苦情や悩みを受け付ける消費者相談ダイヤルを設けています。
- フォーデイズ消費者相談ダイヤル:0120-033-007
- 受付時間:平日10時~17時
- 消費者ホットライン:188(局番なし)
会社側の説明に納得できない場合や、契約解除、返金、強引な勧誘などで困っている場合は、消費者ホットライン188を通じて最寄りの消費生活センターに相談できます。
知人からの勧誘であっても、断ることに遠慮する必要はありません。契約を急がず、書面を持ち帰って確認することが大切です。
【プロの結論】フォーデイズの真相を見極めるために必要な視点
フォーデイズについて調べると、「宗教」「マルチ商法」「核酸ドリンク」「高額な紹介料」「行政処分」など、さまざまな言葉が並びます。しかし、これらを一つの問題として扱うと、実態を正しく理解できなくなります。
判断するときには、次の3つの視点を持つことが大切です。
第一に、宗教とネットワークビジネスを区別すること。
フォーデイズは宗教法人ではなく、商品を開発・販売する株式会社です。会員同士の結び付きやイベント活動が宗教的に見えることはあっても、それだけで宗教団体と判断することはできません。
第二に、企業の実績と個人の収益を区別すること。
年間売上高が300億円を超え、業界ランキングで上位に入っていることは企業の事業規模を示します。しかし、それは個々の会員が利益を得ていることを意味しません。定期購入費用や活動経費を差し引いた実際の収支を確認する必要があります。
第三に、過去の行政処分を正しく理解すること。
2017年の業務停止命令は、勧誘目的等の不明示や商品効能に関する不実告知が原因でした。宗教的な活動が理由ではありません。また、処分を受けた事実を軽視することも、処分だけを理由に現在のすべての活動を違法と決めつけることも適切ではありません。
最終的に大切なのは、会社の知名度や会員の熱意ではなく、商品に納得できるか、支払う費用が妥当か、報酬条件を理解できるか、そして自分の意思で自由に契約や退会を判断できるかという点です。
【フォーデイズと宗教の関係】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:フォーデイズは本当に宗教団体なのですか?
A1:いいえ。フォーデイズ株式会社は健康食品や化粧品の開発・販売を行う営利企業です。宗教法人ではありません。会員同士の結び付きや集会などが宗教的に見えることから、そのような表現が使われる場合があります。
Q2:フォーデイズはマルチ商法なのですか?
A2:フォーデイズは連鎖販売取引、一般にネットワークビジネスやMLMと呼ばれる販売形態を採用しています。会員が商品を購入し、紹介活動やグループの販売実績などに応じて報酬を得る仕組みです。連鎖販売取引自体は一律に違法ではありませんが、特定商取引法の規制を守る必要があります。
Q3:2017年の業務停止命令は何が原因だったのですか?
A3:消費者庁が2017年11月24日に発表した行政処分では、勧誘時の氏名等不明示と、核酸ドリンクの効能について病気が治るかのように説明した不実告知が認定されました。2017年11月25日から2018年5月23日まで、新規勧誘や申込受付、契約締結の一部が6か月間停止されました。
Q4:フォーデイズの核酸ドリンクを飲めば病気が治りますか?
A4:病気の治療効果を保証するものではありません。核酸ドリンクは清涼飲料水であり、医薬品ではありません。病気の治療や症状の改善を期待して、医師の治療や処方薬の代わりに使用することは避けてください。
Q5:フォーデイズの会員になると必ず儲かりますか?
A5:必ず儲かるという保証はありません。紹介料やグループ購入に応じた報酬制度がありますが、報酬を受け取るための定期購入条件などもあります。購入費用や活動経費を含めて収支を計算することが必要です。
Q6:フォーデイズを退会したり契約を解除したりできますか?
A6:連鎖販売取引には特定商取引法に基づくクーリングオフ制度があり、原則として法定書面などを受け取ってから20日以内に契約解除ができます。また、一定の条件を満たせば期間経過後の中途解約や商品の返品が認められる場合もあります。具体的な条件は消費生活センターなどに相談してください。
フォーデイズは宗教法人ではなく、核酸ドリンクを中心とした健康食品や化粧品を販売する株式会社です。その販売形態はネットワークビジネスに分類される連鎖販売取引であり、会員紹介やグループ購入に応じた報酬制度を採用しています。
宗教的だと言われる背景には、会員同士の強い結び付き、商品への愛着、セミナーや会議などの活動があります。しかし、そうした印象と宗教法人としての法的な位置づけは別問題です。
一方、2017年には消費者庁から特定商取引法違反による6か月間の一部業務停止命令を受けた事実があります。この過去の行政処分は、フォーデイズの勧誘活動を検討する際に無視できない重要な経緯です。
2026年現在も同社は事業を継続しており、公式発表による2026年3月期の年商は303億円です。企業としての規模と、個々の会員がどれだけ利益を得られるかは別々に考える必要があります。
フォーデイズへの参加や商品購入を検討するなら、商品の価格、毎月の購入負担、紹介報酬の条件、解約方法を事前に確認してください。健康効果や高収入を断定する説明を鵜呑みにせず、自分自身で納得できるかどうかを基準に判断することが、トラブルを避けるための最も確実な方法です。
主要な事実確認資料- 消費者庁「特定商取引法違反の連鎖販売業者に対する連鎖販売取引停止命令(6か月)及び指示について」(2017年11月24日)。
- フォーデイズ公式「企業情報・会社概要」。2026年3月期の年商303億円。
- フォーデイズ公式「特定商取引法に基づく表示」。定期購入条件と報酬制度。
- フォーデイズ公式「一部業務停止命令期間終了に伴う新規契約業務再開のお知らせ」(2018年5月24日)。
- 消費者庁「特定商取引法ガイド・連鎖販売取引」。勧誘規制、書面交付、クーリングオフ。
- e-Gov法令検索「宗教法人法」第2条。
- フォーデイズ公式「核酸ドリンク ナチュラル DNコラーゲン」商品情報。