EXILE ATSUSHI(エグザイル・アツシ)がEXILEを脱退した理由は何だったのでしょうか。2020年11月2日、ATSUSHIは40歳という人生の節目を迎えたことを機に、グループでの活動を卒業し、ソロ活動に専念することを発表しました。その背景には、新型コロナウイルスによる活動環境の変化、自分の人生を見つめ直したこと、そして一人の歌手として新しい夢に挑戦したいという強い思いがありました。
その後、2023年には一酸化炭素中毒による体調不良とライム病を公表し、約1年半にわたる活動休止を経験。しかし、2024年9月27日に復活を宣言し、2025年にはソロ活動だけでなくEXILEのステージにも復帰しました。さらに2026年には全国ツアー「Heart to Heart」Season 3を開催しています。2020年の発表は本当に脱退だったのか、2025年に何が変わったのか。本人と所属事務所の公式発表を軸に、その経緯を時系列で解説します。
【結論】EXILE ATSUSHIが2020年に脱退した理由はソロ活動への専念だった

EXILE ATSUSHIがグループを離れる決断をした最大の理由は、40歳という節目を迎え、残されたアーティスト人生を一人の歌手として充実させたいと考えたことです。
2020年11月2日、所属事務所のLDH JAPANとATSUSHI本人は、同日付でEXILEのグループ活動を卒業することを発表しました。これは突然の不仲やトラブルによる離脱ではなく、本人が自分の将来を考えたうえで選択した新しい活動方針でした。
ATSUSHIは2001年に21歳でJ Soul Brothersに加入し、同年9月27日にEXILEとしてデビュー。約20年間にわたり、グループの中心的なボーカリストとして活動してきました。
本人の発表では、決断に至った背景として主に次の3つが示されています。
- 40歳という人生の節目を迎え、これからの生き方を考え直したこと。
- 新型コロナウイルスの影響で活動が制限され、自分自身と向き合う時間が増えたこと。
- 一人の歌手として原点に戻り、新しい音楽表現や夢に挑戦したいと考えたこと。
特に大きかったのが、人生の時間には限りがあるという意識です。グループとソロを並行して続ける従来の活動スタイルから離れ、自分が本当に取り組みたい音楽に集中する必要性を感じたのでしょう。
「一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートする」
2020年11月2日、EXILE ATSUSHI本人の公式発表より。
また、同日のオリコンによるEXILE HIROとの対談では、卒業後に実現したい夢として、ピアノだけで構成するライブを作りたいという構想も語られています。大規模なダンスパフォーマンスを中心としたEXILEとは異なる、歌声そのものを届ける音楽活動への意欲がうかがえます。
つまり、2020年の決断はEXILEという場所を否定するものではありませんでした。むしろ、長年築いてきたグループでの経験を土台に、次のアーティスト人生へ進むための選択だったのです。
【真相】ATSUSHIは脱退ではなく卒業を選んだ!両者の違いとは?
EXILE ATSUSHIについて検索すると、「脱退」「卒業」という2つの表現が使われています。しかし、2020年の公式発表で使われた言葉は、明確に「卒業」でした。
この違いを理解するには、EXILEというグループが持つ独特のメンバー構成と活動スタイルを知る必要があります。
グループのパフォーマンスから退くことが決断の中心だったATSUSHIは2020年の発表で、EXILEのグループ活動に一区切りをつけ、ソロ活動に専念すると説明しました。一方で、EXILEのメンバーであり続けるという意思も同時に表明しています。
本人は今後も必要に応じてHIROやメンバーと話し合い、作詞・作曲・楽曲の方向性などに協力していきたいと説明していました。
したがって、当時の決断はEXILEとの関係を完全に断ち切るものではなく、グループでのパフォーマンスから一度退き、活動の中心をソロへ移すという意味合いが強かったのです。
EXILE HIROも前向きな決断として受け止めていた2020年11月2日のオリコンの対談では、EXILE HIROもATSUSHIの決断について語っています。
HIROは、今回の卒業はATSUSHIにとってEXILEの背負い方が変わることであり、新たな夢に向かうための前向きな決断だという趣旨の見解を示しました。
また、将来的にATSUSHIが現役メンバーと再びパフォーマンスする可能性にも言及しています。
この考え方は、2025年のEXILEステージ復帰によって現実のものとなりました。
「脱退」と「卒業」の違いを比較両者の意味を整理すると、次のようになります。
- 脱退:グループのメンバーとしての所属関係から離れることを意味する一般的な表現。
- 卒業:それまでのグループ活動に一区切りをつけ、別の活動や新しい段階へ進むことを示す表現。
ATSUSHIの場合、公式発表では後者が採用され、本人もEXILEのメンバーであり続ける意思を明らかにしていました。したがって、「EXILEを完全に辞めた」という理解は正確ではありません。
【完全時系列】ATSUSHIの卒業から活動休止、EXILE復帰までの経緯
2020年の卒業と2023年の体調不良、そして2025年の復帰は、それぞれ異なる出来事です。混同しないよう、主な転換点を時系列で整理します。
| 時期 | 出来事 | 背景・意味 |
|---|---|---|
| 2001年9月27日 | EXILEとしてデビュー | J Soul Brothersへの加入を経て、グループのボーカリストとして活動開始 |
| 2020年11月2日 | EXILE卒業を発表 | 40歳を機にソロ活動へ専念する決断 |
| 2023年3月 | 一酸化炭素中毒による体調不良 | 頭痛、めまい、吐き気などの症状が続く |
| 2023年9月27日 | ライム病を公表 | 活動休止中の病状や療養について本人が説明 |
| 2024年9月27日 | 復活宣言 | ライム病の寛解と体調改善を報告。翌春からのツアー再開を発表 |
| 2025年4月 | ソロツアーで復活 | 「Heart to Heart」~復活祭~を開催 |
| 2025年6月1日 | EXILEのステージに復帰 | 神戸公演のアンコールにサプライズ登場 |
| 2025年9月27日 | 新曲「Get-go!」リリース | ATSUSHIが作詞に参加したEXILEの52枚目のシングル |
| 2026年7月~9月 | Heart to Heart Season 3 | 全国ツアーを開催 |
| 2026年10月6日 | Season 3公演終了を報告 | 公式ファンクラブがツアー終了を発表 |
この年表から分かる要点は、2020年の卒業発表から2023年の体調不良まで約2年以上の時間があることです。
つまり、2023年に公表された病気が2020年の卒業理由だったという説明は、時系列と本人の発表内容に合いません。卒業はキャリア上の決断であり、その後の活動休止は健康上の問題によるものでした。
【2023年の真相】一酸化炭素中毒とライム病で活動休止した理由
ATSUSHIの活動に大きな影響を与えたのが、2023年に公表された体調不良です。2020年にソロ活動へ移行した後、精力的に活動していたATSUSHIでしたが、2023年3月中旬頃から体調を崩しました。
2023年3月に一酸化炭素中毒による体調不良を公表2023年4月23日、LDH JAPANはATSUSHIの体調不良について公式発表を行いました。
発表によると、仕事関係者との会食後に不調を感じ、検査の結果、一酸化炭素中毒の疑いからくる体調不良と判明したとされています。自覚症状が続いていたため、医師の指導のもと療養することになりました。
本人も公式メッセージで、最初の約1か月半はめまいや吐き気、頭痛が強く、起き上がることや通常の日常生活にも苦労したと説明しています。
この影響で、予定されていた「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2023 Heart to Heart Season 2」の一部公演が延期・中止となり、最終的には同年6月にツアー全公演の中止が発表されました。
2023年9月にライム病を公表体調不良は一酸化炭素中毒だけではありませんでした。
2023年9月27日、ATSUSHIは公式配信やインスタライブを通じて、ライム病にかかっていることを明らかにしました。
本人の説明によると、さまざまな検査を受ける過程でライム病が判明したとのことです。また、頭痛やめまいなどの症状に加え、メニエール病が誘発されたことについても話していました。
ライム病は、マダニなどが媒介する細菌感染症です。TBS NEWS DIGの2023年9月27日の報道でも、本人が病気を公表した経緯や、療養中の状態が伝えられています。
本人は当時、十分に回復しないままステージに戻ることで、再びファンやメンバーに心配をかけることを避けたいという考えも示していました。
2024年9月に体調改善とライム病の寛解を報告転機となったのが、2024年9月27日の復活宣言です。
ATSUSHIは公式メッセージで、一酸化炭素中毒に関連する頭痛やめまい、吐き気などの症状が約1年半でほぼなくなり、薬を飲まなくても通常の日常生活を送れるようになったと報告しました。
ライム病についても、本人は当時の状態を「寛解」と説明しています。ただし、完全に病気が治ったという意味ではなく、日常生活に気を配りながら症状の再発を防いでいるという説明でした。
約1年半の療養期間には、両親や友人と過ごす時間を作ったほか、インドでの瞑想修行や詩吟のトレーニングにも取り組んだと明かしています。
この時期は、単にステージへの復帰を待つ時間ではなく、自身の人生やアーティストとしての今後を考え直す期間にもなったようです。
【2025年】ATSUSHIがEXILEに完全復帰!復活宣言から何が変わった?
2024年9月27日、EXILEのデビュー23周年という記念日に、ATSUSHIは復活を宣言しました。
この発表で注目されたのは、ソロ活動の再開だけではありません。本人は、2023年に中止となった47都道府県ツアー「Heart to Heart」を翌年春から再開することに加え、EXILEでの制作活動も再開したいという意向を示しました。
ただし、本人の説明では、体調が安定しているか分からない段階でグループの大規模ツアーを計画することは難しく、まずソロ活動から復帰し、その後にEXILEのグループ活動へ戻るという順序になりました。
2025年4月にソロツアー「復活祭」を開催2025年4月12日、さいたまスーパーアリーナ公演から「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2025 Heart to Heart ~復活祭~」がスタートしました。
これは2023年に中止となったツアーの再開という意味も持っていました。ファンと再び直接つながることを大切にした公演であり、長期療養を経てステージに戻るATSUSHIにとって大きな節目となりました。
加えて、2025年6月からは「Heart to Heart」Season 2も開催され、全国のファンに歌声を届ける活動が再び本格化しました。
2025年6月1日にEXILEのステージへ復帰グループへの復帰を象徴する出来事が、2025年6月1日に神戸ワールド記念ホールで開催された「EXILE LIVE TOUR 2025 WHAT IS EXILE」の最終公演です。
ATSUSHIはアンコールにサプライズ登場し、EXILEのメンバーと同じステージに立ちました。所属事務所の公式ニュースでも、この出演をEXILEへの完全復活として紹介しています。
2025年6月7日の公式発表では、ATSUSHIの作詞による新曲「Get-go!」のリリースも告知されました。
新曲「Get-go!」でTAKAHIROとのツインボーカルが復活2025年9月27日にリリースされたEXILEの52枚目のシングルが「Get-go!」です。
ATSUSHIが作詞を担当し、TAKAHIROとのツインボーカルによる楽曲として発表されました。EXILEのボーカルとしての存在感を改めて示す作品となっています。
この復帰には、2020年の卒業を否定する意味はありません。むしろ、一度ソロ活動に軸足を移し、健康上の問題を乗り越えたうえで、再びグループでの表現にも参加できるようになったという流れです。
したがって、ATSUSHIの2025年の復帰は、単に以前の状態に戻ったというよりも、ソロアーティストとしての活動とEXILEでの活動を再び結び直す転換点だったと捉えられます。
【2026年最新】ATSUSHIの現在は?Heart to Heart Season 3の活動状況
2026年11月1日時点で確認できるATSUSHIの大きな活動実績は、全国ツアー「EXILE ATSUSHI LIVE TOUR 2026 Heart to Heart Season 3」です。
LDHの公式特設ページによると、ツアーは2026年7月4日の千葉公演から始まり、9月13日の青森公演まで開催されました。
千葉のららアリーナ 東京ベイをはじめ、和歌山、山形、福井、大分、長崎、広島、青森など、各地の会場で公演が行われています。
Season 3は2026年9月13日に最終公演を迎えた2026年10月6日には、EXILE公式ファンクラブが「Heart to Heart Season 3」の公演終了を報告しました。7月4日の千葉公演から始まったツアーが無事に終了し、公演直後のATSUSHI本人によるメッセージ動画も公開されています。
また、ATSUSHI本人は2026年9月の公式配信サービスCLで、Season 3の最終公演を前にした心境を投稿していました。ツアー終了後についても、年末まで忙しいスケジュールになりそうだという趣旨の発信をしています。
ただし、今後の具体的な出演日程や公演内容については、正式な告知を基準に判断する必要があります。
2026年のATSUSHIはソロとEXILEの両方で活動する段階へ2020年にはソロ活動への専念を選び、2023年には健康上の理由で活動を休止したATSUSHI。2025年にはEXILEのステージにも復帰し、2026年には自身の名前を冠した全国ツアーを完走しました。
この流れを見ると、2020年に掲げた「一人の歌手として音楽と向き合う」という目標は、現在も活動の重要な軸になっていることが分かります。
EXILEというグループでの活動と、EXILE ATSUSHIというソロアーティストとしての活動。その両方を大切にするスタイルが、2026年の活動からも見えてきます。
【プロの結論】ATSUSHIの卒業と復帰は矛盾しない今回の経緯で最も重要なのは、2020年の卒業、2023年の活動休止、2025年のグループ復帰を、それぞれ別の理由と段階に分けて理解することです。
2020年の卒業は、40歳という人生の節目におけるキャリア選択でした。2023年の活動休止は、身体的な不調による療養でした。そして2025年の復帰は、体調の改善を経て実現した新たな活動段階です。
この3つを一つの出来事として扱うと、「病気が原因でEXILEを辞めた」「2025年に初めてメンバーに戻った」といった誤解が生まれます。
実際には、ATSUSHIは2020年の時点でEXILEのメンバーであり続ける意思を表明していました。2025年の復帰は、グループのステージで再び歌声を届ける活動上の復帰として理解するのが適切です。
芸能人の卒業や脱退を調べる際は、発表された言葉だけでなく、本人の説明、所属事務所の公式発表、その後の実際の活動を時系列で照らし合わせることが大切です。
【EXILE ATSUSHIの脱退理由】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:EXILE ATSUSHIはなぜ2020年に脱退したのですか?
A1:40歳という人生の節目に、自分の残りのアーティスト人生を考え、一人の歌手として原点に戻り、新しい夢に挑戦するためです。2020年11月2日にEXILEのグループ活動を卒業し、ソロ活動に専念することを発表しました。
Q2:ATSUSHIはEXILEのメンバーから完全に脱退したのですか?
A2:2020年の公式発表では「卒業」という表現が使われました。本人はEXILEのメンバーであり続ける意思も示しており、グループでのパフォーマンスから一度退いてソロ活動に専念するという意味合いでした。
Q3:ATSUSHIがEXILEを離れた理由は病気だったのですか?
A3:いいえ。2020年の卒業理由はソロ活動への専念と新しい夢への挑戦です。一酸化炭素中毒による体調不良が公表されたのは2023年であり、ライム病の公表も同年9月です。
Q4:ATSUSHIは2025年にEXILEへ復帰したのですか?
A4:はい。2025年6月1日の「EXILE LIVE TOUR 2025 WHAT IS EXILE」神戸公演にサプライズ登場し、グループのステージに復帰しました。その後、新曲「Get-go!」の制作にも参加しています。
Q5:ATSUSHIは2026年現在も音楽活動を続けていますか?
A5:はい。2026年には全国ツアー「Heart to Heart」Season 3を開催し、9月13日に最終公演を迎えました。10月6日には公式ファンクラブからツアー終了が報告されています。
EXILE ATSUSHIが2020年11月2日にEXILEを卒業した理由は、40歳という節目に自分の人生を見つめ直し、一人の歌手として新しい夢に挑戦するためでした。
卒業はグループとの決別ではなく、活動の軸をソロへ移すための前向きな決断でした。その後、2023年には一酸化炭素中毒による体調不良とライム病を公表し、長期療養を経験しましたが、2024年9月に復活を宣言。2025年にはEXILEのステージに復帰し、2026年には「Heart to Heart」Season 3を完走しています。
今回の経緯を整理すると、次の3点が重要です。
- 2020年:40歳を機にソロ活動へ専念するためEXILEを卒業。
- 2023年~2024年:体調不良と療養を経て、活動再開への準備を進める。
- 2025年~2026年:EXILEのステージへ復帰し、ソロツアーも継続。
ATSUSHIの歩みは、一つのグループに所属し続けることだけがアーティストとしての成功ではないことを示しています。ソロとしての挑戦も、EXILEの一員として再び歌うことも、どちらも本人が選び取った音楽人生の一部です。
2020年の卒業は終わりではなく、新しい夢へ向かうための出発点だったのです。
主な情報確認先: LDH JAPAN公式発表(2020年・2023年・2024年)、EXILE公式サイト(2025年・2026年)、ORICON NEWS、TBS NEWS DIG。