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【連載開始日は1984年11月20日】週刊少年ジャンプ51号の発売日と号数を整理

水沢 茜 水沢 茜 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

『ドラゴンボール』の連載開始日として公式に記念されているのは、1984年11月20日だ。

ドラゴンボール公式サイトは2021年11月20日、連載開始37周年を記念した特集記事を公開。連載開始号となった『週刊少年ジャンプ』1984年51号の表紙や誌面を紹介し、鳥山明本人が第1話の制作エピソードを語っている。

ここで注意したいのが、発売日と雑誌に記載された号の日付は同じではないという点だ。

1984年51号は11月20日発売の12月3日号

1984年51号は、実際には11月20日に発売された雑誌で、号の日付は12月3日となっている。

週刊漫画誌では、店頭に並ぶ日より先の日付を号数に表示することがある。そのため、12月3日という表記を見て、連載開始日も12月3日だと誤解しないようにしたい。

MANTANWEBも2024年11月20日の40周年関連記事で、1984年11月20日発売の51号から連載が始まったと報じている。

確認項目 内容
連載開始日 1984年11月20日
掲載誌 週刊少年ジャンプ
連載開始号 1984年51号
雑誌の号表記 1984年12月3日号
実際の発売日 1984年11月20日
第1話 其之一「ブルマと孫悟空」
作者 鳥山明

11月20日は公式の連載開始記念日

公式サイトでは、毎年11月20日を連載開始記念日として扱っている。

2021年には当時の誌面を振り返る特集、2023年には40周年に向けた月刊連載企画、2024年には最終回を振り返る特集が公開された。

つまり、11月20日は単にファンの間で広まった日付ではない。作品の公式企画でも繰り返し取り上げられている記念日だ。

【第1話の内容】ブルマと孫悟空の出会いから冒険が始まった

ドラゴンボール連載開始

記念すべき第1話の正式なタイトルは、「ブルマと孫悟空」。

物語の舞台は、人里離れた山奥。そこに暮らしていたのが、並外れた怪力を持つ少年・孫悟空だった。

ある日、ドラゴンボールを探して旅をしていた都会育ちの少女・ブルマが、悟空の前に現れる。

第1話で描かれた重要な出来事

公式サイトの第1話紹介によると、物語は次のように展開する。

1. 山奥で暮らす悟空のもとに、ドラゴンボールを探すブルマがやってくる。
2. 野生児の悟空は、ブルマの車を妖怪と勘違いして破壊してしまう。
3. ブルマは悟空が四星球を持っていることに気づく。
4. 悟空の圧倒的な力を見込んだブルマが、ドラゴンボール探しの旅に誘う。
5. 2人の冒険が始まる。

この段階ですでに、悟空の純粋さと常識外れの身体能力、ブルマの行動力という、作品を象徴するキャラクター性が表れている。

第1話から登場していた重要アイテム

第1話には、後のシリーズでも重要な役割を担うアイテムが登場している。

- ドラゴンボール: 7つ集めると神龍が現れ、願いをかなえる不思議な球。
- ホイポイカプセル: 大きな物体を小さなカプセルに収納できる発明品。
- ドラゴンレーダー: ドラゴンボールの位置を探知する装置。
- 四星球: 悟空が大切に持っていた、物語の出発点となるドラゴンボール。

特に興味深いのは、壮大な世界観を持つ物語の基本設定が、最初の1話ですでに提示されていたことだ。

後に宇宙規模の戦いへ発展する作品だが、出発点はあくまでも少年と少女の冒険だった。

集英社の少年ジャンプ+でも、第1話は「ブルマと孫悟空」というタイトルで掲載されている。

【鳥山明が語った第1話の裏話】表紙のバイクと背景制作の意外なエピソード

連載開始当時の誌面を振り返るうえで見逃せないのが、鳥山明本人が語った制作秘話だ。

2021年11月20日公開のドラゴンボール公式サイトの特集には、鳥山本人のコメントが掲載されている。

表紙のバイクは鳥山明の愛車がモデル

1984年51号の表紙には、悟空とブルマが描かれている。

西遊記を思わせる少年と、メカに乗る現代的な少女という組み合わせは、当時の読者に強い印象を与えた。

この表紙のバイクについて、鳥山は次のように明かしている。

「表紙のバイクは当時、僕の愛車だったものを少しアレンジしてほとんどそのまま描いたものでした。」

漫画に登場するメカのデザインに、作者自身の生活や趣味が反映されていたことが分かるエピソードだ。

鳥山明といえば、独特の乗り物や機械のデザインでも知られる。作品の未来的なメカニック表現には、こうした実物への観察や関心が生きていた。

第1話の冒頭は妻が背景を手伝っていた

もう一つの裏話は、制作現場に関するものだ。

鳥山は、巻頭カラーで悟空が登場する背景について、当時は制作時間が足りず、冒頭の数ページを妻に手伝ってもらったと説明している。

その妻は以前、少女漫画家だったという。

鳥山は、妻の絵についても率直な感想を語っていた。

「奥さんは以前少女漫画家で、僕よりずっとキレイな絵でした。」

連載開始号の誌面を見ると、丸太に乗って大きなノコギリを持つ悟空や、中国風の自然豊かな背景が印象に残る。

現在の完成されたイメージからは想像しにくいが、初回の原稿は限られた時間の中で制作されていた。

編集部は当初ギャグ漫画として紹介していた

さらに興味深いのが、連載開始直前の予告ページだ。

1984年50号には、『ドラゴンボール』の新連載を告知するページが掲載された。

そこには神龍のイラストとともに、「空前絶後のギャグ来週!!」というキャッチコピーが使われていた。

しかし、鳥山自身の構想は少し異なっていた。

本人によると、編集者は『Dr.スランプ』のようなギャグ漫画を想定していたようだが、作者が描こうとしていたのは、ユーモアを交えた冒険ストーリーだった。

この認識の違いは、作品の出発点を理解するうえで重要だ。

『ドラゴンボール』は、最初から後年のような格闘漫画として完成していたわけではない。笑い、冒険、SF的な発明、東洋的な世界観が組み合わさった作品として始まっている。

【連載開始の経緯】鳥山明と編集者・鳥嶋和彦が生み出した新しい冒険漫画

『ドラゴンボール』の誕生を語る際に欠かせない人物が、当時の担当編集者だった鳥嶋和彦だ。

2025年6月6日に開催されたデジタルハリウッド大学の公開講座では、鳥嶋が鳥山明との出会いや新連載誕生の背景を振り返っている。

『Dr.スランプ』から新しい作品への転換

鳥山明は1978年、鳥嶋との出会いを経て、集英社の漫画家として活動を始めた。

その後、『Dr.スランプ』が大ヒット。アラレちゃんを中心とするユーモアあふれる作品は、『週刊少年ジャンプ』の看板作品の一つになった。

しかし、連載開始から4年目ごろ、鳥山は連載を終えたいという意向を伝えたという。

鳥嶋の講演記録によれば、当時の鳥山は名古屋を拠点に、アシスタント1人と毎週15ページの原稿を制作していた。

1話完結型のギャグ漫画は、ネタや展開の修正が必要になると、ページ全体に影響が及ぶ。原稿を東京へ送る作業もあり、制作上の負担は大きかった。

ジャッキー・チェンへの関心から生まれた発想

転機となったのが、鳥山の映画の楽しみ方だった。

鳥嶋によると、鳥山は仕事中にジャッキー・チェンの映画を流しており、好きな場面だけ画面を見ていたという。

鳥嶋はそこから鳥山のカンフーへの関心に着目し、武術を題材にした漫画を提案した。

その結果、生まれた読み切り作品が『騎竜少年(ドラゴンボーイ)』だ。

この作品が読者の支持を得て、『ドラゴンボール』の連載につながった。

作品誕生に関わった人物・作品の関係性
エンティティ 関係・役割 作品誕生への影響
鳥山明 漫画家・原作者 悟空たちの物語と世界観を創作
鳥嶋和彦 担当編集者 新作の方向性を提案
Dr.スランプ 鳥山の代表作 次の連載作品を模索する契機
騎竜少年 読み切り作品 カンフーを題材にした新作の原型
週刊少年ジャンプ 掲載誌 新連載を読者に届ける媒体

この経緯から見えてくるのは、作品の誕生が漫画家一人のアイデアだけで完結したものではないということだ。

鳥山の得意分野や興味を把握していた編集者が、次の作品に適した方向性を提案した。その提案を受けて生まれた読み切りが、連載作品へ発展したのである。

1984年当時のジャンプ誌面にも注目

1984年51号の誌面には、『北斗の拳』『キン肉マン』『キャプテン翼』『ウイングマン』『こちら葛飾区亀有公園前派出所』など、当時の人気作品が並んでいた。

その中で『ドラゴンボール』は新連載・巻頭カラーという形で登場した。

硬派なアクション作品やスポーツ漫画が並ぶ誌面に、幻想的な中国風の背景とコミカルなキャラクターを組み合わせた新作が加わったことは、当時のジャンプにとっても新しい展開だった。

公式サイトの誌面回顧でも、当時のジャンプの作品傾向と『ドラゴンボール』の独特な世界観の対比が紹介されている。

【1984年から1995年まで】漫画の連載終了とアニメ放送開始の時系列

『ドラゴンボール』の漫画連載は1984年から1995年まで続いた。

その途中でテレビアニメが始まり、漫画とアニメが並行して展開されるようになった。

漫画とアニメの主要年表
年月日・時期 出来事 詳細
1984年11月20日 漫画連載開始 週刊少年ジャンプ51号
1986年2月26日 テレビアニメ開始 フジテレビ系列で放送
1989年4月 ドラゴンボールZ開始 アニメシリーズが新展開
1995年5月23日 漫画連載終了 週刊少年ジャンプ25号
1996年 ドラゴンボールGT開始 テレビアニメの新シリーズ
2015年 ドラゴンボール超開始 漫画・アニメの新たな展開

テレビアニメの放送開始は1986年2月26日

漫画の連載開始から約1年3か月後、1986年2月26日にテレビアニメ第1話が放送された。

放送局はフジテレビ系列。制作は東映動画(現在の東映アニメーション)だ。

フジテレビの番組紹介によれば、放送枠では、それまで同じ鳥山明原作の『Dr.スランプ アラレちゃん』が放送されていた。

つまり、同じ作者の作品が同じ時間帯を引き継ぐ形で登場したことになる。

アニメ版では、野沢雅子が孫悟空を演じ、後に孫悟飯や孫悟天なども担当することになった。

漫画の人気がテレビアニメへ広がり、さらに映画やゲームへと展開していく基盤が、この時期に形成された。

漫画の連載終了は1995年5月

漫画は1995年25号で最終回を迎えた。

ドラゴンボール公式サイトの2024年11月20日公開の特集では、1995年25号の誌面を使って最終回を振り返っている。

物語は魔人ブウとの戦いの決着後、天下一武道会へと進み、悟空とウーブの出会いで締めくくられる。

印象的なのは、最終回の誌面で、かつての悟空とブルマの出会いが再び登場する演出だ。

第1話の出会いから始まった物語が、最終回でその原点を思い起こさせる構成になっている。

連載開始と終了を並べると、単なる長期連載の記録だけではなく、物語全体を通じた構成の美しさも見えてくる。

【2026年最新情報】42周年を迎えるドラゴンボールの新展開

2026年の『ドラゴンボール』は、1984年の連載開始から42年目を迎えている。

漫画の原作連載は1995年に完結したものの、シリーズ全体の展開は止まっていない。

特に2026年は、新作アニメに関する大きな発表が続いている。

2026年1月25日:新作アニメ2作品の情報が発表

幕張メッセで開催された「ドラゴンボール ゲンキダマツリ」では、シリーズの新展開が発表された。

注目されたのは次の2作品だ。

1.『ドラゴンボール超 銀河パトロール』

2026年1月25日、制作決定が発表された。

本作は、2015年から2018年に放送されたテレビアニメ『ドラゴンボール超』の宇宙サバイバル編より後の物語を描く。

漫画版では銀河パトロール囚人編として描かれたエピソードが関係しており、悟空とベジータが銀河の平和を守る銀河パトロール隊とともに、星喰いのモロと戦う内容だ。

原作・ストーリー・キャラクターデザインには鳥山明の名前が記載されている。

2.『ドラゴンボール超 ビルス』

こちらも2026年1月25日に発表された新展開だ。

従来のテレビアニメ『ドラゴンボール超』を、映像表現などの面から強化したエンハンスド版として制作された。

公式発表では、バトルシーンの迫力や臨場感を高め、鳥山明の原案と世界観をより忠実かつ緻密に再現することが説明されている。

2026年10月11日:『ドラゴンボール超 ビルス』放送開始

放送開始済み

2026年10月11日23時15分から、フジテレビ系全国ネットで『ドラゴンボール超 ビルス』の放送が始まった。

公式発表によると、Prime VideoとU-NEXTでは放送終了30分後から最速配信も実施されている。

オープニング主題歌はメガテラ・ゼロの「オノガミ」、エンディングテーマはビッケブランカの「完璧のペキ」だ。

また、10月にはニューヨーク・コミコン2026でも関連イベントが開催され、世界規模での展開が続いている。

2026年11月20日は連載開始42周年

2026年11月20日には、連載開始から42周年を迎える。

1984年の51号から始まった作品は、漫画の完結後もアニメ、ゲーム、イベント、商品などを通して展開を続けている。

ここで押さえておきたいのは、原作漫画の連載再開と、シリーズ全体の新作発表は別の話だという点だ。

2026年の新作アニメ発表は、1984年から続く作品世界の新しい展開を示しているが、それ自体が鳥山明による原作漫画の連載再開を意味するわけではない。

【よくある質問】ドラゴンボールの連載開始に関するFAQ

Q1:ドラゴンボールの連載開始日はいつですか?

A1:1984年11月20日です。『週刊少年ジャンプ』1984年51号で連載が始まりました。

Q2:ドラゴンボールの連載開始号の発売日はいつですか?

A2:1984年11月20日です。51号の雑誌上の号表記は12月3日号となっています。号の日付と実際の発売日を区別することがポイントです。

Q3:ドラゴンボール第1話のタイトルは何ですか?

A3:「ブルマと孫悟空」です。山奥に暮らす悟空と、ドラゴンボールを探すブルマが出会い、冒険が始まります。

Q4:鳥山明が語った第1話の裏話は何ですか?

A4:表紙のバイクは当時の愛車をモデルにしたものでした。また、制作時間が足りず、冒頭の数ページの背景を妻に手伝ってもらったことも明かしています。

Q5:ドラゴンボールの漫画はいつ連載終了しましたか?

A5:1995年25号で終了しました。MANTANWEBの40周年関連記事では、最終号の発売日を1995年5月23日としています。

Q6:テレビアニメはいつから始まりましたか?

A6:1986年2月26日です。フジテレビ系列で放送が始まりました。

Q7:2026年現在、新作ドラゴンボールはありますか?

A7:あります。『ドラゴンボール超 ビルス』が2026年10月11日に放送を開始しました。また、『ドラゴンボール超 銀河パトロール』の制作も2026年1月に発表されています。

『ドラゴンボール』の連載開始日は、1984年11月20日。『週刊少年ジャンプ』1984年51号の巻頭カラーで、第1話「ブルマと孫悟空」が掲載された。

発売日と号数の日付を区別すると、11月20日発売の12月3日号という関係になる。また、鳥山明が語った愛車をモデルにした表紙や、妻が背景制作を手伝ったエピソードからは、作品誕生当時の制作現場の様子も見えてくる。

1986年のテレビアニメ化、1995年の漫画完結を経ても、作品の歴史は途切れていない。2026年には『ドラゴンボール超 ビルス』の放送が始まり、『ドラゴンボール超 銀河パトロール』の制作も発表された。

11月20日という記念日は、単なる過去の連載開始日ではない。悟空とブルマが出会った最初の1話から、42年にわたる作品の歴史を振り返る節目でもある。原作の出発点を知ることで、現在の新作アニメやシリーズ展開も、より深く楽しめるはずだ。

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水沢 茜
デジタルマーケター 水沢 茜
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アイドルと音楽シーンを担当。公式サイトのスケジュール、リリース情報、本人の発表を照合してから構成しています。

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