2026年6月21日、日本代表はFIFAワールドカップ2026北中米大会のグループF第2節でチュニジア代表と対戦し、4-0の完封勝利を収めた。鎌田大地が開始4分に先制し、上田綺世が2得点、伊東純也もゴールを記録。攻撃陣がそれぞれ持ち味を発揮した一戦となった。
試合が行われたのはメキシコのエスタディオ・モンテレイ。ワールドカップ本大会通算1000試合目という節目の試合で、日本はシュート数11対3、枠内シュート6対0、ゴール期待値1.63対0.15と各指標でもチュニジアを上回った。森保一監督が採用した3-4-2-1の戦術、4人の先発変更、上田綺世の決定力など、4点差を生んだ要因は複数ある。
過去の対戦では2022年にチュニジアに敗れた日本だが、今回はその雪辱を果たす結果となった。試合結果だけでなく、得点の流れ、スタメン、詳細な試合スタッツ、歴代対戦成績から、日本代表の勝利の意味とチュニジアが抱えた課題を振り返る。
【試合結果】チュニジア対日本は4-0!W杯グループF第2節の全貌

日本代表がチュニジア代表を4-0で下したこの試合は、単なるグループリーグの1勝にとどまらない意味を持っていた。
日本は初戦のオランダ戦を2-2で引き分けており、グループリーグ突破に向けて勝ち点3が欲しい状況だった。一方のチュニジアは初戦でスウェーデンに1-5と大敗。チームを立て直す必要がある中で、日本との第2節を迎えていた。
試合の基本情報- 大会:FIFAワールドカップ2026 北中米大会
- グループ:グループF 第2節
- 対戦カード:チュニジア代表 vs 日本代表
- 試合日:2026年6月21日(日本時間)
- 現地開催日時:2026年6月20日22時
- 会場:エスタディオ・モンテレイ(メキシコ)
- 観客数:51,243人
- 最終スコア:チュニジア 0-4 日本
日本時間とメキシコ現地時間では日付が異なる。現地では6月20日夜の開催だったが、日本の公式試合記録では6月21日の試合として掲載されている。
また、この試合はFIFAワールドカップ本大会の通算1000試合目に当たった。FIFAの公式マッチレポートでも歴史的な節目として取り上げられ、日本はアジア勢によるワールドカップ本大会での最大得点差勝利を記録した。
日本にとって大きかった勝ち点3初戦のオランダ戦で勝ち点1を獲得していた日本は、この勝利によってグループFでの立場を大きく改善した。FIFAの試合レポートによると、日本は試合直後の時点でオランダと勝ち点で並び、グループ上位に浮上した。
一方、チュニジアは開幕から2連敗となり、残り1試合を残してグループステージ敗退が決定。対照的な結果となった。
【試合ハイライト】鎌田・上田2得点・伊東のゴールを時系列で解説
チュニジア対日本の試合展開を振り返ると、前半の早い時間帯に先制できたことが大きかった。日本は序盤から積極的に前進し、後方からのビルドアップとサイド攻撃を組み合わせてチャンスを作った。
4分:鎌田大地が先制!中村敬斗の突破から生まれたゴール試合開始直後、日本が先手を取った。
鈴木彩艶を起点とするパスワークから冨安健洋、鎌田大地、上田綺世、田中碧とボールがつながり、左サイドの中村敬斗へ展開。中村がペナルティーエリア内で仕掛けて折り返すと、ゴール前に走り込んだ鎌田が合わせた。
前半4分、日本が0-1と先制。
FIFAのレポートでも、中村の仕掛けと折り返しが得点の起点として評価されている。鎌田にとっては大会2ゴール目であり、日本人選手によるワールドカップ本大会での最速ゴールとなった。
これまでの日本代表の最速記録は、2018年ロシア大会のコロンビア戦で香川真司が記録した6分。鎌田はその記録を更新した。
31分:上田綺世が追加点!強烈な右足シュート先制後も日本は攻撃の手を緩めなかった。
31分、板倉滉がチュニジアのパスをカットすると、素早く前方へ縦パスを供給。ボールを受けた上田綺世はペナルティーエリア右角付近から右足を振り抜いた。
低く鋭いシュートはワンバウンドしてゴール左下へ。チュニジアのGKアイメン・ダーメンも対応しきれず、日本が2-0とリードを広げた。
このゴールは上田にとって今大会初得点。前線でボールを収めるだけでなく、自らシュートを打ち切る能力を示した場面だった。
69分:伊東純也が3点目!上田との連係が光る後半に入っても、日本の試合運びは安定していた。
69分、田中碧が縦方向へのパスを供給。上田がセンターサークル付近まで下がってボールを受け、前方へ正確にフリックした。
そのパスに反応した伊東純也が相手守備の背後へ抜け出す。GKとの1対1を冷静に制し、ゴールへ流し込んだ。
スコアは0-3。 上田のポストプレーと伊東のスピードを生かした、森保ジャパンらしい縦に速い攻撃だった。
83分:上田綺世が2点目!4-0で試合を決定づける試合終盤、日本はさらに追加点を奪う。
右サイドからの攻撃で伊東純也がボールを前進させ、菅原由勢らとの連係から佐野海舟がクロスを供給。ゴール前で上田が反応し、ヘディングシュートをゴール右隅へ決めた。
83分、0-4。 上田はこの試合2得点1アシストという圧巻の結果を残した。
その後、日本は選手交代を活用しながら守備の集中力を維持。チュニジアに得点を許さず、4-0で試合を終えた。
4ゴールの時系列一覧- 4分:鎌田大地(アシスト・中村敬斗)
- 31分:上田綺世(板倉滉の縦パスから)
- 69分:伊東純也(上田綺世のフリックから)
- 83分:上田綺世(佐野海舟のクロスから)
得点者が3人に分散し、上田が2ゴールを記録した点は、日本の攻撃陣に複数の得点パターンが存在することを示した。
【スタメン・選手相関】森保ジャパンの3-4-2-1と注目選手
今回のチュニジア戦で森保一監督が採用した基本システムは3-4-2-1だった。
第1節のオランダ戦から先発メンバーを4人変更しながらも、基本フォーメーションは維持。守備の安定性と攻撃の流動性を両立させる構成だった。
日本代表のスターティングメンバー- GK:鈴木彩艶
- DF:伊藤洋輝、板倉滉、冨安健洋
- MF:田中碧、佐野海舟、堂安律、中村敬斗、伊東純也、鎌田大地
- FW:上田綺世
基本配置は、伊藤洋輝・板倉滉・冨安健洋の3バック、田中碧と佐野海舟のダブルボランチ。左右のウイングバックには中村敬斗と堂安律が入り、2シャドーには鎌田大地と伊東純也が並んだ。
チュニジア代表のスターティングメンバー- GK:アイメン・ダーメン
- DF:アリ・アブディ、モンタサル・タルビ、オマル・レキク、ディラン・ブロン、ヤン・ヴァレリー
- MF:ハンニバル・メイブリ、エリス・スキリ、アニス・スリマン、セバスティアン・トゥネクティ
- FW:エリアス・サアド
両チームの選手配置と、この試合での役割を整理すると以下のようになる。
| 選手・関係者 | ポジション・役割 | 試合での主な働き |
|---|---|---|
| 森保一 | 日本代表監督 | 3-4-2-1を継続し、先発4人を変更 |
| 鎌田大地 | シャドー | 4分に先制ゴール |
| 上田綺世 | センターフォワード | 2得点1アシスト |
| 伊東純也 | シャドー | 69分に追加点 |
| 中村敬斗 | 左ウイングバック | 先制点の起点となる突破とクロス |
| 田中碧 | ボランチ | 69分の得点につながる縦パス |
| 佐野海舟 | ボランチ | 終盤の追加点につながるクロス |
| アイメン・ダーメン | チュニジアGK | 日本の攻撃に対応するも4失点 |
| ハンニバル・メイブリ | チュニジアMF | 攻撃の組み立てを担う中心選手 |
| エルヴェ・ルナール | チュニジア監督 | 監督交代後の初陣を指揮 |
この表から分かるのは、4得点が特定の選手の個人技だけで生まれたわけではないという点だ。中村の突破、田中の縦パス、上田のポストプレー、伊東のスピード、佐野のサイドからの供給が連動していた。
特に上田はゴールだけでなく、伊東の得点をアシストする働きも見せた。センターフォワードが攻撃の終点と起点の両方を担ったことが、日本の攻撃に厚みをもたらした。
【試合スタッツ・xG分析】日本がチュニジアを圧倒した数字
4-0という結果を裏付けるのが、試合終了時点のスタッツだ。
Jリーグ公式の試合速報に掲載された数値では、日本がシュート数、枠内シュート数、ゴール期待値のすべてでチュニジアを上回った。
日本代表とチュニジア代表の試合スタッツ| 指標 | チュニジア | 日本 |
|---|---|---|
| 得点 | 0 | 4 |
| シュート数 | 3本 | 11本 |
| 枠内シュート | 0本 | 6本 |
| ゴール期待値(xG) | 0.15 | 1.63 |
出典:Jリーグ公式試合速報の試合終了時点の掲載データ。
シュート数11対3が示す攻撃の差日本のシュート数は11本、チュニジアは3本。単純な本数でも日本が大きく上回っている。
さらに注目したいのは枠内シュートだ。日本が6本だったのに対し、チュニジアは0本。チュニジアは試合を通じて日本のGKを直接脅かすシュートを枠内に飛ばせなかった。
これは日本の守備陣が単にゴール前でブロックしただけではなく、相手に十分なシュート機会を与えなかったことを意味する。
xG1.63対0.15の意味xGとはExpected Goalsの略称で、日本語ではゴール期待値と呼ばれる。シュート位置や角度、状況などを基に、それぞれのシュートが得点になる確率を推定する指標だ。
今回の試合では、日本のxGが1.63、チュニジアが0.15だった。
日本はチュニジアの約10.9倍に当たるゴール期待値を記録している。これは日本が単にシュートを多く打っただけでなく、得点につながりやすい攻撃を構築できていたことを示す。
また、日本はxG1.63に対して実際に4得点を記録した。シュートの質に加え、決定機を確実にゴールへ変えたフィニッシュの精度も際立っていた。
ただし、xGは分析モデルによる推定値であり、必ずしも実際の得点数と一致するものではない。今回の4得点を日本の通常の得点期待値と捉えるのではなく、優れた決定力が発揮された試合として評価する必要がある。
【勝敗を分けた戦術】森保一監督の采配とチュニジアの課題
日本が4-0で勝利した背景には、序盤の先制点だけでなく、試合全体を通じた戦術的な優位性があった。
日本の勝因1:3-4-2-1による攻守のバランス森保監督はオランダ戦から3-4-2-1を継続した。
このシステムの特徴は、3バックによる守備の安定性と、ウイングバックを活用したサイド攻撃を同時に実現できることだ。
チュニジア戦では、中村敬斗が左サイドから積極的に仕掛け、堂安律や伊東純也が右側で攻撃の幅を作った。中央では鎌田と上田が相手の守備ライン付近で連係し、ボランチの田中と佐野が攻撃を後方から支えた。
特に、田中が最終ライン近くまで下がってビルドアップに参加する動きは、攻撃の組み立てに安定感を与えていた。
日本の勝因2:相手の攻撃の中心を封じた守備チュニジアの攻撃では、ハンニバル・メイブリがボールを受けて前進する場面が見られた。
しかし、日本は鎌田と冨安が連動して対応するなど、相手の攻撃の起点に対して複数の選手で圧力をかけた。
Jリーグ公式の試合速報でも、メイブリが浅い位置でボールを運んだ際に、鎌田と冨安が挟み込むようにチャージした場面が記録されている。
加えて、チュニジアがロングパスを使って前進しようとしても、日本の守備陣は落ち着いて対応。板倉、冨安らが相手の侵入を食い止めた。
日本の勝因3:上田綺世を中心とした縦に速い攻撃この試合の日本は、ボールを保持して相手を動かす攻撃だけでなく、ボールを奪った直後に前方へ展開する攻撃も効果的だった。
31分の上田のゴールは板倉のボール奪取から始まり、69分の伊東のゴールは田中の縦パスと上田のフリックによって生まれた。
いずれも、相手の守備陣形が整う前に前方へボールを運んだことで、得点機会につながっている。
上田が前線で相手DFを引きつけ、伊東が背後へ抜ける関係性は、日本の攻撃にとって大きな武器となった。
チュニジアの課題:監督交代と守備の連係不足チュニジア側には、試合前から難しい事情があった。
アフリカサッカー連盟(CAF)の報道によると、チュニジアは初戦でスウェーデンに1-5で敗れ、その結果を受けてサブリ・ラムシ監督が退任。日本戦はエルヴェ・ルナール監督が新たに指揮を執る試合となった。
監督交代直後の重要な試合で、守備の連係や攻撃の組み立てを十分に整えることは容易ではない。
実際、日本の先制点では中村の突破を止められず、2点目では板倉のボール奪取から上田にシュートを許した。加えて、日本が3点目を奪った場面では上田のフリックに対して守備ラインの背後を突かれている。
チュニジアは失点後に攻撃へ人数をかける必要があったものの、その分だけ最終ラインの背後にスペースが生まれた。日本のスピードを持つ選手たちにとって、そこは攻撃を仕掛ける絶好の場所となった。
また、シュート3本、枠内シュート0本、xG0.15という数字は、攻撃面でも決定的な問題を抱えていたことを示している。
監督交代による準備期間の短さだけでなく、ボールを前進させる方法、相手のプレッシャーを回避するビルドアップ、守備陣と中盤の連係が今後の改善点となった。
【歴代対戦成績】日本とチュニジアは過去7試合で6勝1敗
日本とチュニジアは、1996年から国際Aマッチで対戦してきた。
2026年大会前の通算成績は日本の5勝1敗。2022年のキリンカップではチュニジアに0-3で敗れたものの、それ以外の対戦では日本が勝利していた。
過去の対戦結果一覧- 1996年10月13日:日本 1-0 チュニジア
- 2002年6月14日:日本 2-0 チュニジア(2002年日韓W杯)
- 2003年10月8日:チュニジア 0-1 日本
- 2015年3月27日:日本 2-0 チュニジア
- 2022年6月14日:日本 0-3 チュニジア
- 2023年10月17日:日本 2-0 チュニジア
- 2026年6月20日(現地時間):チュニジア 0-4 日本
これで日本の通算成績は6勝0分1敗、12得点3失点となった。
2002年日韓ワールドカップでの対戦両国のワールドカップ本大会での対戦は、2026年大会が2度目となる。
最初の対戦は2002年6月14日のグループステージ。日本はチュニジアに2-0で勝利し、初めてワールドカップの決勝トーナメント進出を決めた。
当時の試合は、日本サッカー史においても大きな意味を持つ一戦だった。開催国として迎えた大会で、日本はグループリーグを突破し、初のベスト16進出を果たしている。
2026年大会でも日本は4-0で勝利。ワールドカップという大舞台で、チュニジアに対する好相性を改めて示した。
2022年の敗戦から2026年の快勝へ歴代対戦で日本にとって忘れられないのが、2022年6月のキリンカップだ。
この試合では日本が0-3で敗れた。チュニジアのフィジカルの強さや守備の組織力に苦しみ、日本は攻撃を最後まで得点に結びつけられなかった。
しかし、2023年の対戦では日本が2-0で勝利し、2026年のワールドカップではさらに4-0と得点差を広げた。
今回の勝利は、過去の敗戦を踏まえた日本の成長を示す結果でもある。単純に相手との相性だけで説明するのではなく、攻守の連係や選手層の充実という視点から評価したい。
【2026年最新分析】日本代表の今後とグループFへの影響
チュニジア戦の4-0という結果は、日本代表のグループステージ突破に向けて大きな意味を持った。
初戦のオランダ戦で勝ち点1を獲得し、第2節で勝ち点3を追加。チュニジア戦終了時点では、オランダと勝ち点で並ぶ位置につけた。
上田綺世の存在が日本の攻撃を変えた今大会の日本代表を評価するうえで、上田のパフォーマンスは欠かせない。
チュニジア戦では2得点1アシストを記録し、センターフォワードとして理想的な働きを見せた。
特に注目したいのは、ゴール前でのフィニッシュだけでなく、中盤まで下がって味方にパスをつなぐプレーだ。伊東のゴールにつながったフリックは、その象徴といえる。
日本が強豪国と対戦する際、相手の守備ラインを押し下げられるセンターフォワードの存在は重要だ。上田が前線でボールを収められれば、鎌田や伊東が前向きにプレーできる時間も増える。
選手交代による戦力管理も収穫日本は3点リードした後、74分以降に菅原由勢、鈴木淳之介、鈴木唯人、瀬古歩夢らを投入した。
試合の流れを大きく崩さずに選手を入れ替えられたことは、グループリーグを戦い抜くうえで重要な収穫だった。
ワールドカップは短期間で複数の試合をこなす大会であり、主力選手の疲労管理や控え選手の実戦経験が結果を左右する。大差がついた試合で交代枠を有効活用できたことは、チーム全体にとってプラスとなった。
チュニジアは2連敗でグループ敗退が決定CAFの公式報道によると、チュニジアは日本戦の敗北によって開幕2連敗となり、最終節を残してグループステージ敗退が決定した。
初戦のスウェーデン戦で1-5、日本戦で0-4と、2試合で9失点。守備の立て直しが間に合わなかったことが大会結果に大きく影響した。
日本戦では前半から守備の背後を突かれ、攻撃に人数をかければ守備のスペースが広がるという難しい状況に陥った。チュニジアにとっては、監督交代だけでなく、攻守の基本設計そのものを見直す必要がある結果となった。
日本にとっても、この4-0だけで大会全体の成功が保証されたわけではない。強豪国との対戦では、より少ないチャンスを確実に決める能力と、相手の個人技に対応する守備の集中力が引き続き求められる。
【チュニジア対日本】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:チュニジア対日本の2026年W杯の試合結果は?
A1:日本が4-0で勝利した。得点者は鎌田大地、上田綺世(2得点)、伊東純也。日本時間2026年6月21日に行われたグループF第2節の試合である。
Q2:上田綺世は何点決めた?
A2:上田綺世は31分と83分にゴールを決め、2得点を記録した。さらに69分の伊東純也のゴールにもアシストで関与し、2得点1アシストの活躍だった。
Q3:日本代表のシュート数とxGはいくつ?
A3:Jリーグ公式試合速報の掲載値では、日本はシュート11本、枠内シュート6本、xG1.63。チュニジアはシュート3本、枠内シュート0本、xG0.15だった。
Q4:チュニジア対日本の試合はどこで開催された?
A4:メキシコのエスタディオ・モンテレイで開催された。観客数は51,243人。FIFAワールドカップ本大会の通算1000試合目という節目の試合でもあった。
Q5:日本とチュニジアの歴代対戦成績は?
A5:2026年の試合終了後、日本の6勝0分1敗。1996年から2026年までの国際Aマッチ7試合で、日本が6勝を記録している。
Q6:日本代表のフォーメーションは?
A6:森保一監督は3-4-2-1を採用。3バックに伊藤洋輝、板倉滉、冨安健洋を配置し、鎌田大地と伊東純也を2シャドー、上田綺世を1トップとして起用した。
Q7:チュニジアはなぜ敗れた?
A7:守備の連係不足、攻撃の組み立ての停滞、日本の縦に速い攻撃への対応が主な課題だった。また、初戦のスウェーデン戦後に監督交代があり、チーム作りの時間が限られていたことも背景にある。
2026年6月21日のチュニジア対日本は、日本代表が4-0で快勝した一戦となった。
鎌田大地の開始4分の先制ゴールで主導権を握り、上田綺世の2得点、伊東純也の追加点で試合を決定づけた。シュート数11対3、枠内シュート6対0、xG1.63対0.15という数字からも、日本が攻守両面で優位に立っていたことが分かる。
勝利の背景には、森保一監督が継続した3-4-2-1の組織的な配置、選手間の連係、ボール奪取からゴールまでの素早い攻撃があった。特に上田綺世が得点とチャンスメークの両方で存在感を示した点は、大きな収穫だった。
一方のチュニジアは、監督交代直後という難しい状況で守備の再構築に苦しみ、攻撃面でも日本の守備を崩せなかった。
今回の4-0は、単なる大量得点ではなく、日本代表が複数の攻撃パターンと安定した守備を組み合わせられることを示した勝利だった。 ワールドカップで上位を目指すには、こうした試合で得た自信を、より厳しい相手との対戦でも再現できるかが問われる。
2002年大会のチュニジア戦勝利から24年。2026年大会でも日本は4得点の快勝を収めた。この結果は、日本サッカーが積み重ねてきた進化を振り返るうえでも印象的な一戦として記憶されるだろう。
主な照合資料: FIFA公式マッチレポート、日本サッカー協会(JFA)公式記録、Jリーグ公式試合速報、アフリカサッカー連盟(CAF)、Goal.comの歴代対戦記録。