朝倉海の次戦について、最も重要なのは「試合日程も対戦相手も、まだ正式発表されていない」という点だ。
UFC公式選手プロフィールでは、2026年8月29日のアオリ・チロン戦が最新の試合として掲載されている。次回の対戦カードは確認できず、11月2日時点で確定した試合予定はない。
つまり、現段階では次戦が11月なのか、12月なのか、2027年に入ってからなのかも確定していない。
次戦に関する最新情報| 確認項目 | 2026年11月2日時点の状況 |
|---|---|
| 次戦の日程 | 未発表 |
| 次戦の対戦相手 | 未発表 |
| 開催大会 | 未発表 |
| 開催地 | 未発表 |
| 所属階級 | UFCバンタム級 |
| 直近の試合 | 2026年8月29日 |
| 直近の結果 | アオリ・チロンに2R KO勝利 |
| プロ通算戦績 | 23勝6敗 |
特に注意したいのは、SNSや格闘技関連サイトで対戦候補の名前が挙がったとしても、それだけで正式決定とはならないことだ。
UFCからの対戦発表、公式イベントのカード掲載、選手本人や陣営による正式な告知がそろって初めて、次戦が確定したと判断できる。
現状は、連勝によって次の大きなチャンスが期待される一方、具体的な試合はまだ決まっていない段階だ。
【2026年の試合結果】朝倉海は5月・8月の2連戦で完全復活を印象づけた

2026年の重要試合を振り返る
2026年5月30日:キャメロン・スモザーマン戦
1分50秒
UFCマカオ大会で実現したバンタム級の一戦。朝倉は右パンチで相手をぐらつかせ、続く左の攻撃で試合を終わらせた。
UFC公式:Performance of the Night受賞
2026年8月29日:アオリ・チロン戦
34秒
UFC上海大会で対戦。左ハイキックで相手をとらえ、追撃によって試合を決着させた。
UFC公式結果:KO(ハイキックと打撃)
5月のスモザーマン戦で何が変わったのか
2026年5月30日のUFCマカオ大会は、朝倉にとってUFC初勝利をつかむ重要な試合だった。
対戦相手のキャメロン・スモザーマンは、バンタム級で戦うアメリカ人選手。朝倉は試合序盤から積極的に攻撃を仕掛け、右パンチで相手の体勢を崩すと、左の追撃でフィニッシュした。
決着は1ラウンド1分50秒。
UFC公式の試合結果でもKO勝利が記録されており、さらにパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトにも選出された。
注目すべきは、単に勝利したことだけではない。
2024年のUFCデビューから2連敗を喫していた朝倉が、階級をバンタム級に戻した最初の試合で、自身の強みである打撃を結果につなげたことだ。
8月のアオリ・チロン戦で連続KOを達成5月の勝利に続き、8月29日のUFC上海大会でも朝倉は存在感を示した。
アオリ・チロンとの試合は、1ラウンドを経て2ラウンドへ突入。朝倉は相手の動きを見極めながら攻撃のタイミングを探り、左ハイキックを命中させた。
相手が崩れたところに追撃を加え、2ラウンド開始からわずか34秒で試合終了となった。
この勝利によって、朝倉はUFCバンタム級で2連続フィニッシュを達成した。
5月のスモザーマン戦がパンチによるKOだったのに対し、8月はハイキックを起点としたフィニッシュ。異なる攻撃パターンで相手を倒したことも、今後の評価につながるポイントだ。
UFC公式の試合結果にも、KO勝利として記録されている。
【戦績・階級を徹底整理】朝倉海はなぜバンタム級で復調したのか
プロ通算戦績23勝6敗
UFCでの戦績2勝2敗
KO・TKO勝利15回
朝倉海の戦績を調べる際に注意したいのが、プロ通算成績とUFCでの成績の違いだ。
UFC公式プロフィールに掲載されているプロ通算成績は23勝6敗。一方、UFCでの試合だけを数えると2勝2敗となる。
2026年の連勝は、UFCでの通算成績を五分に戻す意味でも大きい。
また、UFC公式プロフィールでは15回のKO勝利、3回の一本勝ちが記録されている。打撃による決着を得意とするファイターとしての特徴が、数字にも表れている。
フライ級からバンタム級への転向が転機に朝倉はUFC参戦当初、フライ級で戦っていた。
2024年12月7日のUFC310では、フライ級王者アレッシャンドリ・パントージャとのタイトル戦に抜擢された。しかし、2ラウンド2分5秒にリアネイキッドチョークで一本負け。
続く2025年8月16日のUFC319ではティム・エリオットと対戦し、2ラウンド4分39秒にギロチンチョークで一本負けを喫した。
この2試合はいずれも一本負けであり、朝倉にとってUFCでの戦い方を見直す契機となった。
その後、2026年にバンタム級へ戻り、スモザーマン、アオリ・チロンを連続KOで撃破している。
バンタム級のほうが力を発揮できる理由朝倉は2026年8月のUFC上海大会後、バンタム級ではフライ級よりパワーとスピードを感じ、自信を持って戦えるという趣旨のコメントをしている。
これは階級変更の意味を考えるうえで重要な発言だ。
フライ級は125ポンド、バンタム級は135ポンドが基準となる。約10ポンドの差があり、減量やコンディション調整も試合への準備に影響する。
朝倉のように爆発的な打撃を武器とする選手にとって、試合当日に本来の身体能力を発揮できるかどうかは大きな問題だ。
実際、バンタム級に戻ってから2試合連続でKO勝利を収めていることは、階級選択が好結果につながっていることを示す材料となる。
【朝倉海のキャリア年表】対戦相手・大会・結果を一覧で比較
ここまでの試合を時系列で整理すると、UFC参戦後の流れと2026年の復調がより明確になる。
| 時期・大会 | 対戦相手 | 結果 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|---|
| 2024年12月7日 UFC310 | アレッシャンドリ・パントージャ | 2R 一本負け | UFCデビュー・フライ級王座戦 |
| 2025年8月16日 UFC319 | ティム・エリオット | 2R 一本負け | UFC2連敗 |
| 2026年5月30日 UFCマカオ | キャメロン・スモザーマン | 1R KO勝利 | UFC初勝利・バンタム級復帰 |
| 2026年8月29日 UFC上海 | アオリ・チロン | 2R KO勝利 | バンタム級2連勝 |
| 2026年11月2日現在 | 次戦未定 | 発表なし | 次の対戦カード待ち |
この年表から読み取れるのは、UFC参戦当初の2連敗だけで朝倉の実力を判断するのは早いということだ。
フライ級での2連敗と、バンタム級での2連続KO勝利は、異なる階級での結果である。
現在の朝倉を評価する際には、UFC通算2勝2敗という数字だけでなく、直近のバンタム級での内容にも目を向ける必要がある。
【次戦の対戦相手は誰?】ランキング上位との対戦とタイトル戦線を分析
次戦の相手は未発表だが、今後のマッチメイクを考えるうえで重要なのがUFCバンタム級のランキングだ。
UFCバンタム級の現在の勢力図2026年11月2日時点で確認できるUFC公式ランキングでは、バンタム級王者はピョートル・ヤン。
ランキング上位には、メラブ・ドバリシビリ、ショーン・オマリー、ソン・ヤドン、ウマル・ヌルマゴメドフらが名を連ねている。
一方、朝倉海は現行の公式トップ15には掲載されていない。
現王者
ランキング1位
ランキング2位
ランキング3位
ランキング4位
ランキングはUFC公式ページの確認時点の掲載内容。
対戦相手を考えるうえで参考になるのが、8月29日のアオリ・チロン戦後の朝倉の意向だ。
試合後のインタビューについて報じた格闘技専門メディアのSherdogによると、朝倉は次戦でランキング15位以内の選手と戦いたいという希望を示している。
この発言から考えられるのは、次戦でランキング入りを狙うという方向性だ。
ただし、具体的な相手は決まっていない。
現時点で特定の選手との対戦が有力だと断定する根拠はなく、ランキング上位との対戦が実現するかどうかも今後の交渉次第となる。
UFCタイトル戦線に入るために必要なこと朝倉が目指すのは、単にUFCで勝ち続けることだけではない。最終的にはバンタム級のタイトル争いに加わることが大きな目標になる。
ただし、現在の立ち位置を冷静に見る必要がある。
- UFC通算成績は2勝2敗。
- バンタム級では2連続KO勝利。
- 公式ランキングのトップ15には未掲載。
- ランキング上位には実績のある強豪が集中している。
この状況では、次戦でランキング入りを狙える相手と対戦し、そこで勝利を収めることが重要になる。
さらに上位選手との試合で勝ち続けて初めて、タイトル挑戦が現実的な議論になってくる。
2試合のKO勝利は大きな前進だが、タイトルマッチが直ちに決まる状況とは異なる。
【今後の試合日程】UFC上海・マカオに続く日本大会出場の可能性は?
朝倉海の次戦を考えるうえで、開催地も注目したいポイントだ。
2026年は5月にマカオ、8月に上海と、アジア開催のUFC大会で連続して試合を行った。
アジアでの大会は、日本のファンにとっても視聴しやすい時間帯や地域で開催される可能性があり、朝倉の知名度を生かせる舞台でもある。
日本大会への出場はあるのか日本でのUFC大会出場は、今後の注目テーマの一つだ。
朝倉はUFC参戦前から日本のRIZINで実績を積んできた選手であり、国内での知名度も高い。
UFC公式の2026年8月の特集記事では、朝倉が日本での試合への関心を示していたことも紹介されている。
もっとも、日本大会への出場希望と、実際の開催・出場決定は別の話だ。
開催地、対戦相手、試合時期が正式に発表されるまでは、日本での次戦も決定事項ではない。
2026年後半の試合ペースにも注目UFCの2026年後半の予定には、11月7日の大会、11月14日のUFC334、11月21日のカタール大会、12月12日のUFC335などがある。
ただし、これらの大会の日程が公表されていることと、朝倉の出場が決まっていることは別である。
8月29日の試合から11月2日までは約2か月。次戦までの間隔は、試合後のコンディション、対戦相手の選定、UFC側のカード編成によって変わる。
したがって、11月や12月の出場を確定的に予想するより、正式な対戦発表を待つことが現実的だ。
【プロの結論】朝倉海の次戦はランキング入りを左右する重要な一戦になる
2026年の朝倉海は、フライ級での苦戦からバンタム級での連勝へと、大きな転換を遂げた。
5月のキャメロン・スモザーマン戦、8月のアオリ・チロン戦で連続KO勝利を収めたことは、UFCでの評価を立て直すうえで大きな意味を持つ。
一方、UFC通算成績は2勝2敗で、公式ランキングのトップ15にもまだ入っていない。
ここから先は、勝利の数だけでなく、誰を相手にどのような内容で勝つかが重要になる。
特に注目したい判断基準は次の3つだ。
1. ランキング入りにつながる対戦相手か: 次戦が上位進出への足掛かりになる相手なのか。
2. バンタム級での実力を継続できるか: 2連続KOが一時的な結果ではなく、安定したパフォーマンスにつながるか。
3. タイトル争いに近づけるか: ランキング上位との対戦を勝ち抜ける実力を示せるか。
朝倉の強みである打撃力がバンタム級で発揮され始めたことは明るい材料だ。次戦は、その実力がランキング上位にも通用するのかを測る重要な試金石になる。
【朝倉海の次戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:朝倉海の次戦はいつですか?
A1:2026年11月2日時点で、次戦の日程はUFCから正式発表されていません。直近の試合は8月29日のUFC上海大会です。
Q2:朝倉海の次戦の対戦相手は誰ですか?
A2:現時点では未発表です。アオリ・チロン戦後にはランキング15位以内の選手との対戦を希望する意向が報じられていますが、具体的な相手は決まっていません。
Q3:朝倉海は現在どの階級で戦っていますか?
A3:UFCバンタム級です。2026年5月のキャメロン・スモザーマン戦から同階級で戦い、8月のアオリ・チロン戦まで2連続KO勝利を記録しています。
Q4:朝倉海の現在の戦績は何勝何敗ですか?
A4:2026年8月29日の試合後、プロ通算23勝6敗です。UFCでの戦績は2勝2敗となっています。
Q5:朝倉海はUFCのタイトルに挑戦できますか?
A5:将来的な可能性はあります。ただし、現時点ではバンタム級の公式トップ15に入っていません。まずはランキング入りを果たし、上位選手との試合で勝利を重ねる必要があります。
Q6:朝倉海の次戦は日本で開催されますか?
A6:日本開催は今後の注目ポイントですが、次戦の開催地は未発表です。日本大会への出場が正式に決まったわけではありません。
2026年11月2日時点で、朝倉海の次戦の日程・対戦相手は未発表。これが最新状況だ。
しかし、2026年5月のキャメロン・スモザーマン戦、8月のアオリ・チロン戦で2連続KO勝利を収めたことで、バンタム級での存在感は大きく高まっている。
プロ通算23勝6敗、UFCでは2勝2敗。フライ級での2連敗から立て直し、現在はランキング入りを狙う段階に差し掛かっている。
今後の注目は、ランキング上位との対戦が実現するか、そしてUFCタイトル戦線にどこまで近づけるかだ。次戦の正式発表が、朝倉海のUFCキャリアにおける次の大きな転換点になりそうだ。