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【有料利用は8,000円】ANA国際線ラウンジの料金と対象便を解説

朝倉 仁 朝倉 仁 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

ANAの国際線ラウンジには、上級会員資格がなくても利用できる有料サービスがあります。対象となるのは、羽田・成田・ホノルルの国際線ANA LOUNGEです。

ここで間違えやすいのが、空港で料金を支払えば誰でも必ず入れるという仕組みではない点です。対象便や予約クラスなどの条件が設定されています。

2026年11月現在の有料利用料金

2026年11月現在




羽田・成田(事前申込)

8,000円

anaラウンジ国際線

1人・税込


ホノルル(事前申込)

80米ドル


1人



羽田・成田(当日申込)

12,000円


1人・税込


ホノルル(当日申込)

対象外


空港カウンター申込不可


ANA公式料金表。2025年9月16日以降の改定料金を適用。

事前申込と当日申込では、羽田・成田の場合で4,000円の差があります。旅行日が決まっているなら、ANAウェブサイトから早めに手続きする方が経済的です。

有料ラウンジを申し込める航空券の条件

ANA公式の有料ラウンジサービスには、次の条件があります。

項目 事前申込 当日申込
利用空港 羽田・成田・ホノルル 羽田・成田
運航便 ANA運航国際線 ANA運航国際線
便名 NH便 ANA運航便
航空券番号 205で始まる航空券 制限なし
予約クラス Y/B/M/U/H/Q/V/W/S Y/B/M/U/H/Q/V/W/S/L/K/X
申込期限 出発24時間前まで 搭乗開始まで
特典航空券 対象外 当日条件による

重要なのは、他社運航のコードシェア便は対象外であることです。ANA便名が付いていても、実際の運航会社が別会社であれば、有料利用の条件を満たさない場合があります。

また、事前申込ではメキシコサイトで購入した航空券など一部の購入条件が除外されます。特典航空券も対象外です。航空券番号と予約クラスの両方を確認してください。

有料利用の申し込み方法



ANAウェブサイトで航空券を予約する

対象となる便・予約クラスであることを確認します。


有料ラウンジサービスを選択する

予約詳細画面から申し込みます。航空券購入時に同時申し込みすることもできます。


料金を支払う

クレジットカード、Apple Pay、PayPalなど、利用可能な決済方法を選択します。


当日は搭乗券を提示する

保安検査・出国手続き後、対象のANA LOUNGE受付で確認を受けます。

注意点として、有料ラウンジサービスは購入後の払い戻しができません。また、ラウンジが満席の場合は入室できない可能性があります。申し込みを済ませていても、混雑状況によって利用するラウンジを指定されたり、利用できなくなったりする場合があるため、余裕を持って空港へ向かいましょう。

【同行者・2026年最新入室方法】家族や友人と一緒に利用できる?

ANAラウンジの利用条件で特に質問が多いのが、家族や友人を連れて入れるかどうかです。本人に入室資格があっても、同行者全員が自動的に入れるわけではありません。

同行者の無料入室条件

ANA国際線ラウンジの基本的な同行者条件を整理すると、以下のようになります。

本人の資格 無料で同行できる人数
ファーストクラス 1名
ビジネスクラス なし
プレミアムエコノミー なし
ダイヤモンドサービス 1名
プラチナサービス 1名
SFC会員 1名
スターアライアンス・ゴールド 1名

同行者は原則として、対象者と同じ便に搭乗する必要があります。本人と同行者が別々の便で旅行する場合、本人の会員資格を利用して同行者だけを入室させることはできません。

また、2歳未満の幼児はANAグループ運航便利用時、同行者の人数に含まれない扱いです。家族旅行では、この条件も確認しておくと安心です。

ダイヤモンド会員は2人目以降も利用できる?

ANAダイヤモンドサービスメンバーには、通常の同行者1名に加えて、2人目から4人目までの同行者について、追加の利用制度があります。

ANA公式の利用基準では、対象ラウンジや条件に応じて追加のマイル、アップグレードポイント、ラウンジ利用券などを使用する方法が案内されています。SUITE LOUNGEとANA LOUNGEでは必要な条件が異なるため、家族4人で旅行する場合などは事前に確認してください。

なお、SFC会員やスターアライアンス・ゴールド会員の同行者枠は、ダイヤモンド会員のように追加人数分まで自動的に増える制度ではありません。複数の会員資格を持っていても、同行者枠を単純に足し合わせることはできません。

2026年の新しいラウンジ入室方法

2026年の変更点

ANAは2026年3月10日から7月末にかけて、国際線ラウンジの受付システムを順次新方式へ移行する計画を公表しました。成田空港では3月10日から、その他の空港では6月以降に順次導入するスケジュールです。

新方式では、対象となる利用者がラウンジ入口のセルフ入室端末に搭乗券をかざして受付を行います。

同行者がいる場合は、端末で同行者入室の操作を選び、本人の搭乗券を読み取らせた後、同行者の搭乗券を読み取らせます。2名を超える同行者がいる場合は、ラウンジ受付スタッフに相談する方式です。

セルフ入室の対象となるのは、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミー、ダイヤモンド・プラチナサービス、SFC、対象のミリオンマイラー、スターアライアンス・ゴールドなどです。ただし、搭乗クラスによって同行者の扱いは異なります。

羽田空港ではシャワーの事前予約も可能

長距離国際線では、ラウンジのシャワールームも重要な設備です。ANAは2026年1月に羽田空港国際線ラウンジのシャワー予約システムを更新しました。

ANA LOUNGEは2026年1月21日、ANA SUITE LOUNGEは1月28日から新しい予約システムを導入しています。ANAアプリの対象メニューから予約でき、原則として搭乗日の1週間前の午前0時(日本時間)から受付が始まります。

ANAグループ運航便のビジネスクラス・プレミアムエコノミー利用者や、ANAプラチナサービス、SFC会員などは、ANA LOUNGEのシャワー予約対象となります。混雑しやすい出発前の時間帯にシャワーを利用したい場合は、早めの予約が便利です。

【プロの結論】ANA国際線ラウンジを賢く利用するための判断基準

ANA国際線ラウンジの価値は、単に無料で食事ができることだけではありません。長距離フライト前の休息、仕事の準備、シャワー利用、搭乗までの時間の有効活用など、旅行全体の快適性に関わるサービスです。

利用方法別におすすめの人を整理
利用方法 向いている人 判断ポイント
ビジネスクラス 長距離旅行や出張が多い人 本人の入室資格がある
プレミアムエコノミー ANA運航便で旅行する人 ANA LOUNGEを本人利用できる
ダイヤモンド・プラチナ 頻繁にANAを利用する人 同行者特典も活用できる
SFC ANAやスターアライアンス便を継続利用する人 会員資格と搭乗便の条件を確認
有料ラウンジ 上級会員資格のない旅行者 8,000円の費用対効果を検討
1.短時間しか滞在しないなら有料利用は慎重に

有料ラウンジの事前料金は8,000円です。空港到着から搭乗までの時間が短い場合、食事や休憩に使える時間も限られます。特に出発前に空港内で食事を済ませる予定がある人は、料金に見合うメリットがあるか検討したいところです。

一方、長距離便で搭乗前に食事を済ませたい人や、静かな場所で仕事をしたい人、シャワーを利用したい人にとっては、8,000円を支払う価値を感じやすいでしょう。

2.SFCは長期的な旅行スタイルで判断する

ANAスーパーフライヤーズカードは、ANAの上級会員サービスに関連する特典を受けられるカードです。国際線のANA LOUNGE利用や同行者1名の入室などがメリットになります。

ただし、ANAは2028年4月からSFCのサービスを改定する予定と公式案内で告知しています。現在の特典だけを前提に長期的な費用対効果を判断するのではなく、今後の制度変更も考慮する必要があります。

3.搭乗クラスより運航会社を確認する

見落とされやすいのが、航空券に表示される便名と実際の運航会社の違いです。ANA便名でも他社が運航するコードシェア便の場合、プレミアムエコノミーや有料利用の条件が異なることがあります。

スターアライアンス加盟航空会社の運航便では、上級会員資格による利用が認められる場合がありますが、ANA独自のプレミアムエコノミー利用条件や有料サービスまで同じように適用されるわけではありません。

旅行前には、予約確認画面で運航会社、搭乗クラス、会員ステータス、同行者の人数を照合することが大切です。

【ANA国際線ラウンジ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ANA国際線のエコノミークラスでもラウンジを利用できますか? A1:通常のエコノミークラス航空券だけでは利用できません。ただし、ダイヤモンド・プラチナ・SFC・スターアライアンス・ゴールドなどの対象資格がある場合や、条件を満たして有料利用を申し込んだ場合は利用できる可能性があります。

Q2:ANAプレミアムエコノミーなら国際線ラウンジに入れますか? A2:ANAグループ運航便のプレミアムエコノミー利用者本人はANA LOUNGEを利用できます。ただし、同行者は搭乗クラスだけでは入室できず、ANA SUITE LOUNGEも対象外です。

Q3:ANAビジネスクラスならANA SUITE LOUNGEも利用できますか? A3:原則として利用できません。ビジネスクラスの基本的な利用対象はANA LOUNGEです。SUITE LOUNGEにはファーストクラスやダイヤモンド会員など、別の資格が必要です。

Q4:ANAラウンジには家族を何人まで連れて行けますか? A4:基本的には対象資格を持つ本人に加えて同行者1名です。ファーストクラスや対象の上級会員資格によって条件が決まります。2人目以降については、ダイヤモンド会員などに追加利用制度が用意されています。

Q5:ANA国際線ラウンジは当日でも有料利用できますか? A5:羽田・成田では、対象便・予約クラスなどの条件を満たせば、当日申込で1人12,000円で利用できる場合があります。ホノルルは当日カウンターでの有料申込には対応していません。

Q6:ホノルルのANAラウンジにはシャワーがありますか? A6:ANA LOUNGE、ANA SUITE LOUNGEともにシャワールームは設置されていません。食事、ドリンク、Wi-Fiなどの設備を中心に利用するラウンジです。

Q7:成田空港のANA ARRIVAL LOUNGEは国際線到着後も使えますか? A7:対象となるANAグループ運航国際線で到着したファーストクラス利用者、ビジネスクラス利用者、対象の上級会員などが利用できます。スターアライアンス加盟他社の運航便で到着した人は対象外です。出発用のANA LOUNGEとは利用条件が異なります。

2026年11月現在、ANA国際線ラウンジは、搭乗クラスや上級会員資格によって利用できるサービスが明確に分かれています。ビジネスクラスやプレミアムエコノミーならANA LOUNGE、ファーストクラスやダイヤモンド会員などなら条件に応じてANA SUITE LOUNGEも選択肢になります。

羽田は第2・第3ターミナル、成田は第1ターミナルのサテライト5を中心に利用でき、ホノルルはターミナル2のゲートC4上部にあります。設備面では、羽田・成田のシャワールームと、ホノルルのハワイらしい軽食やファミリーエリアなど、それぞれに特徴があります。

上級会員資格がない人でも、条件を満たせば羽田・成田は8,000円、ホノルルは80米ドルの事前申込でANA LOUNGEを利用できます。特に当日申込との差額や対象便の条件は、旅行前に確認しておきたいポイントです。

出発当日に慌てないためにも、予約した便の運航会社、搭乗クラス、会員資格、同行者の人数を確認しておきましょう。これがANA国際線ラウンジを無駄なく、快適に利用するための基本です。

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朝倉 仁
トレンドリサーチャー 朝倉 仁
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