2026年現在も、お笑いコンビ「スーパーマラドーナ」の武智正剛を語るうえで避けて通れないのが、2018年のM-1グランプリ終了後に起きた上沼恵美子への暴言騒動です。とろサーモン久保田かずのぶとともにInstagramライブで審査員を批判した動画は瞬く間に拡散し、武智には約2万件の誹謗中傷が届いたと本人が明かしています。
騒動後には仕事への影響だけでなく、精神的な不調や飲酒問題にも直面しました。一方、2025年11月から禁酒生活を始め、2026年8月には禁酒262日目を迎えたことが報じられています。現在はYouTubeで禁酒生活を発信しながら、漫才師としての活動も続けています。
【人物像】スーパーマラドーナ武智とは?炎上前の経歴とM-1での実績
武智正剛(たけち・せいごう)は、1978年8月3日生まれ、愛媛県松山市出身のお笑い芸人です。吉本興業に所属し、相方の田中一彦と漫才コンビ「スーパーマラドーナ」として活動しています。
吉本興業の公式プロフィールによると、武智と田中は1999年にNSC大阪校22期生として入門。2003年12月にコンビを結成しました。集英社オンラインの2026年のインタビューでは、当初は「マラドーナ」という名前で活動し、一度解散した後、2008年に「スーパーマラドーナ」として再始動した経緯も紹介されています。
NHK上方漫才コンテスト優勝からM-1決勝常連へスーパーマラドーナは、関西のお笑い界で着実に実績を積み重ねてきた実力派コンビです。
2011年にはNHK上方漫才コンテストで優勝。同年にはMBS新世代漫才アワードでも優勝し、2017年には上方漫才大賞の奨励賞を受賞しました。
特に注目されたのが、2015年から2018年までのM-1グランプリ4年連続決勝進出です。漫才の実力と大会に懸ける熱意は、同世代の芸人の中でも高く評価されていました。
2018年大会は武智にとって出場資格上のラストイヤー。本人も大会に懸ける思いが強く、決勝進出に向けて相当な準備を重ねていました。
しかし、最後のM-1決勝を終えた数時間後、その熱意とは裏腹の行動が大きな騒動を引き起こします。
【炎上理由】M-1グランプリ2018後のInstagramライブで何を言った?
スーパーマラドーナ武智の炎上理由は、2018年12月2日に開催されたM-1グランプリ2018の終了後、審査員だった上沼恵美子に対する不適切な発言をInstagramライブで配信したことです。
問題の発言はとろサーモン久保田から始まった2018年12月2日深夜、M-1終了後の打ち上げの場で、武智が自身のスマートフォンを使ってInstagramライブを配信しました。
配信には、前年のM-1王者であるとろサーモンの久保田かずのぶも登場。2人は酒に酔った状態で、M-1の審査に対する不満を口にしました。
久保田は審査員に向けて、自分の感情だけで審査しないよう求める発言をし、審査員席の右端に座っていた上沼恵美子を指すような言葉を続けました。
さらに武智も発言に同調し、上沼を侮辱する内容を口にしています。スポニチアネックスなどの報道で伝えられた代表的な発言が次のものです。
「右のオバハンにはみんなうんざり」
武智は加えて、審査での発言を更年期障害に結びつけるなど、女性の身体的な特徴を揶揄する表現も使用しました。
久保田の審査批判に武智が加わり、個人への侮辱や女性蔑視と受け取られる発言にまで発展したことで、動画は大きな批判を集めました。
なぜこれほど大きな炎上になったのか?今回の騒動が単なる芸人同士の口論で終わらなかった理由は、大きく3つあります。
1つ目は、M-1という大会の性質です。
M-1は漫才師にとって年間最大級の目標となる大会であり、審査員は長年の経験や実績を背負って採点しています。審査結果への不満を述べること自体は議論の対象になり得ますが、審査員個人を侮辱することは別問題です。
2つ目は、上沼恵美子との関係です。
上沼は関西のお笑い界を代表する大物タレントであり、武智自身も過去に上沼の番組に出演していました。これまで仕事で関係のあった人物への発言だったことも、批判を強める要因になりました。
3つ目は、配信という公開性です。
酒席での会話であれば、その場にいた人だけが知る話だった可能性があります。しかしInstagramライブは、視聴者がリアルタイムで見られる公開配信です。さらに録画や切り抜きが拡散されれば、配信を削除しても発言をなかったことにはできません。
武智は2023年のカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」でも、自分の携帯電話で配信したのは自分自身だったと振り返っています。
M-1の審査結果への不満と暴言は別の問題ここで押さえておきたいのは、M-1の審査に対する批評と、審査員個人への人格攻撃は同じではないという点です。
M-1グランプリ2018でスーパーマラドーナは617点を獲得して7位。上沼恵美子の採点は89点でした。
大会公式の結果を確認すると、優勝した霜降り明星は662点、準優勝の和牛は656点です。スーパーマラドーナは最終決戦に進出できませんでした。
審査基準や点数について疑問を呈することは、芸人としての意見表明の範囲に収まる場合もあります。しかし、今回問題になったのは採点への批判だけではなく、個人を名指しするような侮辱的表現と、それを公開配信した行為でした。
炎上の本質は、審査への不満そのものよりも、批判の方法と発信の仕方にあったと考えられます。
騒動が起きた2018年12月2日から、謝罪、所属事務所の対応、上沼側の見解表明まで、わずか数日の間に事態は大きく動きました。
一連の出来事を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 出来事 | 報道・確認された内容 |
|---|---|---|
| 2018年12月2日 | M-1グランプリ2018決勝 | スーパーマラドーナは7位。終了後に武智と久保田がInstagramライブを配信。 |
| 2018年12月3日 | 動画が拡散 | 上沼への批判発言がネット上で大きな問題に。上沼は同日のラジオで審査員引退を口にしていた。 |
| 2018年12月4日 | 本人たちが謝罪 | 武智と久保田がそれぞれTwitterで謝罪文を投稿。 |
| 2018年12月5日 | 吉本興業が謝罪 | 吉本興業から上沼側に謝罪が行われた。 |
| 2018年12月7日 | 武智が劇場で謝罪 | なんばグランド花月の公演冒頭で観客に謝罪し、田中と漫才を披露。 |
| 2018年12月10日 | 上沼側が見解を表明 | 直接謝罪の申し入れを丁重に断り、騒動について幕引きの姿勢を示した。 |
| 2019年3月14日 | 武智が騒動を振り返る | 誹謗中傷のメッセージが約2万件に達したと本人が説明。 |
| 2023年 | 仕事と脅迫被害を回顧 | テレビ番組で仕事への影響や、脅迫投稿の加害者が書類送検された経緯を語った。 |
| 2025年11月 | 禁酒生活を開始 | 禁酒生活をSNSなどで発信し始めた。 |
| 2026年8月11日 | 禁酒262日目を報告 | YouTubeで禁酒生活の現状や心境を語った。 |
| 2026年11月 | 漫才活動を継続 | 吉本興業の公演情報にスーパーマラドーナの出演予定が掲載されている。 |
動画が炎上した後、武智と久保田は12月4日にそれぞれTwitterを更新しました。
武智は、上沼恵美子だけでなく、M-1に携わった関係者やすべての人々に謝罪する内容を投稿しました。
久保田も上沼への失礼な言動を認め、深く反省していることを伝えています。
しかし、謝罪文を公開したからといって、批判がすぐに収まったわけではありません。問題の動画はすでに広く拡散され、2人のSNSには厳しいコメントが殺到していました。
12月7日、なんばグランド花月の舞台で直接謝罪武智は12月7日、大阪・なんばグランド花月の公演に出演しました。
所属事務所の説明によると、午前公演の冒頭で観客に向かって謝罪。その後は相方の田中一彦と普段どおり漫才を披露しています。
加えて、騒動そのものを自虐的なネタに取り入れ、客席の笑いにつなげる場面もありました。
この対応は、舞台に立ち続けながら失敗を笑いに変えようとする芸人としての姿勢を示したものでもあります。
上沼恵美子への直接謝罪は実現したのか?この点は、現在も誤解されやすい部分です。
デイリースポーツの2018年12月10日の報道によると、吉本興業は12月5日に上沼側へ謝罪していました。また、武智と久保田からも直接謝罪したいという申し入れがあったものの、上沼側はこれを丁重に断ったとされています。
上沼のマネジャーは、本人が2人の気持ちを受け止めたうえで、これ以上の対応を求めていない旨を説明しました。
つまり、吉本興業からの謝罪は行われたものの、武智本人が上沼と直接会って謝罪したわけではありません。
また、上沼がM-1翌日の12月3日にラジオで審査員引退を口にしていたことも知られています。ただし、当時のスポニチ報道では、上沼が問題の暴言を知ったのはその後とされており、暴言騒動を受けて引退を決めたと単純に結びつけるのは正確ではありません。
【仕事への影響】武智に届いた誹謗中傷2万件と脅迫被害の真相
炎上騒動で武智が受けた影響は、SNS上の批判だけではありませんでした。
本人の後年の証言によると、約2万件の誹謗中傷メッセージが届き、その中には殺害予告に相当する内容も含まれていたといいます。
誹謗中傷2万件の内訳とは?2019年3月14日、武智は大阪で開催された「THE EMPTY STAGE」に出演し、M-1騒動について約40分間にわたって語りました。
このとき日刊スポーツの取材で明らかになったのが、SNSに届いた大量のメッセージです。
武智によると、自身のTwitterには「死ね」「アホ」といった誹謗中傷が6000~7000件届き、さらにダイレクトメッセージを合わせると約2万件に達したとのことです。
2026年8月の集英社オンラインのインタビューでも、武智は世界中から約2万件のメッセージが届き、DMには殺害予告まであったと振り返っています。
この約2万件は、本人が取材やテレビ出演で明らかにした受信メッセージの規模です。公開コメントだけの数字ではなく、DMを含むという点が重要です。
当時の武智は、届いたメッセージをほとんどすべて読んでしまったといいます。後年のインタビューでは、それが精神状態に影響を与えたと振り返っています。
脅迫被害は事件化していた?武智への攻撃は、単なる批判コメントだけでは終わりませんでした。
2023年12月17日のデイリースポーツによると、武智は読売テレビの「今田耕司のネタバレMTG」に出演した際、M-1騒動後の脅迫被害について説明しています。
本人の説明では、殺害予告のような書き込みに加え、劇場の出番終了後に犯行を予告する内容の投稿もあり、それが約1年間続いたといいます。
その後、事件として扱われ、投稿した相手が書類送検された経緯も明かしました。
相手からは謝罪の手紙が届き、そこには上沼恵美子の大ファンだったため許せなかったという趣旨の説明と、行き過ぎた行動への謝罪が記されていたそうです。
ここで区別すべきなのは、武智の不適切発言に対する批判と、殺害予告や襲撃予告はまったく別の問題だということです。公の発言に対して批判が起こることはあっても、脅迫や危害を予告する行為が正当化されるわけではありません。
仕事は本当に全くなくなったのか?騒動後の仕事への影響についても、武智本人が具体的に語っています。
2023年2月にカンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演した際、2018年の騒動を振り返り、仕事について「全くなくなりました」と説明しました。
これは武智自身が当時の状況を振り返った発言であり、テレビ局や所属事務所が正式に出演禁止処分を発表したという意味ではありません。
実際、2018年12月7日にはなんばグランド花月に出演し、その後も劇場やイベントでの活動を続けています。
一方、関西のテレビ番組などで活躍していた芸人にとって、仕事の減少は大きな打撃です。武智は2026年の集英社オンラインのインタビューで、騒動前から仕事が減ることへの不安を抱えていたことも語っています。
仕事の減少と誹謗中傷による精神的負担が重なり、生活全体に影響が及んでいったことが、後年の本人の証言から見えてきます。
【2026年現在】武智の禁酒262日とYouTubeでの活動を追跡
2026年の武智を語るうえで大きなテーマとなっているのが、禁酒生活です。
2018年の炎上騒動から約7年が経過した2026年8月、集英社オンラインの前後編インタビューで、武智は飲酒問題や精神的な不調、禁酒を決意するまでの経緯を詳しく明かしました。
炎上後、酒との付き合い方が変わっていった武智によると、飲酒量が増え始めた背景には、芸人としての仕事の不安定さがありました。
2013年頃には、賞レースで結果を出しても仕事が減っていく時期があり、家族を養うプレッシャーも重なっていたといいます。本人は当時、芸人としての月収が7000円だったこともあったと振り返っています。
その後、2015年にM-1グランプリが復活すると、漫才に集中するため一時的に飲酒量が減少。4年連続の決勝進出を目指して活動していました。
しかし、2018年の炎上騒動後、状況が変わります。
2026年のインタビューでは、誹謗中傷を読んだことによって夜になると強い不安を感じるようになり、その不安を紛らわせるために飲酒量が増えたと説明しています。
飲酒量は以前の1.5~2倍ほどになり、1時間に10杯近く飲むこともあったといいます。酔うこと自体よりも、意識を失うことで不安から逃れようとしていたという告白は、騒動後の苦しさを伝えるものです。
不安症・アルコール依存症の診断も公表武智は、舞台に立った際に手が震えたり、息ができなくなったりする異変を経験し、心療内科を受診したことも明かしています。
その際、医師から不安症と、中度から重度のアルコール依存症と診断されたと集英社オンラインのインタビューで語っています。
抗不安薬を処方された後も飲酒をやめられず、医師から止められていたにもかかわらず、隠れて酒を飲んでいた時期があったそうです。
この告白によって、炎上騒動の後遺症が単に仕事や評判の問題にとどまらず、本人の生活や健康にも影響していたことが明らかになりました。
禁酒を決意したきっかけは映画館での出来事禁酒を決意した直接のきっかけは、2025年に映画館へ出かけた際の出来事だったといいます。
二日酔いの状態で映画館に行き、ジュースを買おうとしたものの、買い方が分からなくなってしまったそうです。
その後、暗くなった館内で心臓が締め付けられるような感覚に襲われ、映画館を飛び出しました。後日、医師からパニック症だと告げられたことが、禁酒を決意する大きな転機になったと語っています。
それまで酒をやめるよう医師に助言されても続けられなかった武智が、自分の生活を変えようと決断した瞬間でした。
集英社オンラインによると、武智は2025年11月から禁酒生活をSNSで発信し始めています。
2026年8月11日に禁酒262日目を報告2026年8月11日、日刊スポーツは武智がYouTubeを更新し、禁酒262日目を迎えたことを報じました。
動画では、過去に毎日のように飲酒していた時期をうらやましく思うかという質問に答え、酒を飲んで仲間とカラオケに行ったり、仕事関係者と交流したりする楽しさは確かにあったと振り返っています。
一方、騒動後は酒が楽しいものではなくなり、忘れたいことから逃れるための手段に変わってしまったと説明しました。
禁酒262日目の時点では、朝早い仕事でもきちんと起きられるようになったことをメリットとして挙げています。
ただし、262日という数字は2026年8月11日時点の記録です。2026年11月2日現在の禁酒日数を示す数字ではありません。
また、武智は酒を飲むことによる人間関係の広がりや楽しさも否定していません。禁酒を成功させたからといって、過去の飲酒生活を単純に否定するのではなく、自分にとって何が問題だったのかを振り返っている点が印象的です。
禁酒断酒チャンネルで発信を継続武智は「スーパーマラドーナ武智の禁酒断酒チャンネル」を運営しています。
集英社オンラインのインタビューでは、禁酒生活をYouTubeで発信し続ける理由についても語っています。自身の経験を公開することで、同じような問題を抱える人に向けて生活の変化を伝える活動になっています。
2026年11月2日朝のYouTubeランキングサイト「ユーチュラ」の集計では、同チャンネルは登録者約1万2100人、動画554本、総再生回数約1546万回を記録しています。
炎上騒動をきっかけにSNSから距離を置く時期もあった武智ですが、現在は自身の経験を発信する場として動画メディアを活用しています。
【コンビ関係】武智と田中一彦は不仲?スーパーマラドーナの現在の活動
武智の炎上騒動では、本人だけでなく相方の田中一彦にも注目が集まりました。
騒動が起きた当時、田中はInstagramライブの中心人物ではありませんでした。しかし、スーパーマラドーナというコンビ名で活動している以上、相方への影響も避けられません。
田中一彦は騒動後もコンビ活動を継続武智と田中は、騒動直後の2018年12月7日にも、なんばグランド花月で一緒に舞台に立っています。
さらに2019年3月14日の日刊スポーツの報道では、田中がR-1ぐらんぷりに出場した際、騒動を起こした武智をネタにする内容を披露していたことが紹介されました。
興味深いのは、そのネタを武智自身が書いていたという点です。武智は、田中が自分の意思で出場を希望したわけではないと冗談交じりに語り、騒動を漫才や笑いの題材に変えていました。
こうした経緯から、少なくとも仕事上では、騒動後も2人が漫才師として協力していたことが分かります。
ただし、これだけでプライベートのコンビ仲まで断定することはできません。公に確認できるのは、騒動後も舞台に立ち、コンビ活動を続けてきたという事実です。
スーパーマラドーナは2026年も現役で活動2026年11月現在、スーパーマラドーナは解散していません。
吉本興業のタレントプロフィールや公演情報には、武智と田中のコンビ名が掲載されています。2026年11月25日には、大阪で開催予定の「大阪アングラ計画」にスーパーマラドーナが出演者として掲載されています。
また、武智個人では禁酒断酒チャンネルを中心に発信活動を続けています。
つまり、現在の活動は大きく2つに分けられます。
- コンビ活動:田中一彦とともに漫才や劇場公演、ライブなどに出演。
- 個人活動:YouTubeやSNSを通じて禁酒生活や日常を発信。
2018年の騒動によって一時的に仕事を失ったと語る武智ですが、2026年現在も芸人としての活動を続けています。
炎上によってキャリアが完全に終わったわけではなく、漫才と個人発信という2つの軸で活動を続けているのが現在の姿です。
【プロの結論】M-1炎上騒動のその後から見える武智の転機
スーパーマラドーナ武智の炎上騒動を振り返ると、単に有名人が失言して批判されたという話では収まりません。
2018年のM-1グランプリは、武智にとって出場資格上の最後の大会でした。4年連続決勝進出という実績を積み上げ、漫才師として大きな節目を迎えた直後に、公開配信での発言によって評価を大きく損なう結果になりました。
その後、本人は謝罪し、仕事への影響を経験し、約2万件の誹謗中傷や脅迫被害についても語っています。加えて、精神的な不調やアルコール依存症と診断された経験、禁酒を決意するまでの過程も公表しました。
騒動を理解するために押さえたい3つの判断基準1. 炎上の原因と誹謗中傷被害を混同しないこと。
武智の発言が批判されたことには、具体的な理由があります。一方、殺害予告や脅迫まで正当化されるわけではありません。発言への批判と、個人への危害を予告する行為は分けて考える必要があります。
2. 本人の証言と公式に確認できる事実を区別すること。
約2万件のメッセージは本人が公表した受信件数であり、仕事がなくなったという話も本人の振り返りです。一方、M-1の順位や謝罪の日付、吉本興業の公演情報などは、公式資料や当時の報道で確認できます。
3. 2026年の活動を過去の炎上だけで判断しないこと。
武智は禁酒生活を続け、YouTubeで自身の経験を発信しながら、スーパーマラドーナとして漫才活動を継続しています。過去の失敗をなかったことにする必要はありませんが、現在の活動まで2018年の出来事だけで評価するのも適切ではありません。
2026年の禁酒生活は、単なる芸能人の健康企画ではなく、長年抱えていた飲酒問題と向き合う本人の取り組みとして見るべきでしょう。
【スーパー マラドーナ武智の炎上】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スーパーマラドーナ武智が炎上した理由は何ですか?A1:2018年12月2日のM-1グランプリ終了後、とろサーモン久保田かずのぶとInstagramライブを配信し、審査員の上沼恵美子に対する侮辱的な発言をしたことが原因です。特に武智の女性蔑視と受け取られる表現が大きな批判を集めました。
Q2:武智に誹謗中傷が2万件届いたというのは本当ですか?A2:本人が2019年の日刊スポーツの取材や、その後のテレビ・インタビューで明かしています。2019年の説明では、Twitterへの投稿が6000~7000件、DMを含めると約2万件だったとしています。殺害予告や脅迫被害についても後年に語っています。
Q3:武智は上沼恵美子に直接謝罪したのですか?A3:武智は2018年12月4日にSNSで謝罪し、吉本興業も12月5日に上沼側へ謝罪しました。ただし、本人たちからの直接謝罪の申し入れは、上沼側が丁重に断ったと12月10日の報道で伝えられています。
Q4:武智は2026年現在も禁酒していますか?A4:2025年11月から禁酒生活を発信しており、2026年8月11日には禁酒262日目を報告しています。11月2日現在の正確な継続日数は、同日付の新たな本人発表では確認できませんが、禁酒生活を発信するYouTubeチャンネルの活動は続いています。
Q5:スーパーマラドーナは解散したのですか?A5:解散していません。武智と田中一彦は2026年現在もコンビとして活動しています。吉本興業の公演情報にも、2026年11月の出演予定が掲載されています。
スーパーマラドーナ武智の炎上は、2018年12月2日のM-1グランプリ終了後に行われたInstagramライブでの上沼恵美子への不適切発言が発端でした。
とろサーモン久保田とともに謝罪したものの、批判は収まらず、武智は約2万件の誹謗中傷や脅迫被害に直面しました。本人は後年、騒動によって仕事がなくなったことや、精神的な不調、飲酒問題が深刻化した経緯も明かしています。
その後、2025年11月に禁酒を開始。2026年8月11日には262日目を迎え、朝の仕事に対応しやすくなったなど、生活の変化を語りました。
2026年11月現在も、田中一彦とのコンビ活動やYouTubeでの発信を続けています。
この騒動から読み取れるのは、SNSでの不用意な発言が芸人のキャリアに長期的な影響を与え得ること、そして一度の失敗がその後の人生すべてを決めるわけではないということです。
2018年の炎上を正しく理解するには、発言への批判、過剰な誹謗中傷、本人の謝罪、そして現在の活動をそれぞれ分けて見ることが欠かせません。武智が禁酒生活と漫才活動をどのように両立させていくのか、今後の歩みにも注目が集まります。