ホーム 映画・ドラマ 仮面ライダーアマゾンズ2026最新ガイド|あらすじ・見る順番・最後ノ審判を徹底解説

仮面ライダーアマゾンズ2026最新ガイド|あらすじ・見る順番・最後ノ審判を徹底解説

波多野 遼 波多野 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

『仮面ライダーアマゾンズ』は、2016年に配信が始まった仮面ライダーシリーズの異色作だ。製薬会社が生み出した人工生命体「アマゾン」と、人間との共存をめぐる葛藤を軸に、水澤悠と鷹山仁という対照的な2人の仮面ライダーを描く。人間を捕食する本能、生命の価値、正義と生存の境界を容赦なく問いかけるストーリーは、従来の子ども向けヒーロー作品とは一線を画している。

Season1・Season2は各13話で構成され、2018年には劇場版『最後ノ審判』が公開された。さらに2026年5月13日には、シリーズ10周年を記念したSeason1&2のBlu-ray BOXも発売されている。ここでは東映の公式作品情報や2026年の配信情報、視聴者評価をもとに、あらすじ、キャスト、登場ライダー、劇場版の位置づけ、初めて見る人におすすめの視聴順まで整理する。

【作品の基本】仮面ライダーアマゾンズとは?普通の仮面ライダーと何が違うのか

仮面ライダーアマゾンズ

『仮面ライダーアマゾンズ』は、仮面ライダー生誕45周年プロジェクトの一環として制作されたオリジナル作品だ。東映とテレビ朝日などが関わり、2016年4月1日からAmazonプライム・ビデオで配信が始まった。

原作は石ノ森章太郎。脚本を小林靖子、監督を石田秀範らが担当している。従来のテレビシリーズとは異なる動画配信向けの作品として企画され、激しいアクションや生々しい暴力描写、複雑な人間関係を取り入れた大人向けの世界観が特徴だ。

物語の中心にあるのは人工生命体アマゾン

物語の舞台では、野座間製薬が秘密裏に進めていた「アマゾンプロジェクト」によって、人工生命体アマゾンが誕生している。

アマゾンは人間の姿を保ちながら社会に潜伏できる一方、人間を捕食する本能を持つ。腕に装着されたアマゾンズレジスターから薬剤を投与することで、その衝動を抑えていた。

ところが、研究施設で発生した事故によって約4000体の実験体が街へ流出。2年後、腕輪の効力が弱まった個体から次々と本能に目覚め、人間を襲う事件が発生する。

事態を隠蔽したい野座間製薬は、秘密裏にアマゾンを処分する駆除班を組織する。そこへ、自らもアマゾンでありながらアマゾンを狩る鷹山仁と、人間とアマゾンの間で苦悩する水澤悠が関わり、物語が動き出す。

従来の仮面ライダー作品との大きな違い

最大の違いは、敵と味方を単純に善悪で分類できないことだ。

アマゾンは人間を捕食する危険な存在だが、すべての個体が同じ考え方や行動をするわけではない。人間社会に溶け込み、共存を望む個体もいる。

一方、人間側にも組織の利益や研究成果を優先する者、アマゾンを利用しようとする者が存在する。つまり、人間だから正しい、怪人だから悪いという単純な構図が成立しない。

この設定によって、作品は怪人退治の物語から、生命倫理や差別、社会的排除、共存の可能性を問うドラマへと発展している。

【Season1のあらすじ】水澤悠と鷹山仁、養殖と野生の対立

Season1は2016年4月1日に配信開始された全13話の作品だ。物語の中心となるのは、水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガと、鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファ。2人の異なる生き方と価値観が、作品全体を動かしていく。

水澤悠はなぜアマゾンになったのか

水澤悠は、野座間製薬のアマゾンプロジェクト責任者である水澤令華の養子として暮らす青年だ。穏やかな性格で、病弱な一面も持つ彼は、自分自身の身体に起こる異変に気付き始めていた。

やがて悠は、自分もまたアマゾンであるという事実に直面する。自分が人間なのか、それとも人間を捕食する存在なのか。その答えを求めながら、悠は仮面ライダーアマゾンオメガへと変身する。

悠が目指すのは、アマゾンを無差別に排除することではない。アマゾンであっても人間と共存できる可能性を探ろうとする姿勢が、彼の行動の根底にある。

鷹山仁はなぜアマゾンを狩るのか

一方の鷹山仁は、かつて野座間製薬でアマゾン細胞を研究していた人物だ。アマゾンの大量流出という悲劇に責任を感じ、自らの身体にもアマゾン細胞を移植している。

彼は仮面ライダーアマゾンアルファに変身し、アマゾンを一匹残らず駆除しようとする。自分自身もアマゾンでありながら、その存在を排除しようとする矛盾を抱えている。

悠が共存の可能性を探るのに対し、仁は人間を守るためにアマゾンを狩る。この2人の思想的な対立こそ、Season1最大の見どころだ。

駆除班とトラロック事件が物語を大きく変える

悠は水澤令華の勧めもあり、アマゾン駆除を担当するチームに参加する。そこで出会うのが、アマゾンでありながら人間と共存しているマモルだ。

マモルの存在は、悠にとって大きな意味を持つ。アマゾンであることだけを理由に、すべての個体を処分してよいのかという疑問が、より強くなるからだ。

その後、アマゾンを一斉に処分するための作戦「トラロック」が実用化される。人間社会を守るという目的のもと、覚醒していないアマゾンまで処分することの是非が問われる。

さらに橘雄悟は、アマゾン細胞の商業利用を企て、人間の遺体にアマゾン細胞を移植した生物兵器「シグマ」を生み出す。

人間とアマゾンの戦いは、単純な生存競争ではなく、人間側の欲望や組織の思惑も絡んだ深刻な問題へと発展していく。

Season1で押さえたいテーマ

Season1の中心テーマは「養殖と野生」、そして「生と死」だ。

悠は管理された環境で生み出された存在として、自分の生き方を模索する。仁は自らアマゾンとなり、野生の本能と向き合いながら駆除を続ける。

同じアマゾンでありながら、なぜ2人は異なる答えを選ぶのか。Season1を最後まで見ると、彼らの対立が単なる戦闘上のライバル関係ではないことが分かる。

【Season2のあらすじ】千翼とイユが描く新たな悲劇

Season2は2017年4月7日から配信された全13話の続編だ。物語はSeason1のトラロック事件から5年後へ進み、主人公の視点も新たな人物へと移る。

Season1が悠と仁を中心に「養殖と野生」を描いたのに対し、Season2では千翼とイユという少年と少女の関係を通して、「人間とは何か」「生きるとはどういうことか」という問いを深く掘り下げていく。

新主人公・千翼と仮面ライダーアマゾンネオ

Season2の中心人物は、前嶋曜が演じる千翼だ。彼はアマゾンに育てられた少年であり、自身も強い食人衝動を抱えている。

千翼は仮面ライダーアマゾンネオへと変身する。アマゾンを狩ることに関わりながらも、自分自身がアマゾンであるという逃れられない宿命を背負っている。

Season1の悠とは異なる立場に置かれた千翼の物語は、視聴者に新たな疑問を突きつける。生まれながらに危険な本能を持つ存在に、普通の人間と同じように生きる権利はあるのだろうか。

イユとの出会いが運命を変える

千翼が出会うのは、白本彩奈が演じる少女・イユだ。彼女はアマゾンと戦う能力を持ち、カラスアマゾンへと変身する。

しかし、イユは普通の人間ではない。アマゾン化した父親に殺された後、アマゾン細胞を移植されて生体兵器として蘇った存在だ。

生前の記憶を残しながらも、感情や痛みを失い、命令に従って戦うイユ。千翼は彼女に出会い、それまで感じたことのない特別な感情を抱く。

2人の関係は、単なる恋愛ドラマではない。自分の意思で生きることが難しい存在同士が、互いを通して人間らしさを取り戻そうとする物語でもある。

政府組織4Cと再び動き出す人間・アマゾンの対立

Season2では、政府が設立したアマゾン駆除組織4Cが重要な役割を担う。

人間が新たにアマゾン化する現象が広がり、政府はその事実を隠蔽しながら秘密裏に処分を進めている。アマゾンを排除する側もまた、アマゾンの力を利用しているという構造が浮かび上がる。

Season1から登場する悠や仁も引き続き物語に関わり、過去の出来事が新たな世代の運命に影響を与えていく。

Season2は、Season1以上に重い展開が続く。とりわけ千翼とイユの関係は、シリーズ全体でも強く印象に残るエピソードの一つだ。

【キャスト・登場ライダー一覧】悠・仁・千翼を演じる俳優と人物相関

『仮面ライダーアマゾンズ』の魅力を支えているのが、登場人物それぞれの立場と価値観を表現する俳優陣だ。

Season1の中心となる藤田富と谷口賢志に加え、Season2では前嶋曜と白本彩奈が新たな主人公を演じる。さらに武田玲奈、東亜優、俊藤光利、小林亮太らが物語を支えている。

主要キャラクターとキャストの関係一覧
キャラクター 出演者 役割・人物関係
水澤悠/アマゾンオメガ 藤田富 Season1の中心人物。人間とアマゾンの共存を模索する。
鷹山仁/アマゾンアルファ 谷口賢志 悠と対立するアマゾン。人間を守るためにアマゾンを狩る。
水澤美月 武田玲奈 水澤令華の娘。悠と家族として関わる。
泉七羽 東亜優 仁と行動を共にする女性。悠にも関わる重要人物。
志藤真 俊藤光利 アマゾン駆除班のリーダー。
マモル/モグラアマゾン 小林亮太 人間との共存を考えるうえで重要な存在。
千翼/アマゾンネオ 前嶋曜 Season2の中心人物。アマゾンに育てられた少年。
イユ/カラスアマゾン 白本彩奈 Season2の重要人物。生体兵器として蘇った少女。
黒崎武 三浦孝太 政府のアマゾン駆除組織4Cに所属する人物。
長瀬裕樹 赤楚衛二 Season2で千翼と関わる少年。
仮面ライダーアマゾンオメガとアマゾンアルファの違い

シリーズを象徴する2人のライダーが、アマゾンオメガとアマゾンアルファだ。

仮面ライダーアマゾンオメガは、水澤悠が変身するライダー。人間とアマゾンの共存を模索する存在であり、緑を基調としたデザインが特徴だ。

仮面ライダーアマゾンアルファは、鷹山仁が変身するライダー。野生的な戦闘スタイルと、アマゾンを駆除するという強い意志を持つ。赤を基調とした外見も印象的だ。

この2人は、単純に強さを競うライバルではない。どのような存在なら生きることを許されるのかという根本的な問いに対し、異なる答えを持つ人物なのだ。

その他の重要なアマゾンライダー
  • 仮面ライダーアマゾンシグマ:人間の遺体にアマゾン細胞を移植して生み出された生物兵器。
  • 仮面ライダーアマゾンネオ:Season2の千翼が変身するライダー。
  • 仮面ライダーアマゾンネオアルファ:劇場版『最後ノ審判』に登場するライダー。御堂英之助が変身する。

登場ライダーの数だけでなく、それぞれの誕生経緯や人間との関係まで把握すると、物語の構造がより理解しやすくなる。

【劇場版と見る順番】覚醒・輪廻・最後ノ審判はどれから見るべき?

初めて『仮面ライダーアマゾンズ』を見る場合、基本的には配信された順番に沿って視聴するのがおすすめだ。

特に注意したいのが、『劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒』と『劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻』の存在だ。この2作品は、それぞれのシーズンを劇場公開用に編集・再構成した作品であり、独立した新作の続編ではない。

初めて見る人におすすめの視聴順
  1. 仮面ライダーアマゾンズ Season1(全13話)
    悠と仁の出会い、アマゾンプロジェクトの秘密、駆除班とトラロック事件を描く。
  2. 仮面ライダーアマゾンズ Season2(全13話)
    5年後の世界を舞台に、千翼とイユの運命を描く。
  3. 仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判
    Season2の後に位置する劇場版。悠と仁の物語に決着をつける。

この順番なら、人物関係や事件の背景を理解したうえで、劇場版の展開を楽しめる。

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒

『覚醒』はSeason1の全13話を劇場公開用に再編集した作品だ。水澤悠の覚醒、鷹山仁との出会い、人工生命体アマゾンをめぐる戦いを中心に構成されている。

2018年5月に劇場公開された作品で、Season1の物語を短時間で振り返りたい人に向いている。

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻

『輪廻』はSeason2の全13話を再編集・再構成した劇場版だ。

千翼とイユの出会いを軸に、アマゾン大量流出事件のその後と、新たな人間・アマゾンの関係を描く。こちらも2018年5月に劇場公開されている。

Season2の内容をすでに見た人が、物語を別の構成で振り返るための作品と考えるとよい。

劇場版 仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判

『最後ノ審判』は2018年5月19日公開のシリーズ劇場版。上映時間は101分で、監督は石田秀範、脚本は高橋悠也、監修は小林靖子が担当した。

物語では、人間によるアマゾン殲滅作戦が最終段階に入っている。生存が確認されているアマゾンは、水澤悠/アマゾンオメガと鷹山仁/アマゾンアルファの2体のみ。

新たに浮上するのが「アマゾン畜産計画」と謎の養護施設の存在だ。アマゾンを食料として利用するという計画は、シリーズを通して描かれてきた生命倫理の問題をさらに深刻な形で提示する。

人間が生きるために他の生命を利用することと、人工生命体を生み出して利用することに、どのような違いがあるのか。悠と仁が最後にどのような答えを選ぶのかが見どころとなる。

なお、劇場版の脚本はSeason1・Season2の小林靖子ではなく高橋悠也が担当している。シリーズの監修には小林靖子も参加している点を押さえておきたい。

【原作との違いと制作陣】小林靖子が描いた異色の仮面ライダー像

『仮面ライダーアマゾンズ』を理解するうえで、1974年放送の『仮面ライダーアマゾン』との関係も知っておきたい。

1974年の仮面ライダーアマゾンとは別の物語

1974年10月19日から1975年3月29日まで放送された『仮面ライダーアマゾン』は、仮面ライダーシリーズ第4作にあたる。全24話で、主人公はアマゾンの奥地で育った青年・山本大介だ。

山本大介は長老バゴーの改造手術を受け、ギギの腕輪を授けられる。日本へ渡った彼は、腕輪を狙うゲドンやガランダー帝国と戦うため、仮面ライダーアマゾンとして活躍する。

一方、2016年の『仮面ライダーアマゾンズ』では、人工生命体の研究やアマゾン細胞、製薬会社の秘密実験など、科学技術と生命倫理を軸にした新しい設定が採用されている。

両作品には野性的なデザインや生物的な戦闘スタイルなど共通する要素があるものの、ストーリーは別物だ。1974年版を見ていなくても、アマゾンズのSeason1から問題なく楽しめる。

脚本家・小林靖子の存在

Season1・Season2の脚本を担当したのは小林靖子だ。『仮面ライダー龍騎』など、複数の特撮作品で知られる脚本家である。

小林靖子の脚本における特徴の一つは、登場人物それぞれの正義や事情を描き、単純な善悪の対立に収めない物語構成だ。

本作でも、悠は共存を望み、仁は駆除を選び、千翼とイユは自分たちの存在そのものと向き合う。登場人物の誰か一人だけが正しいと断定しにくい構造が、物語に深みを与えている。

2016年のマイナビニュースでは、プロデューサーの白倉伸一郎と小林靖子による対談が掲載され、企画の経緯やキャラクター造形、ストーリー作りについて語られている。制作側が悠と仁という対照的な2人を中心に据えたことも、本作の特徴を理解する手がかりになる。

なぜ大人向けの作風になったのか

本作は、従来のテレビシリーズと異なる動画配信オリジナル作品として制作された。そのため、テレビの放送枠や従来のファミリー向け作品のイメージにとらわれない表現が可能だった。

人間を捕食する場面や激しい戦闘、登場人物の精神的な葛藤など、物語のテーマに合わせて強い表現を採用している。

ただし、単に過激な映像を見せるための作品ではない。捕食する側とされる側、管理する側と管理される側という関係を通じて、生命の価値を誰が決めるのかという問題を描いている。

こうしたテーマと映像表現の組み合わせが、他の仮面ライダー作品とは異なる個性につながっている。

【2026年最新】配信状況・Blu-ray・評判と評価を検証

2026年は『仮面ライダーアマゾンズ』の配信開始から10周年にあたる。新たな映像ソフトの発売もあり、過去に視聴したファンが作品を振り返る機会にもなっている。

2026年10月下旬の動画配信状況

2026年10月21日付の国内配信サービス横断調査では、Season1・Season2を含む『仮面ライダーアマゾンズ』は、次のサービスで配信対象として掲載されている。

  • 見放題:U-NEXT、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、DMM TV
  • レンタル:Lemino、FOD
  • 配信なしとの調査結果:Netflix、ABEMA、Disney+

これは日本国内向けの2026年10月下旬の調査結果であり、海外アカウントの配信対象や、今後の配信契約によって状況は変わる。視聴前には各サービスの作品ページでSeason1・Season2の両方が対象になっているか確認したい。

東映の公式配信作品一覧にもSeason1とSeason2が掲載されている。動画配信だけでなく、パッケージで所有する選択肢もある。

2026年5月13日に10周年記念Blu-ray BOX発売

2026年の大きなトピックが、東映ビデオから発売された『仮面ライダーアマゾンズ SEASON1&2 Blu-ray BOX』だ。

  • 発売日:2026年5月13日
  • メーカー:東映ビデオ
  • 品番:BSTD-21108
  • メーカー希望小売価格:22,000円(税込)
  • 収録内容:Season1全13話・Season2全13話
  • 構成:4枚組

加えて、劇場版『覚醒』『輪廻』『最後ノ審判』を収録した『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE トリロジーBlu-ray BOX』も2026年5月13日に発売されている。こちらのメーカー希望小売価格は8,800円(税込)だ。

配信契約の変更に左右されずに作品を所有したい人や、シリーズをまとめて見返したいファンにとって、10周年記念商品の登場は注目すべき動きといえる。

視聴者からの評判・評価は?

視聴者レビューサイトFilmarksの2026年10月下旬の掲載情報では、Season1・Season2はともに4.0点、劇場版『最後ノ審判』は3.3点となっている。

  • Season1:4.0点、約1,190件のレビュー。
  • Season2:4.0点、約965件のレビュー。
  • 最後ノ審判:3.3点、約2,553件のレビュー。

いずれもレビューサイト利用者による評価であり、映画・ドラマ全体の視聴者を対象にした公式調査ではない。投稿数や平均点は更新によって変動する。

高く評価されているポイント

Season1・Season2の評価では、主に次のような魅力が支持されている。

  • 仮面ライダーシリーズの中でも異色のハードな世界観。
  • アマゾンオメガとアマゾンアルファの対照的な戦闘スタイル。
  • 人間とアマゾンのどちらにも単純な正義を与えないストーリー。
  • 千翼とイユを中心とするSeason2の切ない人間ドラマ。
  • 小林靖子による人物描写と物語の伏線。

特にSeason1では、悠と仁の価値観の違いが物語を引っ張る。Season2では千翼とイユの関係が強い印象を残し、単なるアクション作品ではないという評価につながっている。

賛否が分かれるポイント

一方で、作品の過激な描写は好みが分かれる部分でもある。人間を捕食するシーンや血を伴う戦闘、登場人物が置かれる過酷な状況などは、従来の仮面ライダーを想像して視聴すると驚くかもしれない。

また、劇場版『最後ノ審判』のFilmarks評価はSeason1・Season2より低く、映画独自の設定やストーリー展開、シリーズ完結編としての満足度について意見が分かれている。

テレビシリーズで積み上げた人物関係を高く評価する人がいる一方、劇場版ではもっと掘り下げてほしかったという感想も見られる。シリーズ全体を通して評価する場合、テレビ版と劇場版を分けて考えるのが適切だ。

どんな人におすすめできる作品なのか

おすすめできる人

  • 従来の仮面ライダーとは違う大人向けの特撮を見たい人。
  • 善悪が簡単に決まらない人間ドラマが好きな人。
  • 生物学や生命倫理、共存というテーマに興味がある人。
  • 重厚なストーリーと激しいアクションを両方楽しみたい人。
  • 小林靖子が脚本を担当した特撮作品が好きな人。

あまりおすすめできない人

  • 子ども向けの明るく爽快なヒーロー作品を期待している人。
  • 捕食や流血などの過激な映像表現が苦手な人。
  • 登場人物が明確な正義と悪に分かれる物語を好む人。
  • 悲劇的で重い展開よりも、軽快な娯楽作品を楽しみたい人。

本作は、仮面ライダーというブランドの枠組みを使いながら、人間の本能や社会の矛盾を描いた作品だ。過激さだけで判断するのではなく、その表現の奥にあるテーマに注目すると評価が変わる可能性がある。

【よくある質問】仮面ライダーアマゾンズに関するFAQ

Q1:仮面ライダーアマゾンズは全部で何話ありますか?
Season1が全13話、Season2が全13話で、テレビシリーズは合計26話です。これとは別に、各シーズンの再編集版である劇場版『覚醒』『輪廻』と、完結編にあたる『最後ノ審判』があります。

Q2:仮面ライダーアマゾンズを見る順番は?
Season1全13話、Season2全13話、劇場版『THE MOVIE 最後ノ審判』の順番がおすすめです。『覚醒』『輪廻』は各シーズンの再編集版なので、初見なら必ずしも見る必要はありません。

Q3:水澤悠と鷹山仁は敵同士ですか?
価値観や行動方針は対立していますが、単純な敵味方の関係ではありません。悠は共存の可能性を探り、仁は人間を守るためにアマゾンの駆除を目指しています。同じアマゾンでありながら異なる答えを選ぶ2人です。

Q4:Season2の主人公は誰ですか?
Season2の中心人物は前嶋曜が演じる千翼です。仮面ライダーアマゾンネオに変身し、アマゾンとして蘇った少女イユと出会います。

Q5:最後ノ審判はSeason2の続編ですか?
はい。Season2の後に位置する劇場版で、悠と仁を中心に人間とアマゾンの最終的な対立を描きます。2018年5月19日に公開されました。

Q6:1974年の仮面ライダーアマゾンを先に見る必要はありますか?
ありません。2016年のアマゾンズは1974年版を原点とするリブート作品で、人工生命体や製薬会社の研究を中心に設定を一新しています。初めての人はSeason1から見て問題ありません。

Q7:2026年現在、どこで視聴できますか?
2026年10月下旬の国内調査では、U-NEXT、Hulu、Amazonプライム・ビデオ、DMM TVが見放題対象として掲載されています。LeminoとFODではレンタル配信の情報があります。最新の対象作品は各サービスで確認してください。

Q8:仮面ライダーアマゾンズは子どもでも楽しめますか?
従来の仮面ライダーシリーズよりも暴力や捕食の描写が強く、大人向けの作風です。刺激の強いシーンもあるため、子ども向けの一般的なヒーロー番組とは分けて考えたほうがよいでしょう。

『仮面ライダーアマゾンズ』は、人工生命体アマゾンと人間の共存というテーマを通じて、生命の価値や人間の本能、正義のあり方を問い続ける作品だ。

Season1では水澤悠と鷹山仁の対立を通じて、共存と排除という2つの思想が描かれる。Season2では千翼とイユの関係を軸に、生まれながらに過酷な運命を背負った存在が人間らしく生きることの意味を問いかける。

そして劇場版『最後ノ審判』では、アマゾン畜産計画という新たな問題を提示しながら、悠と仁の物語に決着をつける。

初めて視聴するなら、Season1からSeason2、そして『最後ノ審判』へ進むのが最も自然だ。『覚醒』『輪廻』は再編集版として補完的に楽しめる。

2026年はシリーズ10周年。5月13日にはSeason1・Season2を収録したBlu-ray BOXも発売され、改めて作品を振り返る環境が整った。

単なる怪人退治ではなく、誰が生きる価値を決めるのか、異なる存在は本当に共存できるのかという問いを突きつける『仮面ライダーアマゾンズ』。従来の仮面ライダー像を超えた特撮ドラマを求める人にとって、2026年に見返す価値のあるシリーズだ。