2026年の女優CMランキングで、出演社数のトップを走るのは川口春奈です。ニホンモニター株式会社が2026年7月1日に発表した上半期ランキングでは、17社に起用されて単独首位となりました。
2位は16社の今田美桜、3位は15社の芦田愛菜。浜辺美波も12社で上位に入り、人気女優の安定した企業需要がうかがえます。
以下は2026年上半期の公表データから、女優を中心に抜粋したランキングです。
2026年上半期・女優CM起用社数ランキング
- 1位:川口春奈(17社)
- 2位:今田美桜(16社)
- 3位:芦田愛菜(15社)
- 4位:浜辺美波(12社)
- 5位:上白石萌音(11社)
- 6位:仲里依紗(11社)
- 7位:池田エライザ(10社)
- 8位:出口夏希(10社)
- 9位:伊藤沙莉(9社)
- 10位:杉咲花(9社)
同率順位の扱いについては、同じ起用社数の女優が複数いるため、ここでは紹介順を整理しています。2026年上半期の総合ランキングには男性俳優やスポーツ選手も含まれます。
川口春奈は、イーベイ・ジャパン、ENEOS、小田急電鉄、サントリー、JCB、森永乳業、ライオンなど、異なる業界の企業から起用されています。特定の商品ジャンルに偏らず、幅広い広告に出演している点が特徴です。
今田美桜は、AOKI、Indeed、キリンビール、コーセーコスメポート、第一生命保険、任天堂、楽天モバイルなど16社。ファッション、求人、化粧品、保険、ゲーム、通信と多様なジャンルに広がっています。
芦田愛菜は、味の素、SBI証券、サトウ食品、スズキ、山崎製パン、ライオンなど15社。長年にわたって築いてきた親しみやすさや信頼感を、幅広い商品・サービスの広告に生かしています。
なお、2026年11月1日時点では、2026年の年間ランキングはまだ公表されていません。したがって、上記は年間順位ではなく、1月1日から6月21日までのテレビCM出稿実績に基づく上半期の結果です。
【歴代女優CMランキング】2025年年間実績と2026年の変化を比較

2026年の順位を理解するには、直近の年間実績との比較が欠かせません。
ニホンモニターの2025年年間タレントCM起用社数ランキングでは、川口春奈が21社で単独首位。芦田愛菜が20社で続き、今田美桜が15社、浜辺美波が13社という結果でした。
特に注目したいのは、川口春奈と芦田愛菜の競争です。2025年上半期は芦田が19社で首位、川口が18社で2位でしたが、年間集計では順位が逆転しました。
この推移からも、CM女王の座は一時的な話題性だけで決まるものではなく、年間を通じて複数の企業に継続的に起用されることが大きく影響するとわかります。
主要女優の年間・上半期実績比較
| 女優名 | 2025年年間 | 2026年上半期 | 主な起用企業・ジャンル |
|---|---|---|---|
| 川口春奈 | 21社 | 17社 | 食品、金融、エネルギー、通信、住宅 |
| 芦田愛菜 | 20社 | 15社 | 食品、保険、教育、自動車、生活用品 |
| 今田美桜 | 15社 | 16社 | 化粧品、求人、金融、食品、通信 |
| 浜辺美波 | 13社 | 12社 | 化粧品、飲料、家電、鉄道、食品 |
| 橋本環奈 | 12社 | 7社 | 食品、化粧品、衣料、自動車 |
| 広瀬すず | 12社 | 上位外 | 食品、化粧品、通信、住宅 |
※2025年年間は2025年1月1日~11月23日、2026年上半期は2026年1月1日~6月21日の集計。異なる期間の数字であり、単純な増減率や年間成績として比較することはできません。また、2026年上半期の「上位外」は出演がないという意味ではありません。
歴代のCM女王を考える際には、綾瀬はるか、上戸彩、長澤まさみ、広瀬すずなど、長期的に広告で存在感を示してきた女優にも注目する必要があります。
2025年年間ランキングでは、長澤まさみが10社、綾瀬はるかと有村架純が9社でランクイン。2026年上半期も綾瀬はるかが7社、長澤まさみが9社、吉岡里帆が9社で起用されています。
つまり、若手女優が急速に起用社数を伸ばす一方、実績のある女優も広告市場で確かなポジションを維持しています。
【CM好感度ランキング】出演社数が多い女優ほど人気なのか?
CMランキングで見落とされやすいのが、出演社数とCM好感度は別の評価指標だという点です。
出演社数は、何社の企業が実際にテレビCMへ起用したかを示す数字です。一方、CM好感度は、視聴者が広告にどれだけ好意的な印象を持ったかを測定するものです。
CM総合研究所が2025年7月30日に発表した2025年上半期のCMタレント好感度トップ5では、次の結果となりました。
2025年上半期CMタレント好感度トップ5
- 1位:大谷翔平(613P)
- 2位:広瀬すず(449P)
- 3位:目黒蓮(381P)
- 4位:今田美桜(340P)
- 5位:伊藤沙莉(307P)
女性タレントに絞ると、広瀬すずがトップ、今田美桜が続き、伊藤沙莉も上位に入りました。
興味深いのは、今田美桜の起用社数が17社だった一方、広瀬すずは10社だったことです。起用社数では今田が上回っていても、CMタレント好感度では広瀬が上位に立っています。
この違いは、出演する企業の数と、個々の広告作品が視聴者から得る評価が同じではないことを示しています。
加えて、CM総合研究所が2025年12月に発表した2025年度のCMタレント好感度では、今田美桜が女性タレント部門で初の1位を獲得しました。年間を通じて支持を集めたことが評価されています。
一方、企業別CM好感度ランキングも存在します。CM総合研究所の2025年度調査では、日本マクドナルドが4年連続で総合1位となりました。伊藤沙莉とHANAのNAOKO、CHIKAが出演した「三角チョコパイ」や、多部未華子が出演した「コク旨ビーフデミグラコロ」などが好評を得ています。
また、2026年10月前期の銘柄別CM好感度ランキングでは、日本マクドナルドの「月見ファミリー」が1位、P&Gの「アリエール」が2位、Indeedの「タウンワーク」が3位となりました。
ここで注意したいのは、企業・商品・出演タレントのランキングを混同しないことです。商品CMの好感度が高くても、その出演女優が個人別ランキングで同じ順位になるとは限りません。
【企業別CM起用ランキング】女優が選ばれる理由と広告業界の傾向
女優のCM出演社数を比較すると、企業が求める人物像には一定の傾向が見えてきます。
川口春奈は幅広い業界で活躍するバランス型川口春奈の強みは、特定の商品カテゴリーに限定されない広告展開です。
2026年上半期の起用企業には、ENEOS、小田急電鉄、JCB、森永乳業、ライオン、はま寿司などがあります。エネルギー、交通、金融、食品、日用品と、生活に密着した分野を横断しています。
企業にとって、商品を限定せずに幅広い消費者へメッセージを届けられる人物は、広告戦略上の選択肢が広い存在です。
今田美桜は新しい広告需要を取り込む存在今田美桜は、求人サービス、金融、化粧品、飲料、ゲーム、通信など、幅広い分野で起用されています。
特にIndeedのタウンワーク、P&Gのアリエール、キリンビールの晴れ風など、商品やサービスの認知拡大を狙う広告で存在感を発揮しています。
2025年にはNHK連続テレビ小説「あんぱん」の主演も務め、俳優としての露出と広告での認知が重なる時期を迎えました。作品を通じて幅広い視聴者に接触することは、広告主にとっても魅力の一つと考えられます。
芦田愛菜は信頼感を重視する企業と好相性芦田愛菜は、食品、保険、教育、自動車、生活用品などで起用されています。
2025年には年間20社、2026年上半期にも15社という実績を残しました。子役時代から培ってきた知名度に加え、落ち着いた印象や幅広い世代から認知されている点が、広告起用における強みになっていると考えられます。
浜辺美波は美容・生活・テクノロジー分野でも活躍浜辺美波の2026年上半期の起用社数は12社。花王、コーセーコスメポート、シャープ、東日本旅客鉄道、ロッテなど、生活用品から家電、食品まで幅広い企業が並びます。
美容関連の広告だけにとどまらず、生活者向けサービスや製品の広告にも起用されている点が特徴です。
女優がCMに起用される理由は、知名度や人気だけではありません。広告主が重視するのは、商品との相性、企業イメージとの一致、ターゲット層への到達力、過去の広告実績、契約上の競合条件などです。
そのため、ドラマや映画で主演を務める女優が必ずCM起用社数でもトップになるとは限りません。
【CM契約本数ランキングと集計方法】出演社数との違いを解説
検索時に混同しやすいのが「CM出演社数」「CM契約本数」「CM出演本数」の違いです。
ニホンモニターが発表するランキングは、テレビCMに出演したタレントの起用社数を集計するものです。個々のCM作品数や、契約書の本数をそのままランキング化したものではありません。
例えば、ある女優が同じ企業の複数の商品CMに出演していても、企業数という指標では基本的に同じ企業として扱われます。一方、グループ企業内の別企業からそれぞれ起用された場合は、別々の1社として数えられます。
2026年上半期のニホンモニターの調査条件は次のとおりです。
- 調査期間:2026年1月1日~6月21日
- 対象地域:東京地区
- 対象局:日本テレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、フジテレビ
- 対象:対象局の地上波で実際に放送されたタレント出演CM
- 除外対象:番組宣伝、番組コラボCM、映画CM、ナレーションのみの出演など
特に重要なのは、契約期間ではなく、CMが実際に放送されたかどうかでカウントするというルールです。
そのため、契約が継続していても対象期間中にCMが放送されなければ、その調査では起用社数に反映されない場合があります。反対に、短期間の契約でも対象期間中に放送されれば集計対象になります。
また、CM出演本数とCM契約本数も別物です。1社との契約で複数のCM作品が制作されるケースがあるため、放送された作品数だけで契約の規模を判断することはできません。
【女優のCM出演料相場】CM女王になるとギャラはいくら?
女優のCM出演料は、一般に公表されていません。所属事務所や契約条件によって異なり、同じ女優でも広告媒体や契約期間によって金額が変わります。
2026年10月に公開されたキャスティング会社CASTIAの解説では、全国向けテレビCMの年間契約における一般的な目安として、次の金額帯が紹介されています。
- トップクラス:年間5,000万円~1億円以上
- 人気タレント:年間2,000万~5,000万円
- 中堅タレント:年間500万~2,000万円
- 若手・新人:年間50万~500万円
これはキャスティング会社が示す知名度別の参考値であり、女優個人の確定した出演料や業界共通の料金表ではありません。
実際の契約金額を左右する主な条件は次のとおりです。
- テレビCMかWeb広告か
- 契約期間が3か月、6か月、1年間のどれか
- 全国放送か地域限定か
- 広告素材をSNSや交通広告でも使用するか
- 同業他社への出演を制限する競合排除条件があるか
- 撮影回数や追加素材の制作が必要か
また、タレント本人の出演料と、CMの制作費・放映費は別の費用です。撮影や編集、テレビ局への広告出稿なども含めると、企業側の総予算はさらに大きくなります。
したがって、出演社数が21社だから出演料が単純に21倍になるという計算は成立しません。契約期間や媒体、使用条件がそれぞれ異なるためです。
【プロの結論】2026年のCM女王は誰?ランキングを正しく読む3つの視点
2026年のCM女王を判断するなら、現時点では川口春奈が最有力です。
その理由は、2025年年間ランキングで21社を獲得して首位となり、2026年上半期も17社でトップを維持していることです。年間実績と直近の勢いの両方で高い水準にあります。
ただし、女優CM人気ランキングを一つの順位だけで判断するのは適切ではありません。次の3つの視点を組み合わせることで、広告市場における本当の強さが見えてきます。
1.出演社数で企業からの需要を見る
多くの企業に起用されている女優は、さまざまな業界で広告に使いやすい存在です。川口春奈や芦田愛菜のように、複数の年間調査で上位に入る人物は、継続的な需要があると判断できます。
2.CM好感度で視聴者からの評価を見る
企業に選ばれることと、視聴者に好かれることは違います。広瀬すずや今田美桜のように、CMタレント好感度でも上位に入る女優は、広告の出演者としても高い存在感を示しています。
3.起用企業の業種と広告の内容を見る
出演社数が同じでも、食品、金融、美容、通信、公共サービスなど、起用される業界は異なります。どのような商品やサービスを任されているかを確認すると、企業がその女優に期待するイメージが読み取れます。
ランキングを見る際には、調査期間、対象局、集計対象、企業数と作品数の違いを必ず確認したいところです。ネット上の「CM女王」という呼び方も、年間起用社数を指すのか、好感度を指すのかで意味が変わります。
2026年は川口春奈がリードし、今田美桜と芦田愛菜が追う構図です。さらに浜辺美波、上白石萌音、出口夏希、伊藤沙莉、杉咲花なども存在感を高めています。年間集計で順位がどう変わるかは、今後の注目ポイントです。
【女優CMランキング2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のCM女王は誰ですか?
A1:2026年上半期のテレビCM起用社数では川口春奈が17社で首位です。2025年年間ランキングでも21社で首位を獲得しており、現時点で最も有力なCM女王候補です。
Q2:CM出演社数が最も多い女優は誰ですか?
A2:今回取り上げた直近の年間公表データでは、2025年の川口春奈が21社でトップです。芦田愛菜が20社で続いています。
Q3:CM好感度が高い女優は誰ですか?
A3:2025年度のCMタレント好感度では、女性タレント部門で今田美桜が1位となりました。2025年上半期の調査では広瀬すずが女性タレントのトップでした。
Q4:CM出演社数とCM契約本数は同じですか?
A4:異なります。出演社数は起用した企業の数であり、CM作品数や契約書の本数とは一致しません。同一企業から複数のCMに出演しても、企業数の集計では1社となる場合があります。
Q5:女優のCM出演料はいくらですか?
A5:知名度や契約条件によって異なります。キャスティング会社の参考値では、人気タレントの年間契約は2,000万~5,000万円、トップクラスでは5,000万円~1億円以上とされています。ただし、個人別の実際の契約額は基本的に非公開です。
Q6:2026年の年間CMランキングはいつ確定しますか?
A6:2026年11月1日時点では年間ランキングは未発表です。現在確認できる最新の2026年起用社数ランキングは、ニホンモニターが7月1日に公表した上半期版です。
2026年の女優CMランキングでは、川口春奈が上半期17社で首位を獲得し、前年から続く強さを示しています。今田美桜は16社、芦田愛菜は15社で追いかけ、浜辺美波や上白石萌音なども上位に名を連ねています。
一方、CM好感度では広瀬すずや今田美桜が高く評価されており、出演社数だけでは女優の広告人気を説明できません。
CM女王を判断する際には、企業からの起用実績、視聴者からの好感度、出演する広告ジャンルという3つの要素を比較することが大切です。
2026年後半の新規契約やCM放送実績によって、年間ランキングの勢力図が変わる可能性もあります。川口春奈の首位維持、今田美桜の躍進、芦田愛菜の巻き返しなど、年末に向けた競争から目が離せません。
主な参照資料
- ニホンモニター「2026上半期タレントCM起用社数ランキング」
- ニホンモニター「2025タレントCM起用社数ランキング」
- CM総合研究所「2025年度CMタレント好感度トップ5」
- CM総合研究所「2025年度企業別CM好感度ランキング」
- CASTIA「芸能人のCMギャラはいくら?」