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【増加理由を検証】韓国旅行を選ぶ中国人が増えた4つの背景

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

中国人観光客の増加は、単独のブームではない。韓国の観光政策、旅行者の嗜好、航空アクセス、韓流コンテンツという4つの要素が相互に作用している。

1.K-POPと韓国ドラマが旅行の動機になっている

韓国旅行の魅力を考えるうえで、K-POPや韓国ドラマの影響は外せない。音楽や映像作品を通じて韓国に関心を持った人が、実際の旅行でロケ地やライブ会場、アーティストゆかりの場所を訪れる流れが生まれている。

2026年4月、韓国文化体育観光部は、BTSの光化門・高陽公演に参加した外国人観光客の行動を分析した。韓国文化観光研究院の現地調査では、光化門公演に参加した外国人の平均滞在日数は8.7日、1人当たりの支出額は353万ウォンだった。一般の外国人旅行者と比べても、滞在期間・消費額ともに高い。

公演を見て帰るだけではなく、明洞や東大門、国立現代美術館など周辺の観光スポットにも足を延ばしている。音楽イベントが宿泊、飲食、買い物へと消費を広げる好例だ。

ただし、この調査は外国人全体を対象としたものであり、参加者全員が中国人という意味ではない。韓流が訪韓観光全体を押し上げる力を持っていることを示すデータとして捉えるべきだ。

2.中国人旅行者の海外旅行需要が回復している

コロナ禍で大きく縮小した中国人の海外旅行市場は、2026年に入って回復基調を強めている。韓国は中国から近く、短期間の旅行でも複数の観光地を回りやすい。

2026年2月には中国の春節休暇があり、韓国を訪れた中国人は約50万5,000人に達した。前年同月比48%増という大きな伸びには、休暇による旅行需要の集中と入国制度の変更が影響した。

韓国文化観光研究院が2026年6月に公表した国際観光市場の見通しでは、中国人訪韓客を年間671万9,000人と予測していた。これは2019年比11.6%増に当たる。ただし、2016年の約806万8,000人には届かず、中国市場には依然として成長余地が残っている。

3.航空アクセスと旅行商品の選択肢が広がった

韓国と中国は地理的に近く、ソウルだけでなく釜山や済州などを目的地に選べる。短期旅行と相性がよく、週末を使った訪韓にも向いている。

韓国文化体育観光部は2026年6月、中国人旅行者向けに「短く、頻繁に訪れる韓国旅行」という方向性のマーケティングを強化した。中国の主要都市を対象に、週末旅行、コンサート参加、ビューティー体験などを組み合わせた商品を展開している。

また、中国のオンライン旅行会社と連携し、コンサートやファンミーティング、ミュージカルなどの鑑賞を目的とした個人旅行商品の販売も進めている。旅行会社のパッケージだけでなく、旅行者が自分の関心に合わせて予定を組み立てる市場への対応だ。

4.ショッピングだけではない韓国旅行の魅力

かつて中国人観光客といえば、免税店で高級ブランド品を大量購入する団体旅行者というイメージが強かった。しかし、現在の旅行需要はそれだけではない。

韓国文化観光研究院の2025年版「国別訪韓観光市場分析」に掲載された2024年の調査では、中国人旅行者の旅行形態は個人旅行が87.6%、団体旅行が11.7%だった。訪韓地域はソウルが70.4%で最多だが、済州も21.3%に達している。

旅行中の主な活動は、グルメが83.3%、ショッピングが81.2%、自然景観の鑑賞が51.4%。観光地を巡るだけでなく、食事や買い物、地域の文化を体験する旅行スタイルが定着している。

【査証政策の転換】中国人向け数次査証と団体旅行の優遇策

韓国中国人観光客

2026年の訪韓中国人客の増加を語るうえで、韓国政府による査証制度の変更は要点だ。韓国は旅行者の入国負担を軽減するため、団体旅行向けの措置と個人旅行向けの数次査証制度を並行して進めてきた。

2025年9月から始まった中国団体旅行者の一時的なビザ免除

韓国政府は2025年9月29日から2026年6月30日まで、中国人の3人以上の団体旅行者を対象に、期間限定のビザ免除制度を実施した。

韓国法務部の2026年6月の政策実績資料によると、この制度によって同年4月までに受け入れた中国人団体旅行者は合計71,308人。団体旅行の参加者にとって入国手続きの負担が軽くなる施策だった。

ただし、この団体向けビザ免除は6月30日で終了している。2026年11月現在も中国人全員が無査証で韓国に入国できるという意味ではない。

2026年3月30日から数次査証の発給条件を緩和

加えて、韓国政府は2026年3月30日から中国人向けの数次査証制度を緩和した。


中国人向け数次査証の主な変更点



過去に韓国を訪問したことがある人

5年間有効


一定の要件を満たす再訪者が対象


中国の主要14都市の居住者

10年間有効


北京・上海・広州・深圳・天津・南京・青島・重慶・厦門・杭州・蘇州・寧波・長沙・武漢


韓国に100万米ドル以上を投資した中国企業の従業員

10年間有効


従来の5年間から有効期間を延長

出典:駐中国韓国大使館の発表、聯合ニュース2026年3月31日報道。

数次査証とは、有効期間中に複数回の入国ができる査証のことだ。毎回新たに査証を取得する負担が減るため、仕事や買い物、コンサートなどを目的とした再訪旅行がしやすくなる。

韓国文化体育観光部によれば、制度緩和後、中国のビザ申請センター8か所での一般観光数次査証の発給件数は、2026年4月に前月比約10%増加した。中国のオンライン旅行会社・携程(Ctrip)での数次査証申請も同期間に80%増えたという。

団体ビザの手数料免除は2026年末まで延長

もう一つ押さえたいのが、ビザ免除とビザ発給手数料免除の違いだ。

韓国法務部は2026年7月1日、中国、ベトナム、フィリピン、インドネシア、インド、カンボジアの6か国の団体旅行者を対象に、ビザ発給手数料15米ドルの免除措置を2026年12月31日まで延長すると発表した。

これは査証そのものが不要になる制度ではない。通常の査証を取得する際の発給手数料を免除する措置だ。団体旅行者の負担を軽減する政策として、期間限定の無査証制度とは区別して理解する必要がある。

【消費動向を分析】中国人観光客は韓国で何にお金を使うのか

観光客数と同じくらい注目したいのが、韓国国内での消費だ。2026年は中国人旅行者のカード利用額が大きく伸びており、韓国の小売業や観光サービス業にとって重要な市場となっている。

中国人のカード利用額は上半期に82.7%増加

2026年8月に聯合ニュースが報じたBCカードの分析によると、2026年上半期の訪韓中国人によるカード利用金額は前年同期比82.7%増加した。利用カード数も56.6%増えている。

同期間の訪韓外国人全体では、カード利用金額が53.6%増、決済件数が40.3%増だった。中国人の利用金額の伸びが全体の伸びを大きく上回っていることから、中国市場の消費回復が目立つ。

ただし、カード利用額は現金決済などを含む旅行者の総支出額とは異なる。数字を比較する際には、対象となる決済手段を区別する必要がある。

K-ビューティー・薬局・医療観光が新しい消費分野に

中国人旅行者の関心を集めているのが、韓国コスメ、スキンケア、皮膚美容、薬局での買い物だ。

韓国文化観光研究院の中国市場分析では、中国人女性30代の訪韓希望者は、香水・化粧品を希望する買い物の第1位に挙げる割合が31.1%と、調査対象の他の属性より高かった。また、伝統文化体験や美容観光への関心も強い。

2026年上半期のBCカード分析でも、訪韓外国人全体の医療関連決済額は前年同期比98%増加。皮膚美容は109.8%増、薬局は1,176.9%増となった。特に皮膚美容と薬局の利用拡大が目立っている。

ここで注意したいのは、後者の業種別増加率は外国人全体の数字であり、中国人だけの内訳ではないことだ。一方、中国人のカード利用金額自体が82.7%増えたことは、同市場の消費規模が拡大している裏付けになる。

中国人観光客の消費は高級品から体験型へ

従来の訪韓中国人客は、免税店や高級ブランド店での買い物を中心とする旅行スタイルが目立っていた。しかし、2026年の旅行需要では、個人旅行者による美容体験、飲食、ファッション、キャラクター商品、文化体験などへ消費対象が広がっている。

韓国国内の外国人観光客全体のカード決済件数を見ると、2026年上半期は体験・レジャーが121.7%増、医療が75.3%増、食料・飲食が58.1%増、ショッピングが31.4%増だった。

単純な商品購入だけでなく、韓国でしか体験できないサービスにお金を払う旅行者が増えている。観光業界にとっては、免税店の売り上げだけに依存しない収益構造をつくる機会でもある。

【日本人観光客と徹底比較】韓国に来る中国人と日本人は何が違う?

韓国のインバウンド市場では、中国人と日本人が大きな割合を占めている。ただし、訪韓客数、増加率、旅行目的を比較すると、両市場には異なる特徴がある。

中国と日本の訪韓客数・旅行市場の比較

2026年1〜9月の実績を基準にすると、中国は日本の約1.75倍の訪韓客数を記録した。一方、日本市場も前年同期比16.9%増と堅調に伸びている。

比較項目 中国市場 日本市場 2026年1〜9月 547万3,078人 311万8,815人 前年同期比 +29.2% +16.9% 市場順位 1位 2位 旅行形態 個人旅行が中心。団体旅行も回復 近距離の短期旅行や再訪需要 主な旅行需要 美容、ショッピング、グルメ、韓流、文化体験 グルメ、買い物、週末旅行、韓流体験 政策上の注目点 数次査証、団体旅行支援、再訪促進 航空便、連休向け販促、地域周遊

出典:韓国文化体育観光部、韓国観光公社、韓国文化観光研究院。旅行需要の特徴は各種市場調査・政策資料に基づく整理。

なお、旅行形態や旅行目的は国籍ごとに一律ではない。上記の比較は市場全体の傾向を示したもので、すべての中国人・日本人旅行者に当てはまるものではない。

中国市場は規模、日本市場は近距離リピーター需要が強み

中国市場の強みは、訪韓客数の大きさと、旅行目的の多様化にある。中国国内には大規模な旅行需要があり、北京・上海・広州・深圳などの主要都市からの再訪需要も見込める。

一方、日本市場は韓国との地理的な近さが強みだ。短い休暇でも訪れやすく、週末や連休を使った旅行が組み立てやすい。2025年には日本人訪韓客が約365万人に達し、年間ベースで過去最多を更新した。

中国市場は大きな人数を取り込む力、日本市場は短期・再訪需要を積み重ねる力がある。韓国の観光産業にとっては、どちらか一方に依存するのではなく、両方の市場を育てることが安定した成長につながる。

【地方観光にも波及】ソウル一極集中から韓国全土への誘客へ

中国人観光客の増加によって、韓国政府が次に力を入れているのが地方への誘客だ。訪韓客がソウルの明洞や東大門に集中するだけでは、観光による経済効果が全国に十分行き渡らない。

仁川・安東で中国旅行会社との観光交流を実施

2026年9月10日、韓国文化体育観光部、韓国観光公社、韓国旅行業協会は、中国の旅行会社と韓国の観光事業者を結ぶ初の韓中観光産業交流会を仁川で開催した。

翌11日には慶尚北道の安東で地方観光説明会と商談会を実施。中国の旅行会社やメディア、航空関係者、韓国の地方自治体などが参加し、ソウル以外の旅行商品を共同開発する取り組みを進めた。

この商談会では、韓国旅行業協会が選定した68種類の旅行商品を紹介。Kカルチャー、Kビューティー、ウェルネス、スポーツ、家族旅行、地方の特色を生かした観光商品などが対象となった。

江原道、慶尚南道、慶尚北道、大邱、全羅北道、忠清北道、忠清南道の7自治体も地方観光商品を紹介している。

地方空港・港湾の利用が拡大

地方観光の拡大は、入国経路の数字にも表れている。

韓国文化体育観光部の2026年1〜9月の統計によると、金海・済州・清州・大邱など地方空港から入国した外国人は約324万人で、前年同期比37.4%増加した。釜山・済州・麗水など地方港湾から入国した外国人も約158万人で、14.5%増だった。

地方空港と港湾を合わせると、訪韓外国人全体の28.2%が首都圏以外の入国経路を利用した計算になる。これは外国人全体の数字であり、中国人だけの利用者数ではないが、地方誘客を支える交通基盤が広がっていることを示している。

BTSやK-POPイベントが地方旅行を後押し

韓流観光を地方へ広げる動きも進んでいる。

釜山市は2026年6月、BTSの釜山公演や釜山ワンアジアフェスティバルに合わせ、「INTO K-POP, INTO BUSAN」という観光キャンペーンを実施した。公演だけでなく、海岸、夜景、食文化、地域イベントも楽しんでもらう狙いがある。

また、韓国文化体育観光部はBTSなどの大型公演を活用し、コンサート参加者の観光ルートを公演会場周辺や他の地域へ広げる取り組みを進めている。韓流ファンを単発のイベント参加者で終わらせず、地域の宿泊・飲食・観光施設へ誘導する戦略だ。

【今後の見通し】訪韓中国人観光客はさらに増えるのか?

2026年11月時点で、訪韓中国人観光客の市場規模は極めて大きい。1〜9月の実績だけで約547万人となり、2025年の年間約548万人にほぼ並んだ。韓国文化観光研究院が年初に示した年間671万9,000人という予測も、現在の実績を考えるうえで参考になる。

ただし、2026年の成長がそのまま2027年以降も続くと決めつけることはできない。今後の市場を左右する要素は、主に次の5つだ。

1.数次査証による再訪需要

5年・10年の数次査証が定着すれば、旅行者が短い休暇を利用して何度も韓国を訪れる可能性が高まる。長期滞在型だけでなく、週末旅行やコンサート参加などの小規模な需要を取り込める。

2.中国国内の景気と海外旅行予算

中国国内の消費動向や雇用環境、家計の旅行予算は、海外旅行の回数や滞在日数に影響する。旅行者数が増えても、1人当たりの消費額が伸びなければ、韓国の観光産業が期待する経済効果は限定的になる。

3.日中関係・韓中関係の変化

東アジアの外交環境も旅行先の選択に影響を与える。日本への旅行需要が変化した場合、韓国が代替旅行先として選ばれる可能性はある。ただし、特定の外交問題だけで中国人の訪韓増加を説明することはできない。旅行需要そのものや航空便、価格、査証制度も合わせて見る必要がある。

4.韓流コンテンツの継続的な魅力

K-POP、韓国ドラマ、映画、食文化、美容などの人気が維持されれば、韓国への旅行動機も広がる。特定アーティストの公演に依存しすぎず、日常的に楽しめる観光コンテンツを充実させられるかが重要になる。

5.地方観光の受け入れ環境

地方空港の国際線、鉄道、宿泊施設、多言語案内、キャッシュレス決済などの利便性が整えば、ソウル以外への旅行需要も伸ばしやすくなる。観光客を地方に呼び込むだけでなく、実際に滞在してもらう仕組みが必要だ。

韓国文化観光研究院は2026年の訪韓外国人全体を約2,200万人と予測していた。10月に韓国政府が発表した実績では1〜9月の訪韓客が約1,711万人に達している。年間目標の達成だけでなく、旅行者1人当たりの消費額や滞在日数、地方への経済波及を評価する段階に入っている。

【よくある質問】韓国の中国人観光客に関するFAQ

Q1:2026年に韓国を訪れた中国人観光客は何人ですか?
A1:2026年1〜9月の累計は5,473,078人です。前年同期比29.2%増で、国・地域別では1位となっています。

Q2:中国人観光客が韓国に増えている最大の理由は何ですか?
A2:一つの理由だけではありません。K-POPや韓国ドラマなどの韓流人気、海外旅行需要の回復、数次査証の緩和、団体旅行支援、航空アクセスの利便性などが複合的に影響しています。

Q3:中国人観光客は日本人観光客より多いですか?
A3:はい。2026年1〜9月の訪韓客数は中国が約547万3,000人、日本が約311万9,000人です。中国人観光客は日本人観光客の約1.75倍に当たります。

Q4:中国人はビザなしで韓国に旅行できますか?
A4:2025年9月29日から2026年6月30日まで実施された3人以上の中国人団体旅行者向け一時的なビザ免除制度は終了しています。現在は通常の査証制度を確認する必要があります。団体ビザの発給手数料免除は2026年12月31日まで延長されています。

Q5:中国人観光客は韓国で何を買っていますか?
A5:化粧品、香水、ファッション、キャラクター商品などが注目されています。また、皮膚美容や医療観光、薬局での買い物、韓国グルメなど、商品購入以外の体験型消費も広がっています。

Q6:中国人観光客はソウル以外にも行きますか?
A6:はい。済州、釜山などが訪問先として挙げられます。韓国政府も安東や地方空港周辺の観光商品を開発し、中国人旅行者を地方へ誘導する施策を進めています。

Q7:韓国を訪れる中国人観光客は今後も増えますか?
A7:数次査証による再訪促進や韓流人気、航空アクセスの改善が追い風になります。一方、中国国内の景気、旅行予算、航空運賃、外交環境などが変化すれば、伸び率が鈍化する可能性もあります。

2026年1〜9月に韓国を訪れた中国人観光客は約547万3,000人で、前年同期比29.2%増となった。日本人観光客の約312万人を大きく上回り、中国は韓国最大の訪韓市場として存在感を強めている。

その背景には、韓流コンテンツの人気、春節などの旅行需要、数次査証の緩和、団体旅行向けの支援、航空アクセスの改善がある。加えて、K-ビューティーや医療観光、グルメ、地方観光など、旅行者が韓国で楽しむ内容も多様化している。

一方、観光客数が増えれば自動的に観光産業が豊かになるわけではない。1人当たりの消費額、宿泊日数、地方での滞在、リピーターの定着などを合わせて評価する必要がある。

今後の韓国観光市場を判断する際に注目したいのは、次の3点だ。

  • 人数:中国人訪韓客が年間600万〜700万人規模へ拡大するか。
  • 消費:ショッピング中心から美容・医療・文化体験へ消費が広がるか。
  • 地域:ソウル集中型から釜山・済州・慶尚北道などへの地方周遊が定着するか。

韓国の中国人観光客市場は、単なるコロナ禍からの回復を超え、新しい旅行スタイルを取り込む段階にある。2026年の547万人という数字は、その変化を示す重要な節目だ。今後は訪韓客数の記録だけでなく、韓国全土にどれだけ観光消費を広げられるかが、観光政策の成果を測る指標になる。

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