ホーム スポーツ プロ野球パリーグの順位表をわかりやすく解説

プロ野球パリーグの順位表をわかりやすく解説

波多野 遼 波多野 遼 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2026年のパ・リーグ公式戦は全日程を終了した。NPB公式順位表に掲載された最終成績は以下のとおり。全6球団が143試合を戦い、ソフトバンクが2位以下に大きな差をつけて頂点に立った。

2026年度・公式戦全日程終了

順位 球団名 試合 勝・敗・分 勝率 ゲーム差 1位 ソフトバンク 143 91・49・3 .650 ― 2位 埼玉西武 143 79・60・4 .568 11.5 3位 北海道日本ハム 143 78・62・3 .557 13.0 4位 オリックス 143 65・76・2 .461 26.5 5位 千葉ロッテ 143 63・77・3 .450 28.0 6位 東北楽天 143 58・84・1 .408 34.0

出典:日本野球機構(NPB)2026年度パシフィック・リーグ公式記録。勝率・ゲーム差は公式発表値。

順位表で最も目を引くのは、ソフトバンクの勝率.650だ。143試合中91勝を挙げ、2位西武に11.5ゲーム差をつけた。3位日本ハムも78勝と健闘したが、首位とのゲーム差は13.0に広がっている。

一方、2位と3位の差はわずか1.5ゲーム。西武が79勝、日本ハムが78勝と、勝利数でわずか1勝の違いが最終順位を分けた。

なお、NPBの公式記録ではオリックスの勝率は.461。各球団の勝敗だけでなく、勝率とゲーム差をセットで確認することが正確な順位把握につながる。

【ソフトバンクが3年連続優勝】9月17日に決着した首位争い

プロ野球パリーグの順位表

2026年のパ・リーグを象徴する出来事が、福岡ソフトバンクホークスのリーグ3連覇だ。

NPBが2026年9月17日に発表した優勝決定ニュースによると、ソフトバンクは京セラドーム大阪で行われたオリックスとの23回戦に7対1で勝利。さらに2位西武が敗れたことで、3年連続22度目のパ・リーグ優勝が決まった。

優勝決定時点で、ソフトバンクは優勝マジックナンバーを2としていた。自らの勝利とライバルの敗戦が重なり、シーズン終盤を待たずしてリーグの頂点を確定させた形だ。

NPBの榊原定征コミッショナーは、優勝に際して、機動力と勝負強さを備えた打線、継投を含む投手陣の働き、小久保裕紀監督のチームマネジメントを評価している。

今回の優勝は、単に打線が好調だったという説明だけでは足りない。2026年のチーム成績を見れば、攻撃と守備の両面で高い水準を維持したことが数字から読み取れる。

ソフトバンクの強さを示す2026年のチーム成績




チーム得点

707点


リーグ1位




チーム打率

.261


リーグ1位




チーム本塁打

162本


リーグ2位




チーム防御率

2.88


リーグ2位


注目すべきは、得点707点がリーグ最多である一方、失点は452点に抑えていることだ。投手陣の防御率も2.88と優秀で、得点力と失点抑制の両方が優勝を支えた。

特定の選手や一つの戦術だけに依存せず、打線と投手陣が連動して勝ち星を積み重ねたことが、最終的な勝率.650につながったと考えられる。

また、球団の発表では、今回の優勝は南海ホークス時代の1966年以来60年ぶりとなる3連覇であり、1989年の福岡移転後では初の快挙とされている。

【2位西武・3位日本ハム】1.5ゲーム差を分けた投打の違い

2026年の上位争いで、ソフトバンクに次ぐ注目を集めたのが埼玉西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズだ。

最終順位は西武が2位、日本ハムが3位。両球団の勝敗は西武79勝60敗4分、日本ハム78勝62敗3分で、勝率はそれぞれ.568と.557だった。

ゲーム差は1.5。シーズンを通じて積み上げたわずかな勝敗の差が、最終順位に反映された。

2位・埼玉西武ライオンズは投手力が光る

西武の最大の特徴は投手陣の安定感だ。

2026年のチーム防御率は2.87でリーグトップ。チーム失点も464点と、ソフトバンクに次いで少なかった。

打線の得点は503点で、ソフトバンクや日本ハムと比較すると控えめだ。それでも79勝を確保できた背景には、相手に大量得点を許さない投手力があった。

個人投手成績でも、西武の平良海馬が防御率1.36を記録してリーグトップ。隅田知一郎も防御率2.27で上位に入った。先発投手を中心とした失点管理が、2位という結果を支えた。

3位・北海道日本ハムファイターズは長打力が武器

日本ハムはソフトバンクに次ぐ591得点を挙げ、チーム本塁打は177本でリーグ最多。長打力という点では、2026年のパ・リーグでも特に存在感を示した球団だ。

打率.248、177本塁打という数字は攻撃面の充実を表している。チームの長打力に加え、個人部門ではレイエスが打率.313でリーグ首位打者に輝いた。

一方、チーム防御率は3.38。西武の2.87と比較すると差があり、失点も529点だった。得点力だけでは埋めきれなかった投手成績の差が、2位との1.5ゲーム差に関係したと考えられる。

個人投手成績では北山亘基が13勝を挙げ、最多勝利の成績を残した。個人の好成績とチーム全体の成績は必ずしも一致しないことも、今季の日本ハムから読み取れるポイントだ。

西武と日本ハムの直接対決も重要な比較材料

NPBの対戦成績を見ると、西武と日本ハムの直接対決は西武12勝、日本ハム12勝、引き分け1。直接対決だけでは優劣がつかなかった。

つまり、両球団の順位を分けたのは直接対決の勝敗だけではなく、他の4球団との試合を含めた143試合全体の積み重ねだった。

この点は順位表を読み解くうえで重要だ。特定のライバルに勝ち越していても、ほかの対戦で取りこぼしが多ければ、最終順位を押し上げることは難しい。

【4位〜6位の最終結果】オリックス・ロッテ・楽天は何位だった?

上位3球団に続いたのはオリックス、ロッテ、楽天の順だった。3球団とも143試合を戦い抜いたものの、勝率5割を下回る結果となった。

4位・オリックス・バファローズ

オリックスは65勝76敗2分、勝率.461、首位から26.5ゲーム差で4位に終わった。

チーム得点は483点、防御率は3.96。特に失点は605点でリーグ最多だった。

投手陣の防御率と失点が課題として表れたシーズンだ。得点力もリーグ上位球団と比べると不足しており、攻守の両面で改善の余地が残る成績となった。

5位・千葉ロッテマリーンズ

ロッテは63勝77敗3分、勝率.450で5位。首位とのゲーム差は28.0だった。

チーム打率は.236でリーグ最下位。492得点、131本塁打を記録したものの、上位球団に対抗するだけの得点力をシーズン全体で維持することはできなかった。

防御率も3.84と高く、投手陣の安定感にも課題が残った。攻撃と守備の両方を底上げできるかが、次のシーズンに向けたポイントとなる。

6位・東北楽天ゴールデンイーグルス

楽天は58勝84敗1分、勝率.408で最下位となった。首位ソフトバンクとのゲーム差は34.0。

チーム得点は473点でリーグ最少だった。一方、防御率は3.63で、オリックスやロッテより良い数字を残している。

つまり、楽天の最終順位は投手成績だけでは説明できない。得点力不足が勝利数の伸び悩みに影響したことが、チーム打撃成績から読み取れる。

各球団の2026年最終結果を比較すると、4位以下ではオリックスの失点の多さ、ロッテの打撃成績、楽天の得点力不足と、それぞれ異なる課題が数字に表れている。

【パ・リーグ順位表の正しい見方】勝率・ゲーム差・引き分けを解説

プロ野球の順位表では、勝利数だけを見て順位を判断するのは正確ではない。パ・リーグの順位は勝率を基準に整理されるため、勝敗と引き分けの関係を理解しておく必要がある。

1. 勝率は引き分けを除いて計算する

プロ野球の勝率は、次の計算式で求められる。


勝率の計算式

ソフトバンクの場合

勝率 .650

引き分けは勝利にも敗北にも含まれず、勝率の計算から除外される。

そのため、143試合を消化して91勝49敗3分だったソフトバンクと、同じ143試合で79勝60敗4分だった西武は、勝利数だけでなく勝率にも明確な差が生じている。

2. ゲーム差は首位との距離を表す

ゲーム差とは、首位球団と対象球団の勝敗状況を比較した数値だ。単純に勝利数の差を示しているわけではない。

同じ143試合を消化した場合、次の式で計算できる。


ゲーム差の計算式

2026年のソフトバンクと西武を比較すると、勝利数の差は12、敗北数の差は11。合計23を2で割るため、ゲーム差は11.5となる。

また、西武の11.5ゲーム差と日本ハムの13.0ゲーム差を比較すると、両球団の間隔は1.5ゲーム。これが2026年の2位と3位の最終的な差だ。

3. 勝率とゲーム差は別の情報

勝率は各球団の成績そのものを比較する指標であり、ゲーム差は首位からどの程度離れているかを示す指標だ。

順位表を確認するときは、次の3点を押さえておきたい。

  • 順位: 勝率を基準としたリーグ内の位置。
  • 勝率: 勝利数を勝敗数の合計で割った数値。
  • ゲーム差: 首位との勝敗状況の隔たり。

また、レギュラーシーズンの順位とクライマックスシリーズ、日本シリーズの結果は別の記録だ。リーグ優勝チームを調べる場合は、まず公式戦の最終順位表を確認するのが基本となる。

【パ・リーグ順位推移と歴代優勝チーム】2020〜2026年の変化

2026年の順位をより深く理解するには、過去の優勝球団と比較することも有効だ。NPBの年度別成績によると、近年のパ・リーグはソフトバンクとオリックスが優勝争いを主導してきた。

直近7年間のパ・リーグ優勝球団



2020年:福岡ソフトバンクホークス

ソフトバンクがリーグ優勝。


2021年:オリックス・バファローズ

オリックスが優勝。


2022年:オリックス・バファローズ

オリックスが連覇。


2023年:オリックス・バファローズ

3年連続のリーグ優勝。


2024年:福岡ソフトバンクホークス

ソフトバンクが優勝。


2025年:福岡ソフトバンクホークス

ソフトバンクが連覇。


2026年:福岡ソフトバンクホークス

福岡移転後初の3連覇を達成。

この流れから分かるのは、近年のパ・リーグでソフトバンクとオリックスが優勝を分け合ってきたことだ。

2021〜2023年はオリックスが3連覇を達成。その後、2024年から2026年まではソフトバンクが3連覇を成し遂げた。

特に2026年の優勝は、単年の好成績にとどまらず、複数年にわたってリーグ上位の競争力を維持した結果でもある。

歴代優勝チームを調べる際は、球団名の変遷にも注意したい。南海ホークス、福岡ダイエーホークス、福岡ソフトバンクホークスは球団の歴史的なつながりがある一方、年度別の公式記録では各時代の球団名が使われている。

NPBの年度別成績ページでは1950年以降のリーグ優勝チームを確認できる。歴代の優勝回数や球団の変遷を調べる際には、年度別の公式記録を基準にするのが確実だ。

【プロ野球パ・リーグの順位表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年のパ・リーグ優勝チームはどこですか?

A1:福岡ソフトバンクホークスです。2026年9月17日に優勝が決まり、3年連続22度目のパ・リーグ優勝となりました。最終成績は91勝49敗3分、勝率.650です。

Q2:2026年の西武と日本ハムは何位でしたか?

A2:埼玉西武ライオンズが2位、北海道日本ハムファイターズが3位です。西武は79勝60敗4分で勝率.568、日本ハムは78勝62敗3分で勝率.557。両球団のゲーム差は1.5でした。

Q3:2026年のパ・リーグ最下位はどの球団ですか?

A3:東北楽天ゴールデンイーグルスです。58勝84敗1分、勝率.408で6位となり、首位ソフトバンクとのゲーム差は34.0でした。

Q4:引き分けは勝率に影響しますか?

A4:勝率の計算には直接含まれません。勝率は勝利数を勝利数と敗北数の合計で割って算出します。ただし、引き分けも公式戦の試合数には含まれます。

Q5:2026年のパ・リーグ順位表はどこで確認できますか?

A5:日本野球機構(NPB)の公式サイトで確認できます。2026年度のチーム勝敗表、チーム打撃成績、チーム投手成績、試合日程・結果などが掲載されています。最新の記録や過去の年度別成績を調べる場合も、NPB公式記録が基本資料になります。

【プロの結論】2026年のパ・リーグを数字で振り返ると、最も大きな成果を残したのは福岡ソフトバンクホークスだった。91勝49敗3分、勝率.650という圧倒的な成績に加え、リーグ最多の707得点と452失点という攻守のバランスが、3連覇の土台となった。

2位の西武は投手力、3位の日本ハムは長打力が際立った。両球団の差はわずか1.5ゲームであり、143試合という長いシーズンの積み重ねが最終順位に反映された。

4位オリックス、5位ロッテ、6位楽天についても、失点の多さ、打撃成績、得点力といった異なる課題が浮き彫りになっている。

2026年の順位表を確認する際に押さえておきたい要点は次の3つだ。

  • 優勝争い: ソフトバンクが91勝を挙げ、3年連続のリーグ制覇。
  • 2位争い: 西武と日本ハムの差は1.5ゲーム。投手力と長打力の違いが際立った。
  • 下位争い: オリックス、ロッテ、楽天は攻守の課題がそれぞれ異なる。

パ・リーグ順位表は、単に球団の順位を確認するだけの資料ではない。勝敗、勝率、ゲーム差、チーム打撃、チーム投手成績を組み合わせることで、シーズンを通じた各球団の戦い方や強みまで読み取れる。

今後、2027年シーズンの順位推移や各球団の巻き返しを追う際にも、2026年の最終成績は重要な比較基準となる。正確な順位や歴代優勝チームを調べる場合は、NPBの公式記録を基準にすることが大切だ。

同じカテゴリの記事

波多野 遼
トレンドリサーチャー 波多野 遼
プロフィールを見る →

映画・ドラマの公開情報を追う担当。配給会社のプレスシートと公式サイトの記載を基準に、あらすじと出演情報をまとめます。

おすすめの関連記事