ホーム スポーツ 大相撲の今日の審判は誰?2026年最新の審判部長・勝負審判一覧と判定の仕組み

大相撲の今日の審判は誰?2026年最新の審判部長・勝負審判一覧と判定の仕組み

藤森 綾 藤森 綾 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

大相撲中継で、土俵を囲むように座っている紋付き姿の親方たち。彼らは「勝負審判」と呼ばれ、行司の軍配を別の角度から確認し、際どい勝負では物言いをつけて勝敗を協議する重要な役割を担っている。では、大相撲の今日の審判は誰なのか。審判長を務める親方や、土俵下に座る審判委員はどこで確認できるのだろうか。

2026年11月2日現在、日本相撲協会の最新の職務分掌は2026年10月16日現在のもの。審判部長には浅香山親方(元魁皇)、尾上親方(元濱ノ嶋)、編成担当の藤島親方(元武双山)が名を連ね、副部長は九重親方(元千代大海)となっている。なお、11月場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されるため、11月2日は本場所の勝負審判が土俵下に配置される日ではない。

【大相撲の今日の審判は誰?2026年11月2日の状況と確認方法】

大相撲審判今日

最初に押さえておきたいのは、今日の審判を調べる際には、現在の場所が開催中なのか、場所前なのかを確認する必要があるということだ。

2026年11月2日は、十一月場所(九州場所)の初日前に当たる。日本相撲協会が案内する2026年の十一月場所の日程は次のとおりだ。

  • 初日:2026年11月8日(日)
  • 千秋楽:2026年11月22日(日)
  • 会場:福岡国際センター

したがって、11月2日時点では、本場所の取組を担当する当日の勝負審判長や審判委員の配置はない。現在の審判部の役職者と、実際に土俵下に座る当番の親方は区別して考えたい。

今日の審判長を確認する3つの方法

場所が始まった後、実際の審判長を確認するには、次の方法が役立つ。

1. 会場で配布される取組表を見る

本場所の取組表には、その日の勝負審判の情報が掲載される。審判長の名前を確認する際は、取組表の審判欄をチェックしたい。

2. NHKの大相撲中継を見る

中継では、土俵下の正面に座る親方が審判長として紹介される。物言いがついた場合には、協議後にマイクを持って判定内容を説明するため、誰が審判長なのかを把握しやすい。

3. 日本相撲協会の職務分掌を確認する

職務分掌は審判部長や副部長などの役職を確認するための公式資料だ。ただし、職務分掌は毎日の土俵下の配置表ではない。役職者の名前だけで、その日の担当者全員を特定することはできない。

ここが検索時の要点だ。「現在の審判部長」と「今日の審判長」は同じ意味ではない。前者は協会の役職、後者はその日の取組で審判長を務める親方を指す。

【2026年10月最新】大相撲の審判部長・副部長と審判委員一覧

2026年10月16日現在の日本相撲協会公式「職務分掌」を見ると、審判部には3人の審判部長と1人の審判部副部長が配置されている。

審判部は、単に勝ち負けを確認する部署ではない。本場所の勝負判定に加え、取組の編成や番付の編成にも関わる、協会の運営上重要な部門である。

現在の審判部長は浅香山・尾上・藤島の3人

2026年10月の公式資料で確認できる審判部長は、次の3人だ。

  • 浅香山親方(元大関・魁皇):審判部長。新弟子検査も担当する。
  • 尾上親方(元小結・濱ノ嶋):審判部長。新弟子検査も担当する。
  • 藤島親方(元大関・武双山):審判部長(編成担当)。広報部長や警備本部長なども兼務する。

注目したいのは、藤島親方の肩書に「編成担当」と記載されていることだ。審判部長という名称が3人並んでいても、全員が同じ担当業務を持つという意味ではない。審判部の運営と取組・番付の編成という複数の仕事が、役職上整理されている。

審判部副部長は九重親方(元千代大海)

審判部副部長を務めるのは、九重親方(元大関・千代大海)だ。

副部長は審判部長を補佐し、本場所では十両以上の取組で審判長を務める立場にもなる。物言いがついた際には、審判団の協議を進め、判定結果を場内に説明する役割を担う。

審判委員20人の一覧

審判部長・副部長の下には、審判委員として担当する親方たちがいる。2026年10月16日付の職務分掌では、委員18人と主任2人、合わせて20人が審判部の職務に就いている。

役職・区分 2026年10月16日現在の顔ぶれ 主な役割・特徴
審判部長 浅香山(元魁皇)、尾上(元濱ノ嶋) 審判部の運営と本場所の勝負判定を統括
審判部長(編成担当) 藤島(元武双山) 取組・番付の編成に関わる担当を兼務
審判部副部長 九重(元千代大海) 部長を補佐し、審判長を担当
審判委員20人 玉垣(智乃花)、大鳴戸(出島)、立川(土佐ノ海)、浦風(敷島)、二子山(雅山)、鳴戸(琴欧洲)、雷(垣添)、放駒(玉乃島)、大島(旭天鵬)、時津風(土佐豊)、高砂(朝赤龍)、二所ノ関(稀勢の里)、秀ノ山(琴奨菊)、音羽山(鶴竜)、安治川(安美錦)、楯山(誉富士)、清見潟(栃煌山)、武隈(豪栄道)、君ヶ濱(隠岐の海)、佐ノ山(千代の国) 本場所の勝負判定を交代で担当。主任の親方も含む

この一覧には、元横綱・元大関・元関脇など、現役時代に第一線で活躍した親方が並ぶ。例えば、二所ノ関親方は元横綱・稀勢の里、音羽山親方は元横綱・鶴竜、武隈親方は元大関・豪栄道だ。

現役時代の実績だけでなく、引退後に親方としてどのような職務を担当しているかを見ると、相撲協会の組織構造も理解しやすくなる。

なお、協会の職務分掌に掲載される親方の役職は、理事会などによる人事や担当変更に伴って変わる。審判員の歴代一覧を調べる場合は、現役時代の四股名だけでなく、年寄名跡と職務分掌の基準日をセットで確認することが大切だ。

【勝負審判のローテーション】土俵下の5人はどう選ばれる?

テレビ中継では、土俵の周囲に座る親方がいつも同じ顔ぶれに見えることがある。しかし、実際には審判部に所属する親方たちが交代制で担当している。

土俵下の基本配置は5人

本場所の勝負審判は、基本的に1つの取組を5人で確認する。座る位置は正面・東・西・向正面に分かれており、全方向から勝負の行方を見守る配置になっている。

  • 正面:審判長が座る位置。十両以上では審判部長または副部長が担当する。
  • 東の土俵溜まり:土俵の東側から勝負を確認する。
  • 西の土俵溜まり:土俵の西側から勝負を確認する。
  • 向正面の東寄り:時計係を兼ねる審判委員が座る。
  • 向正面の西寄り:反対側から勝負を確認する。

この配置によって、行司の視点だけでは判断しにくい俵際の攻防や、力士の足が土俵外に出た瞬間などを複数の角度から確認できる。

勝負審判のローテーションは4班制が基本

審判部の親方たちは、場所中に4つの班に分かれて交代で土俵下の仕事を担当する運用が紹介されている。

毎日の取組数は多く、幕内だけでも15日間にわたって熱戦が続く。すべての審判を同じ親方たちだけで担当するのではなく、複数の班で役割を分担することで、長時間にわたる判定業務を支えている。

また、班の担当が変わることで、正面に座る審判長や各方向の審判委員の顔ぶれも変わる。つまり、今日の審判を知るには、審判部の全体名簿だけでなく、その日の取組表や中継で紹介される担当者を確認する必要がある。

審判長と時計係は何が違う?

審判長は勝負判定に関する協議を取りまとめ、結果を説明する責任者。一方、時計係は仕切りの制限時間を管理する担当だ。

時計係は向正面の東寄り、赤房側に座る。仕切りの時間が来ると、行司や呼出に合図を送り、立ち合いまでの進行を支える。

一見すると、土俵下に座っているだけに見えるかもしれないが、審判委員には勝敗の確認以外にも、競技の進行を見守る仕事がある。勝負記録の管理や反則の確認も含め、役割は幅広い。

【大相撲の物言い判定の仕組み】誰が異議を出し、どう決める?

大相撲の審判が最も注目される場面の一つが「物言い」だ。

行司が軍配を上げた後、土俵下の審判委員がその判定に疑問を持った場合、異議を示して協議を求める。これが物言いである。

物言いから最終判定までの流れ

物言いがついた場合、判定は次のような流れで進む。

  1. 行司が軍配を上げる:土俵上の行司が勝者を示す。
  2. 審判委員が異議を示す:勝負に疑問がある場合、物言いをつける。
  3. 審判委員が土俵中央に集まる:それぞれの位置から見た状況を確認し、協議する。
  4. ビデオ映像を参考にする:ビデオ室と連絡を取り、映像から勝負の状況を確認する。
  5. 審判長が結果を説明する:協議後、判定を場内にアナウンスする。

日本相撲協会の公式解説でも、物言いがつくと審判委員が土俵上に集まり、ビデオ室と連絡を取りながら映像を参考に協議すると説明されている。

物言いの結果は主に3種類

協議の結果、判定は大きく3つに分かれる。

  • 軍配通り:行司が最初に示した勝者の判定を維持する。
  • 軍配差し違え:行司の軍配が誤りと判断され、勝者が変更される。
  • 取り直し:両力士が同時に倒れたと判断されるなど、勝負を取り直す必要がある場合に行われる。

特に取り直しは、大相撲ならではの特徴的な判定だ。単純に勝敗が決まらなかったというだけではなく、両者の勝負が同時だったと判断されるなど、協議によって取り直しが決定される。

ビデオ判定はいつから導入された?

大相撲でビデオ映像が勝負判定の参考に使われるようになったのは、1969年(昭和44年)のことだ。

きっかけとなったのは、同年3月場所2日目の横綱・大鵬の一番だった。大鵬の連勝記録が45で止まった一番について、相手の戸田の足が先に出ていたのではないかという問題が生じた。

この出来事を受け、日本相撲協会は同年5月場所からビデオ映像を勝負判定の参考に導入した。

ここで誤解しやすいのが、ビデオ室が勝敗を決定しているわけではないという点だ。映像はあくまで参考資料であり、最終的な判断は審判委員による協議で行われる。

映像技術が発達した現在でも、土俵下の審判委員が実際に見た状況と協議が判定の中心にある。伝統的な目視判定と映像による確認を組み合わせている点が、大相撲の勝負判定の特徴だ。

【大相撲の審判と行司の違い】土俵下の親方を見分ける方法

大相撲を見始めたばかりの人が混同しやすいのが、行司と勝負審判の役割だ。どちらも勝負に関わるが、立つ場所も服装も仕事内容も異なる。

行司は土俵上、勝負審判は土俵下

行司は、土俵上で軍配を持ち、取組の進行と勝敗の判定を担当する。力士の立ち合いを進め、勝負が決まったら勝者に軍配を上げ、勝ち名乗りを行う。

一方、勝負審判は土俵下に座り、行司とは異なる位置から取組を確認する。行司の軍配に疑問があれば物言いをつけ、複数の審判委員で協議する。

つまり、行司が土俵上で最初の勝敗判定を示し、勝負審判がその判定を別の視点から確認する関係にある。

審判委員の見分け方は服装と座る場所

テレビ中継で審判委員を見つけるのは難しくない。

  • 行司:土俵上に立ち、装束と烏帽子を身につけ、軍配を持っている。
  • 審判委員:土俵下に座り、紋付き姿と白足袋を着用している。
  • 審判長:土俵正面に座り、物言いの協議後にマイクで説明する。
  • 時計係:向正面の赤房側に座り、仕切り時間を管理する。

特に、物言いがついた際に土俵中央へ集まる親方たちが勝負審判だ。普段は静かに取組を見守っているが、際どい勝負になると一斉に動き出すため、その役割が分かりやすい。

審判委員は現役力士や一般の審判員ではない

もう一つ知っておきたいのは、審判委員は日本相撲協会に所属する年寄、つまり親方たちが務めるということだ。

現役力士がそのまま勝負審判として土俵下に座るわけではない。引退後に親方となり、協会の職務分掌によって審判部の仕事を担当する立場になる。

そのため、現役時代の四股名と現在の年寄名跡が異なる親方も多い。例えば、元魁皇の浅香山親方、元琴欧洲の鳴戸親方、元稀勢の里の二所ノ関親方などは、現役時代の名前で覚えている視聴者も多いだろう。

審判員の歴代一覧を調べる際には、現在の年寄名跡と現役時代の四股名を照らし合わせると、顔と名前が一致しやすくなる。

【大相撲の今日の審判に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2026年11月2日の大相撲の審判長は誰ですか?
A1:11月2日は十一月場所の初日前で、本場所の取組を担当する当日の審判長はいません。十一月場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで開催されます。

Q2:2026年現在の大相撲の審判部長は誰ですか?
A2:2026年10月16日現在の日本相撲協会公式職務分掌では、浅香山親方(元魁皇)、尾上親方(元濱ノ嶋)、藤島親方(元武双山)が審判部長として掲載されています。藤島親方には編成担当の肩書が付いています。副部長は九重親方(元千代大海)です。

Q3:大相撲の勝負審判は何人で担当しますか?
A3:本場所では基本的に5人で1つの取組を確認します。正面に審判長、東西の土俵溜まりに各1人、向正面に2人という配置です。

Q4:勝負審判は毎日同じ親方が担当するのですか?
A4:いいえ。審判部の親方たちは複数の班に分かれて交代で担当します。日によって審判長や土俵下の顔ぶれが変わるため、その日の取組表や中継で確認するのが確実です。

Q5:物言いがついたとき、ビデオ室が勝敗を決めるのですか?
A5:いいえ。ビデオ映像は勝負を確認するための参考資料です。審判委員が協議し、その結果を審判長が説明します。

大相撲の今日の審判を調べる際は、審判部長・副部長の役職と、実際にその日の土俵下を担当する勝負審判を分けて考えることが大切だ。

2026年10月16日現在の日本相撲協会の職務分掌では、審判部長は浅香山・尾上・藤島の3人、副部長は九重親方。審判委員20人を含む体制で本場所の勝負判定を支えている。

2026年11月2日は十一月場所の初日前のため、本場所の当日担当審判は存在しない。次の九州場所が始まる11月8日以降は、取組表やNHK中継でその日の審判長と勝負審判を確認できる。

また、勝負審判の仕事は、行司の軍配を確認するだけではない。時計係として取組の進行を支え、物言いがつけば協議し、映像も参考にしながら公平な判定を行う。

土俵上の行司だけでなく、土俵下の親方たちにも目を向けると、大相撲の見方はさらに深くなる。次の取組では、正面の審判長や向正面の時計係にも注目してみたい。

主な確認資料: 日本相撲協会「職務分掌」(2026年10月16日現在)、日本相撲協会公式「大相撲クイズ」、2026年十一月場所日程、審判委員の配置・ローテーションに関する解説資料。

同じカテゴリの記事

藤森 綾
コンテンツディレクター 藤森 綾
プロフィールを見る →

人物プロフィールの事実確認を担当。公式プロフィール、過去報道、本人発信を突き合わせ、更新日を明記して掲載します。

おすすめの関連記事