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のぶみ炎上の理由は?歌詞批判・教師いじめ・五輪辞退から2026年の現在まで徹底解説

園田 薫 園田 薫 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

2026年現在も、絵本作家ののぶみ(斎藤信実)氏をめぐっては、過去の炎上騒動やYouTubeでの発信内容がたびたび話題になっている。2018年の「あたし、おかあさんだから」の歌詞批判、2021年に再燃した教師へのいじめ問題、東京オリンピック・パラリンピック文化プログラムへの出演辞退など、問題視された出来事は一つではない。

一方で、代表作『ママがおばけになっちゃった!』は累計61万部を超えるシリーズとなり、2026年9月には新作絵本『せかいにお金がなくなった!』も発売された。YouTubeでの活動も継続しており、絵本作家としての仕事がなくなったわけではない。過去の問題と現在の活動を分けて整理すると、のぶみ氏に対する評価が分かれる理由が見えてくる。

【のぶみ炎上の理由】批判が繰り返されてきた背景とは?

のぶみ炎上

のぶみ氏は1978年東京都生まれの絵本作家で、本名は斎藤信実。1999年に『ぼくとなべお』でデビューし、『しんかんくん』シリーズや『ぼく、仮面ライダーになる!』シリーズなど、子ども向けの作品を数多く発表してきた。

NHK Eテレ『みいつけた!』の「おててえほん」コーナーに関わったほか、NHK関連の子ども向け作品にも携わっている。テレビ番組『情熱大陸』や『世界一受けたい授業』などへの出演歴もあり、絵本業界以外でも知られた存在だ。

しかし、のぶみ氏の名前が批判とともに取り上げられるようになった背景には、作品の表現、過去の自伝的な記述、そして近年の動画発信という複数の問題がある。

炎上の中心は大きく3つ

1.母親像の押し付けと受け取られた歌詞

2018年に発表された「あたし、おかあさんだから」では、母親になることで自分の趣味や生活を変え、子どもを優先する女性の姿が描かれた。

これに対し、母親だけに我慢や犠牲を求めているという批判が起きた。

2.過去の教師への行為をめぐる問題

自伝的な著書に記載された教師への行為が2021年に再び注目された。とりわけ、腐った牛乳を教師に飲ませたエピソードは本人の取材対応でも事実と認められている。

3.胎内記憶や予言的な情報発信

YouTubeでは、子どもが語る胎内記憶や未来の出来事に関する内容を発信。これらの情報をどの程度信頼できるのか、科学的根拠はあるのかという疑問が寄せられてきた。

つまり、のぶみ氏の炎上は単一の失言だけではなく、作品の表現と本人の過去、情報発信のあり方に対する評価が重なって形成されている。

【2015年〜2018年】『ママがおばけになっちゃった!』と「あたしおかあさんだから」の批判

『ママがおばけになっちゃった!』はなぜ賛否が分かれた?

、講談社から発売された『ママがおばけになっちゃった!』は、のぶみ氏の代表作として知られる絵本だ。

物語では、母親が交通事故で亡くなり、おばけになって4歳の息子・かんたろうの前に現れる。母親は息子の将来を心配しながら、残された子どもに思いを伝えていく。

親子の愛情や突然の別れを扱った作品で、発売後に大きな反響を呼んだ。

講談社の2016年の紹介記事によると、初版は4000部でスタートし、同年11月には本編だけで16刷、41万部に到達。続編を含めたシリーズ累計では53万部となっていた。

2026年9月の東京ニュース通信社の新刊発表資料では、シリーズ累計61万部を超えたことが紹介されている。

一方、評判は一様ではない。

肯定的な評価では、親子の絆を再確認できる、親がいなくなったときの子どもの気持ちを考えるきっかけになる、といった受け止め方がある。

反対に、母親の死を幼い子どもにどう伝えるかという問題や、死をコミカルに描く表現への違和感も指摘されてきた。

特に、実際に家族を亡くした経験がある読者にとっては、死別というテーマを軽く扱っているように感じられる場合もある。

この作品を評価する際には、売上だけでなく、読む子どもの年齢や家庭の状況も考慮する必要がある。

2018年「あたし、おかあさんだから」炎上の経緯

、のぶみ氏が作詞した「あたし、おかあさんだから」が大きな批判を集めた。

歌唱を担当したのは、NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』でうたのお兄さんを務めていた横山だいすけさん。

楽曲はHuluの番組『だい!だい!だいすけおにいさん!』で披露された。

歌詞は、母親になる前と後で変化した生活を描き、子どものために自分の時間や趣味を後回しにする母親の姿を表現していた。

しかし、問題視されたのは、その描写が母親の自己犠牲を当然のものとして扱っているように受け取られたことだ。

批判の論点は主に次のとおりだった。

- 母親になると自分の趣味や楽しみを諦めるべきなのか。
- 子育ての負担を母親だけに集中させていないか。
- 子どものために我慢することを美徳として押し付けていないか。
- 子どもが歌詞を聞いたとき、母親に申し訳ないという罪悪感を持たないか。

特に、子育て中の母親からは、母親になっても自分自身の人生を大切にしたいという視点が欠けているとの反発が出た。

教育評論家の尾木直樹氏も、子どもが歌詞を口ずさむことで、自分が母親に犠牲を払わせていると感じたり、自己肯定感に影響したりする可能性を懸念した。

のぶみ氏は批判にどう対応した?

騒動が広がった2018年2月5日、のぶみ氏は自身の発信で、歌詞は母親たちの体験をもとに作ったものであり、母親を応援するための歌だと説明した。

しかし、批判は収まらなかった。

2月8日には、のぶみ氏がSNSで謝罪し、母親たちに何が問題だったのかを聞いて歌詞を書き直したいという考えも示した。

歌唱を担当した横山だいすけさんも謝罪している。

この騒動で重要なのは、作者の意図と受け手の解釈が一致しなかった点だ。

作者側は母親への応援を意図していても、作品の表現が特定の役割や価値観を押し付けるように感じられれば、批判は避けられない。

また、歌を子ども向けの番組で発表する場合、保護者だけでなく子ども自身がどう受け取るかという視点も必要になる。

なお、この楽曲はNHKのレギュラー番組で放送された曲ではなく、Huluで配信された横山さんの冠番組で披露されたものだ。この点は混同されやすい。

【2021年】教師いじめ・腐った牛乳の真相と東京五輪出演辞退

2021年7月、のぶみ氏をめぐる問題は再び大きな注目を集めた。

きっかけは、過去の自伝的な著書に書かれていた教師への行為だった。

当時、東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムへの出演が予定されていたため、過去の行為と出演者としての適格性をめぐる議論が広がった。

腐った牛乳のエピソードは事実だったのか?

問題になったのは、教師に腐った牛乳を飲ませたというエピソードだ。

過去の著書に記載されていた内容がSNSなどで再び拡散され、批判を集めた。

2021年7月26日、FNNプライムオンラインのインタビューで、のぶみ氏は教師に腐った牛乳を飲ませたことについて事実と認めた。

報道によると、牛乳は約3か月間放置して腐らせたものとされている。

本人は当時の教師による厳しい指導への抵抗だったと説明した一方、正当化するつもりはなく、自伝に書いたこと自体が未熟だったと振り返っている。

ここで重要なのは、腐った牛乳の話が単なるネット上の作り話として広まったわけではないという点だ。本人が取材で行為を認めている。

女性教師への威圧的な行為も問題に

FNNのインタビューでは、専門学校時代に女性教員を恫喝と受け取られるような行動をしたという記述についても質問されている。

のぶみ氏は、若い頃は人への伝え方が分からず、恫喝と受け取られる行為をしてしまったことを悔やんでいると説明した。

また、自身も子ども時代にいじめを受け、自殺未遂を経験したと語っている。

ただし、本人が過去にいじめられた経験を持つことと、教師に対して行ったと認めた行為は別々に評価されるべき問題だ。

被害経験があったからといって、他者を傷つける行為が正当化されるわけではない。

東京五輪「MAZEKOZEアイランドツアー」出演辞退

2021年7月20日、のぶみ氏は東京オリンピック・パラリンピックの文化プログラムへの出演を辞退した。

参加予定だったのは、東京2020 NIPPONフェスティバルの一企画「MAZEKOZEアイランドツアー」だった。

この企画は俳優の東ちづるさんが構成・キャスティング・演出・監督・総指揮を務める文化プログラムで、さまざまな人々の個性や多様性を表現する内容だった。

大会公式サイトには、本人の意思によって出演を辞退した旨が掲載された。

大会組織委員会も本人から辞退の申し出があったことを説明し、受け入れたとしている。

この件をめぐる重要な出来事を整理すると、次のようになる。

時期 関係する人物・作品 出来事と確認できる事実
2015年7月 『ママがおばけになっちゃった!』 講談社から発売。母親の死を扱い、ベストセラーとなる一方で賛否が分かれた
2018年2月 「あたし、おかあさんだから」・横山だいすけ 歌詞が母親の自己犠牲を美化していると批判され、のぶみ氏が謝罪
2021年7月 自伝的著書・教師への行為 腐った牛乳を教師に飲ませた行為を本人が取材で認めた
2021年7月20日 MAZEKOZEアイランドツアー・東ちづる のぶみ氏が東京五輪・パラリンピック文化プログラムへの出演を辞退
2024年6月 YouTube・胎内記憶 予言的な動画や発信内容への批判に対して本人が反論
2026年9月28日 『せかいにお金がなくなった!』 東京ニュース通信社から新作絵本が発売された

2021年の出演辞退については、本人の意思によるものという公式説明と、過去の行為に対する批判が広がっていたという報道上の背景を分けて理解する必要がある。

FNNプライムオンラインは7月26日の取材で、本人の説明と謝罪を詳しく報じている。

【2024年〜2026年】胎内記憶とYouTube活動は何が問題なのか?

のぶみ氏をめぐる議論は、絵本や過去の行動だけにとどまらない。

近年はYouTubeで子どもの胎内記憶や未来の出来事に関する情報を発信していることも、批判の対象になっている。

胎内記憶とは何か?

胎内記憶とは、子どもが母親のおなかの中にいたときや、生まれる前後の出来事を覚えていると語る現象を指す言葉だ。

のぶみ氏は、子どもたちから寄せられた胎内記憶に関する話を紹介し、絵本や動画などのコンテンツにも取り入れている。

関連する著作には『胎内記憶図鑑』がある。

ただし、胎児期の学習や記憶に関する科学的研究と、子どもが語る物語的な胎内記憶は、同じものとして扱えない。

医学・発達心理学の研究では、胎児が音などの刺激に慣れたり、出生前の経験が出生後の反応に影響したりすることが報告されている。

一方、胎児期の体験を具体的な自伝的記憶として語れることや、出生前に親を選んだという説明、未来の災害を予知できるという主張が科学的に確立しているわけではない。

この区別を理解することが、胎内記憶に関する情報を受け取る際の基本となる。

YouTubeでの予言的な発信と批判

のぶみ氏のYouTubeでは、胎内記憶に関する話のほか、未来の災害や社会の変化などを扱う動画も公開されている。

2024年には、こうした発信について都市伝説系YouTuberのコヤッキー氏から、不安をあおる情報発信やオンラインサロンへの誘導を問題視する趣旨の批判が出た。

これに対し、のぶみ氏は2024年6月、自身のYouTubeチャンネルで反論した。

本人は、YouTubeは絵本を読んでもらうための活動であり、胎内記憶についても視聴者から寄せられた子どもの話を紹介していると説明。詐欺や霊感商法だという指摘を否定する姿勢を示した。

日刊スポーツも2024年6月18日、本人がYouTubeで疑惑について反論したことを報じている。

ここで整理しておきたいのは、批判されたことと、詐欺行為が法的に認定されたことはまったく違うという点だ。

報道で確認できるのは、情報発信の手法をめぐって批判があり、本人がそれに反論したという経緯である。

のぶみの育児情報は信頼できる?

この疑問については、発信内容を3つに分けて考えると分かりやすい。

絵本としての物語

創作作品は、作者の想像力や価値観を表現するものだ。科学的な正しさだけで評価する必要はない。

子どもや保護者から寄せられた体験談

個人の経験として紹介することには意味があるが、一人の体験談をすべての子どもに当てはまる一般的な事実として扱うことはできない。

医学・育児・災害などに関する情報

健康や安全に関する判断には、医療機関、公的機関、専門家による検証済みの情報が必要になる。胎内記憶や予言的な話だけを根拠に、医療や防災の判断をすることは避けたい。

つまり、のぶみ氏の絵本を楽しむことと、YouTubeで語られる情報を医学的・科学的な事実として信頼することは、別の判断である。

【2026年最新】のぶみの現在は?新作絵本とYouTube活動

2026年11月1日時点で、のぶみ氏は絵本作家としての出版活動とYouTubeでの情報発信を継続している。

過去の炎上によって作家活動が完全に停止したという状況ではない。

2026年9月発売『せかいにお金がなくなった!』

2026年の注目作が、9月28日に発売された『せかいにお金がなくなった!』だ。

東京ニュース通信社が発行し、講談社が発売を担当している。定価は税込1980円。

物語の舞台は、突然世界中からお金がなくなった社会。

スーパーの仕事はロボットに置き換わり、人々が貯めてきたお金の価値も失われる。父親も仕事を失い、人間にしかできないことは何なのかという問いが物語の中心になっている。

加えて、作中では人間が2000万人まで減少し、残された子どもたちが人間本来の役割を考える展開が描かれる。

AIやロボットによって社会の仕組みが変わる未来を題材に、人間が生きる意味を問いかける作品だ。

出版社の2026年9月28日付の発表では、のぶみ氏の近著として『胎内記憶図鑑』『ぼくのトリセツ』『ご先祖さまからきみへ』『猫、おすしやさんになる』『爆弾になったひいじいちゃん』なども紹介されている。

今回の新刊については、作品としての内容と、宣伝文句に含まれる未来予測的な表現を分けて受け止めることが大切だ。

YouTubeチャンネルの現在

のぶみ氏は「公式 絵本作家のぶみチャンネル」を運営している。

東京ニュース通信社の2026年9月の発表では、YouTubeの登録者数は24万人を超えると紹介されている。

また、外部のチャンネル集計サービスでは、2026年10月31日時点で登録者数は約24万5000人、累計再生数は約1億6287万回と集計されている。

動画投稿も続いており、チャンネルは現在も一定の視聴者を獲得している。

内容は絵本の紹介や胎内記憶に関するものだけでなく、未来の社会や災害などを扱う話題にも広がっている。

つまり、現在ののぶみ氏は、従来の絵本作家としての活動と、YouTubeを中心としたデジタル発信を並行している。

現在の評価はどう変わった?

2026年の状況を見ると、のぶみ氏に対する評価は、単純に炎上した人物という一言では説明できない。

一方では、代表作の販売実績や新刊出版、YouTubeでの視聴者数が示すように、作品を支持する読者や視聴者が存在する。

他方では、2018年の歌詞問題、2021年の教師への行為、胎内記憶をめぐる情報発信について、疑問を持ち続ける人もいる。

作品が売れていることは、過去の問題が解消されたことを意味しない。また、過去に批判されたことだけで、現在発表されるすべての作品の価値が決まるわけでもない。

この二つを混同しないことが、現在の活動を理解するうえで重要だ。

【プロの結論】のぶみ炎上から考えるべき3つのポイント

のぶみ氏をめぐる一連の騒動には、絵本作家という立場だからこそ考えるべき問題がある。

特に重要なのは、作品の表現、作者の倫理観、情報発信の信頼性という3つの観点だ。

1.作者の意図と読者の受け止め方は一致しない

「あたし、おかあさんだから」の騒動は、その典型例だ。

作者が母親を応援するために書いたとしても、母親に自己犠牲を求める表現に聞こえれば、作品の受け止め方は変わる。

特に子ども向けの作品は、読者が自分の価値観を十分に形成していない段階で触れる可能性がある。

そのため、作者や出版社には、どのような価値観が伝わるのかを考える責任がある。

2.過去の行為は作品の評価とは別に検証する

教師への行為については、本人が取材で認めている。

一方、絵本の売上や読者からの支持も客観的な実績として存在する。

作品の魅力を認めることと、過去の行為を問題視することは両立する。

人物への評価を一つの結論にまとめるのではなく、事実ごとに判断する姿勢が必要だ。

3.育児情報と創作・体験談を混同しない

胎内記憶や未来予測のようなテーマは、興味深い物語として楽しむことはできる。

しかし、それを医学的な事実や確実な未来予測として受け入れることには慎重であるべきだ。

特に子どもの健康、発達、教育に関する情報は、医療機関や公的な専門資料などで確認する必要がある。

絵本を選ぶときも、作者の知名度や販売部数だけではなく、作品の内容が子どもの年齢や家庭の考え方に合っているかを判断することが大切だ。

【のぶみの炎上】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:のぶみが炎上した最大の理由は何ですか?

A1:2018年の「あたし、おかあさんだから」の歌詞問題が大きなきっかけです。母親だけに自己犠牲を求めるような表現だと批判されました。その後、2021年には自伝に記された教師への行為が再び注目され、東京五輪の文化プログラム出演辞退につながりました。

Q2:腐った牛乳を教師に飲ませた話は本当ですか?

A2:2021年7月のFNNプライムオンラインのインタビューで、のぶみ氏本人が教師に腐った牛乳を飲ませたことを事実と認めています。本人は当時の抵抗行為だったと説明し、正当化するつもりはないと述べています。

Q3:のぶみは東京オリンピックに出演したのですか?

A3:出演していません。東京2020 NIPPONフェスティバルの文化プログラム「MAZEKOZEアイランドツアー」に出演予定でしたが、2021年7月20日に本人の意思で辞退しました。

Q4:『ママがおばけになっちゃった!』は人気の絵本ですか?

A4:はい。2015年発売の代表作で、講談社の発表によるとシリーズ累計61万部を超えています。ただし、母親の死というテーマや描写については、読者の間で賛否が分かれています。

Q5:のぶみの胎内記憶には科学的根拠がありますか?

A5:胎児が音などの刺激を学習・記憶する現象については研究があります。しかし、子どもが語る具体的な出生前の物語や未来予知が科学的に証明されているわけではありません。個人の体験談と科学的な研究結果を区別する必要があります。

Q6:のぶみは2026年現在も活動していますか?

A6:活動しています。2026年9月28日には新作絵本『せかいにお金がなくなった!』を発売し、YouTubeチャンネルでの発信も継続しています。

Q7:2026年の最新絵本は何ですか?

A7:2026年9月28日発売の『せかいにお金がなくなった!』です。東京ニュース通信社発行、講談社発売で、税込1980円。お金が消え、ロボットが社会の多くを担う世界を通じて、人間にしかできないことを問いかける作品です。

のぶみ氏の炎上は、2018年の「あたし、おかあさんだから」だけで始まり、終わった問題ではない。

2015年の『ママがおばけになっちゃった!』に対する賛否、2018年の母親像をめぐる歌詞批判、2021年の教師への行為と東京五輪文化プログラム出演辞退、2024年の胎内記憶やYouTube発信をめぐる議論など、複数の出来事が積み重なっている。

一方、2026年には『せかいにお金がなくなった!』を出版し、YouTubeでも活動を続けている。代表作の『ママがおばけになっちゃった!』シリーズも累計61万部を超えている。

のぶみ氏を理解するうえで大切なのは、作品の実績と過去の問題を混同しないことだ。

絵本は物語としての価値を評価し、育児や医学に関する情報は科学的な根拠を確認する。そして、過去の行為については本人の説明と報道で確認できる事実をもとに判断する。

炎上という言葉だけで人物や作品を判断するのではなく、何が起き、何が問題視され、現在どのような活動をしているのかを把握することが、読者にとって最も確かな判断材料になる。

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