2026年のレギュラーシーズンで最も際立った成績を残したのは、ナショナルリーグ中地区のミルウォーキー・ブルワーズだった。MLB公式の最終順位記録では、103勝59敗、勝率.636を記録。メジャー全体でもトップの成績で、球団記録となる103勝を達成した。
ロサンゼルス・ドジャースも100勝62敗と好成績を残したが、ポストシーズンではブルワーズに敗退。アメリカンリーグではタンパベイ・レイズが98勝64敗でリーグ最高勝率を記録し、ワールドシリーズ進出を果たしている。
2026年の主要チーム順位| リーグ | チーム | 勝敗 | 勝率 |
|---|---|---|---|
| ナ・リーグ | ブルワーズ | 103勝59敗 | .636 |
| ナ・リーグ | ドジャース | 100勝62敗 | .617 |
| ナ・リーグ | ブレーブス | 94勝68敗 | .580 |
| ア・リーグ | レイズ | 98勝64敗 | .605 |
| ア・リーグ | ヤンキース | 93勝68敗 | .578 |
| ア・リーグ | レッドソックス | 87勝75敗 | .537 |
| ア・リーグ | ガーディアンズ | 85勝77敗 | .525 |
出典:MLB公式2026年レギュラーシーズン順位表。勝率は公式記録に基づく。ア・リーグとナ・リーグを分けて掲載。
MLB公式の順位情報
順位を見る際に押さえておきたいのは、レギュラーシーズンの勝率とポストシーズンの勝ち上がりは別の評価軸だという点だ。100勝を挙げたドジャースであっても、短期決戦では4連敗によって敗退する。ブルワーズはレギュラーシーズンの勢いを10月まで維持し、最終的に世界一まで駆け上がった。
【ワールドシリーズ全5戦】ブルワーズ対レイズの第5戦で歴史的決着

2026年のワールドシリーズは、10月23日に開幕したミルウォーキー・ブルワーズ対タンパベイ・レイズの対戦となった。
ブルワーズは開幕から3連勝し、早々に王手をかけた。レイズも第4戦で反撃に成功したものの、第5戦で再びブルワーズが勝利。シリーズを4勝1敗で終えた。
ワールドシリーズ全5試合のスコア| 試合 | 日付 | スコア | シリーズ状況 |
|---|---|---|---|
| 第1戦 | 10月23日 | ブルワーズ 3-2 レイズ | MIL 1勝0敗 |
| 第2戦 | 10月24日 | ブルワーズ 5-4 レイズ | MIL 2勝0敗 |
| 第3戦 | 10月26日 | ブルワーズ 10-1 レイズ | MIL 3勝0敗 |
| 第4戦 | 10月27日 | レイズ 4-3 ブルワーズ | MIL 3勝1敗 |
| 第5戦 | 10月28日 | ブルワーズ 4-1 レイズ | MIL 4勝1敗 |
出典:MLB公式「2026 Postseason Results」。スコアはレギュレーション終了時の最終結果。
第1戦・第2戦は接戦を制したブルワーズ第1戦はブルワーズが3対2で勝利。両チームの力が拮抗する展開となったが、ブルワーズが1点差を守り切った。
続く第2戦も5対4という1点差の試合だった。レイズは最後まで食い下がったものの、ブルワーズが連勝。ホームでシリーズの主導権を握った。
第3戦は10対1の大勝第3戦ではブルワーズの攻撃力が爆発した。最終スコアは10対1。特に5回には大量8得点を挙げ、レイズの投手陣に大きな負担を与えた。
この勝利によってブルワーズは3連勝。ワールドシリーズ初制覇まであと1勝に迫った。
第4戦はレイズが意地の1勝3連敗で後がなくなったレイズは、第4戦で4対3と勝利した。これによってシリーズは3勝1敗となり、ブルワーズの優勝決定は第5戦へ持ち越された。
ブルワーズにとっては優勝目前で取りこぼした試合だったが、翌日の第5戦で立て直すことになる。
第5戦はブルワーズが4対1で勝利10月28日の第5戦では、ブルワーズが4対1でレイズを下した。
先発のジェイコブ・ミジオロウスキーは5回2/3を無失点に抑える好投を披露。ふくらはぎのけいれんによって途中降板したものの、レイズ打線に得点を許さず、試合の流れをつくった。
打線では新人のクーパー・プラットが2打点を記録。ウィリアム・コントレラスも6回に適時二塁打を放ち、リードを広げた。9回にはレイズが1点を返したものの、最後はトレバー・メギルが締めくくった。
これによりブルワーズは球団史上初のワールドシリーズ優勝を達成。MLB公式の試合総括によれば、レギュラーシーズンでは球団記録となる103勝を挙げ、ポストシーズンも11勝2敗という圧倒的な成績で頂点に立った。
【ALCS・NLCSの結果】ドジャース敗退とレイズの逆転進出
ワールドシリーズの結果を理解するには、その前段階となるリーグ優勝決定シリーズも見逃せない。
2026年のナショナルリーグではブルワーズがドジャースを4連勝で撃破。一方、アメリカンリーグではレイズがガーディアンズとの6試合を戦い、4勝2敗でワールドシリーズへの切符を手にした。
ナショナルリーグ優勝決定シリーズ(NLCS)注目を集めたのが、ブルワーズとロサンゼルス・ドジャースの対戦だ。
| 試合 | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| 第1戦 | ブルワーズ 2-1 ドジャース | ブルワーズ |
| 第2戦 | ブルワーズ 7-4 ドジャース | ブルワーズ |
| 第3戦 | ブルワーズ 6-2 ドジャース | ブルワーズ |
| 第4戦 | ブルワーズ 6-4 ドジャース | ブルワーズ |
ブルワーズはシリーズ4連勝。ドジャースのワールドシリーズ3連覇への挑戦を阻止した。
特に重要だったのは、第2戦と第4戦で見せた試合運びだ。ブルワーズは劣勢からの巻き返しにも成功し、単純な得点力だけでなく、試合終盤の対応力でもドジャースを上回った。
NLCSのMVPにはジェイク・バウアーズが選ばれた。守備でも重要なプレーを見せ、ブルワーズのワールドシリーズ進出を支えた選手の一人となった。
アメリカンリーグ優勝決定シリーズ(ALCS)アメリカンリーグではレイズとクリーブランド・ガーディアンズが激突した。
| 試合 | スコア | 勝者 |
|---|---|---|
| 第1戦 | ガーディアンズ 7-3 レイズ | ガーディアンズ |
| 第2戦 | レイズ 3-1 ガーディアンズ | レイズ |
| 第3戦 | ガーディアンズ 3-2 レイズ | ガーディアンズ |
| 第4戦 | レイズ 3-1 ガーディアンズ | レイズ |
| 第5戦 | レイズ 7-3 ガーディアンズ | レイズ |
| 第6戦 | レイズ 7-3 ガーディアンズ | レイズ |
レイズは第1戦を落とした後、第2戦でシリーズをタイに戻した。第3戦もガーディアンズに敗れたが、第4戦から3連勝。最終的には4勝2敗でシリーズを制した。
この勝ち上がりによって、レイズはワールドシリーズでブルワーズと対戦することになった。レギュラーシーズンの勝率でもアメリカンリーグのトップだったレイズは、短期決戦でも粘り強さを示した。
【2026年ポストシーズンの相関関係】優勝までの勝ち上がりを整理
2026年のMLBポストシーズンでは、レギュラーシーズンの上位チームが順当に勝ち上がるだけでなく、短期決戦ならではの波乱も起きた。
ブルワーズとレイズの優勝争いを理解するため、主要チームの関係と各シリーズの結果をまとめる。
| 大会段階 | 対戦チーム | 結果 | 次の展開 |
|---|---|---|---|
| NLDS | ブルワーズ対パドレス | ブルワーズ3勝1敗 | NLCS進出 |
| NLCS | ブルワーズ対ドジャース | ブルワーズ4勝0敗 | WS進出 |
| ALDS | レイズ対ヤンキース | レイズ3勝0敗 | ALCS進出 |
| ALCS | レイズ対ガーディアンズ | レイズ4勝2敗 | WS進出 |
| ワールドシリーズ | ブルワーズ対レイズ | ブルワーズ4勝1敗 | ブルワーズ優勝 |
この相関から見えてくるのは、ブルワーズがナショナルリーグの強豪を連続して退け、レイズがアメリカンリーグの勝ち上がりチームを破って決勝に進んだ構図だ。
ブルワーズはNLDSでサンディエゴ・パドレスを3勝1敗で下し、NLCSではドジャースをスイープ。レイズもALDSでヤンキースを3連勝で退けており、両チームとも勢いを保った状態でワールドシリーズに進出していた。
また、シリーズごとのMVPとワールドシリーズMVPは、それぞれ異なる評価で選ばれる。NLCSのジェイク・バウアーズ、ALCSのフレディ・ペラルタ、ワールドシリーズのウィリアム・コントレラスというように、各段階でチームを支えた選手にも注目したい。
【ウィリアム・コントレラスがMVP】打撃と守備で優勝に貢献
2026年のワールドシリーズで大きな存在感を示したのが、ブルワーズの捕手ウィリアム・コントレラスだ。
コントレラスは5試合で打率.381、4打点、OPS.864を記録。打撃面だけでなく、捕手として投手陣をリードし、盗塁を試みたレイズの走者4人をアウトにした。
こうした攻守両面での貢献が評価され、球団初のワールドシリーズMVPを受賞した。MLB公式の発表でも、打撃成績と捕手としての働きが受賞理由として取り上げられている。
コントレラスの2026年成績| 項目 | 成績 |
|---|---|
| 2026年レギュラーシーズン打率 | .270 |
| レギュラーシーズン本塁打 | 18本 |
| レギュラーシーズン打点 | 94打点 |
| ワールドシリーズ打率 | .381 |
| ワールドシリーズ打点 | 4打点 |
| ワールドシリーズOPS | .864 |
| ワールドシリーズ盗塁阻止 | 4人 |
| 受賞 | 2026年ワールドシリーズMVP |
出典:MLB公式選手プロフィールおよびブルワーズ公式MVP発表。
第5戦でも重要な適時二塁打コントレラスの働きが象徴的に表れたのが、優勝を決めた第5戦だった。
6回、ブルワーズはクリスチャン・イエリッチが出塁した後、コントレラスが適時二塁打を放ち、追加点を獲得。その後、クーパー・プラットの犠牲フライでも得点し、4対0とリードを広げた。
最終的にレイズの反撃は1点にとどまり、ブルワーズが勝利。コントレラスの打撃が優勝を引き寄せる重要な場面となった。
捕手としての価値も高く評価捕手の評価は打率や本塁打だけでは決まらない。投手の特徴を把握し、相手打者の傾向に合わせた配球を組み立て、走者の動きを管理することも重要な仕事だ。
コントレラスは今シリーズで盗塁阻止を4度記録し、レイズの機動力を封じた。加えて、ABSチャレンジシステムを使った判定への対応でも存在感を発揮した。
つまり、今回のMVPは単に打撃成績が優秀だったからというだけではない。攻撃、守備、投手陣の統率という捕手に求められる複数の役割を果たしたことが、受賞の大きな理由となった。
【MLB試合日程と最新スコア】今日の試合結果を確認するポイント
2026年11月1日時点では、ワールドシリーズが10月28日に終了しており、2026年シーズンのポストシーズンもすべて決着している。
そのため、今シーズンのMLB今日の試合結果を探している場合、レギュラーシーズンやポストシーズンの新しい試合が続いているわけではない。2026年の最終結果を確認する時期に入っている。
試合結果を確認する際の3つのポイント1. MLB公式の試合結果
試合の最終スコア、勝利投手、敗戦投手、セーブ、打撃成績などを確認するならMLB公式の試合記録が基本となる。特にポストシーズンは、シリーズ全体の勝敗と各試合の結果を分けて見ると理解しやすい。
2. レギュラーシーズン順位とポストシーズンの結果を区別する
順位表で上位に入ったチームが必ずワールドシリーズを制するわけではない。2026年のドジャースは100勝を記録したが、NLCSでブルワーズに4連敗した。シーズン全体の実力と短期決戦の結果は別々に評価する必要がある。
3. 2027年の試合日程を確認する
2026年のシーズン終了後は、次の春季キャンプや2027年レギュラーシーズンの日程が注目される。MLB公式サイトには2027年のスプリングトレーニングおよびレギュラーシーズンの案内が掲載されている。
なお、2026年の結果を振り返る場合は、レギュラーシーズンの最終順位、地区シリーズ、リーグ優勝決定シリーズ、ワールドシリーズの順に確認すると、各チームがどのように優勝争いを進めたのかが把握しやすい。
【メジャーリーグの結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のメジャーリーグで優勝したチームはどこですか?
A1:ミルウォーキー・ブルワーズです。10月28日のワールドシリーズ第5戦でタンパベイ・レイズに4対1で勝利し、シリーズ4勝1敗で球団史上初のワールドシリーズ制覇を達成しました。
Q2:ブルワーズ対レイズの第5戦の結果は?
A2:2026年10月28日の第5戦はブルワーズが4対1で勝利しました。先発のジェイコブ・ミジオロウスキーが5回2/3を無失点に抑え、クーパー・プラットやウィリアム・コントレラスも得点に貢献しました。
Q3:2026年のワールドシリーズMVPは誰ですか?
A3:ブルワーズの捕手ウィリアム・コントレラスです。5試合で打率.381、4打点を記録し、盗塁阻止4回など守備面でも優れた働きを見せました。
Q4:2026年のドジャースはワールドシリーズに進出しましたか?
A4:進出していません。ナショナルリーグ優勝決定シリーズでブルワーズと対戦し、4連敗で敗退しました。
Q5:2026年のアメリカンリーグ優勝チームはどこですか?
A5:タンパベイ・レイズです。クリーブランド・ガーディアンズとのALCSを4勝2敗で制し、ワールドシリーズに進出しました。
Q6:2026年のレギュラーシーズンで最も勝利数が多かったチームは?
A6:ミルウォーキー・ブルワーズです。103勝59敗、勝率.636でメジャー全体のトップとなり、球団史上最多勝利を記録しました。
Q7:2026年11月1日現在、MLBの試合は開催されていますか?
A7:2026年のワールドシリーズは10月28日に終了しており、2026年シーズンの試合はすべて終了しています。次に注目されるのは2027年のスプリングトレーニングとレギュラーシーズンです。
2026年のメジャーリーグは、ミルウォーキー・ブルワーズの球団史上初となるワールドシリーズ制覇が最大のニュースとなった。
今シーズンの重要な結果を振り返ると、次の5点に集約できる。
- レギュラーシーズンはブルワーズが103勝59敗で全体1位。
- NLCSではドジャースを4勝0敗で撃破。
- ALCSではレイズがガーディアンズを4勝2敗で撃破。
- ワールドシリーズはブルワーズがレイズを4勝1敗で下して優勝。
- ウィリアム・コントレラスがワールドシリーズMVPを獲得。
特に注目すべきなのは、ブルワーズがレギュラーシーズンの103勝という実績を、ポストシーズンでも結果につなげたことだ。ドジャースをスイープし、レイズとのワールドシリーズでも投打のバランスを保った。
また、コントレラスのMVP受賞は、野球における捕手の価値を改めて示す出来事だった。打撃成績に加え、投手陣のリードや盗塁阻止など、数字だけでは見えにくい貢献も優勝には欠かせない。
今後のMLBを追う際には、単日の試合スコアだけでなく、勝率、得失点、ポストシーズンでの勝ち上がり、選手個人の攻守の成績を組み合わせて見ることが大切だ。2026年はブルワーズが歴史を変えたシーズンとして、長く記憶されることになりそうだ。