杭州大会の正式名称は「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」です。大会名には2022年と記されていますが、実際の開催は2023年。サッカー競技は男子が9月19日から10月7日まで、女子が9月21日から10月6日までの日程で実施されました。
サッカーの試合は大会の開会式に先行して始まりました。そのため、アジア大会全体の開催期間とサッカー競技の日程を同じものとして扱うと、初戦の日付を取り違える可能性があります。
日本サッカー協会(JFA)が発表した大会資料では、男子はU-22日本代表、女子は狩野倫久監督が率いるアジア競技大会日本女子代表が参加。男女ともグループステージを経て、決勝トーナメントでメダルを争う方式でした。
なお、以下に掲載するキックオフ時間は日本時間です。中国・杭州との時差は1時間で、日本のほうが1時間進んでいます。JFAの公式試合結果を確認する際にも、この時差を意識すると現地時間との混同を避けられます。
【男子サッカー】U-22日本代表の日程・対戦カード・試合結果を完全整理

杭州アジア大会の男子サッカーには、U-22日本代表が出場しました。グループDでパレスチナ、カタールと対戦し、2連勝でグループステージを突破。決勝トーナメントでも安定した戦いを続け、決勝まで勝ち進みました。
日本代表の試合日程と結果は次のとおりです。
グループステージの対戦カード- 2023年9月20日(水)20:30
- 日本 3-1 カタール
- グループステージ第1戦
- 2023年9月25日(月)20:30
- 日本 1-0 パレスチナ
- グループステージ第2戦
日本は初戦のカタール戦を3対1で制し、続くパレスチナ戦も1対0で勝利しました。グループDを首位で通過し、ノックアウトステージへ進出しています。
JFAの組み合わせ発表によると、男子グループDは日本、パレスチナ、カタールの3チームで構成されていました。4チームで編成されたグループとは試合数が異なる点も、大会日程を確認するうえでのポイントです。
決勝トーナメントの試合日程・結果- 9月28日(木)20:30|ラウンド16
- 日本 7-0 ミャンマー
- 10月1日(日)20:30|準々決勝
- 日本 2-1 朝鮮民主主義人民共和国
- 10月4日(水)19:00|準決勝
- 日本 4-0 ホンコン・チャイナ
- 10月7日(土)21:00|決勝
- 日本 1-2 韓国
決勝トーナメント初戦のミャンマー戦では7得点を記録。準々決勝では朝鮮民主主義人民共和国との接戦を2対1で制しました。
続く準決勝ではホンコン・チャイナに4対0で快勝。決勝進出を果たし、韓国との優勝決定戦に臨みました。
決勝は1対1で前半を折り返したものの、後半に韓国に勝ち越しを許し、最終スコアは1対2。日本は惜しくも優勝を逃しました。
JFAの試合レポートでも、U-22日本代表は先制しながら逆転負けを喫し、銀メダルとなったことが報告されています。グループステージから決勝までの6試合で5勝1敗という結果でした。
男子は韓国との決勝で敗れたものの、若い世代にとって国際大会の決勝を経験したことは、今後の代表強化を考えるうえでも注目される結果です。
出典:日本サッカー協会「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」男子代表試合日程・結果、試合レポート。
【女子サッカー】日本女子代表の日程・結果と金メダルまでの軌跡
女子サッカーでは、アジア大会日本女子代表が優勝を果たしました。グループステージから決勝まで6試合を戦い、全勝で大会を終えています。
グループDには日本、ベトナム、ネパール、バングラデシュが入りました。日本は3試合すべてで複数得点を挙げ、失点ゼロでグループステージを突破しています。
女子グループステージの日程・結果- 2023年9月22日(金)20:30
- 日本 8-0 バングラデシュ
- 2023年9月25日(月)20:30
- 日本 8-0 ネパール
- 2023年9月28日(木)17:00
- 日本 7-0 ベトナム
初戦のバングラデシュ戦を8対0で勝利すると、ネパール戦でも同じく8得点を記録。第3戦のベトナム戦も7対0で制しました。
3試合合計23得点、無失点という内容でグループステージを終了。攻守両面で相手を上回り、決勝トーナメントへ進みました。
準々決勝・準決勝・決勝の日程- 9月30日(土)20:30|準々決勝
- 日本 8-1 フィリピン
- 10月3日(火)21:00|準決勝
- 日本 4-3 中国
- 10月6日(金)21:00|決勝
- 日本 4-1 朝鮮民主主義人民共和国
準々決勝のフィリピン戦では8得点を挙げて準決勝へ進出しました。
大きな山場となったのが、中国との準決勝です。日本は4対3で競り勝ち、決勝進出を決めました。得点を重ねる一方で、相手の反撃を受ける試合展開となり、男子とは異なる緊張感のある勝負でした。
10月6日の決勝では朝鮮民主主義人民共和国と対戦。日本は4対1で勝利し、見事に金メダルを獲得しました。
JFAの公式マッチレポートでは、日本女子代表が大会連覇を達成したことが報告されています。グループステージから決勝まで、6試合すべてに勝利した大会でした。
男子が韓国との決勝で銀メダルに終わった一方、女子は決勝で勝ち切って金メダルを獲得したことが、杭州大会の日本サッカーを象徴する結果となりました。
出典:日本サッカー協会「アジア競技大会日本女子代表 試合日程・結果」「連覇のアジア競技大会日本女子代表が金メダル獲得」。
【大会の関係性・比較表】男子と女子の日程、対戦相手、最終成績を一覧で確認
杭州大会のサッカーを理解するには、男子と女子の大会期間だけでなく、日本代表の所属グループ、対戦相手、決勝の日付をまとめて比較すると分かりやすくなります。
以下はJFAの大会組み合わせ発表と公式試合結果を基に整理した、主要エンティティの関係一覧です。
この比較から分かるのは、男女でグループステージの試合数が違い、決勝の日付も1日ずれていたことです。男子は10月7日、女子は10月6日に優勝決定戦が行われました。
また、男女とも決勝の相手は異なりますが、アジアの強豪国との対戦が大会終盤の大きな焦点となりました。
特に女子は中国との準決勝を制した後、朝鮮民主主義人民共和国との決勝でも勝利。男子は準決勝でホンコン・チャイナを下したものの、韓国との決勝では一歩及びませんでした。
【テレビ放送・ネット配信】杭州大会のサッカーはどこで見られた?
杭州アジア大会2023のサッカー競技は、地上波のTBS系列と動画配信サービスのU-NEXTが中継を担当しました。
U-NEXTのライブ配信U-NEXTは大会期間中、アジア大会の各競技をマルチチャンネル形式でライブ配信しました。サッカー男子のU-22日本代表については、開会式に先行して行われた9月20日のカタール戦も独占ライブ配信の対象として発表されていました。
複数の競技が同時進行するアジア大会では、地上波の放送枠だけではすべての試合を網羅できません。U-NEXTのマルチチャンネル配信は、サッカーを含む複数競技を追いかけたい視聴者に向けたサービスでした。
TBS系列の地上波中継TBS系列でも大会の注目競技を生中継。男子決勝の日本対韓国や女子決勝など、サッカーの重要な試合が放送されました。
ただし、全試合が地上波で放送されたわけではありません。試合ごとに放送・配信の対象が異なるため、当時の番組表やU-NEXTの配信スケジュールを確認する必要がありました。
なお、2023年大会の配信情報は過去の大会に関するものです。2026年の愛知・名古屋大会では放送・配信スケジュールが別に設定されており、杭州大会の視聴情報をそのまま適用することはできません。
出典:U-NEXT公式ニュースリリース「アジア大会中国・杭州」のライブ配信について。
【2026年との違い】愛知・名古屋アジア大会のサッカー日程と大会結果
2026年11月現在、愛知・名古屋で開催された第20回アジア競技大会もすでに終了しています。杭州大会との違いを理解するには、開催地だけでなく、男子・女子の競技期間、参加チーム数、日本代表のカテゴリー、最終結果を比較が必要です。
2026年の男子・女子サッカー競技期間愛知・名古屋大会のサッカー競技は、男子が2026年9月15日から10月3日まで、女子が9月14日から10月2日までの日程で実施されました。
日本代表の大会結果を含め、JFAが公表した情報は次のとおりです。
男子・U-21日本代表
- グループステージ:9月15日~23日の期間
- 準々決勝:9月26日
- 準決勝:9月30日
- 決勝:10月3日
- 決勝結果:韓国 1-0 日本
U-21日本代表は準々決勝で朝鮮民主主義人民共和国に1対0で勝利。準決勝ではウズベキスタンと1対1で引き分け、PK戦を9対8で制して決勝に進みました。
しかし、決勝では韓国に0対1で敗れ、銀メダルとなりました。
女子・日本女子代表
- グループステージ:9月14日~21日の期間
- 準々決勝:9月25日
- 準決勝:9月29日
- 決勝:10月2日
- 決勝結果:朝鮮民主主義人民共和国 2-2 日本(PK戦3-5)
女子は準々決勝でフィリピンに4対0、準決勝で韓国に2対0と勝利。決勝では朝鮮民主主義人民共和国と2対2で引き分けた後、PK戦を5対3で制しました。
JFAは2026年10月3日付のマッチレポートで、日本女子代表の大会3連覇と金メダル獲得を発表しています。
男子は杭州大会と同じく韓国との決勝で敗れて銀メダル、女子は杭州大会に続いて金メダルを獲得しました。女子はこれで大会3連覇を達成したことになります。
2026年大会では参加チーム数も変更された愛知・名古屋大会では、競技日程の調整にも注意が必要でした。
大会組織委員会は2026年7月29日、サッカーの参加チーム数が当初予定の男子16チームから15チーム、女子16チームから12チームに減少したことを公表しました。これに伴い、試合数と競技スケジュールの変更が行われています。
このため、2026年大会の情報を調べる場合は、当初発表された組み合わせだけではなく、変更後のJFA公式日程・試合結果を参照することが欠かせません。
2023年杭州大会と2026年愛知・名古屋大会では、開催期間も代表チームのカテゴリーも異なります。杭州大会のU-22日本代表と、愛知・名古屋大会のU-21日本代表を同じチームとして扱わないことも、過去の結果を調べる際のポイントです。
出典:日本サッカー協会、愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会、JOCの2026年大会公式資料。
杭州アジア大会のサッカーを振り返る際、最も重要なのは、男子と女子を分けて日程と結果を確認することです。
大会全体の期間だけを見ていると、男子の10月7日の決勝と女子の10月6日の決勝を混同しやすくなります。加えて、グループステージの対戦相手や試合数も男女で違います。
情報を調べる際には、次の3つの判断基準を押さえておくと便利です。
1. 大会名の年号と実際の開催年を区別する「第19回アジア競技大会(2022/杭州)」という公式名称と、実際の開催年である2023年は区別して理解する必要があります。「杭州アジア大会2023」と「2022/杭州」は、基本的に同じ大会を指しています。
2. 男子はU-22、女子はアジア大会日本女子代表として確認する男子の試合結果を検索する場合は「U-22日本代表」、女子の場合は「アジア競技大会日本女子代表」という名称が手掛かりになります。一般的なサッカー日本代表の国際Aマッチと混同しないことが大切です。
3. 公式日程と放送予定は別々に確認する試合の開催日、キックオフ時刻、対戦相手を確認する場合はJFAの試合日程・結果が基本資料になります。一方、テレビ放送やネット配信は放送事業者の発表が基準です。
この2つを分けて調べることで、試合自体は開催されていても地上波中継がなかったというケースや、放送開始時刻とキックオフ時刻の違いも整理できます。
また、2026年の愛知・名古屋大会はすでに終了しているため、現在は予定表よりも実際の試合結果と公式記録を優先して確認するのが適切です。
【杭州アジア大会サッカー日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:杭州アジア大会のサッカーはいつ開催されましたか?
A1:2023年9月19日から10月7日まで開催されました。男子は9月19日から10月7日、女子は9月21日から10月6日の日程で実施されています。
Q2:杭州アジア大会の男子サッカーで日本は優勝しましたか?
A2:優勝ではなく銀メダルです。U-22日本代表は2023年10月7日の決勝で韓国に1対2で敗れました。
Q3:杭州アジア大会の女子サッカーで日本は優勝しましたか?
A3:優勝しました。2023年10月6日の決勝で朝鮮民主主義人民共和国に4対1で勝利し、金メダルを獲得しました。
Q4:日本代表の試合は日本時間で何時に行われましたか?
A4:男子はグループステージとラウンド16、準々決勝が20時30分、準決勝が19時、決勝が21時でした。女子は試合によって17時、20時30分、21時などに設定されていました。
Q5:杭州アジア大会のサッカーはどこで放送されましたか?
A5:2023年大会ではTBS系列の地上波中継とU-NEXTのライブ配信がありました。U-NEXTでは複数競技をマルチチャンネル形式で配信していました。
Q6:2026年の愛知・名古屋アジア大会のサッカーはいつ開催されましたか?
A6:男子は2026年9月15日から10月3日、女子は9月14日から10月2日まで開催されました。男子は韓国が優勝して日本は銀メダル、女子は日本がPK戦で朝鮮民主主義人民共和国を破り、3連覇を達成しました。
杭州アジア大会2023のサッカー競技は、9月19日から10月7日まで実施されました。男子のU-22日本代表は韓国との決勝で敗れて銀メダル、女子の日本代表は朝鮮民主主義人民共和国を破って金メダルを獲得しています。
男子はカタール、パレスチナとのグループステージを突破し、決勝まで進出。女子はバングラデシュ、ネパール、ベトナムを下し、決勝トーナメントでも全勝を続けました。
そして2026年の愛知・名古屋大会でも、男子は韓国との決勝で銀メダル、女子は金メダルという結果になりました。特に女子は3大会連続の優勝を達成し、日本サッカーのアジア大会における実績をさらに積み重ねています。
過去の杭州大会を調べる場合は、男子・女子の区別、日本時間のキックオフ、グループステージと決勝トーナメントの順序を確認することが大切です。JFAの公式日程・試合結果を基準にすれば、2023年大会と2026年大会の違いも正確に把握できます。