日本女子代表は予選ラウンドで8勝4敗、21ポイントを獲得し、18チーム中6位で決勝ラウンドへの進出を決めた。
しかし、準々決勝でブラジルに敗れたため、最終順位は7位となった。
日本対ブラジルの準々決勝は1対3で敗戦試合は2026年7月22日にマカオで行われた。
| セット | 日本 | ブラジル |
|---|---|---|
| 第1セット | 26 | 24 |
| 第2セット | 22 | 25 |
| 第3セット | 16 | 25 |
| 第4セット | 20 | 25 |
| 合計 | 1セット | 3セット |
日本は第1セットを26-24で先取したが、その後はブラジルの攻撃とサーブに対応しきれず、3セットを連続して落とした。
ブラジルはこの勝利で準決勝に進出。日本は準々決勝敗退となった。
日本の7位は過去2大会と比べても注目すべき結果日本は2024年大会で準優勝、2025年大会では4位に入っていた。
そのため、2026年の7位は直近2大会の成績を下回る結果となった。
ただし、予選ラウンドでは8勝を挙げて決勝進出を果たしている。予選での安定した戦いと、ノックアウト方式の試合で勝ち切る力は分けて評価する必要がある。
今大会の結果は、日本代表が次の国際大会に向けて攻撃の精度や強豪国との競争力を高めるうえで、一つの課題を示した。
【女子バレーの順位決定の仕組み】勝敗数と勝ち点はどう関係する?

VNL女子の順位を正しく理解するには、予選ラウンドとファイナルラウンドの違いを把握しておきたい。
予選ラウンドは18か国が12試合を戦う2026年大会では、男女それぞれ18チームが参加した。
女子は3週間にわたる予選ラウンドで、各国が合計12試合を戦う。試合結果に応じて勝敗数と勝ち点が決まり、最終的な予選順位が確定する。
ファイナルラウンドには、原則として予選上位7チームと開催国の計8チームが進出する。
2026年の開催国は中国だったため、予選9位だった中国にも出場権が与えられた。一方、予選8位のポーランドは決勝ラウンドに進めなかった。
ここが2026年大会の順位を理解するうえで、特に要点だ。
勝ち点の配分は4パターン予選ラウンドでは、セットカウントによって獲得できるポイントが異なる。
| 試合結果 | 獲得ポイント |
|---|---|
| 3-0で勝利 | 3ポイント |
| 3-1で勝利 | 3ポイント |
| 3-2で勝利 | 2ポイント |
| 2-3で敗戦 | 1ポイント |
| 0-3で敗戦 | 0ポイント |
| 1-3で敗戦 | 0ポイント |
つまり、試合に勝つことだけでなく、フルセットに持ち込んだ場合の結果も順位に影響する。
例えば、3-0のストレート勝ちと3-2の勝利では、どちらも1勝だが獲得要点は異なる。
順位を決める4つの基準VNLの予選順位は、次の順番で決定される。
1. 勝利数: 勝ち数が多いチームが上位。
2. 勝ち点: 勝利数が同じ場合、獲得ポイントが多いチームが上位。
3. セット率: 勝ち点も同じ場合、獲得セット数を失セット数で割った数値を比較。
4. 得点率: セット率も同じ場合、総得点を総失点で割った数値を比較。
それでも決着しない場合には、対戦結果などの追加基準が適用される。
2026年の順位表で見る具体例日本とオランダは、予選ラウンドでともに21ポイントを獲得した。
しかし、日本は8勝4敗、オランダは7勝5敗だった。
そのため、勝利数を優先する順位決定方式によって、日本が6位、オランダが7位となった。
また、セルビアとドイツはどちらも5勝7敗だったが、セルビアは20ポイント、ドイツは17ポイント。勝ち点の差によってセルビアが上位になっている。
このように、単純な勝ち点ランキングだけではVNLの順位を正しく読み取れない。
【歴代ネーションズリーグ女子優勝国】2026年までの王者とMVP
女子ネーションズリーグは2018年に始まり、2026年大会までに8大会が開催された。
歴代の優勝国を見ると、アメリカ、イタリア、トルコの3か国がタイトルを獲得している。
歴代女子VNL優勝国一覧| 開催年 | 優勝国 | 準優勝国 |
|---|---|---|
| 2018年 | アメリカ | トルコ |
| 2019年 | アメリカ | ブラジル |
| 2021年 | アメリカ | ブラジル |
| 2022年 | イタリア | ブラジル |
| 2023年 | トルコ | 中国 |
| 2024年 | イタリア | 日本 |
| 2025年 | イタリア | ブラジル |
| 2026年 | トルコ | ブラジル |
2020年大会は新型コロナウイルス感染症の影響で開催されていない。
FIVB公式の歴代優勝記録によると、アメリカは2018年、2019年、2021年に3度優勝。イタリアも2022年、2024年、2025年に3度のタイトルを獲得している。
トルコは2023年と2026年の2度優勝し、女子VNLの主要な強豪国として存在感を示している。
2026年大会MVPはメリッサ・バルガス33得点
決勝・ブラジル戦の個人得点
2026年大会の最優秀選手(MVP)に選ばれたのは、トルコ代表のオポジット、メリッサ・バルガスだ。
決勝のブラジル戦では、チーム最多となる33得点を記録した。
FIVB公式発表によると、この33得点は男女を通じたVNL決勝の1試合における個人最多得点記録となった。
バルガスは第3セットだけでも11得点を挙げ、試合の流れを引き寄せた。トルコがブラジルを逆転で下した背景には、彼女の決定力があった。
また、ブラジルは今大会の準優勝によって通算5度目の銀メダルを獲得。優勝には届かなかったものの、女子VNLで安定した上位成績を残し続けている。
【順位表を見るときの注意点】予選順位と最終順位を混同しない
VNL女子の順位情報を調べる際には、どの段階の順位なのかを確認することが大切だ。
特に2026年大会では、中国の開催国枠による出場と、日本の準々決勝敗退が順位の違いを生んだ。
よくある3つの誤解誤解1:予選1位のチームが最終優勝する
実際には、予選1位のアメリカは最終5位だった。決勝ラウンドでは一発勝負となるため、予選での成績がそのまま最終順位になるわけではない。
誤解2:予選8位までが必ず決勝に進む
2026年は開催国中国が予選9位だったため、上位7チームと中国が進出した。予選8位のポーランドは出場できなかった。
誤解3:日本の7位は予選順位を示している
日本の予選順位は6位、最終順位は7位だ。検索結果や順位表を見る際には、予選ラウンドとファイナルラウンドの表示を区別する必要がある。
FIVB公式順位表で確認すべき項目国際バレーボール連盟(FIVB)の公式競技情報やVolleyball Worldの順位表では、次の項目を確認すると情報を整理しやすい。
- Preliminary Phase:予選ラウンド順位
- Final Standings:大会最終順位
- Wins / Losses:勝利数・敗戦数
- Points:獲得勝ち点
- Set Ratio:セット率
- Point Ratio:得点率
日本バレーボール協会の大会結果にも最終順位と日本代表の試合結果が掲載されている。順位を調べるなら、単なるランキングだけでなく、試合結果と合わせて確認するのが確実だ。
【バレーボールネーションズリーグ女子順位】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の女子ネーションズリーグで優勝した国はどこ?
A1:トルコ女子代表だ。7月26日の決勝でブラジルを3対1で下し、2023年以来2度目の優勝を達成した。
Q2:2026年の日本女子代表の最終順位は何位?
A2:7位。予選ラウンドでは8勝4敗、21ポイントで6位だったが、準々決勝でブラジルに1対3で敗れた。
Q3:女子VNL2026の全18か国の最終順位は?
A3:トルコ、ブラジル、イタリア、中国、アメリカ、カナダ、日本、オランダ、ポーランド、チェコ、セルビア、ドイツ、ベルギー、タイ、ドミニカ共和国、ウクライナ、フランス、ブルガリアの順だ。
Q4:2026年大会のMVPは誰?
A4:トルコ代表のメリッサ・バルガス。決勝のブラジル戦で33得点を挙げ、MVPに選ばれた。
Q5:VNL女子の順位は勝ち点だけで決まる?
A5:勝ち点だけでは決まらない。まず勝利数を比較し、同じ場合に勝ち点、セット率、得点率の順で順位を決める。
Q6:予選9位の中国が決勝ラウンドに進出できた理由は?
A6:2026年大会の開催国だったためだ。開催国枠が適用され、予選9位でも決勝ラウンドへの出場権を得た。
2026年のバレーボールネーションズリーグ女子大会は、トルコがブラジルとの決勝を3対1で制し、2度目の優勝を飾った。2位はブラジル、3位はイタリア、日本は7位という結果だった。
今大会の大きな見どころは、予選4位から優勝まで駆け上がったトルコ、開催国枠で決勝に進んだ中国、そして予選6位から最終7位となった日本の戦いだ。
順位を正しく理解するには、予選ラウンドの勝敗・勝ち点と、決勝ラウンドのトーナメント結果を分けて考える必要がある。特に開催国枠の存在は、単純な予選ランキングとは異なる最終順位を生み出す要因となった。
歴代大会を見ても、アメリカ、イタリア、トルコが優勝を分け合う状況が続いている。日本代表が次の大会で再び上位進出を果たせるか、世界の強豪国との戦いから目が離せない。